ちばてつや賞受賞作「誰が為にブザーは鳴る」が記憶に新しい、高校生作家(この春卒業らしい)の新作読み切りは、前作のチャレンジングな表現とはまた違いほっこりプリン漫画です。 「普段なら絶対に買わないちょっとお高めのプリンを買ってしまった自分」と向き合いすぎてめんどくさい子になっちゃてる主人公が可愛すぎます。
※ネタバレを含むクチコミです。
悪eスポーツなんてものがあったとは…恐ろしや 今更なのかも知れないけどママの髪型すごい面白いな、元からこんなんだったっけ?
カレーとネコ先生の「みよう」シリーズ。今回は完全にタピオカに飽きてしまったママが、ドリンクの上手さの秘密(=行列とストレス)を生かしてタピオカ屋を開くお話。 ここまで読んできて気づいたけど、このシリーズってもしかして汚いこち亀なのでは…?🤔時事ネタを皮肉ったママが必ず破滅する流れは読んでいて安心感がすごい。 【過去作】 異世界に転生してみよう フリマアプリで転売してみよう YouTuberで人気者になろう
カレーとネコ先生の異世界に転生してみよう。、フリマアプリで転売してみように続く読切シリーズ3作目。 「ママはもう あなたがお金に 見えるのよ」、「立て続けに友達死んでんのか?」でクソ笑いました。 最後のページの柱に「応援・苦情はコチラまで」と描かれてて、そこも含めて面白かったです。この切れ味のままぜひ連載化してほしい。 ハズキルーペどわ〜〜い好き♡
マンバでサムネを見た時からメチャクチャ面白そうだな〜と思って読んだ作品。マジで超よかったです…! 息子が奴隷女の霊に取り憑かれているチェ家の元に、歳もとらず病気にもかからぬキム・ソバンという男が訪れる。男は人や人でないものが死に際に“恨”を持つことで生まれる存在のことを「トッケビ」と呼び、それを祓ってやると家の主に伝えるが…。 自分の知らない、外国の民俗文化が反映された心霊話がテーマというだけでもおもしろいのだけど、それ以上に絵と演出がメチャクチャよかった! コマが物語に合わせてダイナミックに割られていたのが雰囲気を高めていたり、見開きシーンでは水墨画のタッチを活かしたり。そしてソバンの吹き出しの枠が人魂のように揺らめき、尾を引くことでセリフの順番を示していたのが面白かった! https://i.imgur.com/DsCvZXF.jpg (『トッケビ』モス) これ、1話完結でソバンが旅しながら各地のトッケビを祓う話にならないかな…この絵のクオリティを保つためにアフタヌーンとか月刊誌とかで連載化してほしい…!! 【DAYS NEO×ヤングマガジン「弾丸掲載権獲得杯」】 https://daysneo.com/info/yanmagayomikiriresult.html 【ヤングマガジン 2019年48号】 https://comic-days.com/magazine/10834108156684697908 【元掲載ページ】 https://daysneo.com/works/cd6a1c866a26592f1010cb1adf397f75/episode/4a1295ca60dabe8651ae43fda81c9d08.html
ほのぼのコミックエッセイみたいな絵柄で繰り広げられる鋭いギャグが良かった…好きです。 「NAVERまとめで得た浅い知識で転売やってんじゃねーよ!!」は草 https://twitter.com/kareneko02/status/1134824625756467200?s=20
タイトル通りのヒロインが登場する分かりやすいラブコメなんだけどなんか好き。無駄が嫌いなんだけど完璧に無駄を省けている訳ではない夢田梨さんが可愛い。作中には特に描かれてないけど替えのパンツ持ってくるの忘れてるだろうなーと思った。毎週6Pでもいいから連載化したらいいのに。
きんぎょ注意報ならぬ、人魚注意報。 人魚の飼育が認められている世界。 ある日人魚が空から降ってきて、名前もつけて飼うことにするも、雨の日に空へ帰ってしまうという短いけれどドラマティックなお話でした。 サクッと読めるのもいいけれど、人魚が家に来てどう生活が変わったかの描写も読んでみたかった。
ある日、トイレで吐いた吐瀉物はむくむくと好きな人の形へと変化し、それ以来部屋では彼女と、思ったことを思ったように好き放題行っていた。 思春期に、自分勝手で利己的であった自分から、他人との境界線を感じ、思うようにできるものとできないものを理解し、ひとつ殻を破るまでのお話。 人はある時期まで、万能感に包まれなんでも出来る気がするし、他人は自分の望むことは何でもしてくれるものだと思ってしまうフシが誰しもある。 それは、母性由来の影響だと僕は思っていて、子の望むことに対して極力親は叶えてあげたいもので、それが「願い事は基本的に叶う」という万能感につながる。 無理なものは無理で、他人や他人の心を自分の好きなように動かすことなんて基本的にはできないし、無理やり好きなように行動させられたとしてもそこに心はないといつかは悟るはずだ。 そこのややこしいところを、思春期に日常の対人関係の中で一歩踏み込んだ人ととの対話で自然と学んでいく。 それは部活であったり友人であったり恋人であったり。 その通過儀礼を若い時期に果たせなかった人たちがたまにいるヤバイ大人やクレーマーへと化けるのだ。 他人は「お母さん」ではない。 なので、ある意味、この主人公は自分のお母さんとセックスしまくっていたことになる、と考えたらまさに「吐き気」が止まらない。 少し不思議で手痛い授業料だったが、これで一つ大人になった。 主人公がこの体験を客観的に言語化してキチンと自覚できるようになるのはまだ先かもしれないが、感覚で分かっているはずだ。 他人を思う通りにしようなどおこがましい。 好きな人は、モノを扱うように好きにできるものではなく、一人の人格を持った者だ。 "だからこそ"面白いし、恋焦がれる。 甘く切ないひと夏のいい想い出。 この経験を糧に、これから主人公は本当の意味で恋をしていくのだろう。 あー、考え様によっては人生は面白くなっていくように作られているんじゃないだろうか。 最高かよ、人生。
昨今のラノベが中高生でなく、社会人に売れているのはいまやよく知られたことだ。この社会人が疲れている。とても疲れているから、インスタントなものを好む。そんな情勢をいくところまでやりきったギャグ漫画。 ここではわかりやすく、失敗例を出して、オチを付けているが、どうなんだろう。もっとインスタントなのが流行ったりして……
ピンチの時にはしもべのしもべえ(強面のオッサン)を呼びつけることができるアプリをインストールした女子高生が、事あるごとにしもべえに助けてもらうが、最後は予想外にほっこりする読切。 心の中で「しもべえ〜」と呼ぶだけでどこにいても駆けつけてくれるので、しもべえは妖精的な存在なのかも知れない。元彼が今カノと一緒に歩いてるところ見たくないって言って、しもべえがふたりの間に入って歩いたのは可愛かった。 ちなみにアプリは一度インストールするとアンインストールはできないそうです。
構成から絵からもはや神の御業レベル。過去の傑作「Boichi作品集 HOTEL」に通じる部分はあるものの、根底にある人間賛歌は、今作の方がより色濃かったように思う。原作のORIGINを未読の人でも楽しめる読切だが、最高のエピローグを見たいのならば、原作ラストを読んでから手を出した方が絶対に良い。この読切がどうかORIGINの最終巻に収録されますように…
カーチェイスしかけられてんのに全く気にも留めず女をいじる図おもしろすぎる アオリ運転してくる奴がこんな奴だったら笑っちゃうけど 真面目にハンドルを握れと言いたいところだけどもっとやれと思ってしまうなw
マジで作者変態すぎるw 変態界のキング👑 最高です! ぜひみなさんも読んでみてください!
【掲載誌】 ヤングマガジン2017年No. 52(2017年11月27日発売)に掲載 【受賞歴】 『ぱらぽねら』第429回(1月期) 月間新人漫画賞 奨励賞+TOP賞 受賞 【公式ページなど】 WEBヤンマガ http://yanmaga.jp/weekly/backnumber/2017/2017-52.html
安い物件に取り憑いている男の幽霊と、漫画家志望の女の子の話。 幽霊の目線で話が進むのだが、はじめはウキウキしていた女子との生活も次第に幻滅するようになり… いつしか女の子がパンイチで、漫画をガリガリ描き続けているのを応援することに。 生きている人間の夢と、死んでしまった人間の未練がシンクロするように描かれていて、とても読後感の良い読切だった。
ちばてつや賞受賞作「誰が為にブザーは鳴る」が記憶に新しい、高校生作家(この春卒業らしい)の新作読み切りは、前作のチャレンジングな表現とはまた違いほっこりプリン漫画です。 「普段なら絶対に買わないちょっとお高めのプリンを買ってしまった自分」と向き合いすぎてめんどくさい子になっちゃてる主人公が可愛すぎます。