少女漫画界で無自覚ビッチを描かせたら右に出る者なし(?)な石田拓実先生が、シェアハウスモノを描いた意欲作。 若い男女が一緒に暮らせば、そりゃこうなるよなー……という予想のやや上くらいを、もだもだしながらも突っ走っていくヒロインに、ドロっとした生々しい青春を感じる。
タイトルは所謂ネット上の炎上ではなく、御手洗家、つまり自宅が火事で物理的に炎上するところから始まる物語。その火事によって全てを奪われた姉妹が主人公のリベンジ・サスペンスなんだけど、少女漫画然とした人間関係の複雑な絡まり方や感情の起伏の様子が見事にサスペンスに落とし込まれてる。それぞれのキャラが個々に自分の思惑のために動き回るので、作品全体の緊迫感は常に高い位置でキープされている。 電書で各話販売もやってるからなのか1話ごとの引きも素晴らしくて、かつ単行本単位で読むと着実に事態が進展していて次の巻が楽しみになる。 そして4巻の引きを見る限りおそらく次の5巻が一番の盛り上がりになりそうなので、興味を持って頂けた方は是非今のうちに一気読みしてほしい。 4巻まで読了
※ネタバレを含むクチコミです。
朝比奈元子役:橋本愛 榊郁夫役:田中泯 お二人のコメントが素晴らしい。 https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/30000/319534.html
"世界の終わり"をテーマに海野つなみ先生が10作品の原作を担当し、それぞれの作画を10名の著名作家が描き下ろすという豪華すぎる短編集! 逃げ恥のイメージが強すぎる海野先生ですが、ほぼ全編SFやファンタジー要素を含んでおり、本当にひとりの人が書いたの!?と疑いたくなるほど多様なストーリーです。圧倒的才能ッ… 個人的なお気に入りは、栗原まもる先生、ひうらさとる先生、樋口橘先生、おかざき真里先生の話が好きです(絞れない)。 電書だと海野先生が描いたネームが全話分読めます。興味がない人はないと思いますが…描く人は見て損はないかと。
明治時代で自分と瓜二つの「雛子様」と出会う陽菜。 入れ替わったり一人で飛び出したりで、好きになってはいけない人との恋愛。 これが雰囲気だけで終わらせてないので面白い。 明治時代の人間関係を描くだけだと遠くて感情移入できないですが、現代の高校生が主人公なので自然と胸キュンできます! 恋愛部分はさすが河内遙、と行った感じで。 少女漫画読み慣れて若干ワンパターンに飽きてる人にも多分新鮮と思えるでしょう。 明治女子、着物&ブーツ可愛いです… 美味しいとこ総取り漫画
毎度おなじみ、ももち先生の問題提起シリーズ。 セクハラ・パワハラに声をあげられないおとなしい派遣社員が、あっという間に追い詰められていく。 友達に相談するくらいええんやないの、と思えるのは自分がそういう性格だからで、誰にも言えない人もいるのだろう。 せめてSNSや公共の相談窓口に行ければよいのだけれど。
正直、買って読むべきか悩んだけれど…タラレバ1巻を読んだ時に受けた雷に打たれたような衝撃をまだ忘れられなかったので読みました。相変わらずの三人がそこにいてよかったです。 元彼たちがみんな仲良くなっているのもお決まりっぽくていいと思います。 リターンズを読んで、やっと自分の中で完結してくれた、と感じました。
少女漫画界で無自覚ビッチを描かせたら右に出る者なし(?)な石田拓実先生が、シェアハウスモノを描いた意欲作。 若い男女が一緒に暮らせば、そりゃこうなるよなー……という予想のやや上くらいを、もだもだしながらも突っ走っていくヒロインに、ドロっとした生々しい青春を感じる。