その他の感想・レビュー3417件<<5960616263>>本宮ひろ志が伊能忠敬を描く新連載がグラジャンでスタート!猛き黄金の国 伊能忠敬 本宮ひろ志名無し※ネタバレを含むクチコミです。バカバカしくてあなどれないお見合いはあなどれない 桐島いつみ野愛たまに箸休め的な感覚で読みたくなる桐島いつみ先生の作品。 シュールなのか勢いだけなのかよくわからないパワープレイなギャグ漫画なのに、なぜかふわふわっと読めてしまう。 ・美人なのに写りが悪い写真を使って、お見合い相手の本質を見極めようとする「お見合いはあなどれない」 ・とっても仲良しな夫婦なのに、3年目の夫婦は仲が悪いという世間の目を意識して旦那に浮気させようとする「3年目はあなどれない」 ・彼女と一緒に進学校に行きたいのに、芸能人御用達の学校もしくはアイドル事務所に入ることを母親に強要される「親バカはあなどれない」 皮肉がきいてそうと言えばきいてそうだけど、読んでみるとただひたすらにバカバカしいのがあなどれない。 学びなんてなくていいじゃない、頭ゆるゆるにして読みましょう。理想のためなら犠牲にしてもいい人がいるのか?ザ・ムーン ジョージ秋山hysysk理想のためなら犠牲にしてもいい人がいるのか?危険に晒されている人がいて、助けられるのが自分たちだけなら危険を冒してでも助けるべきか?突然強大な力を持ってしまった子供たちがその権力の危うさに振り回されながら戦う。 正義と悪の戦いというよりは、それぞれが正義と信じるものとのぶつかり合いで、なかなか考えさせられる内容だった。今の世界の状況からしても、重要な議論がたくさん含まれている。何度かアニメ化が試みられては頓挫しているようだが、ぜひ実現して欲しい。 糞虫と呼ばれる忍者みたいなキャラがかっこいい。笑いのセンスが融合してるバクマン! おおひなたごう 爆笑問題かしここんな漫画があるなんて知らなかった。爆笑問題とおおひなたごうの組み合わせってすごく合ってる。20年も前のものなので太田と田中の見た目が若すぎることに違和感はあるけど、時代的なものじゃない笑いのセンスの部分では充分に楽しめた。お互いに今も漫才やってるし漫画も描いてるのすごいですね。「あしたの爆笑問題」での田中の片玉ネタが最高です!高度なギャグでありつつSFでもあるな〜と思いました。またこの組み合わせで漫画をやってほしい。 原作を読んで欲しい漫画 君たちはどう生きるか 羽賀翔一 吉野源三郎名無し原作と比較すると省略や改変があるのですが、原作そのままだと思って漫画を読んだだけの人からツッコまれてる一面にはリバイバル的に有名になった反面、複雑な気持ちになります。 おじさんの語りかけは原作から抜粋した文面コピペ状態ですし、画力は低めのため漫画版であえて読む意味があるのか正直疑問です。 もともと原作の分量が多くないのと漫画版作者が挿絵担当している版も出ているので、本作を読むならそちらを薦めます。あなたはどうやって死にたいですか? #1巻応援女性の死に方 あらいぴろよ 西尾元nyae※ネタバレを含むクチコミです。近未来のレモンハート陋巷酒家 丸岡九蔵さいろくこれはすごい。なにしろ自由だ。 SFとちょっとした小噺を肴に今日も1杯やろうじゃない、って感じで登場人物も面白く、絵柄も相まってすごく温かみを感じる作品。 追記:5巻まで読み終わったけど、もう他作品と比較するようなもんじゃなく、自分の中で「これよこれ」っていう唯一無二の作品に昇格しました。 荒削りだけど女子バスケは良いBREAK THE BORDER 歩さいろく画力高め、表情硬め、展開早すぎるけど…というかもうちょいこうだといいな、とかは正直いっぱいあるけど、「面白そうじゃんこれ」って1巻読み終わってから思った。 続きはよ、って思う作品でした!山田芳裕の初期短編集泣く男 山田芳裕starstarstarstarstarかしこ天才が天才になる前の短編集。荒々しさはあるけどハズレなしで全部が面白い!特にギタリスト木田の壮絶ギタープレイが見れる「木田」と、表紙作の「泣く男」が好きだな。「泣く男」は表紙のイメージよりもシンプルで単純なストーリーなんだけど、ピカソの名画「泣く女」が出てきたり所々の演出がカッコいい。 でもこれを描いた人がこれから日本で1.2を争うくらい面白い漫画を描くようになるって予見できるかって聞かれたら、自分にはそこまでの審美眼はないって思う…。山田芳裕が美大に落ちたって話を知って、自分も優れた才能を見過ごしてるのかもしれないと思いました。懐かしい!!!えとせとら なかざき冬名無し昔に読んだような読んでないような…ぐらいの記憶だったんですが今読むとじんわり懐かしい気持ちになってます。 中華少女と牧師というなんともミスマッチな組み合わせで旅をします! おじいちゃんから譲り受けた「エトガン」で干支の動物が出てくる弾を撃つ、というなかなか面白い設定。 弾を撃つためには動物のエキスを込めなければならないので、馬糞を塗りつけたり虎のパンツを塗り?つけたりかなり強引な装填方法をするのですがドタバタで懐かしい昔の少年漫画の匂いがして好きです! 昔の漫画ってタッチが洗練されてると思うんですよね…この頃の絵柄はこの頃の絵柄でいいものがたくさんあったなと思う今日この頃です。 人情派ベテランスカウト・ガンさん!!隠し球ガンさん やまだ浩一 木村公一名無し野球は全く詳しくないのですがドラフトキングですっかりスカウトマンの熱意と野球選手の人生キャリアをめぐるドラマに魅せられてしまいました。そんな中たまたま他にもドラフト漫画が知り1巻を読んでみたのですがやはり面白い…!! 作中の舞台は1995年頃。 球速120km/hの選手から、金属と木製の違いに悩む大学生五輪選手、アメフトのQB、実績ゼロの内野手、自由契約のベテランまで。 選手の出身校の恩師から家族にまで話を聞き、自費で見に行った試合で選手とほんの僅かに世間話をする。とことん足で稼いでその選手の特性を見抜いたうえで、どのようなキャリアを選択するのが良いか「人生を背負い込む覚悟で」声をかける。 逆に言えば、選手の人生を一番に考えて声をかけないという選択もするということで、この辺に金儲けしか考えていない悪徳スカウトマンと一線を画する人情派な部分がガッチリ出てます。 怪我で自慢の第一歩を失った選手にただのおっちゃんとして自分の昔話をするシーンや、元高校球児の地元熊本まで行き「あの子はこの景色を見てきたんか…」と感じ入るシーンにガンさんの人柄が出てて好きです。 デフォルメがいかにも青年・少年漫画らしい(ちょっとハロルド作石先生っぽい)ところがまたいい。 主人公のガンさんが気のいいおじいちゃんなので、ふざけたり熱く語ったり怒鳴ったり…表情の変化がデフォルメとバッチリハマっていて見応えがありました。 やっぱ野球のスカウトマン熱いな〜!と思えるいい作品です。アンリミで読めるのでぜひ!オシリーナもなかなかの変人だよね鉄人ガンマ 山本康人starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ1巻の表紙を見た時に「あれ?これ子供の頃に読んだことある気がするなぁ…」と思いながら読んでみて、社内ハイキング中にオシリーナの尻を目撃するシーンで確信に変わりました「この尻覚えてる…!」と。せっかくだから改めて本腰を入れて読んでみるかと思ったら、主人公の丸麻照男と自分の誕生日と血液型が一緒なことが判明した。全く嬉しくないけど何となく他人事とは思えなくなるから不思議だ…。ただガンマに感情移入しちゃうとすごく読みにくくて困る(そして意外と長い!)。暇つぶし位がちょうどいい漫画なので気が向いた時にコツコツ読もうかな。令和の今読み返したい、昭和の優しいおばあちゃん利平さんとこのおばあちゃん 法月理栄兎来栄寿「味のある老人を描く」というのは一際困難がある作業です。まだ若い作家であれば自分の実体験に即して描くことができないので、他者への鋭い観察眼または豊かな想像力が必要となってきます。そもそも、マンガの主な購買層である若い読者を想定して主人公も若くしておくことで共感しやすくするのがセオリーとなっているところもあります。 実際、1000万部以上の累計発行部数を誇るメガヒット作品群を見てみても、老人が主人公の作品というのはほとんどありません。島耕作や『蒼天航路』の曹操は物語が進むにつれて歳を重ねましたが、最初から老人を主人公に据えている作品というのはやはりメインストリームではありません。しかも、現在よりももっと男性作家が多かったかつての青年誌というフィールドで老婆が主人公となっている作品は非常に珍しいです。 しかし、私は老人が主人公の作品が大好きです。読書は想像力の翼を広げてくれる行為。自分の人生では味わえないこと・まだ経験していないことを擬似体験させてもらえるのが物語の醍醐味です。老人を主軸に描いた作品は、これから往く道について教えてくれる存在です。派手でキャッチーな面白さはなくとも、含蓄に富み心に響く作品が非常に多いのです。 『利平さんとこのおばあちゃん』でも、主人公のおしげさんが一話完結のお話たちの中で年の功によって多くの若人の良きメンターとなるシーンが幾度も描かれます。おしげさんや周囲の人たちの人情の暖かさが、法月理栄さんの朴訥とした絵柄との相乗効果で胸に優しく沁み渡ります。旦那さんを亡くしても、在りし日の思い出を心の中の宝物として日々を精一杯、笑顔で楽しく生きるおしげさんのようになれたら素敵だなと思います。 だら、だに、ずらなどの方言、茶畑でお茶を栽培をしている様子、また『ゆるキャン△』でも扱われたシッペイ太郎の民話や「清水港の名物は〜♪」と歌われるシーンなどから、静岡の片田舎が舞台であることが察せられます。法月理栄さんは静岡の島田市出身だそうなので、静岡県民の方が読めば私以上に共感できるポイントが多くあるでしょう。 ところで異端な余所者へは風当たりの強さがある一方で、誰かの子供に何かあったら「村の子供」として村人全員で一致団結して助け合う。そんな所には良くも悪くも田舎らしさ・日本人らしさが凝縮されているなとも感じました。それが当たり前であった昭和の時代をありありと感じられる物語を、令和になった今読むのも乙なものです。 どんなやつでも0.2秒であの世へ送ることのできる男地上最強の男 竜 風忍名無し※ネタバレを含むクチコミです。さすがの情報量と台湾愛に満ちたガイド台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記 AKRUhysysk作者は『北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)』のAKRU先生。絵柄の変わりように驚くが、その丁寧な時代考証などのリサーチ力はそのままに、実用性と愛情を兼ね備えた素晴らしいガイドになっている。グルメ情報だけでなく、台湾人の考え方やライフスタイルが見えてくるあたり、マンガの伝達力ってやっぱりすごいと思った。 台湾へは一度だけ行ったことがあって(これにも載っている金峰魯肉飯は本当にうまかった…!)、その時に一通り調べたつもりだったが、ぜんぜん知らない情報も沢山載っている。自分がもっと若ければこの本を片手に台湾に行って1日5食くらいしたいところ。せめてコロナが収まってくれたらなぁ。ムカつく漫画だけど。ワタシ以外みんなバカ【単行本版(オリジナル描き下ろし付)】 かたおかみさお egumi名無しこの漫画の主人公である泉和代は確かに嫌な奴。でも、似たような漫画の「私ってサバサバしてるから」の主人公の網浜奈美よりはまだ救いがある。左遷されたのも一緒だけど、左遷先で、他の同僚の企画を盗んで、無職になった網浜と違って、仕事か 早めの話し合いと殴り合いを夫を捨てたい。 いくたはな野愛夫にキレる私をとめられないを読んだので、答え合わせのような気持ちでこちらも読みました。まあやっぱり胸糞悪いですね! 子どもが産まれても仕事に飲み会に何も変わらない夫。約束は守らない、妻の予定は大事にしない、褒めない、感謝しない。ひどいもんですね。 全部察してくれとは思わないけど、さすがにちょっとは察しません?コミュニケーション不足とか男女差だけで片付けるには酷すぎるなあと。 でも察してくれないやつには言わないといけないんですよね。言わなくても少しは察してくれ、というところまで含めて伝えないといけない。 結局ギリギリまで耐えて爆発して再構築できたけど、わだかまりが完全に消えてないからモラハラしちゃったんでしょうね。 優しい気持ちで話せるレベルのうちに話し合いしましょうね。という教訓だけいただいておきます。2巻にあたる単行本未収録話のメモ終わりと始まりのマイルス1 鬼頭莫宏キキ鬼頭莫宏先生がTwitter上に投稿された単行本未収録話(10話〜15話)のまとめ。 太田出版『マンガ・エロティクス・エフ』 Vol.58 第10話「もうひとつの戦闘」 https://twitter.com/mohiro_kitoh/status/1291666937374679041 Vol.59 第11話「本日戦果、二機撃墜」 https://twitter.com/mohiro_kitoh/status/1294199395416596480 Vol.62 第12話「ねむる女神たち」 https://twitter.com/mohiro_kitoh/status/1296746022249537536 Vol.66 第13話「未来のお手伝い」 https://twitter.com/mohiro_kitoh/status/1299287429036167168 Vol.72 第14話「海で」 https://twitter.com/mohiro_kitoh/status/1301796554773209089 Vol.74 第15話「海からの風邪」 https://twitter.com/mohiro_kitoh/status/1304313350445133824 「死体」とご対面は当たり前、お巡りさんのお仕事。死体コトはこんなことではなかった~新米女警は見た!~【合冊版】 ゴトー ざかマチちさとポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。 劇薬メンタルサポーターメンタル強め美女白川さん 獅子野愛こんな風に強くならないと生きていけない世界はクソだな〜と思うけれど、クソな世界を生きていくしかないので白川さんのメンタルは素晴らしい。 いつでも可愛くて可憐で強くてしなやかでありたい、誰かのためじゃなくて自分のためにそうでありたい。白川さんがメンタル強めでいられるのは結局若くて可愛いからだよね、という言葉は呪いでしかない。 可愛い、かっこいい、優しい、強い、どんなイメージでもいいから自分のなりたい自分でありたい。 悪口言わない、嫉妬しない、嫌なことは嫌って言う、どれも絶対できないことではないんだよな。 いつも心に白川さん。今日も可愛く生きたい。ブサイクいじめてもスッキリしないワタシってサバサバしてるから とらふぐ 江口心名無し網浜さんの容姿が本田さんみたいにかわいくて、網浜さんみたいなイケてないけどサバサバしてて最後は認められる話だったらスッキリすると思う。 ブサイクでサバサバしてるっていう人は、そうじゃないと生きていけないから頑張ってるんだし、結局モデルみたいな顔だけ良かったら特をするという嫌な気分で終わる漫画です。ほぼ絵本で癒しの塊アルマジロのジョン from 吸血鬼すぐ死ぬ 盆ノ木至名無し絵本というだけあって左開き。最初ページが捲れなくてライブラリを再起動してしました。ジョンがメロンパンの間に並べられて撮った写真がクソ可愛い。 この本のおかげでちゃんとアルマジロは吸血鬼と関係のある動物だと知れて何気にすげー勉強になった。 もう少し読み応えがほしい気もしたけど可愛いのでOKです! THE MOMOTAROH 1巻感想THE MOMOTAROH にわのまこと名無し基本的に奇面組みたいな二頭身で話が進んでいくスタイルが安心感ある。「ひきょーもお経もあるかーい!!」みたいな懐かしい言い回し(最近だと映像研ぐらいでしかみない)や、登場人物がコマを剥がしたり、話の冒頭でいままでのストーリー無視していきなり主人公による深夜ラジオが始まり本筋に戻り、また話の途中でいきなり作者からのメッセージが入り……。言葉回しから次元を無視したメタギャグからやりたい放題。これでまだ1巻というのがすさまじい。 他の方の感想に「ギャグの密度が濃い」とありましたが本当にそうとしか言えない。(あと全然プロレス知らないけどプロレスネタがすごい多いんだろうなということだけはなんとなくわかった。) キャラで言うとキンちゃんが好きですね!あの金太郎ヘアスタイルでハンサムさを失わない真の二枚目であり、それでいてボケもノリノリでやる良い人。 アンリミで1巻読んだのですが普通に続きが気になります。 ▼どーかわかってくれマスチン人間がケーキの世界そらをみてはいけない 【短編】 洋介犬名無し新刊で見つけてなんじゃこりゃと思って買ってみた。人間が被食者側になるSFもので1話4ページでサクサクすすむ。宇宙人にとって人間の脂肪は美味いらしくケーキみたいなもんで、「美味い部位」だけ食って残すとこが残虐で卑しい。500年間吐き気を催す投薬を受けて宇宙人のためのジュース生産機にされる女の子の話が良かった。 1話が短いし、誰がどう立ち向かうのかちょっとしか見えてきてない(4巻時点)けど、食糧人類が好きな人は好きだと思う。 (追記) めちゃコミで独占先行配信してる作品らしいです。 https://sp.comics.mecha.cc/books/139200<<5960616263>>
※ネタバレを含むクチコミです。