漫画アクションの感想・レビュー345件<<45678>>なぜか清々しい、でも犯罪 #読切応援これは犯罪です。 ワダユウキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。日本競馬漫画界のこち亀馬なり1ハロン劇場 よしだみほピサ朗もはやそう言っても差し支えない長期連載ギャグ漫画。 基本は擬人化された競走馬たちやホースマンをネタにしてレースやドラマをギャグ仕立てで描いていくショートギャグなのだが、連載年数が30年以上という長さ、そしてネタにするのが競馬だけあってその当時の血統地図、観客目線で感じられたドラマ、万馬券、馬に対する印象などなど、非常に広範囲。 基本はギャグ漫画とはいえ馬やホースマンを題材にするだけあり、茶化してはいけない話題には手を出さないようにしているが、牧場見学のマナーや当時の問題点(ストライキ、税制)なども触れており、コレを読むだけで浅いながらもかなりの広範囲、それこそこち亀で現代日本の通俗史を学ぶ程度には競馬史を学べる。 連載開始がオグリキャップブームを追い風にしてのことなので、必然的にそれ以降の年代が主要なネタ元になっているのだが、天の采配か、オグリキャップの引退=サンデーサイレンスの導入という日本競馬史の一大転機が重なっている事も有り、連載年数の長さも手伝い当時から現代に繋がる競馬事情を少なからず感じられるだろう。 ギャグ漫画としてはやはり競馬ネタがある程度分かった方が更に楽しめるが、クスリと笑わせてくるネタが多く爆笑と言った風情では無い。 ただし競馬知識不要なネタも多く、擬人化された動物漫画でもある事、ライトな話題が殆どなだけに競馬を知ったばかりの方、知らない方でも全く問題なく読める。映画化もされた復讐劇オールド・ボーイ 嶺岸信明 土屋ガロンかしこ最初の設定がズバ抜けて面白いですよね。雑居ビルの7階と8階の間に7.5階があって、そこの監禁部屋に前触れもなく10年監禁させられ、その間は昼と夜に出前の中華を食べ続け、ある日突然釈放されたと思ったら、犯人から動機を当てるゲームに参加させられる。シンプルなのにすごく引き込まれる設定です。 あとがきを読むと先の展開を決めずに連載をしていたらしいですが、だからこそ追い込まれる人間の心理描写にリアリティがあって、犯人の動機にも納得させられました。 10年前に韓国映画版を観た時は、エリちゃんが主人公の娘だったという映画版オリジナルのオチに衝撃を受けたのですが、漫画でこのオチだと後味悪すぎるし、そういう可能性も含めて復讐は終わっていないんだと解釈しました。フランスでも人気らしいと聞いて絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル 櫻井稔文名無しちょっと手を出しにくい表紙かもしれませんが読んでみると面白い。 女にだらしない下っ端ヤクザが会長の妻と娘に手を出した報復として、ギャルに改造され性犯罪者100人が潜む無人島に放たれてしまう…!という話。 とにかく変態達のキャラ立ちがすごい!強姦魔の趣味が日曜大工でベランダで鳩時計を作ってるとか「なんそれ!?」って感じで笑わせてくれたり、フランケンシュタインみたいな男と友情が生まれる感動があったり、実は主人公の父親も紛れ込んでいたりと、個性的な変態達それぞれのエピソードも盛りだくさんでした。面白くてマジであっという間に読み終わります。 嘘だろと思ったけど、フランスAmazonの「Hentai」カテゴリーでも1位になったのは本当らしい。なぜだ…? https://ddnavi.com/news/276431/a/ 「黄昏ゴルフ倶楽部」読んでみた黄昏ゴルフ倶楽部 弘兼憲史 玉城晃 木村和久名無し弘兼憲史の完全監修と銘打ってますが、それは本当なのかと疑いたくなるような物足りなさがありました。これを読むなら黄昏流星群や島耕作を読んだ方がよっぽど面白いと思います。ただし連載先がゴルフ雑誌だということを考慮すればこれもありかもしれません。毎週楽しみに読まれている方もいらっしゃるはずです。個人的には女性の話よりも、主人公の喜寿を迎えた元上司が当時のライバルと人生最後のゴルフで賭けをする話の方が好きでした。仏教世界を垣間見るようだ…K 谷口ジロー 遠崎史朗名無し登山趣味だったんですがコロナ禍により登れていません。 気持ちだけでも山漫画読みたいな〜と漁りはじめました! 山漫画なんですがもはや仏教の世界を覗いている気分になりますね。集中し、耐え、生きて帰れないかもしれないのに山へと登り続ける…。 作中K(ケイ)は神のように扱われますが本人の考えることは登山家としてどう対処するか、それだけ。 そしてだいたい山で滑落してしまった、もしくは動けなくなった登山者を助けることだけを目標に動いている。 ストイックすぎます! 感動と緊張と達成感が伝わってくる作品。 名作でした。なぜこれがアニメ化され、国民的人気作になったのかじゃりン子チエ【新訂版】 はるき悦巳hysysk子供の頃アニメを観ていたが、決して好きではなかった。「好きじゃないなら観るなよ」というのは今だから言えることで、当時はそれほど娯楽の選択肢が多くなく、暇を潰すにはテレビを観ているのが一番だった。 父親は暴力的で賭け事大好き、母親は別居中というのが、子供の頃の自分には恐怖でしかなかった。お父さんがああなったらどうしよう、お母さんが出て行ってしまったらどうしよう…。父親がパチンコに行くことで夫婦喧嘩になった時など、不安になったものだ。 しかし大人になって読み返すと、それぞれ口は悪いがお互いに思い合っているし、保守的な価値観に対する疑問や清濁併せ呑む態度など、生きる上で大切なことがたくさん描かれている。一般的なアニメや漫画に出てくる「普通の幸せな家庭」ではないことも、近い境遇の人達には勇気になったかも知れない。 舞台は大阪の西成区周辺をモデルにしていると思われるが、それも大人になるまでは分からなかった。今なら何故当時の大人たち(アニメの監督は高畑勲)がこの作品を子供達に観せたかったのかというのがすごくよく分かる。そしてジェントリフィケーションや格差の拡大、ポリティカルコレクトネスや自己責任論が吹き荒れる今、また読まれて欲しい作品だと思う。 恐怖を感じない人間に恐怖するアミグダラ 永田一由さいろくバイオレンス・ノワール、っていうのはいい表現だと思った。 ノワール(闇社会)がバイオレンスじゃないわけないと思ったけどw 正直絵は粗いし、ケータイコミック感があるもののストーリー展開は面白いし2巻以降は読む手が止まらない。 連載誌がアクションということで頑張っていただきたい(ハニワットと島さんといいアクションは一風変わってて面白いのが増えてきてる気がする)これは間違いなく人情マンガだモトカノ☆食堂 大井昌和名無し表紙をぱっと見ただけでこれが超SF人情グルメマンガだと気づくのは少々難しい気がする。 木星の軌道にひっそりと佇む大衆食堂「もとかの食堂」の女店主・もとかは、かなりの巨乳美人だけどいたってクールな佇まいで、店に訪れた人にぴったりの食事を振る舞い、癒やします。物語はオムニバスで感覚的には時代も時空?も行ったり来たりするような壮大なスケール。それぞれの話でテーマがはっきりしており、表紙のイメージでスルーしていた人は損してるかもしれません。 広い宇宙のなかただひとりブレずに存在するもとかは、とりあえず「只者ではない」感がすごい。最終話では、幼い頃にもとかに起きたある出来事が描かれてますが、今こうして食堂を続けていることに一気に説得力が生まれるエピソードです。クレヨンしんちゃんは永遠クレヨンしんちゃん 臼井儀人名無しそのキャラクター性と子どもたちを夢中にさせた数々のギャグは、もはや日本人なら誰でも知っていると言っていいほどの国民的作品。 最初は大人向けに描かれたことが伺えるギャグが多く、しんのすけも少し大人っぽく、クールでキザである。巻数を重ねるにつれ、子供にも受ける内容になっていったが、相変わらず下ネタ含むギャグはキレがすごい。作者の臼井儀人氏は本当に頭が良いと関心してしまう。また感動するような話やシーンも多く、どんな人が見ても人間の良さ、楽しさが感じ取れると思う。家族の素晴らしさや友達の素晴らしさもよく描いており、読んで幸せになる漫画である。 これから家を建てる人の参考になるかもやっちまったよ一戸建て!! 伊藤理佐名無し「家ってどういう段取りで建てるの?」が知りたくて読みました。家を建てる予定はないです(笑)。当時29歳バツイチだった伊藤理佐先生が友達にそそのかされてその気になって「一人用一軒家」を建てるエッセイなんですが、漫画のネタになるとはいえ若いのによく決断したなと思いました。この決意はなかなか真似できませんが、家づくりのイロハを知りたかった自分にはちょうどよく学べました。建て売りじゃなくてゼロから自分で設計するって選択肢が無限すぎて悩みそうですが、最後には伊藤先生も「もう一回建てたい!」と言っていたくらい一戸建てにハマってたのが印象的でした。やっぱりマイホームって夢あるんですね。 あれからご結婚をされて、今はもうこの家には住んでいないそうですが(「おんなの窓」に売却した家をこっそり見に行く話があった気がする…)、一人で家を建てて暮らしてた経験があるお母さんってカッコいいなと思いました。パワーワードだらけキャバ嬢ナガレ 郷力也 かわさき健hysysk14歳で男が喜ぶ術を知り尽くしたキャバ嬢が、生き別れた兄を探すためキャバクラを渡り歩く。テクニックを駆使して人の心の隙間を埋め、手にしたお金は困っている人のために使う。 主人公や構成は『ブラックジャック』や『ザ・シェフ』を思い起こさせる1話完結型のダークヒーローもの。演出には『ミナミの帝王』ぽさも感じる(キャラも特別出演する)し、とにかく気持ちいいくらい無茶苦茶なので読んでいて楽しい。1巻感想かってにシロクマ 相原コージ名無し相原コージ先生の作品は初めて読みました。絵がとても可愛らしく生き物たちの厳しい世界がコミカルに描かれています。ギャグについては全然ハマらなくてずっと真顔で読んでましたが、ウリ坊のお母さん💩💩💩のシーンだけ変な笑いが出ました。おもしろい! オラミちゃんまじBIG LOVE愛しのアニマリア 岡田卓也野愛オラミちゃんみたいな女の子になりたい。 明るくて優しくてピュアなギャルマインド。恋愛も夢もまっすぐ追いかける一途さは、王道キラキラ少女漫画の主人公のよう。 好きなひとへの接し方がわからなくてラリアットぶちこんじゃう不器用さもかわいい。 握力500キロのオランウータンギャルという設定の突飛さも忘れるほど、ハイテンションでキュートでピュアなオラミちゃんに魅了されること間違いなし。 基本的にはめちゃくちゃ笑いながら読めるんですが恋する心理描写は繊細で、そのギャップもまたBIG LOVE…!!まだまだ続きそうだな達人伝~9万里を風に乗り~ 王欣太starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載開始からずっと読んでいると思うがGW中に29巻まで一気にまとめて読んだ。端的にいうと原泰久の「キングダム」の少し前の時代から始まり27巻あたりから、「キングダム」時代を被り始める。「キングダム」は秦側から見た場合でこの「達人伝」は秦以外である楚・斉・燕・趙・魏・韓側から見た内容と言えばいいのかな。個人的には「キングダム」の少し前の時代の話がすごい好きなのでむちゃくちゃ楽しめている。 この「達人伝」を含めこの時代を描いているマンガは面白いのが多いな 鄭問の「東周英雄伝」や横山光輝の「史記」も読むとより楽しめる気がします。 人間は誰だって幸せになれるトモちゃんはすごいブス 森下裕美野愛ある意味タイトルの通りと言いますか、トモちゃんは顔立ちも頭身も他の人物とは明らかに違うものとして描かれています。 そんな見た目のトモちゃんですが、あっという間に周囲に溶け込んで生きる気力すらもなくしていたチコちゃんの世界を広げていきます。 トモちゃんは主人公を成長させるためのある意味ドラえもんみたいな存在なんだろうなあ、それ故の見た目なのかなと思っていたのですが、そんな単純なキャラクターではなかったです。 優しくて愛情深くて、チコちゃんや車谷や陽介先生と同じように心に傷を負った人間でした。 チコちゃんが成長すればするほど、幸せになるのを恐れているようなトモちゃんが見えてきます。 物語を追っていくうちに、チコちゃんを見守ってあげてねという気持ちから、チコちゃんはもう大丈夫だからどうかトモちゃんが幸せになってと祈るような気持ちに変化していきました。 最後の陽介先生の言葉が全てです。何度読んでも最後で泣いちゃうんだなあ…。 どんなに壊れていても、傷ついていても、人間はいつだってやり直せるし幸せになれるんだと教えてくれるような作品でした。 切なくも爽やかな感動を呼ぶ、リバーサイドストーリー花に問ひたまへ さそうあきらstarstarstarstarstarひさぴよ「ここは何もないところさ でもね 何があっても水が流してくれるのさーーー」 多摩川近郊の町を舞台に、視覚障害者の青年・一太郎と、生活に困窮する女性・ちはやの、二人の心の交流を描いた物語。 ヒロインである「ちはや」を通し、視覚障害者の現実を知ることができると同時に、ちはやが抱える生活環境の苦しさにも直面させられる。 ちはやの家は、母親が居なくなり父子家庭でアル中となった父親をちはやが世話をして、家計を支えるため、ひたすらに働けども貧しい状態から抜け出せない。心が荒みきって、他人を助ける余裕など全くない状況から物語が始まることからも、この『花に問ひたまへ』が視覚障害者側の綺麗事だけで描こうとしていないことが伺える。 1話目での一太郎と出会いは、非常に気まずいシーンとなっている。早朝、急いで仕事に向かうちはやが、鬼のような形相でエスカレーターを駆け上がって、一太郎の持つ白杖を蹴り落としてしまうのだ。罪悪感を感じながらも、何もせずに立ち去ってしまうちはや。その後、町中のコンビニで一太郎に”発見“されてしまい、彼の優しさによって、ちはやの心は徐々に変わり始める…。 私たちは、障害者の物語と言えば、助けられるのは障害者の役割だと決めつけがちだが、この物語において本質的に手を差し伸べられているのは、ヒロインのちはやの方である。視覚障害者である一太郎が、ちはやにとってのヒーローのような存在となっている事が、人は目だけでモノを見るわけではない、ということを体現しているように思う。 視覚障害者にしかわからないことも、綺麗事抜きで読者に伝わりやすいように描かれていて、リアリティを持って伝わってくる。ヒューマンドラマとしても、ラブストーリーとしても上質な作品でありながら、障害を持つ人たちの日常を考えるきっかけを与えてくれる作品でもある。 ※ちなみに、冒頭でアリの巣を覗いてるお婆さんは、さそうあきら珠玉短編集「子供の情景」に登場する人物だったりするニューウェーブと呼ばれた漫画家の一人地上の記憶 白山宣之starstarstarstarstarかしこアニメ監督の今敏が大友克洋の下で仕事をしていたことは有名ですが、「影響を受けたのは白山宣之」という発言があったことをユリイカの特集で知ったので、白山宣之に興味を持ちました。大友克洋、高野文子、さべあのま…などと共に漫画界のニューウェーブと呼ばれた作家の一人で、特に大友克洋とは映画について語り合ったりとても仲が良かったようです。 復刊ドットコムから再出版された「幻の花」も読みましたが、初めて白山宣之作品を読むなら「地上の記憶」からの方がいいなと思ました。ちなみに「地上の記憶」は遺作集でもあるので、超豪華ニューウェーブ作家仲間からの追悼文も収録されています。それを読むと白山宣之という作家の人物像や作品のよさが尚更よく分かる。どうしてこんなに素晴らしい才能が埋もれてしまう世の中なんだろう…。ウマ娘からきました馬なり1ハロン劇場 よしだみほ名無しご多分に漏れず私もウマの世界の奥深さにずぶずぶとハマってしまい、Wikipediaの閲覧履歴が競走馬のページで埋まったわけですが、そんな人に届いて欲しいマンガです。 最初の10巻あたりがちょうどウマ娘でもフィーチャーされてる時代なので、まずは順番に読んでいけば「あ!これウマ娘でやったやつだ!」が出来るので楽しいです。あらすじを眺めてお気に入りの馬が出てくる巻をつまみ読みしてみるのもよいかも。 https://manba.co.jp/boards/11555/books/1 やっぱり競走馬ってエピソードに富んでいて、それをどのように捉えて描くのかがキモのコンテンツなんやなと本作を読んでても感じます。色々なものに触れれば触れるだけウマ娘のことはもちろん競馬についても解像度が上がっていきますね。 本作は1話4pと読みやすいので、好きなペースで自分なりのウマ世界を広げるのにぴったりだと思いますし、読んでるうちになんとなーく知識が広がっていったり当時の話題や雰囲気が味わえるのが面白いです。 というわけで最後に一番ウマ娘っぽかったオグリキャップ貼っておきます。タバコ吸ってる!(1巻) 「原発事故編」を読んでみた今日もいい天気 山本おさむ名無し前作の「田舎暮らし編」から3年後の話です。この3年間に同居していた奥さんのご両親が亡くなったり、東日本大震災が起こったり、原発事故が起こったり…。あんなに楽しそうに田舎暮らしを満喫していたのに、全く違う漫画になってしまいました。実際にはこれとは比べ物にならない喪失感があるんですね。今作も最初から1年間の連載と決まっていたそうで、途中からどう終わらせるか悩んだそうですが、最後にはハッピーエンドはありえないと断言されていたのが印象的でした。山本おさむ先生の誠実さが感じられました。自分の中のフツウとは。学校へ行けなかった僕と9人の友だち 棚園正一Pom 「学校へ行けない僕と9人の先生」の続編。 著者の不登校の実体験を元に描かれているのだけれど前作を読んで、「自分の中のフツウ」とは何だろう、むしろフツウとは。誰に認められたいのだろう。。など考えさせられた。 今作もフツウじゃないと。と言う言葉が沢山出て来ますが、色んな生き方、考え方があって当たり前でフツウじゃなくてもいい。 つい忘れがちなことを改めて教えてくれた考えさせてくれた作品でした。 過去が客観視できるくらい今を生きてる著者の芯の強さに励まされました。エビちゅかわいいよエビちゅおるちゅばんエビちゅ 伊藤理佐野愛けなげだけどちょっとおろかですごく下品なえびちゅがかわいい。 ご主人ちゃまによろこんでほしくてがんばるけど全部裏目に出ちゃうのが不憫でかわいい。かいしょうなちのことをボロクソ言いつつ2人と一緒に遊びたいのがかわいい。 子どもの頃に読んだ記憶がうっすらあったけど、大人になって読んでみたら9割下ネタで結構びっくりした。9割どころか12割かも。子どものわたしなんで読んだんだろう。 かわいいハムスターに騙されて子どもに買い与えないように気をつけていただきたい。英才教育という意味で早めに読ませるのもアリかもしれない。 あまりの下品さに検索してはいけないワードとして有名になっていたり、韓国ではハム太郎より人気者になっていたり逸話も含めておもしろい漫画だと思います! 選曲がすごい神童 さそうあきら狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。ラストの演奏シーンが神がかってるマエストロ さそうあきらかしこラストのたった2日間の演奏会の為に3巻分の物語がある訳ですが、このラストがマジで神がかっていて腰抜かしました。正直に言うとそこに到るまでのストーリー展開は「神童」の方が面白いな〜という気持ちで読んでいたし、音楽の天才っていうキャラクターもジジイの指揮者より女の子のピアニストの方がやっぱり華があるよな…と思っていたのです。でもラストの演奏シーンは「神童」を超えてましたね。もうジジイなんて呼べない。彼は正真正銘のマエストロです…!さそうあきら先生の描く音楽シーンは本当にすごいなぁ。読んでて興奮しました。<<45678>>
※ネタバレを含むクチコミです。