漫画アクションの感想・レビュー345件<<89101112>>私の為に丼作ってくれる?どんぶり委員長 市川ヒロシ名無しどんぶりってそんなレパートリーあるっけ?と思い読み始めたもの。 うまそう〜 どんぶりってはしたないイメージがあるのでしょうか。 確かに時間がない、洗い物を減らしたいと思う人が選ぶものかもしれません。 しかし!ご飯と具の組み合わせ料理と考えると食欲そそられる! 堅物委員長が丼の虜になるのもわかります。 さらっと漫画にしてあるけどどれも簡単に作れそうで美味しそうです。なんか…エッチだ…さわれないのよ、さわこさん 松林佑名無し※ネタバレを含むクチコミです。10巻一気読みをオススメする!罪と罰 落合尚之名無し※ネタバレを含むクチコミです。あの日から9年か…うみべのふるさと 吉本浩二名無し吉本浩二先生の奥さんの実家がもろに津波の被害にあっていたとは。 津波が来たときの描写も、当時映像で見ていたときに感じた恐怖が蘇るほど恐ろしい。でも漫画としてはすごく面白い。人によってはフラッシュバックの心配もあるけど、あれから何年経とうが、こうして漫画にして色んな人から見た震災を描くことは絶対に意義がある。 漂う不穏さにゾクゾクした僕はラブソングが歌えない 高井唯人野愛※ネタバレを含むクチコミです。人と時を味わう読切寄道銭湯 古日向いろはstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)漫画アクション2020年4号の読切『自販機』ではたった8pで、自販機を軸に少女の半生とかけがえのない友人を描いた一方で、2020年5号では、アラサーらしきOLが引っ越してきた知らない街で吸い込まれるように銭湯に入ってじっくり味わうという振り幅のある読切『寄道銭湯』を描いている。 どちらの読切でも、人や建築物の歴史、時間の流れ、背景を感じとれてとてもいい。 アラサーっぽく見える落ち着いた女性。遅くまで仕事だったのか23時過ぎに銭湯に来た。 銭湯に入ったのは惹かれたのもあるだろうが、引っ越したてだしもう遅い時間だし帰ってから荷解きしてお風呂グッズを出す煩雑さも手伝ってのことだろう。 銭湯とともに時を止めてしまったかのような番台のお婆さん。 ロッカーには、着ていた服をきちんと畳んで入れる几帳面なタイプだと分かる。 急な引っ越しだったっぽいのは、仕事の都合なのか、同棲相手との別れなのか、どこか晴れやかな顔にも見える。 髪が半乾きで帰れるってことは家も近いんだろうな。 最後のコマにはスカイツリーが背景にあるってことは、マップに銭湯も多いしきっと下町なんだろうな。 と、いろんな背景が見えてくる。 それだけでいい漫画だなー。素晴らしいバランスの美少女サイボーグアクションコメディ鉄人マコちゃん タカミstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)世界観はSFだけど基本的にゆるい会話でボケるテンションで進むサイボーグアクションバトルコメディ! https://www.futabasha.co.jp/tachiyomi/vtreader.html?pc=1&fd=ac_makoLR 若くして全身サイボーグに改造されたマコちゃんのハードめな設定かと思いきや、ゆるいボケ連発してくるのとか、前のページでふって次のページの上の方のコマでボケるのとか仕事が丁寧で素晴らしい! ボケってサプライズの味もあるから前のページから見切れずに新鮮な気持ちで読みたいから、その読ませ方にはグッときた!本当に新人なのか? 絵もやたら上手いし、アクションも見やすい。 マコちゃん以外も油断してたらボケてくるからいいんですよね。 1話中盤以降完全なツッコミになってる生体サイボーグ派遣会社のロウでさえも序盤でボケてツッコまれている。 ツッコミ役はツッコミ役のままぶれない絶対的ツッコミではなく、関係性によってはボケにも回り得る相対的ツッコミなのがいまどきの流れっぽくていいなと思った。 『ヒナまつり』好きな人は好きなテイストなんじゃないかな? 作者さんはどうやら初連載?のようで、漫画アクション2017年10月17日号に「緑ワニ」というペンネームで読切?版の『鉄人マコちゃん』を載せているっぽい。そこから連載用にどう変わったのかも気になる。 会話もゆるめだけど、設定もふわっとしてていいなー。 若い時にサイボーグ化した方が強いとか、マコちゃんが全然本当のこと言わないからどこまで信じたらいいのかとか。 シリアスな空気とアホな空気の緩急が素晴らしい。 「サイボーグ」のことをタイトルで「鉄人」と表現しているのも無骨でとてもいい。 作品としてのバランスも素晴らしいし、このままダレずに連載が続いたら絶対アニメ化すると思う! 文句なしに面白い1話目から今後どうなるのか早速気になって仕方ない。 銭湯行きたい寄道銭湯 古日向いろは名無し読んだだけでなんだか癒やされました。画力ももちろん高いんですが、コマ割りとか漫画そのものの描き方が上手いんだと思います。主人公が湯船で足を伸ばしたところは自分も伸びをしたような気持ちになれた。非の打ち所のない良い漫画。モンキー・パンチはカッケェールーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~外伝 吉本浩二名無し若かりし頃のモンキー・パンチを描いた特別読切。1977年からpcに着目し、ルパンの顔をプログラミングで再現してたって話、先見性ありすぎでしょ。周囲の理解ない環境で独学で学習し続けたのもヤバい。ほんとカッケーなぁ。秋の夜長にぴったりBARレモン・ハート 古谷三敏大トロ疲れた時にはレモンハートを読むとほっこりします。 本当にお酒の勉強うってつけなので、これでお酒の薀蓄をためていますが、披露する機会はまだ一度も無いです。 爽やかで温かくて少し不思議な8ページ自販機 古日向いろは名無しページめくったらすごく可愛い女の子が2人見えたので読んでみた作品。 主人公の友達には、「良いことをすると自販機に10円が入ってる」という不思議な力があったが、ある日離れ離れになってしまう。 残された主人公は「良いこと」をするのが習慣となり、いつまでその自販機のお釣り口を確かめ続けていた。 大人になり就職した主人公は、お年寄りに道案内をした帰りに自販機を通り掛かる。なんとそこには10円があっただけでなく、あの友人もいて抱きしめ合う…というお話。 いつまでも友人を想い続ける主人公の健気さ、少し不思議な良さがたった8ページに凝縮されててすごくいい。 無駄なページやくどい説明なしで、背景だけで上手く状況を伝えたりしてて見事だなと思った。 https://twitter.com/iroha_kohinata/status/1224253007740620800?s=20トモダチ使ってバトルしようぜ!トモダチ×モンスター 乾良彦名無し※ネタバレを含むクチコミです。小学5年生の妊娠と出産コドモのコドモ さそうあきら名無しタイトル通り、まだ小学生の女の子が同級生との間に子供を作ってしまうという衝撃的な漫画です。ある意味問題作とも言える。 妊娠し、体の変化に戸惑う春菜を守ってくれたのは、他でもないまわりの子どもたち。どんどん大きくなる春菜のお腹。 何の知識もなくこうなってしまうことは実際にはあってはいけないと思うけど、作中の子どもたちは春菜の妊娠や性教育を通して、何が起こってしまったのかを知ってゆく。 妊娠・出産の現実と照らし合わせて読めば、あり得ないことだらけです。人によっては受け付けないかも知れない漫画です。でも「子供の妊娠」という難しいテーマを扱って、3巻でまとめてるのは率直にすごいと思いました。 これは本当になかなか人に勧められるものじゃないけど、ファンタジーと割り切ってもいいし、関心があったら読んでみて欲しい。読後感はそんなに悪くない、と私は思います。 一見、変態っぽいんだけどぼくは麻理のなか 押見修造名無しちょっと違う。シンプルな話だけど最後まで楽しく読めるのはすごい。 作者の変態インスピレーションからここまで膨らませてるんだと思うとなんとも変態だけど麻理ちゃん可愛いからもういいや!中年のおじさんが高校生の頃にタイムスリップして人生と恋をやり直すハイポジ きらたかし名無し妻に離婚を切り出された中年が久しぶりの風俗でスッキリしようと思っていたら、ひょんなことから高校時代(80年代)にタイムスリップしてしまった…という話。 いじめられていたとかではないが思い残すことの多かった高校時代を、ある種中年の吹っ切れによってちょっと楽しくやり直している。その中でも、のちに結婚することになる妻と、あとはクラスの美人な女の子の間で少し恋心が揺れていたりする。 人生をやり直し、恋もするっていうタイムスリップものの王道ストーリーながら 80年代ならではの文化とか空気感がいい味付けをしている。最終的にはきっと現在に戻ったりするんだろうけど、その糸口もまだ見えないし、とりあえず恋の行方を見守りたい、第一巻だった。夫婦ってなんだろうあなたがしてくれなくても ハルノ晴222心の機微とかすれ違いが丁寧で続きが気になる! 不倫推しではないけど、結婚して数年後に見えてくることもたくさんあるから、物語がきれいにまとまりすぎないことを期待してしまう自分もいる。なんなんだろう。 絵も上手く面白いのだが勢い良すぎて判りにくいみんなミュージカル! アサイ名無しアサイ先生の「木根さんの1人でキネマ」を読んで 凄く面白かったので読んでみた。 面白いけれど判りにくい。 ギャグが難解だ、という意味ではない。 単純に、登場人物が誰が誰だか判りにくくて 何がどうなっているのかわかりにくいのだ。 少なくとも第一巻の最初の数話では。 フォローするわけじゃないが、 アサイ先生としてはチャンと各キャラを描き分けて いらっしゃるのだとは思う。 よくみれば、各キャラの服装や髪型などは 丁寧に上手く描きわけてある。 だがパッと見るだけでは判りにくいのだ。 例として添付画像をあげるが、 一番右の女子が設定上は金髪、 右から三番目の「何?」と言っている子は スカートをはいているけれど実は男子。 一番左の女子は設定上は茶髪らしい。 リエちゃんと呼ばれて揺さぶられている女子は ここでは後頭部しか見えないが、 女の子で、眼鏡をかけていて見た目は スカート男子とそっくりです。 こんな感じで、 絵は上手いのに見分けが付けにくい、というキャラ達が さらにギャグ的にデフォルメされた表情になって ハイスピードなコマ割り展開で入り乱れて動き回るので、 (少なくとも私には)判りにくかった。 ギャグ自体はアサイ先生独特と言って良い感じの とても面白いものなのだし、 それは確かにスピーディに展開されたほうが 面白いギャグだとは思うのだが、 なんとも判りづらくて読んでいて少し疲れてしまった。 だから多分、せっかく面白いマンガなのに、 読みかけて止めてしまった人も結構いるのではと思う。 ギャグ自体は「木根さん・・」に通じるような 何でこうなるんだ!とか お前らメンドクセッ!と笑わせてくれる内容で これでもかっと怒涛のように攻めてきてくれる。 なので自分好みのマンガなのだけれども・・。酒漫画の定番BARレモン・ハート 古谷三敏霧兵衛良かった点 ・1話完結で読みやすい ・難しい内容ではないので寝る前に読むのにちょうどいい 総評 ・古谷三敏のうんちく漫画はどれもいいラブコメかと思ったら違った僕はラブソングが歌えない 高井唯人名無しずっと気になっていた漫画。やっと読んだ。 あらずじに「ラノベの主人公VSエロゲーの主人公」とあったので 学園ラブコメハーレムものでヒロインを取り合うような話だと思って読み始めたら全然違くて、終始ぞわぞわとした怖さみたいなものがすごくあった。 とりあえず主人公ドンマイと声をかけてあげたい。 上下巻一気読み推奨。 「愛しのアニマリアは良き」愛しのアニマリア 岡田卓也兎来栄寿「『恋する乙女は握力500kg!!』とかやばたにえん」 「それな」 「とりまオランウータンのオラミの好きピが隣に住んでるイケオジって話なんだけどー、好きすぎてラリアットかますのジワる」 「それなー」 「でもまじでイケオジ格好よすぎ」 「まず顔が良い、しかも優しい。すこ」 「あと大親友(と書いてタカラと読む)フリルとの過去エピソードどちゃくそエモすぎ」 「あーね。泣けた〜沸いた〜」 「よさみ深いから人類読むべき」 「そーいえばバ先の先輩に秒で読めって渡したんだけど『お前オラミに似てるな』って言われて草」 「ガチションボリ沈殿ゴミ虫〜」 ってマックで女子高生が言ってました女の脅威 どうしようもできない縛られた生活監禁嬢 河野那歩也肉屋横丁謎の女に監禁されてしまう妻と子供を持った男。 これだけ聞くと少し羨ましく思いますが、女の狂気の凄まじさ まだ、4巻までですが、逃げ道がなく追い詰められていく男の苦悩 マンガを読んでいる時間にしかマンガは存在しないマエストロ さそうあきら影絵が趣味『神童』とそれに続く『マエストロ』で、文字通り音楽漫画のマエストロになったさそうあきらですが、長年に渡り疑問に思っていたことがあります。さそうあきらを筆頭に『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子や『BECK』のハロルド作石らの描く音楽漫画はどうしてここまでひとの心を打つのか、ということについてです、肝心の音楽は実際には耳に聴こえないのにもかかわらず。 この謎をひとつ解き明かしてみようではないか、ということで、数年ぶりに『マエストロ』を読み返してはみたものの、まあ、最後のコンサートではボロボロに泣いてしまったんですけど、謎は謎のまま残ってしまいました。 ただ、ちょっとヒントになりそうな台詞が作中にありました。 「音楽って切ないね」 「今確かに美しいものがあったって思っても、次の瞬間には消えてしまうんだ」 「川の、流れのように―――」 「だからこそ、愛おしい―――」 「大切に思うんだ」 つまり、音楽は音楽を聴いている時間にしか存在しないけれども、マンガもマンガを読んでいる時間にしか存在しないということ。この不可逆性、このマンガというコマのうねりと連なりをひとつびとつ読んでゆくことの幸せを今日も逃すことなく噛み締めようと思う次第なのでありました。 せ、せつな…星守る犬 村上たかしやむちゃタイトルは知ってたけど、こんなにグッと掴まれるような話だったんですね。読後に見ると表紙の可愛らしさが際立ってつらい… こういう絆系の話は犬ならではのあるあるだけど、こんな悲しいラストは見たことがない。シンプルな分、おとうさんとハッピーの関係の濃さが見えてしまって悲しいんですよねぇ(泣)思ってたのとちがうセンセイの鞄 谷口ジロー 川上弘美やむちゃめっちゃいいんですけど…。 なんて表現していいのか…大人の恋愛?じゃあ軽いような気もするし… もう始めっから雰囲気良すぎて読んでいて幸せになるの… センセイ…<<89101112>>
どんぶりってそんなレパートリーあるっけ?と思い読み始めたもの。 うまそう〜 どんぶりってはしたないイメージがあるのでしょうか。 確かに時間がない、洗い物を減らしたいと思う人が選ぶものかもしれません。 しかし!ご飯と具の組み合わせ料理と考えると食欲そそられる! 堅物委員長が丼の虜になるのもわかります。 さらっと漫画にしてあるけどどれも簡単に作れそうで美味しそうです。