週刊少年マガジンの感想・レビュー507件<<1819202122>>『トマトいちばん! 』 小堀真 週刊少年マガジン2017年第30号トマトいちばん! 小堀真名無し出オチ感満載の顔面トマト男のお料理ギャグ漫画。 興奮すると顔が潰れて飛び出たり、困っている人がいたら自分の顔を差し出したりとメチャクチャだが、勢いとノリでついつい笑ってしまう もう1人のさくらと小狼の冒険ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE CLAMPリョーコさくらの記憶が羽となり色々な世界に飛び散ってしまったため、小狼がクロガネとファイという異世界の仲間とともに、世界を飛び回って羽を集める話。さくらと小狼といえば、CCさくらのメインキャラとして有名だけど、違う世界の違うさくらと違う小狼という設定。 基本的な話は羽を集めるというだけなんだけど、10巻まではほのぼの楽しそうに旅をしているが、10巻を超えたあたりから急にダークネスが作品全体に溢れ始め、キャラたちの生い立ちが明かされはじめるやいなや明るい話はそういえば全くない(と思う) (個人的には)10巻以降の方が面白いと思うのでを暗さにめげず楽しみにして読んでほしい。また、10巻以降xxxHOLICとのリンクが密になっていくので、できれば同時並行で読んだ方がいい。中華で一番の料理人を目指す料理対決マンガ中華一番! 小川悦司名無し舞台は19世紀末の清王朝の時代。四川省最高のレストラン菊下楼の料理長だった両親を持つマオが新料理長の座をかけて、かつて母の弟子だった男と料理対決をするところから話がはじまる。 基本的に料理に熱中すると3日間くらい不眠不休で仕込みをしたりするので、ある意味スポ根料理漫画とも言えるかもしれない。また料理のシーンも中華らしく火力命なものが多くて派手でいいし、盛り付けが綺麗なやつも中国的な繊細さ(もやしで龍を表現する無茶具合とか)もいい。 あと、料理ももちろん面白いんだけど、マオと料理を競ったり、マオを導く人たちとのヒューマンドラマも面白い。悪役の顔とかリアルな悪そうな顔している。 ちなみに、「真・中華一番」は、途中掲載誌が変わったりしたこともあって、タイトルを変えて心機一転という感じで、「中華一番」の最終話からそのまま繋がって来るので読むときは「中華一番」からがいいと思う。宮島礼吏ワールド彼女、お借りします 宮島礼吏ちゆうAKB49、もののて、と実に勢いのある作品を作ってきた宮島先生のラブコメ作品。キャラクターの表情や躍動、そして、何より台詞!!宮島先生の勢いのある一枚絵に、ここぞという台詞を合わせるとラブコメでも響いてしまうのかと少し驚いています。1話の中でのまとめ方、これからへの期待…見事でした!! レンタル彼女にドキドキする宮島礼吏の新連載彼女、お借りします 宮島礼吏名無し「AKB49」や「もののて」の宮島礼吏の新連載がマガジンでスタート。初めての彼女に振られた心の隙間を埋めるために利用したレンタル彼女がかわいい・スタイルいい・性格もいいという理想すぎる彼女で逆に虚しくなってくる…という始まり さすが宮島礼吏というかわいさで本当に水原さんがかわいい。こんな彼女と付き合いたいと思う。ある種レンタル彼女という職業を真っ正面から描きながら少年誌のラブコメに仕立てたという感じでこれからの展開に期待。見事に少年漫画ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉ちゆうファッションをテーマに…となると、なかなか少年漫画とならないところをしっかりと少年漫画にしている。マガジンっぽい熱量をちゃんと持ちながら、かつ、ファッション漫画を描く…実に面白い一作。何故、ネットにいってしまったのか!?もののて 宮島礼吏ちゆうAKB49の作画でマガジン連載をしていた宮島礼吏先生の単独作品。宮島礼吏作品の持ち味である、キャラクターの生きた表情とここぞ!という台詞の使い方が絶妙で連載で読んでいて1話にちゃんとグッとくるポイントがある、そんな作品…だったのに…いきなりの途中からネット連載へ移行…ネット連載が悪いとかではなく…あの紙独特の迫力、躍動する線を描ける人を何故ネットへ…未だに疑問は残る。。。ネット連載だから面白くなる作品、紙だからこそ面白い作品、得手不得手はあると思うんだけどなぁ。。。 カッコいい青春とは無縁な主人公だが、偉大な男であることは間違いない男おいどん 松本零士starstarstarstarstarマンガトリツカレ男宇宙戦艦ヤマト/キャプテンハーロックのSFや戦場まんがシリーズとも違った4畳半ものの一つ 上京して汚い下宿の四畳半の部屋を借りて貧乏生活をしてるんだけど、自分の道を突き進む主人公の生き様がすげーいい。 よく女性が出てくるんだが、あんまり区別できなかった。 4畳半ものとは下宿の4畳半で物語が進むシリーズの総称と言えばいいのかな(元祖大四畳半大物語/蛍の宿/ひるあんどんなど) ワダチ/大純情くんは4四畳半 + SFなんで厳密には違うと思うんだけどこの辺詳しい人に教えて欲しい。 何もなかった高校生活と独りぼっちの応援団をやり直すアゲイン!! 久保ミツロウ名無し卒業式の日に階段から落ちて気がついたら三年前の入学式の朝にタイムリープしていた…というタイムリープもののコテコテな始まり方をする。 だいたい自分の人生を変えるか、誰かの人生を変えるのどちらかが多いと思うけど、「アゲイン」は主人公の今村が誰とも関わらずに高校生活を終えてしまっていたから、誰かと関わることで自分も変わって(成長して)いく 改めて読み返すと人生の分岐点っていうのは本当にたった一言だったりするんだなと思ったりもした。 潰れかけの応援団とニート一直線の今村くんの人生が復活と再生。鉄板ながら情熱的な展開に惹きつけられる漫画だった。小林まことの新人時代を描いている青春マンガ青春少年マガジン1978~1983 小林まこと名無し「柔道部物語」など小林まことの描く青春は泥臭くもあり突き抜ける爽快感もあって大好きだが、この漫画は小林まことの新人漫画家時代の青春が描かれている。漫画家としてデビューして得た仲間たちと過ごした楽しい時間と、自殺したくなるほどの苦しさの両方が詰まっている。 アメトークでケンコバさんが取り上げたようだが、「JJM女子柔道部物語」などで興味を持ったらぜひこのマンガも読んでほしい。小林まことのエッセンスが詰まっている作品。 『Ride Your Dream』大島司 協力/ノボ ノルディクス ファーマ株式会社 週刊少年マガジン2017年第30号Ride Your Dream 大島司名無し『シュート!』の大島司の読切。 実在のロードバイクチーム「ノボ ノルディクス ファーマ」が登場する。 通常の自転車マンガと異なるのは、1型糖尿病という病を扱っている点だろうか。 啓蒙的な部分に加え、同じ病気に苦しむ人を勇気付けてくれるような内容だった。 http://www.shonenmagazine.com/special/rideyourdream/「かってに改蔵」の頃を思い出させるテイストの久米田的コメディせっかち伯爵と時間どろぼう 久米田康治名無し装丁がとてもスタイリッシュでカッコ良いので久米田康治とははじめ気づかなかったが、読んで見ると幅広いネタをバンバンぶち込んでくるところとかは変わらずの久米田作品でした。下ネタの量も増えたので「かってに改造」の頃を思い出す。 時間を移動できる代わりに人間の時間に換算すると1年しか生きられないが故に時間を無駄にする男を許せないサンジェルマン伯爵と、水滴が口の中にいっぱいになるのは何滴だろうって数えたりするほど時間を無駄に使う時只卓のせっかちとマイペースの2人が喧々諤々しているギャグ漫画。久米田康治ファンなら間違いなく好きだと思う。正統派「邪気眼」的中二病漫画SAMURAI DEEPER KYO 上条明峰mampuku私ことアラサーがこれを読んでいた当時ちょうど中学生だったんですが、控えめに言って最高でしたね。最高に中二。 ・ピンチになると凶暴な人格「鬼眼の狂」が現れて物凄い剣技でばったばったと敵を蹴散らす ・90年代っぽさを残すデザインで下卑た顔の雑魚キャラ ・必殺技を放った後の、「お前もきいただろ、神風(かぜ)の清響(こえ)を」というカッコいいんだかダサいんだかわからない決め台詞 ・1巻から充実したお色気要素 などなど Get BackersやRAVEとならぶ、マガジン黄金期の主力選手ですね。フェアリーテイルがそろそろ終わりそうなんで、ちょっと懐かしさに浸りたくなりました・・・ ※人面犬ではありませんマッシュGO!! 小森陽一 米林昇輝starstarstarstarstarウマタロストーリーも設定もイマイチだった…。 「トッキュー!!」や「海猿」原作の小森陽一ということでかなり期待してたのだが。。 一部では「人面犬マンガ」などと呼ばれているが、 どこか忘れられない味わいのある漫画なのは確か。 唯一の彼女を救うため12年前にタイムリープして不良軍団でのし上がる東京卍リベンジャーズ 和久井健名無しタケミチが中学時代奴隷にされていた不良軍団が12年後に大規模な暴力団的なものに成長していて、当時付き合っていた彼女が殺されてしまう。ひょんなことからタイムリープできることを知って、12年前の過去に戻って彼女が死なない今を手に入れる!的なタイムリープものとしては鉄板ストーリー だが、和久井健は「新宿スワン」描いていたっていうのもあってか裏社会的な怖さとか喧嘩的な激しさがいい感じに混ざっているし、主人公のタケミチは結構ダメな男なんだがそこから成長していく感じもありそうでいいヤンキー少年漫画『はじめしゃちょー物語』漫画:上田敦夫 協力:はじめしゃちょー 週刊少年マガジン 2017年 23号はじめしゃちょー物語 上田敦夫 はじめしゃちょー名無し前号のHIKAKIN物語に続き、今週ははじめしゃちょー物語。 はじめしゃちょーがYouTuberになるまでの話。(美談) 映画のリバイバル上映だそうな聲の形 大今良時名無し見逃していたし見に行きたい気持ち。 チケット取れるかな……。 http://natalie.mu/comic/news/232034あの頃の少年マガジン青春少年マガジン1978~1983 小林まこと名無しマガジン創刊50周年ということで小林まことがデビューして「1・2の三四郎」を連載していた1978~1983のあの頃のマガジンの様子を小林まことが描いている。 最初は小林まことのだらしなさとか漫画家仲間とのあれこれが笑えたりするんだけど、週刊連載の過酷さがだんだんでてきて、最後はやるせない悲しみを味わった。 新人3バカトリオのために描いたようないい漫画だった。 ちなみに小林まことの新人賞受賞作の「格闘三兄弟」が巻末に収録されてて読める。ツッコミどころ多すぎガクラン八年組 しもさか保名無しあらゆるところにツッコミどころがあるけど、名作には違いない。 完結おめでとう!エリアの騎士 月山可也 伊賀大晃名無し11年間も続いていたのか・・・そういえば初めて読んだときは学生だったなぁ https://mantan-web.jp/2017/03/29/20170328dog00m200032000c.htmlジョーの最後あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄名無しこのブログ、あしたのジョーだけで13回も書いてる 内容も面白かった 高森朝雄とちばてつやが終わらせ方でもめたっていう話は有名らしいが初めて知った https://meteorite1932.wordpress.com/2014/03/09/%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E2%94%80%E2%94%80%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F/「エア・ギア」その後を描く読切登場エア・ギア 大暮維人マンガトリツカレ男> 大暮維人「エア・ギア」の読み切りが、本日12月22日発売の週刊少年マガジン2016年4・5合併号(講談社)に掲載されている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000001-nataliec-ent またよみなおしてみるか 主人公の東三四郎より、西上馬之助のほうがかっこいいだろ。1・2の三四郎 小林まことstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男主人公の東三四郎より、西上馬之助のほうがかっこいいだろ。 エア・ギアについて語ろうエア・ギア 大暮維人zoro> 自由に空間を駆けるインラインスケート、A・T(エア・トレック)を使い、街を疾走する暴風族(ストームライダー)たち。A・Tチーム髑髏十字軍(スカルセイダース)が夜の街を席捲していた。東中(ヒガチュー)最強のベビーフェイス・イッキは、髑髏十字軍の罠に落ちるが、リベンジのため、幼なじみのリンゴ達の誘いのままA・Tを手にした。憧れの空へ、誰よりも高く、迅く、そして強くなるためにイッキは跳ぶ! 鬼才、大暮維人が描くハイスピードストリートアクション!! 語りましょう!!!<<1819202122>>
出オチ感満載の顔面トマト男のお料理ギャグ漫画。 興奮すると顔が潰れて飛び出たり、困っている人がいたら自分の顔を差し出したりとメチャクチャだが、勢いとノリでついつい笑ってしまう