電撃コミックスNEXTの感想・レビュー168件<<12345>>武器操作が上手な人らしい嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 槻影 蛇野らい チーコstarstarstarstar_borderstar_borderママ子主人公はマジで強くないのに、周りが何だかわからないけど強いから無茶なこと話言ってきてんだと勘違いしちゃってそのまま進んでいく感じ 主人公もその感じが慣れてしまってるので、変な余裕とかのらりくらりした性格が更に周りに勘違いされる… 逃げ回ってるのになんか知らないうちにクエスト攻略していたり、???となることもあるけどラックの数値が高いのでしょうか。 ゲロ吐きたいの口癖はうーんでした。すげー面白いんですけど、豚レバー豚のレバーは加熱しろ 遠坂あさぎ みなみ 逆井卓馬starstarstarstarstar_border宮っしぃ転生したら豚で美少女と戯れてく話かと思ったら、結構ガチの世界観とストーリー展開で結構衝撃的でした 原作1巻分がすごく漫画で丁寧に描かれてて、世界の核心や背景も漫画だと気になりすぎて原作読もうかと思うぐらいは楽しめた タイトルの通り加熱しない豚レバー食って異世界転生したって始まりなので、タイトルは出だしで回収してちゃいます 転生後の展開はマジで作り込まれてるので、これは久しぶりに大当たり異世界もの キャラも可愛いので、キャラ萌えもかなりできますよ、ジェスちゃんマジで可愛い、豚って呼んでくれるなんてご褒美ですやん父親の心を知ること。導くこと。#1巻応援俺は助産師 反転シャロウstarstarstarstarstar_borderPom 1巻完結の作品です。 母子の話が中心の作品が多い中、父親目線、男性側の目線から妊娠そして出産を見た作品でした。 伊吹くん、少し口は悪いけれど、固くなってしまう方が肩に力入ってしまうしあの口調は彼なりの思いやり、心遣いなのではと思う。 そして、お父さんの心を知って救うことがお母さんの為になることも沢山あるなと思った。 どの家族も根底には愛が溢れてすぎていて、赤ちゃんは当たり前ながら可愛くて、じんわりとしました。自販機擬人化!?自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 九二枝 昼熊 憂姫はぐれ素人ノワール異世界モノの中でこれほど変わった発想のやつはないんでは アニメ化してて気になったので読んでみました。 絵がうっっっまい! トンデモ設定なのに漫画として形にしててすごいです 異世界と現実どっちも俺つえー異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 港川一臣 美紅 桑島黎音starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ現実世界で虐められていた主人公、じいちゃんから受け継いだ家に異世界への扉があり、異世界でチート能力をゲット そしたらすげーステータスが上がって見た目も変わり、現実世界でもステータスは高いまま、異世界現実どっちも女の子にモテ始めて...と良くある異世界現実無双ファンタジーでした。 絵は綺麗で女の子も可愛らしいし、バトルシーンも迫力あるので読んでいて飽きがこないのは良い所 ただ設定は良くある異世界物なので、個人的には可もなく不可もなしな感想でしたこういうラブコメ好き僕と君が夫婦になるまで しのstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ親の借金で苦労していた主人公、突如現れたギャルが全額返済し、ギャルと一緒に結婚することになる ものすごいエロいギャルだが、微妙に初心な所もあり、ヒロインの可愛さがかなり際立ってる 今後の展開次第ではあるが、良作ラブコメになる予感がぷんぷんする...!豚レバーは加熱します豚のレバーは加熱しろ 遠坂あさぎ みなみ 逆井卓馬starstarstarstarstar_border野愛転生ものはあまり得意じゃないですが、タイトルに釣られました。 豚の生レバーを食べて死んだヒョロガリのオタクが豚に転生し、心が読める少女・ジェスと共に旅に出るお話です。 豚さんじゃなくて豚野郎もしくは萌え豚と罵りたくなるほどジェスに対してセクハラ発言(発言はしておらず思ってるだけだから仕方ないんだけど)がひどいですが、豚さんの可愛らしい見た目でだいぶ緩和されています。 もちろん萌え豚野郎な一面だけではなく、ジェスのために体を張ったりオタクの頭脳を駆使したり、豚さんにもかっこいいところはたくさんあります!読み進めていくとちゃんと好感度上がります! タイトルで出オチかと思いきや、コミカルとシリアスのバランスが丁度いい魅力的な作品でした。これはどんどん読んでしまうやつです。 空を見上げることも忘れてしまう様な日常の中で銀河の死なない子供たちへ 施川ユウキstarstarstarstarstarPom 滅亡した星で、死なない子供姿のパイとマッキ。 そこに現れた命尽きることが分かっている人間の女の子、ミラ。 もし仮に、自分が後少しの命で、永遠の命をもらうことができると知っていても、与えられた命を全うする方を選ぶだろうと思う。 パイとマッキは永遠に子供でミラだけ、歳を重ねていく中で、死ぬと分かっている中で、だからあらゆる瞬間が愛おしいって言葉はかなりグッときました。 そうだよな、日々に忙殺されると本当色々忘れがちになる。 でも、ミラだけじゃない、パイとマッキもミラと出会うことで変化していく心情。 パイとマッキの選択は、正解だったと言えるこの先を歩んで欲しいなと願わざるを得なかった。 マッキの決断かっこよかったなぁ。ひんやりツルリ、特殊な好意をお持ちです押して駄目なら押してみろ! 廣瀬アユムstarstarstarstarstarママ子男の子に興味がないのに、蛇にヒートアップして蕩けた顔見せてしまう。 押せ押せの清楚系ヒロインと毎回押し負けてしまうヘタレ系先生の、かわいいやりとりが毎回たまりません。 食欲を効率よく満たしてるだけなのに、悩んで結局・・・エロいー。 急にアップになったり緩急が好きです。 正直ヘビとか爬虫類は得意ではないけれど、このお話はそれをも忘れさせてくれるぐらい良かったです。仮面女子って新しいジャンル表情が一切わからない白銀さん Bytestarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃyoutuberやってる女の子は身バレしないように仮面を被って学校生活を送っていて、主人公はその配信してる女の子が大好きだが、仮面女子が正体だとは気付いておらず、次第に仮面モードの女の子と仲良くなっていき... 仮面女子の表情が見えないながら、心の動きは結構活発で、照れまくりに嫉妬しまくりと、結構感情表現豊かな女の子は可愛らしい 肉感あるイラストは可愛いし、ラブ要素も強めなので、ラブコメ好きなら読んでおいても損はないかと 数多のラブコメの1つとして楽しめました 自己犠牲なくていいんですか?裏がありますか?いいえ、ないですよ。社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった 結城鹿介 髭乃慎士starstarstarstarstar_borderママ子流れ星に打たれて気づいたら評価ランクの低い会社から高評価なホワイト企業へ転職? 新人として紹介されていたが、それまでの経緯が全くわからない。 勤務時間や手当、仕事のやり方などどんなことでも騙されているのではないかと疑ってしまう。 他の社員たちからは想像もできない劣悪な会社だったから、もうここは異世界なんだろう笑 今までとは違った好待遇に驚愕するさまが何とも痛々しいが面白いです。その花は青東風のように瑞々しく咲いて #1巻応援シルフの花姫 かめじろ兎来栄寿以前にTwitterやpixivでも連載され人気を博していた『シルフの花姫』が商業版としてリメイクされ、単行本1巻が発売されました。 以前に描かれていたバージョンとは大枠の設定は同じですが、個々のエピソードなどかなり異なっているので商業版は商業版として、以前のバージョンは以前のバージョンとして別々にどちらからでも楽しめます。 本作はヴァン・フルール王国の第一皇女で国王の座を継いだナターリアと、彼女に献身的に付き従おうとする何かとお節介なシスター・サラのふたりの関係性が主軸となっている(公称)ファンタジー百合ストーリーです。 風の精霊シルフの強大な力を宿し先王から現王に受け継がれる風剣シルフィードを欲して王家に近付くものが絶えない中で、自分に近付いてくるサラの真意を警戒するナターリア。しかし、サラにはナターリアが思い描いていることとはまるで違った確固たる切実な理由があり、その目的を果たすためにサラは奮闘していきます。 何をおいても主要キャラふたりの魅力と関係性が本作の肝です。皇女と聖女、身分の違いはありながら通ずる部分もあり、それぞれの足りない箇所をお互いが補い合うような絶妙な間柄。ゆっくりと縮まっていくお互いの距離。長年筆者の中で熟成されたからこそ出るコクがあります。 百合的な部分の濃度に関して言えば商業版1巻部分ではスロースタートな感じですが、番外編などで今後への期待感を高めてくれます。以前のバージョンを見れば解りますが百合成分は元々かなり濃く、メインストーリー的にも設定を踏まえて盛り上がっていくはずなので楽しみです。 線が以前よりラフなのは連載で時間的制約があるからかもしれませんが、ご自愛していただくと共に内側で煮え滾る欲望のままに筆を奔らせ、美しい大輪の花を咲かせていって欲しいです。メスガキ漫画…か??♀️ガキとおじさん サラマンダ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 エロ要素強め比羅坂日菜子がエロかわいいことを俺だけが知っている。 紺矢ユキオstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ両片思いの男女が、相手のことを思いながらオナる光景が頭に浮かんでくるけど、それを隠しつつ相手のことを思い続け、恋が実るかのヤキモキを楽しむ内容 エロ要素強めだけど、頭に浮かぶ呪い?の様なものをかけられたり、神様のような存在がいて〜と、少し不思議な要素もあるので、ラブコメのスパイスとして良かった 個人的にはエロ要素強めなのは良いが、もう少し不思議要素強くしてくれて、エロがスパイスの方がバランス良く楽しめたかなぁって印象でした絵が綺麗!神さまがまちガえる 仲谷鳰starstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。#この2巻を読め!神さまがまちガえる 仲谷鳰あうしぃ@カワイイマンガ意外とこの『神さまがまちガえる』2巻について触れる人がいないなぁ。いやこれ、凄いですよ。 詳しく説明しようとするとネタバレ回避が難しいのですが、「バグが発生する世界と順応する人間」という1巻の楽しさをベースにしながら、人間存在のあやふやさ、世界に対して自分は主か客か、という問題に急速に足を踏み込んでゆくシリアスさとスリリングさがあります。 マンガを読む時、主人公がいて、大抵は主人公の知覚・思考を軸にページが進行してゆき、それにあまり疑いを持たないですよね……おっとこれ以上は言い過ぎだ。読んでない人!1巻で止まっている人!この凄い2巻を読んでね! そして本作の作者は不朽の百合名作『やがて君になる』を生んだ仲谷鳰先生なのですが、本作のようなSF的凄みを味わいたければぜひ『仲谷鳰短編集』を読んでみてください。百合もそうでないのも、不思議な面白さいっぱい! (ハッシュタグは勝手に作りました) 俺の嫁と書かれたら処分しにくい死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話 秀starstarstarstarstar_borderゆゆゆ失踪し、遠い地で病死して帰ってきた息子・明宏。 両親のもとに届いた遺品には「俺の嫁」と書かれた手紙を持つ、スリープ状態のアンドロイド・ケイコが入っていた。 訂正。 ただのアンドロイドでなく、アンドロイド型ラブドールです。 とはいえ、健全なコメディなので、ラブドール要素はオマケです。 ケイコさんは普段からアンドロイドらしからぬ振る舞いをしているため、読者が普通の人と勘違いしかけるタイミングでロボット感あふれる性能を発揮します。 それに対して登場キャラクターたちがボケたりツッこんだり。 ケイコさんにそんな改造をした明宏くんの話になって、ふと故人を偲んだり。 笑いだけでなく感動もできる漫画です。 主に登場する人物は明宏くんの妻かつアンドロイドのケイコさん、明宏くんのご両親、明宏くんの幼馴染の田中くん、田中くんの子供。 個性的な面々が揃っています。 全2巻なので、サクッと読めます。 コメディなので1巻の流れがずっと続くかと思いきや、物語は予想外の方向に向かいます。 気持ちがあふれすぎて、とっ散らかった感想になってしまったため、どんなお話か気になった方は第一話を読んでみてください。 https://twitter.com/hide_pau/status/1167429975122690048?t=5qfYS07UzGTYGuvAP4teMA&s=19チートすぎる!!!異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 港川一臣 美紅 桑島黎音名無し異世界とリアル同時に高ステータスへ。 どん底から高みへと爆速でレベルアップ!! 流石にチートすぎますけど爽快で気持ちがいいです笑死して、役者とは何かを悟るおっさん、転生して天才役者になる 芽々ノ圭 ほえ太郎starstarstarstar_borderstar_borderママ子うだつの上がらない中年役者が、胸を刺され子供に生まれ変わっていた。 死ぬ間際、死ぬってこういう感じなのか役に活かせそうだなと思いつつこと切れる。 おっさんがいきなり性別も変わり子供に生まれ変わってしまったので、子供になり切って生活をしていた。 母親もこども園の先生も小さい女の子に、気づかされ生き方が変わっていく。 学芸会で木の役を演じきった姿を見て、心動かされた事務所の人にスカウトされるが・・・ 話がいっぱい膨らみそうで、今後に期待です。 ガヴリールドロップアウトガヴリールドロップアウト うかみ名無し主人公はうまるよりひどい許嫁発覚で喜んだのは兄じゃなくて妹の方だった!お前妹じゃなくて許嫁だったのかよ!? 未来人A 湯猫子名無し「大きくなったらお兄ちゃんと結婚する!」と言っていた可愛い妹の自分に対する態度が冷たくなったのはいつからだろう。しかしこれも成長か…と諦めていたところに両親から「実はお前は事故で亡くなった親友の子供で、お前と妹は許嫁なんだ。親友との約束を守るために結婚してくれないか」と打ち明けられる。そんなこと急に言われたって妹を結婚相手として見れるはずないだろ!あれ?妹の様子がおかしいぞ…なラブコメです。実は未だにお兄ちゃんのことが大好きだった妹。隠してるはずなのにお兄ちゃんへの好きが溢れてるのがすごく可愛いです。兄が鈍感で全くその気持ちに気づいてないのがちょっと心配…😅誰もいない日本の名所を2人の少女がツーリング! #1巻応援終末ツーリング さいとー栄nyae表紙買いしました。 普段はそれほど終末世界を旅する系は読まないですが、これは買ってよかったなーと思いました。 主人公の2人以外登場人物はほぼ居らず、食料を探しに入った空き家のなかには、時折り人間の遺体があることも。悲劇的な状況にも見えますが、2人が至って明るく楽しそうに旅をしているのと、実在する場所を旅している(箱根、横浜、ビッグサイトなど)ため軽い旅行気分が味わえます。 主人公2人はかつてお姉さんがSNSにあげていた場所を巡っているのですが、3人の関係は本当の姉妹かどうかは謎。主人公のひとり・アイリは人間かどうかも…微妙。 そういう細かいところや、もしかしたら生きてる人が居るかも?というところで1巻が終わってるのも気になりますが、単純に2人が荒廃した日本をバイクで旅するだけでも十分読み応えがあります。 ガマンは人生のスパイス #1巻応援この世はガマンが多すぎる! 御眼鏡兎来栄寿誘惑や欲望、あるいは辛いことも多きこの現代社会において、皆さんは日頃何をガマンしていますか? 私は、少し前まで花粉症シーズンに備えグルテンをセーブすべくパン・うどん・ラーメン・パスタ・ピザ・餃子・ケーキ・ビールなど多数の好物を泣く泣くガマンする生活をしていました。また、仕事やタスクが落ち着いたら読もうと思っている去年の12月から3ヶ月連続刊行された人生で一番好きなラノベを未だガマンしています。『オクトパストラベラー2』や『サクラノ刻』も心の底からプレイしたいと思いつつ、未開封のままでガマンです。『FF14』も誘われていてずっとやりたいのですが、始めたら「終焉る」と解っています故ガマン……。確定申告と年度末進行と花粉を闘わせて共倒れさせたいですね。 というわけで、この作品はダメなOL詩乃がさまざまなものをガマンしようと頑張る作品です(※ただし、ガマンできるとは限らない)。第1、2話ではセンリツみたいな容姿の医師に警告を受け、お酒や暴食をガマン。他にも、クソ上司に対するガマンや、休日をダラダラ過ごしてしまうことへのガマン、サウナでのガマンなど欲求に対するもののみならず多種多様なガマンを断行するお話たちが描かれていきます。 人間、ガマンするからこそその後に訪れる時間がより輝いたものになるんですよね。先日のWBCの準決勝・日本VSメキシコなどでも、チャンスを活かし切れずずっとビハインドか同点で最後の最後までガマンし続ける展開が続いて、そこからのあの9回裏の劇的なサヨナラ攻勢。脳汁が出ましたよね。普段野球を全く見ない家族すらも「こんな試合を見せられたら脳がおかしくなる」と言っていたのですが、ある種ガマンの時間を続けさせた後に爆発的な快楽を与えるパチンコなどのギャンブルに通ずるものすらあるなと思ってしまいました。 そして、まさに人間の脳のバグを利用しているとも言われるギャンブルと同等に恐ろしい誘惑を持つソシャゲのガチャをガマンする回も描かれます。無課金のままでいたい、いないと自分はダメになると解っていても煽られる射幸心をいかにして堪えるのか。見所の回となっています。 最近の『ヤニねこ』の隆盛などを見ていても思いますが、ダメ人間やクズのお話が好きな人は少なくないですよね。『カイジ』然り、『連ちゃんパパ』然り。彼らほど酷くはありませんが、少なからずそうした作品を好きな人が好む要素が本作にもあると思います。 宇宙猫、「麦茶だこれ」、「やったねたえちゃん」、『HUNTER×HUNTER』や『進撃の巨人』などそこかしこにネットミームやパロディなど小ネタが豊富に小気味よく盛り込まれており、細かい所でも楽しませてくれます。 本当はダメだと思っていてもガマンできず飲み食いしてしまったり、課金してしまったりする貴方にお薦めです。世界のバグに挑むJC #1巻応援みずほ、中学生、世界崩壊は突然に まつだこうた からあげたろう兎来栄寿『おかか』や『骸積みのボルテ』のまつだこうたさんが原作を、『わたしのカイロス』や『コーヒーカンタータ』のからあげたろうさんが作画を担当する作品です。 お二方とも好きなので良いコラボレーションだなぁと嬉しさを覚えながら読み始めたら、なかなかにぶっ飛んでいてある意味期待通りの作品でした。 『時をかける少女』、『時間の歩き方』、『片翼のラビリンス』etc... 主人公が思春期の女の子の時間遡行ループ系物語は、往々にして面白い作品が多いです。 本作は、様々なバグによりすぐに崩壊する世界に対して、干渉が可能な唯一の存在である女子中学生みずほが何度も時間を巻き戻しながら世界崩壊の引き金となるバグたる事象を改変していくというのが大まかな筋です。 ただ、そのバグの原因となるものがかなり卑近であることも多々。例えば第1話ではおじさんが電車に乗ることであったり、他の話ではスマホで自撮りをすることであったり。それらを、硬軟さまざまな手段で再現しないよう対処していきます。やっていることは岡部倫太郎なのですが、雰囲気としては非常にコミカルに進行していきカジュアルに世界が崩壊し続けます。 4月に発売される『SFマガジン』では「藤子・F・不二雄のSF短編」特集が行われるそうですが、まさに藤子さんのとある短編を髣髴とさせるような1話も。「すこしふしぎ」感をゆるく楽しく味わえます。 何しろからあげたろうさんの絵がかわいらしく、みずほの表情もとてもとても豊かで魅力的。第6話などは一番純粋なかわいさが出ていて、好きなお話です。 まずは1話試し読みをしてみてください。そこで気に入れば間違いない作品です。<<12345>>
主人公はマジで強くないのに、周りが何だかわからないけど強いから無茶なこと話言ってきてんだと勘違いしちゃってそのまま進んでいく感じ 主人公もその感じが慣れてしまってるので、変な余裕とかのらりくらりした性格が更に周りに勘違いされる… 逃げ回ってるのになんか知らないうちにクエスト攻略していたり、???となることもあるけどラックの数値が高いのでしょうか。 ゲロ吐きたいの口癖はうーんでした。