モーニングの感想・レビュー812件<<1920212223>>ミステリーが好きな方にお勧めですテセウスの船 東元俊也 東元俊哉名無し主人公の田村心が、父親である佐野文吾の起こした殺人事件から家族がバラバラになり・・・というよくある話の切り口からスタートしますが、文吾の事件は真犯人が別におり嵌められたものであったという内容で、読むたびにグイグイ引き込まれて行きました、推理小説やミステリー物が好きな方であれば楽しめます。ストーリーの内容が暗いテセウスの船 東元俊也 東元俊哉名無しストーリーの内容が暗い。主人公の母親が昔ながらの人という感じで、すごく弱腰だし、長いものには巻かれる事なかれ主義で、この人がもっとちゃんとしてれば主人公の人生も違っていたかもしれない。全体的に絵がきれいだったのが救いで読み進めることが出来た。単行本版と雑誌版の見比べについてCITY あらゐけいいち名無しこのマンガの雑誌版と単行本版が著しく違うのに途中から気づいたそこのアナタ、「雑誌版もとっておけば良かった」だの「途中から読み始めたから途中まで読み比べできない」だのとお悩みではなかろうか ところが実は!私は最近!発見してしまった! なんと!雑誌版がgoogleブックスでダウンロードできちゃうのである!それも!第一話が載ってある号までダウンロードできちゃうのだ! 伸るか反るかは個人の自由だ! 先生の工夫がかいま見える読み比べ! やらなくてどーすんだ!改めて読んで感じる 島耕作の真の魅力課長島耕作 弘兼憲史六文銭社会人1年目の時、尊敬していた先輩に勧められたマンガがある。 「ゴルゴ」と「ブラックジャック」そして、この「島耕作」である。 ゴルゴとブラックジャックは、まだわかる。 どんなに辛いミッションでも、卓越した技術とプロ意識で達成させる姿勢を学べるからだ。 ひるがえって、この島耕作はどうだろう? 当時の自分は、前者2つよりも、日和見というか、なんともご都合主義だなぁと感じてしまった。 有りていにいってしまうと、 関係をもった女が抱えている問題のキーマンで、彼女の助けを借りて自体は好転してく という展開が多い印象だった。(実際多い) 主人公としても魅力が薄く、なぜこれを推したのか疑問であった。 あれから10年経った今、ふと思い出して再度読み直してみた。 もう、目からウロコであった。 ゴルゴ、ブラックジャックよりも見劣りしない確かな魅力が島耕作にはあったのだ。 それは、、 ・個人として卓越した能力をもっていないこと ・誰にも嫌われず、多くの人に好かれることで周囲から助けられる存在であること ・結果、組織(チーム)を率いることで大事をなすこと という点で、多くのサラリーマンにとって大変参考になることだと思う。 サラリーマン、というか、自ら事業を起こしている人でもない限り、 組織に帰属する人間は一人で何かをするなんてことはない。 仮に、一人でやったとしても、大きなことはできない。 島耕作は、場面場面で色々な人と出会い、もれなく彼を支える存在となる。 彼自身も、励まし、助け、結果として人に好かれる。 それが過去から連続していくと、大きな流れをつくっていくのだ。 そこに気づいた時、後に社長まで上り詰める彼の器の大きさを感じ取れたのである。 ゴルゴやブラックジャックのようなスバ抜けた能力のあるプロフェッショナルではない。 むしろ能力としては一般的なサラリーマンなので、いたって平凡だ。 だからこそ、真似るという意味での学ぶことが、前者二人よりも多いと思う。 自分はそう思う。 なにはともわれ、10年越しで読んだ島耕作に真の魅力を感じたおっさん一匹、ここにあり。 とりあえず社長の令嬢(隠し子)を探して、よろしくすることからはじめようと思う。 (結局、何も学んでない) 枯れセンのバイブル天才柳沢教授の生活 山下和美名無し主人公は60過ぎの大学教授・柳沢教授。いつもスーツ姿のおじ様です。大学教授らしく頭脳明晰、思考は理路整然としているのですが、少し度が過ぎる部分がありそこが笑えるポイントです!四角四面なところがありつつも、情が深いところもありそれも魅力。この漫画で「枯れセン」に目覚めた女子も多いのではないでしょうか。ギラギラしたところがなく、優しいおじ様は年老いた秋田犬のような魅力がありとても癒されます...!柳沢教授の家族や周りの人は至って普通、むしろかなり俗っぽく描かれているので、柳沢教授とのコントラストが際立っているのも魅力です。氷河期突入→冷凍睡眠後の地球と男を描く望郷太郎 山田芳裕starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)「望郷太郎」 なんていい響きなんだ。 「BOKYO TARO」 山田芳裕先生の最新作。 そして、第一回のタイトルから「たそがれ」 痺れるぜ!文明の衰退、人類の黄昏時・・。 https://comic-days.com/episode/10834108156683852712 かつて人類が築いた文明の残滓を辿っていきながら、イラクからかつての故郷である日本を目指す、素晴らしいロードムービー的な漫画になりそうな予感ビンビン! 終末世界を旅する終末漫画でもあるのが廃墟好きにもグッと来る。 絶望しても、舞鶴太郎が持ってるのは強い心。 スーツに革靴、コートにキャリーケース引っさげて渋い顔して旅立つ、山田先生ここにあり。 本当にいつも顔の力、顔面力の描写が素晴らしい。 果たして、文明の中で人よりお金の価値を選んだ社長は、この時代を生き残れるのか!? 先を読むのが楽しみでしょうがない。画家も漫画家も立派な変人ガカバッカ 赤堀君名無し生きている間は画家として全く評価されなかったゴッホ。 やはり現世で認められたい、と天国を脱走し現代日本に転生。 しかし単なる贋作作家もしくはイタイ人くらいにしか、 評価されず、悩むゴッホの前に先輩脱走者のピカソが現れ 現代日本のアートスクール・美術大学へ案内する。 美術大学の漫画学科へ、と。 画家特有の変わった性格のゴッホやピカソが 漫画家という画家としてはエンタメに特化した 特殊な存在になろうとするのだから、当然、 色々と誤解したりされたりしながらの美大生活となる。 一枚で数億円の絵を描く男が4コマ漫画に挑戦し、 週に十数枚描く漫画家の能力に驚愕する。 漫画家も立派な画家だ!とゴッホは漫画家を目指すが、 立派な画家とか漫画家とか、絵画とか漫画とか、 何をどう評価するのが正しいのか混乱してしまって、 その混乱の間から笑いが滲み出てくるような漫画。 お酒が飲めない人でも楽しめます夏子の酒 尾瀬あきら名無しドラマ化もされた今から20年以上も前の作品。日本酒造りの工程や酒蔵のしきたりなど、酒造りについて学べて面白いです。 夏子の酒の主人公の佐伯夏子は、東京で就職して働いていたのですが、実家の酒造で働いていた兄が亡くなってしまったことをきっかけに実家に戻ることから始まります。最初はお酒に対する知識も豊富ではないのですが、様々な出来事を通して経験を積み成長していくという姿が魅力的でした。 お酒について今まで知らなかったようなことを沢山知ることができますので、お酒について学びたいというような方にとっては役に立つはずです。 もちろん普段、あまりお酒を飲まない人でも十分楽しめる内容なので、たくさんの人にオススメしたい漫画です。 ちなみに「和久井映見」主演でドラマ化され私は再放送でドラマを見ましたが、原作との違いは少しありますがこちらも見て損はなかったです。あと「奈津の蔵」というタイトルで続編があるので、続きが読みたい人はそちらもぜひ。感動花田少年史 一色まこと名無し事故によって突然幽霊が見えるようになってしまった少年の少し不思議な人情ばなし。 花田少年は幽霊にいろいろとお願いをされては奔走し、まわりの人々の力を借りて力になってあげようと頑張ります。 もちろん周りの人たちには幽霊は見えていないのですが、それでも悪ガキの花田少年を助けてくれるところに何とも言えない温かさを感じます。 時代設定は60年代くらいでしょうか。今や時代遅れの家族像なのかもしれませんが、昭和を生きた人間にとっては、古き良き家庭を思い出せる数少ない作品で、いまの人が読んでも感動できるマンガだと思います。 吸血鬼と魔女 学校で馴染めない2人の話空は飛べないけれど、 南文夏ななし自称・魔女の女の子の正体がいったい何なのか、ずっとジリジリしながら読んでた。 クライマックスで、男の子が自分の能力を前向きなことに使えたおかげで、すごく救いのあるお話になっているのが良いなあと思う。 優しい絵柄で、暗いムードのお話を描いてるところが雰囲気出してて好き。 https://comic-days.com/episode/10834108156758565487 【読切掲載: モーニング2020年11号】 今読んで!!エマージング 外薗昌也やむちゃ新型肺炎が拡散し始めて、皆さん不安な中お過ごしかと思いますが、この状況でエマージング読むとすっごく怖いので読んでください。 不安を煽るわけじゃないんですがパンデミックで伝染病が広まった時のパニックって動物的な本能からくる恐怖ですからどうしようもないですね。 私の中ではとても良いラストだったのでそこも含めて今オススメしたい。胸が熱くなるおすすめの一冊GIANT KILLING ツジトモ 綱本将也てつ日本代表のエースストライカーだった達海はケガで引退後プロチームの監督になる。絶対勝てないと言われたチームをつぎつぎと倒すようすに胸が熱くなる。おすすめの一冊。クラーク好きならぜひBoichi作品集 HOTEL Boichi地獄の田中C・クラークに捧げる っていうなんていうのこういうの、わからないんだけど、作者の言葉からはじまっている。HOTELは漫画の中だと珍しいくらいスケールがでかくて面白かった 終わったの!?独身OLのすべて まずりんnyae単行本派だから最終回まだ読まないけど悲し〜〜〜〜😭 https://twitter.com/morningmanga/status/1226490949116653569ストーリーが予想つか…テセウスの船 東元俊也 東元俊哉aicoストーリーが予想つかなくておもしろい!飽きない!ドキドキハラハラ楽しめます! ドラマもおもしろいです!気づかずにしている「線引き」東京怪童 望月峯太郎 望月ミネタロウnyae死ぬまでに何度でも読み返したい名作です。 正直、簡単に感想を書くのは自分には難しくて、かと言って内容をだらだら説明するのもなんか違うなという気がします。 この漫画は、例えば、脳や精神に疾患があったりコミュニケーションが困難だと思われる人が目の前にいたとして、障害の有る無しの線引きをその人と自分との間に引くのが本当に正しいのか?むしろ有る無しを決めること自体は正解か?というのを問うてるところがあります。ただ説教くささはなく、たくさんのユーモアを交えて描かれています。キャラクターも全員が愛おしく魅力的です。 舞台は日本のはずだけどどこか外国風情で、また話のほとんどが病院の敷地内で進むので全体的に現実感がない。でも気づけば物語の中に入り込んでいて、読み終わって現実に引き戻されると胸にポッカリ穴が開いたような寂しさがある。同時に脳にこびりついて離れない何かもある。 今頃あの子たちはどうしてるかな、と思いを馳せずにはいられない。 ドラマでテセウスの船 東元俊也 東元俊哉名無し今ドラマでやってて内容がとてもおもしろい大使閣下の料理人大使閣下の料理人 かわすみひろし 西村ミツル名無し2015年の新春ドラマスペシャルにて、嵐の櫻井翔主演で映像化されてから、ずっと前々から気になっていたので読んでみましたが、料理と人の気持ちの繋がりを感じる、とても良い作品でした。主人公が有名料理店を辞め、ひょんなことからベトナムで大使公邸の料理人になるお話です。序盤のうちは、格式が高くて身近に感じることのなかった世界でしたが、読み進めるうちに美味しそうな料理や人間模様の描写など楽しめる部分が多くなってきて一気に読み進められました。これを読まずに死んでほしくない透明人間そとに出る(読切) 路田行名無しこの物語の結末は読者の想像を遥かに超え、今までにない感情が身体の中から溢れてくる、そんな漫画です。脳からドーパミンがパアァと出る音が聞こえました。ぜひ多くの人に読んでほしい。死ぬ前に。 あんまりハードル上げるのもあれかな。気軽にどうぞ。笑 http://www.moae.jp/comic/morningzero_toumeiningensotonideru 自分が適当に作った薬で透明人間になってしまった男が、この世界でたったひとり自分の存在を認めてくれる女性に出会い、恋をする。しかしいつまでもこのままでいれるわけがない。彼は、彼女は、2人がすっと幸せでいるためにどうするか。 きっと、たぶん、そのうち、読切を集めた短編集を出してくれる、と期待してます。 渡世人版、孤独のグルメ股旅グルメ フジモトシゲキnyae何を求めて、どこに向かっているのか…さすらい歩く渡世人の頭には、いつも食べ物のことが頭から離れない。 他人とのコミュニケーションでは言葉は最低限。 しかし頭の中ではかなり饒舌。猪肉のぼたん鍋を食べた日には、脳内で猪と食うか食われるかのバトルが繰り広げられる。 一見、クールな一匹狼かと思いきや、下手な句を読んでしまったり、ちょっと抜けてるところが親近感がわきます。面白かった。タイトルと表紙から内容が想像しにくいはじめての虐殺 稲光伸二名無し※ネタバレを含むクチコミです。とくに最初の2つが珠玉田島列島短編集 ごあいさつ 田島列島mampuku筆者の中にある数え切れないほどの発信すべきメッセージが、短編でぎっしりと纏められているので、読み応えがあり同時に著者の長編と比べていささか読みにくくも感じますが、それでも「はっ」とさせられる田島列島節が随所に埋め込まれており、読後に余韻が頭の中で残響しつづけ、自分自身を見つめ直すきっかけにもなったりして…… 特に印象的だったのが、「優しくみえる人というのは実は基本的に他人の能力を信用していないだけ」という台詞。ドキリとしました 人生は有限であるがゆえに、読んだ本や見た映画から必ずなにか影響を受けたい、得るものがほしいと思っている私にとっても、田島列島作品ははっきりいってコスパの良さが異常です。 いつ読んでも格好良い…バガボンド 吉川英治 井上雄彦starstarstarstarstarくまぞういつ読んでも格好良い漫画です。見た目がイケメンだからじゃなくて、登場人物たちの精神の葛藤が格好良いんです。しばらく続刊が出てない状態ですが、宮本武蔵と佐々木小次郎の決着が一体どう描かれるのか、最終回をこの目で見届けるまでは死ねません。なんだこのマンガ!あなたに耳ったけ! 染谷みのるむ耳かきへの執着がすごいそしてなんかエロい 読んだ感想「なんだこのマンガ!面白いけど…」としか言えない<<1920212223>>
主人公の田村心が、父親である佐野文吾の起こした殺人事件から家族がバラバラになり・・・というよくある話の切り口からスタートしますが、文吾の事件は真犯人が別におり嵌められたものであったという内容で、読むたびにグイグイ引き込まれて行きました、推理小説やミステリー物が好きな方であれば楽しめます。