剣術抄
<異種武術戦>をリアルに描く、剣戟アクション!孤高の老剣士・辻月探が鎖使い、ローマ闘士、三国志の猛将などと真剣勝負!悪党を倒すために強くなりたいと弟子入りした青年・吾作は驚嘆と稽古に明け暮れる―――剣術に精通する著者が<異種武術戦>を通して日本剣術の神髄を活写!■目次■・第一抄振り・歩行の巻/・第二抄無駄を除いた「打ち」「反り」の効用の巻/・第三抄双手・片手による刀剣の形状の変遷の巻/・第四抄双手使いの巻/・第五抄抜刀・居合いの巻/・第六抄剣先のネバリと八方目の巻/・第七抄双手握りによる剣先のネバリの巻/・第八抄二刀流の巻
長宗我部元親
天文八年、長宗我部家第十九代当主・長宗我部国親の長男として生まれる。子供のころから長身で色白、剣術を好まず柔和な性格だったことから、家臣たちから「姫若子」と蔑まれる。しかし、永禄三年、二十二歳と遅い初陣にも関わらず大活躍し、土佐を統一後、四国制覇へ。
泣く侍
北九州の某藩で主家の暗殺を謀り、姉とその家族を惨殺した大罪人として討手に追われる剣士・物辺総次郎。謂れ無き罪を背負い、修羅道を歩み往く物辺の宿命とは――!?新感覚時代劇画!!
二代目雲盗り暫平
巨匠の原作に俊英が挑む!!伝説の盗賊が帰って来た!!藩の蔵から拝領の品が盗まれる事件が続いた。手口の鮮やかさから暫平が疑われる。汚名を晴らすためにお蘭と暫平は盗賊を探すのだが…『消えた織女』他7編収録。
血闘!新選組
風雲急を告げる幕末の京都の町。勤王と佐幕の争乱のなか、治安維持にあたる「壬生浪士隊」。水戸出身である芹沢鴨らの横暴な振る舞いに、武州出身である近藤勇らに芹沢を斬るように命令が下る。そして、芹沢らを斬った「壬生浪士隊」は朝廷より正規の隊名が命名され、「新選組」の本格的な活躍がはじまった!!己の誠に人生を捧げ武士道を貫いた男たちの生き様を、巨匠さいとう・たかをがリアルに描く本格派時代劇!!
傀儡
柳沢吉保の家来・富樫十兵衛の依頼を受け、水戸黄門の命を狙って城に侵入した日暮半九郎。1年後、何故か水戸黄門に代わって世の悪を退治すべく、格さんと一緒に旅にでる。
武田二十四将
戦国最強を謳われた、武田信玄率いる常勝・武田軍団。「人は城、人は石垣、人は堀」の言葉通り武田家を戦国最強に創り上げ類い希なる武勇を誇った二十四人の猛将たちの熱きドラマ!!
柳生連也武芸帖
柳生厳包、後の連也斎は尾張徳川家の若君の兵法師範となるべく江戸へ向かう。新陰流宗家を継ぐ身として、それは厳しい試練始まりであった!至高の剣境を目指す男の、壮絶なる生涯――剣の道を究める柳生連也を、時代劇の鬼才が描ききる本格剣術劇画!!
リイドコミック誌上で大好評の国際バイオレンス巨編!フィリピン南西部スールー諸島でのシージャック事件を描いた[スールー海の虹]、内戦の地カンボジアでの壮絶な銃撃戦が話題となった[クメールの赤い土]、他[高度3000米射殺指令]の3話を収録した、待望の第一巻!!
柳生兵庫助
柳生新陰流史上、最強の男――開祖・石舟斎の孫で、幼少の頃よりの厳しい稽古と類い希なる天賦の才で、将来を嘱望されていた柳生の麒麟児・兵介(後の兵庫助)。厳しい剣の道を歩み始めた兵助が十二歳のとき、京都に道場を構える願流の遣い手・根岸矢柄が柳生新陰流に挑戦状を叩きつけてきた。その挑戦を受けるべく、京へ上った兵助たち一行だが、そこには、凄絶なる死闘が待ち構えていた。はるかなる技の高みを目指し、果てしない求道の道を歩む――それが柳生の家に生まれし者の運命!!
真田十勇士
真田幸村に忠誠を誓う忍者・猿飛佐助。家康によって九度山に配流された幸村が再び立ち上がるそのために、佐助は幸村の手足となる十勇士を探し出す旅に出る!誰よりも優れた身体能力を持つ佐助が諸国漫遊、猛者を集めに時速四十キロで駆け巡る!!
チャブロ原人境
1926年4月、南米大アマゾン奥地を航空撮影していた若き日の朝比奈博士は、崖の上に人造の柵を写し出す。それより先、秘境チャブロの入り口付近の村に原始人が発見される。朝比奈を含む調査隊が結成され、一向は秘境チャブロに向かうが、そこで遭遇したものは!?時代劇画《野ざらし鳴弦》他4編収録。
基本の路線は、老剣士・辻月探に弟子入りした吾作が剣術を学びながら人間的にも成長していき、最終的な目標を叶えるというのが流れ。 この劇画のすごいところは、剣術の説明やローマの剣闘士やフランスの騎士などと異種剣術戦やりながらいろんなところにギャグとエロを絶妙に入れてくる部分だと思う。 家族が非業の死を遂げた話を吾作がしているというのに辻月探と天女蘭がクラシックバレエの白鳥の湖を踊りながら聞くやいきなりタコやプラナリアの話になったりとなかなか展開が読めない。 途中色々あるがラスト数話の剣術シーンの迫力はすごいの一言しかない