笹沢 左保(ささざわ さほ、1930年11月15日 - 2002年10月21日)は、日本の小説家。本名は笹沢 勝(ささざわ まさる)。 テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も著し、380冊近くもの著書を残した。
あの木枯し紋次郎がコミックで蘇る。しかも作画は子連れ狼の小島剛夕。笹沢左保原作の大ヒット時代劇から、最も人気のあるエピソード、赦免花は散った、女人講の闇を裂く、湯煙に月は砕けた、川留めの水は濁ったの4編を収録。
天保十二年二月常陸国行方郡潮来── 人々は一人の男の帰りを待ちわびていた。男の名は潮来の伊太郎… 村人たちは伊太郎がこの地を牛耳る牛堀の勘吉一家の圧政から救ってくれると信じていた。そして今日── 伊太郎が十年ぶりに潮来の地に帰ってきた!!
親友の身代わりとして島流しの刑となった渡世人の男。しかし、親友の残酷な裏切りが判明した時から男の人生は変貌を遂げた。いまや仇敵となったかつての親友を殺すため、男は島抜けに参加する…。楊枝を咥えたその男、人呼んで“木枯し紋次郎”!
真田幸村に忠誠を誓う忍者・猿飛佐助。家康によって九度山に配流された幸村が再び立ち上がるそのために、佐助は幸村の手足となる十勇士を探し出す旅に出る!誰よりも優れた身体能力を持つ佐助が諸国漫遊、猛者を集めに時速四十キロで駆け巡る!!