H&C Comicsの感想・レビュー55件<<123>>壮大なファンタジー!魔法使いのリーと見習いラベルの優しいブロマンス。坂の上の魔法使いシリーズ 明治カナ子starstarstarstarstarるる※ネタバレを含むクチコミです。「坂の上の魔法使い」スピンオフ記憶の糸 坂の上の魔法使い外伝 【コミックス版】 明治カナ子starstarstarstarstar_borderるる本編のその先の話かな。 そのせいかリーがちょっと垢抜けて面白くなってる😆 ラベルを育て切ったと思っているのか、ちょいちょいイタズラしたり人でなし発言したりして愛嬌出てきた。イケメン教師からからかわれたら好きになっちゃった先生なんて嫌いです。 【電子限定おまけマンガ付】 ひなこstarstarstarstarstar_borderるる先生が余裕たっぷりで大人だわー。 そしてめっちゃイケメン😻😻😻 生田くんがツンデレそのものw イラストがキレイで眼福😻お花屋さんが舞台満開ダーリン 山本小鉄子starstarstarstarstar_borderるる店長惹かれるけど現実ならこういう人面倒くさい😅 でも店長は小鉄子作品の中でとても人気だそうです😻 21歳のお誕生日写真、大志だけお子様しててこれはこれで可愛いw てっきり良さんがベタ惚れかと思いきや続木さんからのアプローチだったのか!(いや、もう2人とも同じくらいベタ惚れだろうけど) 義家族内LOVE ぼくらのねがい 山本小鉄子starstarstarstarstarるる*ねがい 初っ端から不幸の連続で涙。 もー隼人の気持ちにガッツリ感情移入して辛かった、切なかった(涙)。特に両にお見合い?って時は隼人がストレスで倒れやしないかとハラハラした。 健人は・・・うん、小学生は無いw タケが大人びているからショタでは無いけど流石にこれは待たなくてはw (高校入学じゃ早すぎる、アレ?頭固いかな?) 満開ダーリンのメンバーが結構シッカリと関わってきたの嬉しかった。 *ひみつ とにかく最高。ラブしか無い。 前作からさらに4年後まで見れるとは。 確かに隼人くんは指輪しないとダメだと思う。 (モテモテで収拾つかないよ、きっとw) 店長と大志くんも引き続きゲスト出演、嬉しい!不幸てんこ盛りの笑だけど一生懸命で応援したくなる笑う鬼には福きたる 山本小鉄子starstarstarstarstarるる最高!小鉄子先生の作品は世間一般では身分差別しそうな側が人間性をきちんと見極めて平等に接している描写が多くて読んでて幸せになる。笑顔になる。 福富祖父の笑への言葉が温かくて誠実で涙出たよ。 「お前は立派だぞ。」「孫を好いてくれて礼を言う」 お姉さんも笑の事情や学歴知っても笑自身を見て仕事を与えてくれた。この家族ステキ。 笑も本当に良い子で借金取りすら味方になっちゃうくらい。(いや、取るもんはキチンと取ったけどw) 福富の変人ぶりも最高。海外へ修行に行っても2人の関係が大丈夫だったのは彼が変人だからかも(誉めてますww)。 読み始めてすぐに借用書で笑父の名前見て飲んでたお茶が鼻から出そうになった。 「怒谷 長介」ってwww 残念なスパダリ、サクマッドシンデレラ 山本小鉄子starstarstarstarstarるる相変わらず小鉄子先生が描く全キャラ好きだな。 最初は兄がどうなの?と思ったけど何だかんだで憎めない。賢慈にも通じるものがあるけど見た目は萌えないwww(ごめんお兄ちゃんw) サクの家族と周りが成金してなくて最高に良い。 良太と家族のことを経済的なことで見下さずチキンと人間性を認めてお付き合いする度量が素晴らしい。 (世の金持ちよ、こうであれ、と思ってしまうw) そして作品内では良太は特別イケメンとか何か秀でているわけでもないごく普通の男の子の設定だけど、愛されキャラなのが本人無自覚がで最大の強みと魅力だな。最初見下してた人がみんなその魅力で絆される とにかく小鉄子作品に失敗無し。 読んでて胸が痛い😭 青春は繊細で浅はかで独りよがり17 木下けい子starstarstarstarstar_borderるる*生徒 読んでて胸が痛くて泣いてしまった。 有岡くんがしたことに正当性は全くない。 同情するべきじゃないのに涙が出る。 先生も有岡くんも報われない片思いで一方通行のまま終了。 *教師 先生が優しくて同時に酷い。 取り返しのつかないことをして(見せかけでなく本気の)反省して傷ついている有岡くんを見て放っておけないのが先生の優しさだけど、そんなことされたら期待はしちゃうしその先に何もないのなら余計に傷つく。・・・というのは先生、津田くんで実体験してるのに。どの関係もフワフワ不安定で危うくて読んでて苦しくなる。 *初恋 津田くんにはガッカリだよ。彼女紹介するとかベタベタくっついて思わせぶりな冗談言ったり、それが許されるのは三島先生の気持ち知らずに友達としての場合でしょ?なのに知ってたの?知っててあんな言動取るとか何のつもり?ふさけるな!と思った。 自分にあんなことした有岡くんをよく受け入れたな。 どちらの気持ちも読んでいた読者目線なら好きが暴走したのが原因で三島先生への気持ちは本気だったとも取れるけど。作品全体がどちらの立場も切なくて泣きながら読んだ。最後良かったな。木下先生らしい藤沢くんと綾瀬くんの3部作。「キス」シリーズ 木下けい子starstarstarstarstar_borderるる藤沢くんピュアで可愛いなぁ。 綾瀬くん、嘘はダメだよ。 でもそんなことに後ろめたくなって嘘つくのが若さ故とも思ったり。 類くん優しくていいなぁ。 2人とも優しい幼馴染。 綾瀬くん過去あるし有貴くんも面倒だし、類くんの方が実は好き。 穏やかに付き合えそう。 一方有貴くんはいとこの綾瀬くんのことが好きだから周りに辛辣。まあ読んでてちょいイラッとするなw三角関係は嫌いだけどこれは例外ボクとオレのカワイイあのコ 木下けい子starstarstarstarstar_borderるる細川くんが切ない!!! 当て馬だけど読んでて嫌な気持ちにならないくらいキレイに引いた。いや、引いてないのかwww 合田くんの気持ちを最優先にして自分は引くことができる器の大きさに惚れる! 合田くんのこと本気だったのにフラれても3人の関係性そのままって切ない😭 高木くんも穏やかで良い人だから納得もできるのかもだけど。 初々しくて優しい気持ちになる。君とハルジオン 木下けい子starstarstarstarstar_borderるる瀬尾さんに警戒してツンツンしてるのが段々と懐いて好きになってくハルが微笑ましい。 瀬尾さんも客観的に見たらハルとの出会いは重要には思えないけど、彼にとっては人生の分岐点の大切な出来事で困った時に紳士的に助けるとか素敵😻 ライブハウスが舞台の拗らせ店長トワイライト・アンダーグラウンド 秋平しろstarstarstarstarstarるる#青とジェント を読んで以来秋平先生の作品がどうしようもなく好き。 全体に透明感あって古川くんが真っ直ぐで天真爛漫でとにかく可愛い😻 古川くん宅で母と曽我部くんと鉢合わせした地獄絵図な北山さんに爆笑した。(まあこの一件で古川くんの将来をより一層考えてしまうんだけど) やっぱり好きだなー。 スパダリ x ピュアDK青とジェント 秋平しろstarstarstarstarstarるるすごく良かったー! 敵認定で綾間さんに会いに行ったけど、綾間さんは尊敬できる大人だった。 逆恨みで腐っていた直己くんを正当にポジティブな方向に導いていく様子がとても素敵だった。 佐久間さんの公私混同が過ぎるとは思っていたけどそういう事か。 でもそこを恨まない直己くんの心根が好きだな。 狂ってるのは自分、それとも囀る鳥は羽ばたかない ヨネダコウstarstarstarstarstar_borderママ子グロくなくて綺麗でエロい。 任侠物はガッチガチの絵だったり線強めのやつはちょっと苦手だけ、これは読みやすい。 裏社会、BLとガッツリした内容。 心理描写も細かく、重いかも思ったらユーモアたっぷり軽妙で切なくて苦しい。 当たり前と思っていたことが普通ではない、自分とは違う、おかしい事に気づけないほど世界が歪んでいる。 どこを切り取っても、最高です。好きと不安それでも、やさしい恋をする ヨネダコウstarstarstarstarstarNano「どうしても触れたくない」のスピンオフ。小野田さんの話。最初視点は童顔のわりに爛れた生活してる出口さんなんだけども、小野田さん視点もあって彼がどういう想いを抱いているのかがよく分かります。小野田さんすごく優しくて前作読んでて泣いたくらいなのでスピンオフめちゃくちゃ嬉しい。 ただ優しすぎるゆえに出口さんがね…しんどい…けどそこがいい…。好きになっちゃったらとまんないどころか些細な言葉や行動でもっと好きになっちゃったりとかね、すごく共感できます。ヨネダコウ先生のこういう心理描写が丁寧で好きです。前作同様ひたすらに幸せを祈りたくなってしまう…。今作も泣けます…。久しぶりに読んだけどどうしても触れたくない ヨネダコウstarstarstarstarstarNano何年も前に読んだとは思うんですが今読んでも嶋ちゃんが可愛すぎる…そしてしんどい…ああぁ…。二人とも色々抱えてて、嶋ちゃんはなかなか一歩を踏み出せずにいるんだけど外川さんは踏み込もうとしてて。 お互い優しさゆえの不器用なところがあって、二人なりに歩み寄ろうとして、でも離れて…みたいなもだもだがしんどいけど良いです。読んでる最中はひたすらに「幸せになってくれ…」と拝み倒しました…。言葉選びや台詞が本当に秀逸で泣けます…。 甘いひとときオールドファッションカップケーキ 佐岸左岸starstarstarstarstar_borderNano寝て起きて仕事。それだけの毎日。 それだけの毎日を好き好んでいる自分が少し憂鬱な、もうすぐで四十路の野末。 そんな野末が気になっている部下の外川。 「女の子同士っていいよな」そんな何気ない野末の一言から、彼らは女子人気の高いパンケーキの店へ一緒に行くことに。 そこで野末は外川に、あらゆる物事が面倒なのではなく、怖いから何も踏み出せないのだと自分の事を言い当てられてしまう。 もだもだな社会人BL。 これ年取ったら野末さんに共感するのかな~ていうのが一話読んだ感想。 何も変わり映えしない日常に、自分と一緒に居てくれる誰かがいたら、それはとても素敵なのかもなあ。 こういう可愛い恋愛したいな~~~~~!!!!少年時代を振り返るおっさんBLに、百合ひとつ添えて。日曜日に生まれた子供 紺野キタあうしぃ@カワイイマンガよくBL作品を見て思うのが、「ボーイズ」ラブと言いつつ出て来るのはおっさんが多いなぁ、という事。その事をBL愛好家がどう思うのかは聞いてみたい所なのですが、ことこの短編集では、出て来る三つの関係性に必ず「少年時代」が描かれていて、おっさんを描きつつ「ボーイズ」を名乗る事に説得力があります。 子供の頃に出会っていたり、救われたりという記憶を持ち続けた人の強い囚われは、信頼から恋心へ、必然として変わっていく。男性同士の恋愛感情が分からない私にも、自然に共感出来る感情が、そこにはあります。 そしてその中に一編だけ、百合作品があります。強引に親密さを築く様子は、他の作品とかなり違いますが、無垢な人に「刷り込み」をする点は共通しています。あり得なかった関係性を何とか繋ぐ、強い想いに目眩がします。 百合姫作品がBLの中に入っているというだけでも、珍しい作品集なのでは?無垢な信頼が強い愛着に変わる物語を、繰り返し読める作品集です。BLに介入する非男/女性的なものSALVA ME 紺野キタあうしぃ@カワイイマンガ紺野キタ先生のBL短編集。少年から大人まで年齢は幅広いが、いずれも非男/女性的なモノを巡る物語になっている。 『SALVA ME』はボーイソプラノに惹かれた男子が、再会するその子に「惹かれたもの」を見いだせず、関係を上手く築けない話。その「惹かれたもの」は、儚い中性性。 また『告白』と『小泉くんと愉快な仲間たち』は一連の物語で、寄宿舎の仲間になるのに、〈少年美〉の魔性・近付き難さを捨てていく話。 『とてもじゃないけど見つからない』は女装少年が、離婚したゲイの父親に一時引き取られる話。その続編『めばえ』は、そんな女装少年を虐める少年の「めばえ」の話。女装はするけれど性自認は男とか、女装を拒否する心理の奥にある性愛の形など、複雑。 『天使も踏むを恐れるところ』は、古い親友と彼の幼妻との出会いの話。BLなのでまぁ、そういう事だが、訳あって成長出来ない妻の、立ち位置と愛の形に驚かされる。 男性同士の性愛もありながら、男/女になりきれない儚い存在がオトコノコを惑わす掌編達には、甘い夢を封じ込めた感覚がある。 女子には壊せないBoys Love田園少年 紺野キタあうしぃ@カワイイマンガ紺野キタ先生の、これぞ語義通りのBL短編集。少年〜青年期の男子の、深い結びつきを描くがそれは、精神的な繋がりの話迄なので甘く優しげ。 大小あれど共通して描かれるのは、女子の介入。どこか「鋭い」女子が男子二人の間にいる事で、困難な物語が生まれ、男子同士はごく自然に結び付く。彼らの関係を祝福したくなるし、女子の幸福も祈りたくなる。 ●『田園少年』『夜桜少年』『初恋少年』…野球部の男子二人と、マネージャーで親戚/隣家の女子の勘違いしがちな関係性。 ●『Top Of The World』…親の再婚できょうだいになった、二人の男子と妹。兄と妹は同じ人を好きになってしまう。 ●『カエルの王子様』…カエルと渾名された少年と、カエルを吐く少年。 ●『よるを訪うもの』…ある時見知らぬ少年と、親密になる。しかし病弱な妹とクラスのリーダーは彼に忠告する、それ以上近寄るなと。死んだ父親が残したのは、家と"謎の男"胸にとげさすことばかり 雁須磨子nyae自分がゲイであることを受け入れてもらえなかったことで家出してから、実家との縁を断っていた主人公・昭が、父の死をきっかけに田舎に帰ります。そこで出会った謎の青年・舟は、生前の父親とやけに親しかったようで…同性愛なんか認めない父親が、どうして?(しかもこんなイケメンと!?ずるい!) まるで死んだ父親を含めた歪な三角関係が出来上がってしまっているようにも見えます。しかし地元を離れていた約十年のあいだ、父親がどう生きてなにを思っていたかは昭は知りません。何もかも上手く行かない人生にくすぶっていた昭も、舟に出会ったことでその空白の十年と向き合い、変わっていく様子が描かれます。最初は素性の知れない舟に対してピリピリしっぱなしだった昭も、舟と同居するようになってどんどん丸くなります。そして逆に、昭と出会ったことで舟も本当の自分に気づき始めます。 ボーイズラブであることには間違いないですが、若い頃、田舎に残してきた"しこり"といつかは向き合わなければならないことを思い出させるような、そういう話でもあると思います。あと個人的に、ふたりが両思いになるまでに長い時間を使うのは好きな方です。2回くらい昭が下心出したときに舟からすごい拒絶のされ方してますからね。そう考えると昭のメンタルは強靭だな… 脇役もみんないい味出してます。ヤクザのドMホモと傷跡フェチの内科医のこじれた恋愛囀る鳥は羽ばたかない ヨネダコウ名無し映画化していたので気になって読んでみました。 人間の矛盾で出来ている様が、深くえぐるようで愛おしいです。 読後感の良いBL玉響 ゆき林檎名無し一読して思ったことは、読後感が良い! ベースはすれ違った二人が結ばれる、ですがビー玉とか物書きとか小物要素も相まって読後感が爽やかでとても好印象でした。 老人になっても一緒、ある二人の一生みたいな描写も◎ラブストーリーとして名作では!?4月の東京は… ハル名無し結論から言うとBLで、再会モノで、ラブストーリーで、名作だと思います! ラブストーリーの要素として必ず隔たりとか障害がミソになってくると思います。BLの場合やっぱり男と男で世間体とかマイノリティとかそういうのが一番の障害でそれを解決して結ばれる流れだと思うんですけど、この本読んでるとその障害とかに正面から向き合ってる感じがしていいなと思えました。 つまりBLなんだけど骨太ラブストーリーとして読んでいただきたい! 特に中学時代の一夜からのすれ違いがうまくドラマチックにでも丁寧に書かれててすごいなと言う印象です。<<123>>
※ネタバレを含むクチコミです。