女子攻兵
『フリージア』の松本次郎最新作!次元世紀2011、新東京都市。そこでは異常な兵器を使った異常な戦争が行われていた。兵器の名は“女子攻兵”。女子高生型巨大ロボである。女子攻兵の登場は、今までの戦争の形を変えてしまった!主人公・タキガワ中尉率いる第13独立女子攻兵猟隊、通称“ハイエナ部隊”は制御不能となった女子攻兵を始末する殺し屋部隊。今回もいつもと変わらない簡単な任務のはずだった……しかし、彼らの前に現れたターゲットは想像を超える最悪の化け物だった!
エリア51
ドラゴン、ゴブリン、イエティ、ネッシー、ガネーシャ、宇宙人……そんな世界中の「人ならざる者」をかき集め隔離した場所がある。そこはアメリカ51番目の州、「エリア51」と呼ばれている。表にいられなくなったワケありの人間、真鯉徳子、通称マッコイは、河童のキシローを助手としてリトルトーキョーの放棄された地下鉄駅にて探偵業を営んでいる。彼女はどうやら何者かを探しているようだが……!?
『いつかティファニーで朝食を』のフラれ男・吉田創太郎は出版社の営業部員。後輩の女社員に怒られながら、出張で全国を巡っている。あまりものを考えていなかった彼も、経験を繰り返すうちに、地方グルメと新たな出会いを探すようになっていく……新しい出会いは、幸せはあるのか……!? 待望のスピンオフ第1巻! ※お店ガイドは紙版発行時(2014年12月)の情報です。ご訪問の際は、事前にそれぞれのお店にご確認いただきますようお願いいたします。
神社の祠を壊したことから神器「朱雀の弓」を偶然左手に宿した高校生・駿河妖介。この神器は古都・宮古野市に復活した“眷族”というあやかしを退治するため、四神のひとつ朱雀から自分の未来と引き替えに授かった特別な能力だった。妖介に残された寿命は残り1年。あらがえない宿命を背負うことになった妖介は“見鬼”の能力を持つ巫女・因幡よもぎ、神器「青龍の槍」を操る蝦夷教諭らと出会い、眷族との闘いに身を投じていく……!!!
寿司ガール
看護師の夢を諦めた女王様、人を好きになれない女教師、異国に憧れる少女、誰にも嫌われたくない森ガール……少しだけ人生に疲れた女達の前に、お寿司のネタを頭にのせた「寿司ガール」がそっと現れる。「私を見てくれている相手」を得た女達は少しだけ前を向くようになり――?「ショムニ」「ちひろ」で女心を描き出した安田弘之の新たなる代表作。今を生きる全ての女性を応援する人間賛歌!
オカルト部部長のナナ先輩が、後輩の切道くんにオカルトを使ってグイグイアプローチする、こわキュン♡ラブコメディ。 ジェットババア、キューピッド様など、身近な怪異に振り回されながらオカルト部は今日も活動中♪
四畳半の祓魔師
創業一千年。平安時代より続く稼業「祓魔師」を営む小野九多朗は、故あって少女の姿をした悪魔ニキータを使役している。というか四畳半の賃貸アパートで同居中。まったく儲からない仕事な上、ニキータの食費から遊興費までお金がかかるので常に貧乏生活。今度はどんな依頼が舞い込んでくるのか……!? 『明治緋色綺譚』『明治メランコリア』のリカチ先生待望の最新作です!
僕は丹後公平、漫画家志望のフリーター。旅先で知り合った猫のクロさんとひょんなことから同居することに。実は、クロさんには秘密があって…。可愛い猫と、美味しいごはんに彩られたほのぼのストーリー。10のエピソードに、10の美味まんま、おうちにある材料で簡単に作れるレシピつき!可愛い飯テロ漫画、ついに登場です!!
双子の帝國
構想10年。「なるたる」(講談社)「ぼくらの」(小学館)「のりりん」(講談社)の鬼頭莫宏が描く戦争物語が開幕! 漂泊の民「空霞」の生き残りであるガウは、触れるものを死に至らしめる謎の少女フアと二人で旅をしている。フアの呪いを解く為に死滅したはずの魔法使いを探すのだが……。光国vs大陸。戦艦が超工業によって空を飛ぶ世界で、二人が行き着くのは?
帝国と王国が長く対立する世界。フラタニア帝国側の皇女に仕える女性だけの部隊・それが武装奉仕(メイド)団。その中でも曲者揃いの602号室部隊を率いるマリンのもとに、新兵シルックがやってくる。硬直した戦線での長閑な塹壕生活が続くかと思いきや、ノーマランド王国の奇襲作戦によって現場は一気に緊張する!! そして男性兵士から軽んじられてきた精鋭メイド部隊が出撃!! 日常と戦争を描くメイド×塹壕戦の超異色ファンタジー戦記スタート!!
クラスは俺たち以外全員女子!! 彼らが入学したデザイン科は、男女比率5:35の超女子優位クラス。女子に圧倒されながらも妙な結束力を育んでいくデザイン科男子たちのギャグライフ開幕!!
時は2019年、東京オリンピック開幕前夜。首都東京に猟奇的連続殺人事件が発生。死体はすべて焼死体で眼球無し。警視庁捜査一課に所属する主人公の青葉想大は、捜査中にある女性捜査官と出会う。彼女は警視庁に秘密裡に新設された組織「E-BIT」の班長。「E-BIT」とは人間の眼球をスキャンすることにより、目で見た記憶を再現できる技術をもって隠密なる捜査をする組織。青葉と彼女のコンビが謎の犯罪者との戦いに挑む。本格警察サスペンス始動!!
新東京都市では女子高生の形をした巨大ロボ、女子攻兵(以下JK)での戦争が繰り広げられている。 パイロットは軍人(おっさん)であることがほとんどだが、長い間このロボに搭乗していると精神まで女子高生になっていってしまい、精神汚染ランクが8になると電波を受信していもしないはずの友人や家族とケータイで連絡を取るようになってしまう(もちろんJK搭乗時にそれと話したりしてるわけなので巨大なケータイを使っているわけでもある) 近未来のようでケータイがガラケー型でJKのスカートの短さなどからも90年代後半のJKのイメージを松本次郎的にマッシュアップした戦争モノだが、巨大ロボ×JKというだけでもよくやったと言って差し支えない本作は、連載当時のバンチでも異彩を放つ作品だった。 精神汚染の原因はイカれてしまった汚染ランクの高いモンスター(元JK)との密な状況や接触であり、多くは物理攻撃によるJK自体への汚染が原因でコックピットにいる軍人(JK乗り)を巻き込んで汚染していくものである。 殺伐とした世界なくせにネオン街ではセーラー服を着たキャバや風俗が繁盛しているという割と救いようのない世界観だが、どこかドロヘドロのようなパンクさとMADMAXのような退廃・荒廃感を感じる。 あ、コッペリオンとも少し空気や設定も似ているとこがある。アイアムアヒーローもそうだ。つまりは世紀末感があるということだが、ここまで書いておいて松本次郎の作品でそれが感じられないのは「いちげき」ぐらいかもしれないw