BUNCH COMICSの感想・レビュー69件マイルールってそれぞれありますよね地獄のリラックス温泉 恋煩シビト名無し※ネタバレを含むクチコミです。ハマった作品エリア51 久正人名無し切り絵のような絵が凄くこの作品にマッチしています。1話完結型や数話続く話もあり面白いです。また感動シーンもあったり、15巻とまとまりもあり読みやすい作品です。 初めて表紙買いした作品です。 神やUMAなど個性的なキャラクターが沢山登場します。大好きな作品です。絶妙におバカ宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 伊藤亰starstarstarstarstar_border山下真司表紙もパッと見ちゃんとしてそうだけどおかしい。 絵のタッチとギャグのバランスが絶妙でめっちゃ笑える。新しいゲームって嬉しいよね働かないふたり 吉田覚starstarstarstarstar_borderゆゆゆこの働かない兄妹はとっても仲良し。 両親も二人のニートを見捨てていない。 この設定だけで、なんとほのぼのすることか。 新しいゲームに喜び、兄と一緒に遊ぶ妹。 流行りのアイドルの踊りとやらを深夜に二人して踊ったり、深夜に突然料理を作り始めたり、二度寝だと二人で一つのベッドに寝ようとしたり。 仲が良すぎて、小学生か幼児の兄妹をみている気持ちになるけど、彼らは既卒かつ未就労。 仲が良いのは兄妹だけでなく、両親とも仲が良い。 愛情たっぷり込めて、今も育てられている、働かないふたり。 餃子にわさびを入れる驚きプレーを母が止めないのに驚き、そしてわさび味に当たる父に驚き。 でも毎年肩たたき券をくれる娘というのは、一周回って、嬉しいものなのかもしれないなと思った。 お母さんは将来を考え、兄には就職活動、妹には花嫁修業をさせようとしているのだけど、妹の就職活動はいいんだろうか。生きていくすべをまず身につけろということだろうか。 お父さんの方も会社の人に料理上手な息子を主夫にいかがと勧めているので、なんとかなると思っているのは働かない道もあるということかもしれない。 スエット着た兄妹(特に妹の春子)の言動を見ていると、忙しくする日々で忘れていたものを思い出せるような気がする。 人間ドラマウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 神崎裕也starstarstarstarstar_bordermotomi単なる復讐モノではなく、友情や恋愛、仲間意識、精神的な成長が絡んだ、重厚感たっぷりな人間ドラマでした。 登場人物も皆個性が強くて、それぞれのスピンオフが見たいほどに魅力的です。過去に揉み消された事件が少しずつ明らかになってくるが、誰がクロかシロか、敵か味方か、最終段階まで解らない。中弛みもなく、スリリングな展開で、でも緊張ばかりでなく、適度にほっこりできたり笑えたり、バランスのよい漫画です。プリニウスの感想 #推しを3行で推すプリニウス ヤマザキマリ とり・みきstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔に一巻読んで完結したら一気に読もうと思っていたので今回まとめて読んだが最高だった。プリニウスの旅、ネロ/ポッパエア/ティゲリヌスの宮廷話どれも素晴らしかった。 ・特に好きなところは? プリニウスの旅の全て。プリニウスの言動、プリニウスを尊敬してやまないエウクレス、そしてこの男がいなかったらこのマンガの面白さがかなり減ってしまうと思うフェリクスが特に良かった。パンクラチオンの達人でこよなく風呂を愛しプリニウスに対して疑問や意見を率直に言うところやエウクレスやプリニウスのツッコミに対しての反応全ていい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最初少しとっつきにくいところがありますが、フェリクスが登場したあたりから気にならなくなります。プリニウスやネロの描写や物語の構成は凄いという一言ですが、個人的にはフェリクスの描写が本当に良かった。 妖怪園のおしごと妖怪の飼育員さん 藤栄道彦starstarstarstarstar_borderゆゆゆ「ゲゲゲの鬼太郎」や「鬼灯の冷徹」のように、いろいろな人外の存在が出てくる、妖怪園という妖怪の動物園的なところで働く人間たちのお仕事漫画です。 妖怪というのは、信じてくれている人や知っている人がいなくなると消えてしまうものらしいですが、妖怪の存在が受け入れられ、人々が見ることができる世界線なので、妖怪園で保護された妖怪たちも安心です。 登場する妖怪も、かわいらしい見た目の妖怪だけでなく、怖いものや醜いものもしっかりでてきます。 性格もあっけらかんとしたものや、ジトジトした性格のものなど、多岐にわたります。 日本だけじゃなくて中国の妖怪もでてきます。 妖怪園以外の妖怪も登場します。 妖怪だらけです。 怖い顔の妖怪でも、基本的には怖がらせる展開ではないので、安心です。 妖怪が身近だったら、本当にこんな世界なのかもしれません。 ニート兄弟の物語働かないふたり 吉田覚starstarstarstarstarこめつぶニート兄弟のゆるゆる物語。元気に毎日を過ごしていて、いいなって思ったけど私がこれをやったら追い出されること間違いなし(笑) 石井家のお父さんの包容力すごい。そしてあんな娘がいたら嫁に出したくない気持ち、女だけど分かる。(笑) 2人のニートから、人脈が広がっていて、みんなとても楽しそう!! 同じニートするなら、毎日楽しく過ごした方が絶対いいよなあ。私も彼らと仲良くなりたい(笑) 友達つくるのってこういう感じなんだなぁ〜。忘れてた〜!ちょっとドキドキするけどワクワクするんだよね。友達になるのに、年齢は関係ないんだ!クズ二人働かないふたり 吉田覚名無し今の自分が嫌いな人。安心しなさい。この漫画の姉妹は家畜以下の人間のクズです。 働かずに、ずっと遊んでいます。母からももらったジャケットを売却してゲームを買おうとします。 どうしようもないです。 この漫画を読んで、下には下がいると思い、自信を持ちましょう。 安心しましょう。 まぁ、漫画なので現実ではないのですが・・・ 温泉とグルメとイケメン、人生のすべてかもしれない地獄のリラックス温泉 恋煩シビト野愛日々〆切に追われる漫画家の主人公が、ひとり車を飛ばし温泉巡りするお話。 ご当地グルメを堪能したり現地のイケメンと触れ合ったりしつつ、最後は温泉で日々の疲れを癒すという最高の旅が描かれています。最高です。 仕事や家庭の事情など、30すぎると友達となかなか会えなくなってきます。そしてひとりでどこへでも行けるようになってきます。 人とコミュニケーション取るのはめんどくさいけど、旅先の見知らぬ人相手だと楽しくお喋りできたりします。 主人公にめちゃくちゃ共感できるからこそ、この温泉旅がより魅力的に感じられるんですかね。 温泉行きたい。二度と会わないイケメンと一瞬会話したい。この2つに共感できる人は読んでみてください。 「兎が二匹」感想兎が二匹 山うたニーナ※ネタバレを含むクチコミです。7巻の展開がすごい #完結応援女子攻兵 松本次郎 新潮社編名無し「女子攻兵」に乗り込むパイロットは段々と自我が女子高生のそれに侵食されてくる(俗っぽく言うとSAN値が削られる…みたいな)設定があるので、幻覚やフラッシュバックなど、元々サイケデリックな表現が特徴の作品ではあるのだが、それでも7巻はちょっとすごい。 終盤、作中を貫く狂気の根源に迫る、エヴァンゲリオンで言うところのネルフ最深部みたいなところにいよいよ乗り込む展開がアツいのだが、7巻に入った途端一気にようすが変わる。 セカイ系ということばが浸透して随分経つような気もするが、やっぱり本作みたいに舞台装置そのものを揺らしながら描くような作品ってすごいと思ってしまった。死ねぬ乙女が人の心に触れ、灼ける兎が二匹 山うたstarstarstarstarstarさいろく山うた先生の新作が出たのでこっちも書いとこうと思って読み返した。 ただひたすらに、ひたすらに1巻の事実と真っ直ぐな心が本当にツラい。 寂しくて寂しくて死ぬ、ただただツラいが、読むのは決して辛くない。 なぜなら序盤の地獄からどうやってすずが過ごしていくのかという心配、期待、恐怖で読む手を止められないから。 出た当初、マンガ好き達から薦められて読み、たまたまその頃は泣いてしまうような作品がいっぱい出ていたのもあってたまたま埋もれてしまった感があるが、記憶力が老人になってる私でも「忘れられない」作品になっている。 未読の人は是非この二匹の話を読んであげてほしい。 カツシン~さみしがりやの天才~の感想 #推しを3行で推すカツシン~さみしがりやの天才~ 吉本浩二starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ いいエピソードと引くエピソードが交互にくるマンガだな ・特に好きなところは? バルテュスとのエピソード。この二人に間にしかわからない何かがあるんだろうと言うのはわかるがその何かが他の人には想像でしか判断できない部分 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! こういう名前が職業になっているような偉大な実在の人物のマンガはどんどん増えて欲しい猫まみれで暮らしてみたくなる片桐くん家に猫がいる 吉川景都野愛片桐くん家に猫がいるだけ。猫がいるだけでわちゃわちゃしたりごろごろしたり毎日とっても楽しそう。 ハツ、ミノ、ぎあら、ユッケと美味しそうな名前の猫ちゃんたちと片桐くんの日常に癒されます。 おかずは盗られるし襖びりびりにするし散らかすし散々な目にあってるのに、近くによってきてごろごろされたらもう全部許せてしまう。 片桐くん大変そうだなあとは思うけど、猫まみれで寝てるとこ見たらうらやましくて仕方ない!かわいい! ぼさっとしてるけど何故かモテる設定の片桐くん、誰にでも優しくて家事に育児(猫)に襖の張り替えまでできるんだもんそりゃモテるよなあ。フラれた男のささやかな成長物語創太郎の出張ぼっちめし マキヒロチ野愛いつかティファニーで朝食をで麻里ちゃんにフラれた男・創太郎が出張先でご当地グルメを食べるお話。 グルメや景色ももちろんなんですが、創太郎の成長を見守るのが楽しいです。 デリカシーない、だらしない、失敗したら嫌だから出張先でもチェーン店で食事する……そんな創太郎が麻里ちゃんにフラれ、後輩にケツを叩かれ、仕事でも食事でもプライベートでも意欲的になっていくのが微笑ましいです。 麻里ちゃんにフラれたのも麻里ちゃんが好きになったのもわかる。見ていてイラっとするとこもあるけどかわいいとこもあるんですよね。 いつかティファニーで朝食を読んでなくても、旅グルメ漫画として十分楽しめると思います! 構想に十年 これから来る漫画じゃないかと期待している双子の帝國 鬼頭莫宏地獄の田中今、空霞の生き残りガウとガウに買われた奴隷少女ファがファにかけられた呪い(ファに触ると死ぬ)を解くために魔法使いを探して旅している段階で、空霞、光国の戦いがあったんだろうなとかっていう舞台設定のおぼろげな輪郭が見えてきた。 かなりスローなスタートの仕方で、たぶん5巻くらいまで話が進むと明確な使命とかが見えて来るんじゃないかな。 鬼頭莫宏を信頼して期待買いしている崩し方が見事宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 伊藤亰名無しギャグ漫画にはもったいないほど作画力があり、ストーリーの真面目っぽい時はSFロボットの王道と錯覚しそうになるのですが、それを必ずブチ壊してくるギャグ、とりわけ近年の現実社会への風刺っぽいのがツボに入って笑える作品でした。 完全にマンネリ化する前にほどよく完結させているのも好感が持てます。 リアルボンバーマン形式のデスゲームBTOOOM! 井上淳哉名無し絵が綺麗ですし、こういう系好きには細かいツッコミは置いといて一気に読み切ってしまう面白さを持っているジャンル的に薦められる作品です。 連載時だと引き伸ばしかかってるかなと思われる箇所はありますが、完結した今だと気にならないでしょうし。 最終巻がマルチエンド別冊なのは面白い試みでしたが、結構被っているので、超バットと超グットくらいもっと大胆に分岐させた方が良かったかなとは思います。 男は黙ってレッドソックスワイルドリーガー 渡辺保裕starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男久しぶりに読み返したがやっぱりいい。不必要なぐらい熱い雰囲気。異常な野球愛が見事に組み合わさったいいマンガだった。読み返してみると色々細かい点で気になるところもあるけどその辺を考えたところでこのマンガの面白さには影響ない。今回気づいたけど羽根田耕って「榎本喜八」が元になってるっぽいね 続きが読みたい 「二人」だから悲しい少女終末旅行 つくみず六文銭久々に、この「衝撃のラスト」というワードを使いたい。 というのも、ある程度年代を重ねてくると、なんとなくオチに予想がつくので、そこまで衝撃がなくなってくる。 既視感が強くなると言っても良い。 だけど、本作は自分的にかなり衝撃でした。 正直言うと、最初は、絵柄に抵抗あったんですよね。 だけど知人に熱烈にすすめられて読んだら、上述のとおり衝撃的でした。 このゆる~い絵柄が過酷なストーリーに幅をださせて、とにかく圧巻でした。 内容は、文明が崩壊した世界で、バイクのような愛車に乗って「上層」を目指していくという話。 ほとんど生物がいない荒廃した世界。 明日も生きていられるかわからない世界で、少女2人はひたすら「上層」を目指す。 そして、最後に彼女たちがみたものは・・・という流れ。 とにかく、この2人というのが良いんです。 うまく伝えられる不明ですが、 1人ではなく、2人だからより物悲しさが加速すると思うんです。 荒んだ世界に1人っきりのほうが悲しいと思うかもしれませんが、 世界に自分1人しかいなければ孤独は生まれない という言葉があり、それに近い感覚なんです。 これまで2人でしてきた旅路。 色んなものと出会い、別れ、手に入れたり、失ったり・・・そうした過程を通して辿り着いた先が、絶望。 これが1人だったら、ただ、純粋にがっかりして終わりでしょう。 ところが2人だったことで、これまでの苦楽が、ある意味「思い出」になり、お互いに芽生えた感情から、複雑な気持ちになったと思うんです。 絶望を前にして、どうにもならないくやしさや、やるせなさが、相手を攻めることでより増幅し、反動で、その先にある「別れ」の悲しさが増してくる。 そう、1人では「別れる」ことができないから、悲しみも限定的になると思うんです。少なくとも自分はそう思います。 お互いに大事な存在になりつつあったからこそ、 あまりにも無慈悲な結末に、最初はとまどいましたが、 何度か読むと不思議と読後感は悪くなくなりました。 むしろ哀愁とも言える、切なさが心地よい。 キャラは萌え絵っぽく人を選びますが、 この世界観やストーリーは忘れられないものになると思います。全ての野球ファンに捧げたい漫画ワイルドリーガー 渡辺保裕名無し※ネタバレを含むクチコミです。 泥臭い絵だから伝わる絶望と希望とリアリティさんてつ―日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録― 吉本浩二名無し吉本浩二先生の描く漫画は私にとって 気にはなるけれど好みではない作風だった。 なんだか絵が泥臭い感じがして。 その印象はヒット作の「ブラック・ジャック創作秘話」を 読んでもあまり変わらなかった。 確かに面白いのだが、絵の泥臭さというか、 熱くるしさというか、 とても細かく書き込んでいらっしゃるのだが、 それが必ずしもプラスになっている漫画と思えなかった。 だが「さんてつ」を読んで、読みながら泣いてしまった。 なんら過激な演出などしていない。 ひたすら泥臭い絵をひたすら描きこんでいる。 その絵から、文字通りに被災地の泥の底に 色々なものが埋もれている感じが圧倒的に伝わってきた。 写真で見ることで伝わる被災者や被災地の惨状は 間違いなくリアルであり事実なんだろうけれど、 吉本先生の絵からはなにかそれ以上に伝わるものを感じた。 美少女×粘液に騙されて読んでみてほしいナイショの戸黒さん 詩原ヒロ野愛わたしはゲロを吐く女の子がとても好きなので、開始数ページで戸黒さんに心奪われました。 思春期の真っ只中、かわいい女の子がゲロ吐いてるとこ見たらまかり間違って好きになっちゃうよな〜あらすじに書いてあった粘液がついた消しゴムってそういうことか〜と思っていたら、粘液ってそういうこと?戸黒さんはただの病弱な女の子って訳じゃない? と、さらに心を掴まれました。 なんてフェティッシュな作品なんだ…変な性癖に目覚めちゃったらどうしてくれるんだ…最高すぎます。 絵のシズル感がものすごいので、戸黒さんはめちゃくちゃかわいいですし、粘液の正体はめちゃくちゃ気持ちわるいですし、東海林くんとともに感情を揺さぶられること間違いなしです。<<123>>
※ネタバレを含むクチコミです。