トーチの感想・レビュー125件<<12345>>んん~、読み始めてみたものの・・・。自転車屋さんの高橋くん 松虫あられstarstarstarstarstar干し芋主人公の朋子が、自分の気持ちを押し隠していて、人に流され生活している感じにイライラを覚える。 まだ一巻しか読んでいないのだか、これから読み進めるかどうか悩み中!!明日からできる最高のやりかた彼女のやりかた 田所コウ野愛これはいいライフハック。 他人に迷惑もかけず、お金も時間もかからず(エロ本作る人は別かも)、ほんの少しの勇気があれば誰にでもできる彼女たちのやりかた。 やってることは結構刺激的というかちょっとセクシーだったりするけど、全くエロくはない。やんちゃで馬鹿馬鹿しくて、なんだか微笑ましい。 騒音の最中に下品なワード言うやつはすぐにでもできそう。なんならやったことある。 変わり映えしない日常も自分のやりかた次第で楽しめるんだ!とワクワクする。 他人を笑わせるためじゃなく自分を笑わせる彼女たちのやりかた、やれる範囲で実践したくなった。昔、南Q太を読んだときのような、何気…心臓 奥田亜紀子ymzkrm昔、南Q太を読んだときのような、何気ない場面の切り取り方がすごい好きって思ったのと同じ印象をいだきました。 とくに「るすばん」が好きです。 専門的なこと分からないからうまく言えないけど、子供視点、頭の中と俯瞰の混ぜ方が好きです。 子供がちゃんと子供で、豊かな支離滅裂さと弱さとたくましさがあって、懐かしく思い、またこの頃のように自由で夢中になれたらいいのにと思わせてくれるお話だった。幸と不幸が重なり合うつつがない日々の尊さ #1巻応援つつがない生活 INA兎来栄寿前作の『牛乳配達DIARY』の時から、INAさんはまるで清少納言のように何気ない日常の一コマを巧みに面白くマンガとして切り出す方だなあとしみじみ感じます。 本作『つつがない生活』も、前作に続いて筆者の実体験を基に描かれています。中盤以降にはバンドでアメリカツアーに行った話や妻とのヨーロッパでの新婚旅行など日常の中の非日常もあって、そこでは刺激的なエピソードもあります。一方で、前半はありふれた日々の中の何気ない情景が描かれます。 20代新婚でありながら先月仕事を辞めたばかり、フリーランスでコミュ力の高い妻の仕事を手伝いながら家事をこなし、中学生になる手前の義妹の面倒を見るという生活。 こたつでみかんを食べて寝落ちたり、コンビニにアイスを買いに行ったり……本当にミニマムな日常。でも、それらはもし人生の終わりに振り返ることがあるならばどこまでも掛け替えのない価値のある時間なんですよね。 仕事でピリピリする妻と時には喧嘩もしながらも愛情に触れ心を救われる瞬間や、義妹の成長に感じ入る時。つつがない生活の中で訪れる大いなる幸せこそ、人間が真にこれ以上なく大切にすべきものであろうと思います。 しかし、人生は幸せなことばかりではありません。時には辛いことも起きてしまいます。コロナ禍のように、個人だけではなく人類全体に訪れる試練も襲い掛かります。でも、それこそが人生でもあります。 最終回の素晴らしいモノローグは、『自虐の詩』の至高の名言である「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに意味がある」を髣髴とさせ、この作品の読後感を非常に豊かにしてくれるものでした。 この本を彩る「優しく鮮やかな筆致が照らし出す、暮らしの中の、なんてことなくて美しい瞬間」といった帯文も、作品に対する慈愛に溢れていて大好きです。こういうマンガが絶えずに生み出される世界は何と美しいことでしょう。 余談ですが、現代っ子で『天空の城ラピュタ』よりYouTubeの方が楽しい義妹にジェネレーションギャップを感じるシーンは、幼少期に無限にラピュタをループしていた身としては筆者同様に切なくなりました。 オールカラーで描かれる期待のSF新連載ナイトメアバスターズ 赤瀬由里子名無し※ネタバレを含むクチコミです。川勝徳重、3年ぶりの新作「アントロポセンの犬泥棒」アントロポセンの犬泥棒 川勝徳重かしこ初めて鈴木翁二とか安部慎一とかガロ作家の漫画を読んだ時に「すごく個人的な話を漫画にしてるんだなぁ…!」と驚きましたが、その表現の仕方が芸術的でかっこいいからいつ読んでも古臭くないんですよね。でも今の時代にそれを違和感なくやれるのってなかなか難しいと思うのですが「アントロポセンの犬泥棒」では出来てるからすごいし、逆に新しいな〜!と思います。前作の「電話・睡眠・音楽」よりも読みやすい内容になっている気がしました。正直あらゆるところで絶賛されてるので変なことを言って無知が露呈するのが怖いです(笑)どうでもいいことですが「リヤドロの置物」を読んで、のらくろのことを心から愛していたとしてもリヤドロの置物は絶対にいらないな…と思いました。4巻〜自転車屋さんの高橋くん 松虫あられ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 たまらないよ姉の友人 ばったんさいろく今日子サン、ミステリアスな謎の美女。 それに振り回される2人の姉妹。 ではないんだよ、たまらんよ。気だるさや表面化しない悩みのようなものはすべて夏が包んでいる #読切応援赤裸々きららララバイ 梓義朗名無し※ネタバレを含むクチコミです。奇妙で不穏で愛おしい日常スペシャル 平方イコルスン野愛田舎町の学校でちょっと変わったクラスメイトと送る奇妙な日常漫画、だと思っていたけどもしかしたら違うのかもしれない。 サスペンス、恋愛、友情、触れ合えない悲しみ、家族や恋人という存在の曖昧さ、などなど。 シュールだけどほのぼのした日常にふふんと微笑みながら読んでいたのに、少しずつ不穏さを覗かせているような。 ヘルメットを被った怪力少女、教室に様々なものを所有する謎の金持ち、つねる人、執着する人。奇妙なクラスメイトに囲まれ、思考を巡らしながら溶け込んでいく転入生。 おかしくても続いていけば日常になるから、やっぱりこの作品は日常漫画なのかもしれない。 懐かしさと斬新さのハイブリット #1巻応援千年ダーリン 岩澤美翠nyae舞台は1980年代で、絵柄からも懐かしさが漂ってくるマンガですが、設定はかなり斬新で、展開がババババーーーッと進むので先が読めません。 好みが分かれそうな内容ではあるものの、作者の「好き」がふんだんに詰まっていることが伝わリます。かといって独りよがりにならず、漫画が上手いな〜と感心しきりです。 読む前までは「ブロマンスもの」というイメージだけが先行していたんですが、実際は改造人間と謎の怪人のバトルアクションとしてかなり迫力があるものになっているので読んでいて痺れます!2巻早く読みたい! 想像力って大事だな、と改めて思う #1巻応援空飛ぶ馬 タナカミホ 北村薫nyae表紙買いしたので買ってから推理小説を漫画化したものだと知りました。 といっても、いわゆる一般的に想像するような推理ものではなく、主人公の身の回りで起きた出来事に対して「あれはどういうことだったんだろう」と考えるような話が主です。 なので、謎が解ける快感みたいなものを期待するよりは、物事を多面的に捉えることや想像力の重要性を改めて知れる作品かなと思います。 読んでいてずっと思っていたのは、頭がいい人って「なぜ?」って思ったことが(それがどんな些細なことでも)理解できるまで突き詰めるんだなーということ。まあいいか、とか、そういうもんか、っていう思考は無いんでしょうね。 個人的には表題作の「空飛ぶ馬」がいちばん好きでした。 謎解きという点でいちばん「なるほどそういうことか〜!」が口から出ました。 絵も独特な描き方をしてますね。とくにあんな影の描き方をする人は見たことがない。シンプルなようで、かなり大胆な絵柄だと思います。古き良きこの手触り!千年ダーリン 岩澤美翠兎来栄寿1980年代、不良、喧嘩、改造人間、怪人、ロボ、束ノ間一平(つかのまいっぺい)や仮初銀色(かりそめぎんいろ)といったネーミングセンス…… 令和3年に発売されたこの作品、まるで80年代〜90年代前半の少年誌に載っていた作品のようで、絵柄も含めてあまりにもノスタルジーを感じさせます。 コミティアなどで活躍しながらこの作品がデビュー作となる作者の岩澤美翠さんの机の前には明菜ちゃんが貼ってあるそうです。納得。 デジタル作画がダメという訳では全くないです。が、この手描きのアミナワやベタフラッシュ、トーンの削り、枠線のカドのインク溜まり……今はもうあまり見なくなったアナログ感が無性に愛しく感じられます。 「今日も地獄の炎がマックスだよ!!!」 と猛る食堂のおばちゃんがいる滅茶苦茶な高校生活、好きです。 カバー下の遊び心も好きです。 何より1巻収録のジグザグのお話が大好きです。毛布をプレゼントして貰った時のジグザグのかわいさときたら、もう。ジグザグが何不自由しないような暮らしを一緒に営みたい。 荒唐無稽な設定と展開の裏で、丁寧に切なく紡がれるドラマもあり心に沁みます。 益荒雄×美少年という組み合わせに非常に愛と拘りを感じる内容で、そうしたキャラクターの絡みが好きな人に特にお薦めです。 岩澤さんには今後も自らの好きな物を好きなように書き連ねていって頂きたいと思う、才気溢れるデビュー単行本でした。 100のリアルとノスタルジー太郎は水になりたかった 大橋裕之野愛読むと胸が苦しくなるときもあれば、めちゃくちゃ笑えるときもある。 空を飛べる友達もウンコ回しのおじさんも出会ったことはないけど、ノスタルジーの塊みたいなものが描かれている作品だと思う。 妄想したり死んだふりしたり妄想したり、感動的なエピソードがあるわけじゃないのにヤスシと太郎の友情が尊いものに感じられる。この2人が一生友達でいたらいいな、と祈らずにはいられない。 どうしようもなくてくだらない日常は永遠に続く気がするのにいつか終わってしまうから、こんな気持ちになるんだろうか。 元気なときに読んだら普通に楽しい漫画なのに突然心の弱いところを突いてくるから大好き。 現在進行形で青春を過ごしてる学生が読んだらどんな感想を抱くのか気になる。短編集いい…まばたき【電子版特典付】 ばったん名無し女性を書くのうまい作家の一人ですよね、ばったんさん。 学生とか年頃の女性のモヤモヤを漫画にするのがうまい… 離別の悲しさ、恋する気持ち、友人との付き合い方、題材としてはあるあるなのに二つとないストーリーが出来上がってる気がします。 悲しいストーリーを描くときもちゃんと寄り添うキャラクターが現れて、我慢してた気持ちが溢れるように泣くところが好きです。こういうの好き大魔王のOFF 水野まどかさいろく「良いタイミングで読んだ」作品って印象に残る事ありませんか。 これもアプリで無料公開されてたのを手にとってみたんですが、休憩中に2話分読んで(これいいわ)と思ったものでした。 ドラクエ風なRPGファンタジーの世界の大魔王が主人公。 大魔王とは勇者をこんな感じで待ち受けてて、来るまではこんな生活しているのだ…という感じ。 大魔王は抜けてるところはあるけど漫画の都合上(?)美女キャラなのでちゃんと華もある。 何も考えずに読めてズバッとコレだわーと思わせてくれたほのぼの作品、オススメです。 三寒も最高でした自転車屋さんの高橋くん 松虫あられむ新刊まってた! なんでこんな応援したくなるカップルが描けるんでしょう 実際高橋くんも中身は最高だしイケメンだし、ともちゃんも地味めにしてるだけで女性としてはめちゃくちゃ魅力的なんですよね セクハラ上司を殴って、翌日に会社辞める流れ素晴らしい はやく4巻んんん!!メンドクサイ者どうしが出会ったら自転車屋さんの高橋くん 松虫あられ名無しOLの飯野朋子は仕事にしろ飲み会などのお誘いにしろ、 周囲に気を使いすぎて頼まれたら断れない。 それでいて周りとは馴染めずストレスは溜まる一方。 自転車屋さんの高橋くんは一見チンピラなんだけれども、 それは、したいことしかしない、 自分にも他人にも嘘がつけない、 そういう性格で、他人をいらつかせる事もあるということ。 実際には高橋君は、困っている人をみたりしたら ほうっておけなくて手助けしてしまう良い人なのだが、 それも含めて自分は好き勝手にやりすぎると自覚していて 自分の感情に素直に行動をしていながらも、 不必要なほどにヒケメを感じたりしている。 ようするにこの二人、どちらもメンドクサイ性格だ。 上手に人と向き合えない。 だがこのメンドクサイ二人が出会い、 互いをそして自分を開放して理解していくストーリーは とても面白く、そして考えさせられる。 人と上手につきあうってどういうこと? 上手に付き合うことが正しいの?偉いの? それでみな、幸せなの?幸せになれるの? 一見いい人が見方によってはそうでもない。 その人のしていることが、すべて、したくてやっていることで それに満足しているというわけでもない。 そしてその逆だってありうる。 そういうものかもしれないと思ってしまう漫画。 電子書籍版で買うか迷うわかめとなみとむげんのものがたり リトルサンダー名無し電子版の購入を検討している人向けのクチコミ。 電子版を試し読みした時に、画面がモアレだらけに感じたのだが、紙版の書籍を読んだところ、紙でも同じ柄で表現されていた。 つまりトーンがそのまま再現されていただけで勘違いしていたのだが、電子版だけで判断すると勘違いする可能性があるな、と思った。他サイトのレビューでは、「文字が潰れている」との指摘(ちなみに☆1つ)を見かけたが、自分の環境/ebookjapanビューアではそのような現象は確認できなかったことを付け加えておく。 電子版の購入を検討している方は、とりあえず購入先のストアで試し読みをして確認すると良いと思う。 ただ、特別の理由がなければ、電子版より紙版を選択した方が良いかもしれない。 紙版については、サイズもデカくて重い(本棚の収納問題もある)のだが、紙でなければ体感できないような仕掛けがこの本にはある。 前後編の2巻でスッキリできる素晴らしい物語平太郎に怖いものはない スケラッコさいろく平太郎に怖いものはない、と言う。 怪異がバンバンいたずらを仕掛けてくるが彼は怖いと思わない。 平太郎はあんまり喋らないが、人がよく、16歳とは思えない魅力があり、人に好かれ、道は平坦ではないようだが周囲に恵まれ広島で温かい人々に囲まれてお好み焼き屋をやっている。 最後の最後まで読まなくてもなんとなくそういう感じになるのかなとは思っていたけど、最後まで読んでスッキリして「よかったー」と思える素晴らしい作品でした。スケラッコ先生好き。ちょっと心温まる(極端に泣けるとは言わん)ショート・ショート集大きい犬 スケラッコさいろくこういう単行本こそ単体での価値を高く評価したい。 ほっこりするショート・ショートがいっぱい入っていてとても好き。 最初の数話(タイトルの「大きい犬」も含めて)は好みがわかれるかなと思ってたが、全部読んだ頃にはスケラッコ先生のファンになれる。 「クリスマス幸子」や「梅・桃・桜」ではショート・ショートとしてのレベルも上がったように感じる。 単に私が好きな感じなだけかもしれないけど。 あと犬を描くのが下手でかわいいwどん底も道草であるみちくさ日記 道草晴子nyae思春期から30を過ぎるまで、あれほどにどん底ともいえる経験を経て、最後にあの結論に至れるの凄すぎる。でもたしかに校長先生に再会したときは、大きくぐるーーーーっとまわり道をして、やっと戻ってきた、という感じがしましたね。 続編「よりみち日記」を読むのが今から楽しみ。 百合好きくんは百合好き好きくんが百合好きくんのことを…あ〜百合好きくんと百合好き好きくん U-temonyaeだからつまり、百合好き男子(百合好きくん)がいて、彼の幼なじみ(男)は百合好きくんが好きで(だから百合好き好きくん)、でも百合好きくんは百合に夢中でもし彼女ができてもその彼女に彼女ができればいいと思っているほど百合好き。だから百合好き好きくんは百合好きくんに好きだと打ち明けられない。一方百合好きくんは大学内の百合っぽい女子二人組みを見つけては百合妄想にふける日々。そのターゲットになっている女子二人のうちひとりは腐女子だから、百合好きくんと百合好き好きくんをみてボーイスラブ妄想にふける日々。そして陽キャの男子が百合好きくんと友達の友達で陽キャの友達未満知り合い以上なオタクくんが百合好きくんと仲良くなりたいけどそれを知った百合好き好きくんが…もういいか。 要するにそういうの全部入りの面白い漫画です。11.27発売の作品集は絶対買ったほうがいい、たぶん僕のジル 鯨庭野愛優しくて悲しくて痛くて甘くて、鍵のかかる箱に入れてそっとしまって置きたくなるような作品でした。 トーチwebでは『僕のジル』と『君はそれでも優しかった』の2作が公開されています(20.11.05現在)。 どちらもユニコーンやグリフィン、ピポグリフといった伝説の生き物と人間による物語が描かれています。 自分以外のなにものかに対して、側にいたいとか優しくしたいというのは人間の身勝手な感情なのでしょうか。自分が傷つきたくないから、寂しくなりたくないから、愛するという言葉を使って行動するのかもしれません。 人間が作り出したものならどうなるのでしょう。教育された優しさは本当の優しさとは異なるのでしょうか。 自然に生まれ出づるものだけが真実だとしたら、ひどく人道的に道徳的に産まれ落ち、十分な教育を受けて生きてきた私たちは作られたものなのかもしれません。 愛って何なんでしょう。馬鹿みたいに泣きたくなりました。 でも、悲しいだけの物語ではありません。愛に満ちた悲しくも優しい物語です。 作品集、手元に置いておきたい。優しさも悲しさも忘れないように、鍵はかけずにしまっておきたいです。<<12345>>
主人公の朋子が、自分の気持ちを押し隠していて、人に流され生活している感じにイライラを覚える。 まだ一巻しか読んでいないのだか、これから読み進めるかどうか悩み中!!