ビームコミックスの感想・レビュー491件<<12345>>ゴクシンカの感想 #推しを3行で推すゴクシンカ ピエール手塚starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前に一巻読んで完結したら読もうと思っていたので今回読んだがある2巻のある小ネタのせいで元ネタを考え始めたら気になってあんまり集中できんかった・・・ ・特に好きなところは? 某組の先代の組長と今の組長の名前。どっかで見たことのある漢字の組み合わせでおそらく漫画の編集のプロが元ネタに違いない ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 個人の倫理と仕事の倫理と中間管理職っぽい悩みは面白かったのでおすすめです 設定&展開がワクワクしかしない!ギルティえんじぇる 後藤天泉名無し初めはありきたりのオタク変態マンガかと思っていたら、キャラクターの小ネタ(Tシャツの文字など)にクスッとさせられ、かわいいえんじぇるたちの内面を小出しに明らかにされるにつれて「なぬ?えーーっ?きゃー!」てな感じで引き込まれ、後は怒涛の急展開!! チョー面白そうでワクワクしか無いぞこりゃ面白すぎる助けてヘルプミー 野火けーたろ名無しXで流れてきた漫画が気になって購入しました。想像以上にシュールギャグワールド。なのにどこか愛だったり奥ゆかしさを感じてたまりません。小学生だって古き良き物を愛さずにはいられない #1巻応援レコード大好き小学生カケル おおひなたごう兎来栄寿日進月歩のテクノロジーによって世界は日々便利で豊かになっていきます。その陰で、古び消えていく技術や文化もあります。 マンガ業界においても電子書籍が圧倒的な勢いで伸びてきており、その分紙の書籍、特に雑誌の部数は大きく落ち込んでいる昨今。紙の本は段々と贅沢品でロマンの対象としての意味合いを強めていくことでしょう。 また、描き手においても若手はもちろんのことベテランもデジタルに移行する方が増えてきて、スクリーントーンやペン先などはどんどん絶版となってきています。もうアートナイフでトーンを削って気付かない内に爪の間に挟まっていたトーンカスが公の場で突然出てくることもないのだなぁと思うと一抹の寂しさに駆られます。 しかし、荒木飛呂彦さんのようにあくまでフルアナログにこだわる方も一部にはいます。どんな世界にも一定数いる、古き良きものを愛し続ける人の姿は良いものです。 『頭文字D』で、ハチロクに乗り続ける拓海のこだわり。 『16bitセンセーション』で、守が見せるPC98へのこだわり。 太正浪漫であったり、昭和レトロであったりに惹かれる心は多くの人にあるものでしょう。 変化こそが世界の摂理であり、たゆまなく変動していく環境に適応できなかった者から亡びていくのが定めです。それなのになぜ人はこうもレトロなものに言いようもない憧憬を覚えるのでしょう。 人間も必ず老いる生き物であり、自分もいつか古い人間になってしまう瞬間が訪れるのでそんな自分に重ねる部分もあるでしょうか。 古いものであるが故に蓄積された物語や思い出があり、そこに惹かれるからでしょうか。 ともあれレコードというのもまたノスタルジーと共に憧れをもたらしてくれる存在です。 本作は、レコードを愛し日本一のレコード屋になることを夢見る少年カケルが、周囲の友人たちを巻き込みレコード道を邁進する物語です。 『ドラえもん』のパロディである絵柄とキャラクター配置でかなりギャグ色も強いのですが、その中で本気で奏でられるレコードへの愛の調べが秀逸です。 「ゆで卵カッターで全身をスライスされたような衝撃」 というカケルの原体験。 そのカケルとまったく同じ所感を抱き、 「レコードには…スマホにない音の奥行きや広がりを感じる! 音像がまるで別物だ…」 と初めて触れる魅力に打ちのめされながらも相撲部としての活動の合間で翻弄されるデス夫(1P目の登場シーンで「俺様の夢はGAFAを買収してIT企業の頂点に立つことです!」と言い放つのも最高です)。 デス夫の思い人であり、カケルを通して初めてレコードに触れるヒロインのえみるちゃん。 彼女もまた 「フードプロセッサーで粗挽きにされた感じ」 というインプレッシブな表現力と、レコードをフォークボールの握りで持つなど独自の世界観を持つ少女です。 その他にも癖の強い特徴的なサブキャラクターたちが多数登場し、カケルのレコード道を盛り立てていきます。 おおひなたごうさんらしい、シュールな笑いもそこかしこに散りばめられています。個人的にお昼休みの放送の校長インタビューのテーマが「なぜ作文の宿題にChatGPTの使用を許可したのか?」なのも好きです。デス夫がカケルに対して持つ複雑な感情を基軸に物語がパワフルに駆動していくのも良いです。 しかし、何より最高なのはやはりレコードに対する並々ならぬパッションです。レコードにまったく触れたことがない人であっても、ここまで熱くレコードの魅力を語られてしまっては「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」や聖子ちゃんの曲をレコードで聴きたくなることでしょう。 あとがきを読むと、この作中の熱量も納得です。今は自宅にもうレコードを聴ける環境はないですが、レコードをかけてくれるお店に行ってその音色に耳を傾けながら改めて読み直したくなる作品です。 最後までケツの話がよかったな永遠のケツ いましろたかしかしこあっ!西条だ!と思いました。未来人サイジョーもスターシステムを採用していたんですね。前半はタイトルそのままの下ネタな女のケツの話が多いですが、後半になると政治や弟の借金を肩代わりする重めな話が増えていきます。前半の下ネタの方が好きです。リアルなおじさんとおばさんの裸が見られます。蜂になった西条を表紙に選んだ人はセンスいいですね!!ちゃんとホラー天井裏に誰かがいる サイトウマド名無しサイコホラーかとおもいきや、ちゃんと幽霊でてくる。3話で終了みたいだが、このキャラクターや設定は奥が深そうなのでもっと読んでみたい。BAMBiBAMBi カネコアツシshoiroカネコアツシはじめての連載漫画。バイオレンスなロードムービー。 まずこれから読んでみたけども…いましろたかし傑作短編集 いましろたかしかしここの春はいましろたかし作品をとにかく読もう!と思い立ったので、まずこれを手にしてみましたが、一番最初に読むべきなのはこれじゃなかったかもな〜と思いました。取り留めがなさすぎると感じてしまった。勉強不足です。もっといましろ作品を読み込んでいかなければ…。青 オールー青 オールー 羽生生純starstarstarstarstar_border寸々漫画家と編集者が沖縄を舞台にヤクザと殺しを繰り広げる話…なのだが、途中でこれ漫画家と編集者の設定いる?と感じ始めた頃にどんどん「フィクションである漫画とノンフィクションである人生」や「物語の幕引き」みたいな話になっていき、漫画家が自分の人生にオチを付けに行くメタ的な話になっていくのが凄まじい。 全編通してドライブ感があって先が読めない展開が続くが、線子とかいう最強ババア殺し屋の存在が強烈。殺し屋史に残る殺し屋なのでは。すごい終わり方だな山田と林野 水田マル名無し※ネタバレを含むクチコミです。 千九人童子ノ件千九人童子ノ件 羽生生純starstarstarstarstar_border寸々伝奇ホラーサスペンスから一気にメタフィクションに持っていかれる壮絶な漫画。機材が千九人童子に取り込まれるあたりもメタフィクションのメタファー(?)っぽい気がする。影を描く筆致がすごい。好きを貫くのも簡単じゃないさくらにつづき 古山フウ名無し仮にも先生が、元生徒の作品にケチつけるのはやめてあげて欲しい!仕事として成立してるだけ立派だろうよ…最後ちゃんと謝ってたからいいけど。さくらちゃん、もしもお母さんになにか言われてもあの革ジャンをお守りのように大事にして欲しい。女性専用風俗で自分を見つめ直すはなし松子、32歳処女。 我妻ひかり名無し最後のオチ、なんだ〜とは思ったけど映画を観たか観てないかはあんまり関係なくて、あきらさんだったから松子はもう一度前を向けたんだなと思う。仕事だからと言ってしまえばそれまでだけど、仕事だとしてもあの場でああいう言葉をかけられる人はそう多くないはず。あきらさんに出会えてよかった。 もはやタイトルオチw だけど、しっかり中身もあるんです!その時の彼女が今の妻です 音井れこ丸starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 「奥さんとの馴れ初め」がわかるショート・オムニバス。 <ここがオススメ!> タイトル通り。もうタイトルで出オチw そう、その時の彼女が今の妻です。 ラノベのタイトル以上に名は体を表し過ぎている…… ショートオムニバスなので、サクサクっと読めるのですが、どのエピソードも全てほっこりしつつ、妙に胸に残ります。 「いや、そんな訳あらへんやろ!」と似非関西弁でツッコミたくなるストーリーもあったりするんですが、「出逢いというのは、そういうもの」と謎の説得力がある感じもたまりへんなぁ。 つまり、要するに、満点です! <この作品が好きなら……> ・透明人間そとに出る https://manba.co.jp/boards/182717 ・気になってる人が男じゃなかった https://manba.co.jp/boards/182928 ・おひとり様物語 https://manba.co.jp/boards/25659成長と青春白い街の夜たち 市川ラクstarstarstarstarstar_borderカイ控えめな性格の女の子が突然のきっかけでトルコ料理屋でバイトを始める事になり、そこと専門学校で成長していく王道ストーリー 作者は相当のトルコオタクのようで描写や注釈がかなり詳しくて楽しい テルマエ・ロマエの感想 #推しを3行で推すテルマエ・ロマエ ヤマザキマリstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 続編が始まったので読み返したが相変わらず面白いな。ノリは初期の方が好きかな。今回もルシウス以外の名前をほとんど覚えない状態で読み切ってしまった。 ・特に好きなところは? 後半のローマの銭湯が日本の銭湯に近くなっていくあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 続編がジャンププラスで始まったのでこれを機会に読み返したが面白いのでおすすめです 雑な生活雑な生活 中憲人starstarstarstarstar寸々生活の気付きを漫画にするのが上手い。そしてそれを正反対な性格の女2人の関係性に落とし込むのも上手い…。 今ではTwitter漫画界の王となった作者。こだわりの食の楽しみ方ギャグ漫画目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごうstarstarstarstarstarカイ様々な「食」へのこだわりを取り扱った漫画 美味しい料理ではなく、食べ方や楽しみ方にフォーカスしたユニークな作品 タイトルの目玉焼きの黄身 いつつぶす?は潰して白身にソースのようにかけて一緒に食べるのか、先に白身だけ食べて黄身は贅沢に一口で食べるかというお話 (黄身潰さないのは必要以上にお皿を汚さないタメでもある) 私は油多めの片面焼き、白身はカリカリ、黄身堅焼きで最後に一口(黄身が垂れないのでお皿にこびりつかないタメ)。調味料は醤油がベスト。 他にも…とんかつのキャベツを食べるタイミング、カップラーメンの蓋を剥がすか付けたままか、口内調味するしない、そば(温)のかき揚げはサクサクにかぶりつくかつゆに混ぜ込んでしっとりいただくか、一口ちょうだいはあり?なし? などなど 普段気にしない他人の食べ方やその理由など、変わった視点から気づくきっかけとなる漫画です 私はとんかつのキャベツはデザート、剥がした蓋にスープ小袋のゴミを置く、レンゲでミニラーメンは作らない派閥です。 11巻オチの一口ちょうだいアンケートが秀逸 頭おかしくなるくらい圧倒的に壮大なSFファンタジーイムリ 三宅乱丈ピサ朗地球とは異なる惑星で暮らす、奴隷民族であるイコル、支配民族であるカーマ、そして先住民にしてタイトルのイムリ、これらの戦争が描かれていくのだが、 三民族それぞれの文化、いわゆる魔法に相当する技術、支配種族の権力闘争、逆転に次ぐ逆転が続く展開、とにかく徹底して「世界」のディテールが細かく濃い。 ハッキリ言ってこのディテールの細かさは間違いなく人を選ぶ。 巻末で登場人物紹介や用語解説が掲載されているが、独自用語で耳慣れない単語が多いもんだから、別ウインドウ表示か小冊子にして読みながら確認させてくれと言いたくなるし、世界設定の説明や大まかな登場人物紹介と序章に当たるストーリーに3巻を費やしていので、ストーリーが動き出すまでも遅く、正直序盤はじれったい。 しかしほとんど説明なのにめちゃくちゃ中身が濃いし、後から見るとこれでも足りないくらいで、スケールのデカさに戦慄する。 最低3巻読まないと殆どストーリーが動かないという展開の遅さなのに、一度物語が動き始めてからは息をもつかせぬ急展開の連続で、疲労感すら漂う重い展開の嵐だが、ある種の絶叫マシンに乗ったような気持ちよさもあり、それぞれの戦いの方法も見応えがあり、胸を打つ場面も多い。 序盤の展開の遅さとオリジナリティの高さ故の入りにくさはあるが、描かれていく世界史と陰謀、英雄譚に和平は非常に読みごたえがあり、間違いなくハマれる人はハマれるタイプの作品。 タイトルは天井裏に誰かがいる サイトウマド名無し本作品のタイトルは 「天井裏に誰かがいる」です…ネズミだと気づいてしまったら僕の心がチューと鳴く 胃下舌ミィstarstarstarstarstar野愛※ネタバレを含むクチコミです。ロスト・ラッド・ロンドンロスト・ラッド・ロンドン シマ・シンヤstarstarstarstarstar寸々BD風の絵柄…だけでなく、時間と空間を切り取った漫画表現も素晴らしい。クライムサスペンスとしてのハラハラする展開に加え、ユーモアやセリフのリフレインなどの演出も作品としての満足感を高めている。 ひとりで生きていたアルとエリスがお互いの支えになっていく、人生の中ですれ違った瞬間がその後の生き方に影響を及ぼしていく、という関係性。 エリスが医者から言われた「弱さは恥ではない」という言葉をそのままアルに受け売りするシーンにエリスのキャラが現れていて好き。 急がなくてもよいことを急がなくてもよいことを ひうち棚starstarstarstarstar_border寸々じんわりと余韻の残る随筆集。「おてがみ」「ひとごと」「急がなくてもよいことを」「夏休み」「海」あたりがお気に入り。 漫画的表現と写実的表現とを行ったり来たりするような絵柄。早く、下巻が読みたくて仕方ない!!ってみんな思うはず。ファミレス行こ。 和山やま干し芋上巻読了。 聡実くんの狂児に対する態度と間髪入れぬツッコみ最高!! そして、この終わり方気になる。 どうなるんだろう。 早く、下巻が読みたい!! ただ物ならぬ雰囲気を醸し出していたマンガ家・北条先生、やはり・・・。 和山作品、本当に面白い♬<<12345>>
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前に一巻読んで完結したら読もうと思っていたので今回読んだがある2巻のある小ネタのせいで元ネタを考え始めたら気になってあんまり集中できんかった・・・ ・特に好きなところは? 某組の先代の組長と今の組長の名前。どっかで見たことのある漢字の組み合わせでおそらく漫画の編集のプロが元ネタに違いない ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 個人の倫理と仕事の倫理と中間管理職っぽい悩みは面白かったのでおすすめです