コミックDAYSの感想・レビュー488件<<1415161718>>心地よいポストアポカリプスSF日常モノ #推しを3行で推す一日三食絶対食べたい 久野田ショウ名無し情けない青年としっかり者の女の子が兄妹になり、青年は妹を食わせるため、頑張って食糧難解決に貢献する危険な仕事に従事する話。 人口と食糧不足で変わってしまった社会構造が面白かった。 3巻で終わってしまったのが勿体ない、、、もっと読んでいたかった。こういう短くて笑える漫画に弱い #読切応援疫病神の恋わずらい イイジマnyae※ネタバレを含むクチコミです。オチが良かった #読切応援たぬきの通り道 景山五月nyaeあのオチがなかったら、ふ〜んいい話、で終わってた気がします。 家庭の経済格差によって子供同士の間に距離ができてしまうのは悲しいことなので、それがほんわかしたストーリーで修復されていくのがよい。 予想外の展開が心地よく連続していく #読切応援サウナしか俺を救わん 電気街名無し非常に面白い読切でした! 大学でサークルに入りそびれた主人公が勉強するしかなくて、唯一話せる女性が宗教学のアシスタントをする院生で、彼女に誘われてサウナサークルに入るところから始まる。 https://comic-days.com/episode/3269754496380389017 読切でもサウナ漫画あるんだ、流行ってるなーという序盤での感想を軽く覆して思ってもみなかった展開へ行くかと思ったら、あれれ?な漫画で、こういうの好きな人は好きでしょう! 力技な展開にも思えるんですが、着地点を見ると全く強引でもなく、結局はサウナを楽しめたんだなと分かるあたりかなり面白いですね。 あと作者さん、いい意味でチェンソーマン好きそう。 【2021年前期・第79回ちばてつや賞一般部門】佳作受賞作品厳選!読んでほしいこのマンガデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション著者:浅野いにお完結全12巻作品情報はこちら大切なことだから読んでひとりでしにたい カレー沢薫 ドネリー美咲名無し※ネタバレを含むクチコミです。魔界から引っ越してきたばかりの父子家庭にPTA役員を押し付ける人間(あくま)魔人ローランドの長くて短い役員期間 斎藤かよこたか今日たまたま別のPTAマンガを読んで「(そう言えば悪魔かなんかがPTAやるマンガあったよな〜)」と思い出したのがこの2019年の読切。 当時『魔人ローランドの長くて短い役員期間』を読んだ自分の感想がこれ。 >「今のところ自分の人生と全く縁がないPTA。魔人というフィクションの存在を混ぜていてなおビシビシ伝わってくる闇がすごい…これエッセイ形式だったら辛すぎて読めないと思う」 https://manba.co.jp/topics/11534/comments/73997 さっき気付いたのですが、この作者って『暴力亭主から逃れる10の方法』斎藤かよこ先生じゃないですか!! この斎藤先生が現在連載している作品というのが、暴力亭主から逃げて実家に帰ってきたあとのお話『やめちまえ! PTAって言ってたら会長になった件』なんですよね。 ………。 えっ………『魔人ローランド』はフィクションじゃなかったの……? あらためて読み比べると共通点しかなくて絶望します。 『会長になった件』のキービジュアルが、腕掴まれて挙手してる絵なんですけど……そのシーン『魔人ローランド』にも出てきたやつじゃん。あれマンガ表現じゃなかったのかよ……。 というか、フィクションなのはまさか魔人という部分だけ……? この世には引っ越してきたばかりの片親の腕を掴んで挙手させ役員を押し付ける地獄があると教えてくれる、とても貴重な作品です。 ▼『魔人ローランドの長くて短い役員期間』 https://comic-days.com/episode/10834108156660864667 ▼『やめちまえ! PTA ~って言ってたら会長になった件~』 https://comic-days.com/episode/3269632237268231265父親がフィリピンでブローカーだったココ・ロングバケーション 近藤令hysysk話はその父親の葬式から始まる。参列してるフィリピン人もいることから、彼が悪いことだけしてた訳ではなかったんだろうなと推測するが、リベラルな日本人としてはなかなか向き合いたくない内容もありそう。特にこの話の中心となるバブル期の日本なんて碌なもんじゃない。 しかし一方で、当時のフィリピンは「アジアの病人」と呼ばれるほどの低成長だった頃。きれいごとだけではやっていけない事情もあったと思う。なぜ父親は突然家を出てフィリピンでブローカーになったのか?やがて「商品」として日本に渡る女の子と恋愛しちゃったりするのか?90%実話というのも気になる、色んな意味で楽しみな連載。主人公の心情の描き方がすごい! #読切応援ガールフレンド 岸川瑞樹nyae※ネタバレを含むクチコミです。ママ…おやぎ はましん名無しJS(JC?)が夏休みに宇宙人の子供のお話。全1巻とか上下巻とかでもうちょっと長く読んでみたいかもと思う読切だった。 https://comic-days.com/episode/3269632237311063210昼花火の感想昼花火 野火けーたろ名無しとにかく面白い。何言ってもネタバレになりそうで感想難しい烏に単は似合わない 松崎夏未 阿部智里nyaeいまイブニングで連載中の「烏は主を選ばない」を先に読んで、こっちも読んだほうが良いなと思って全4巻読みましたけど、めちゃくちゃすごい話で最高に面白かったです。ただ、どんな言葉を選んでもネタバレになってこれから読む人の邪魔になりそうなので何も言えねえ。。ってなっちゃってます。とりあえず結末どうなるかのネタバレが嫌だったら結構注意してください。もちろんここではしません。 先に読むかどうかの話でいうと、烏は主を選ばないを先に読んでいたからこそ楽しめた部分も正直ありました。というのも烏は主を選ばないの主人公「雪哉」も出てくるので、彼と若宮の関係性を知ってるとちょっと面白いです。 たぶんどっちを先に読んでも大丈夫な描き方になってるんじゃないでしょうか。わかりませんけど… 山内の東西南北それぞれの姫のうち誰が若宮の后として選ばれるのか。 姫たちのバトルロイヤル、とも言えるし、騙し騙されのサスペンス・ミステリー、とも言える…あ〜これ以上はやめておこう。でも面白いから読んでほしい。タスクに追われる現代人に染みる読切 #読切応援ゆけ!日果さん 井戸畑机starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)【2021年前期・第84回ちばてつや賞ヤング部門】準優秀新人賞 https://magazine.yanmaga.jp/awd/chiba/archive/84.html 発表されたちばてつや賞の読切を順々に読んでいった中で好きな作品でした。 日課をきっちり守ってこなす、日果(にちか)さん。 マルチタスクもなんのその。 何でも器用にこなし、予定は常に日課でパンパンになっている。 ある日、同居する母親から唐突に南極で働くことを提案されるが…。 いつもはすべてコントロール下にあった予定と日課だが、南極へ向かう道中から大自然によって少しずつ思い通りにいかなくなる彼女。 「予定通りに行かないのが日常になるだろう」と言う上司の言葉に 「ああ だから良いんだ」と答える彼女の顔は晴れ晴れとしていて、非常によかったです。 https://comic-days.com/episode/3269754496322445176#ためになる本です。ひとりでしにたい カレー沢薫 ドネリー美咲starstarstarstarstar干し芋鳴海の職場には、ネットで調べなくても、専門書を読まなくても、色々知っている人がいるので、勉強になるなぁ。 那須田君は、鳴海に好意を持っているものの口走る言葉がとってもサド的。 鳴海の親戚のお墓に一緒に行ったり、実家に行って父親に物申す感じも面白い。それによって、鳴海は、那須田君に全てをさらけ出す感じになっている。誰よりも、もしかしたら本人よりも鳴海を知っている那須田君。ちょとキモイ。 そして、鳴海の同僚の、松岡さんはの発言は、かなりのリアル感をあり。 この本には、今まで誰にも聞けなかった内容が詰め込まれているので、是非、一読してほしい。そういう話か(どういう話だ?)昼花火 野火けーたろ名無し※ネタバレを含むクチコミです。すごいスピード感で進んでいくストーリーホームルーム 千代starstarstarstarstar干し芋なに?!なに?!これズゴック面白いんですけど。 画もめちゃくちゃ上手いし、コマ割りもいいし、文字も大きいので、サクサクすぐに読めます。 登場人物皆病んでるのがまたスゴイ!! こんな学校あったら怖すぎるんですけど。 でも、ハマります!! 次に何が起こるか予測不能な作品♬ 最終巻のみ未読なので、早く読まなきゃ❤うれしくてむずかしい小さなことおみやげどうしよう? 西園フミコ名無し「おみやげ」でお菓子を貰うのは嬉しいことです。 渡したほうも、お礼を言われたり、 美味しいと言ってもらえれば嬉しいし。 それで人間関係が良好になるなら良いことづくしです。 だが、まったく美味しくなかったり、どうころんでも 話のネタにすらならないものを貰っても戸惑ってしまいます。 渡したほうも、相手が全くノーリアクションだったり、 ましてや不味いとでも言われたら、けっこう落ち込みます。 色々な意味で「重い」おみやげってのも 渡されても困ったりもします。 また、過度に恩を感じられてもそれはそれで贈ったほうも困ります。 結果的に人間関係が気まずくなったりしたら全く無意味です。 あまり選択に悩まず、値段的にも重みでも互いにさほど 負担ではなく、その場の空気が軽く明るくなって その日の話題に昇るくらいのもの、 そういう程度のものを渡し、貰う。 こういう、ちょっとだけを連鎖させたおみやげってのが、 おみやげの正しいやりとりなのかもしれません。 「おみやげどうしよう?」の主人公の基山トウコさんは、 そういう意味では結構ギリギリだと思います(笑) 大学職員の22才。学生募集で全国各地に出張に行く仕事が多い。 そして出張帰りにはおみやげ持参が職場の慣例化している。 トウコさんは仕事はバリバリこなす。 だが仕事をこなすことより出張時のおみやげを どうするかについて仕事以上に悩んでしまったりする。 結構、値段のはるものを選んだりもする。 まあそこそこ楽しみながら悩み選んではいるのだけれども。 そして何より「これはギリギリだな」と思う点があって、 それはトウコさんが何より報われるのが 一見は冴えない中年オジサン上司が、 おみやげを味わって喜ぶ笑顔をみることだったりすること。 愛らしいオジサンではあるけれど・・ 22歳の女の子の喜び方としては結構、 ギリギリだと思います、これ。 (食の知識は豊富で味覚も鋭く、人柄もよいオジサンではあるが) それらのギリギリ感がこの漫画の独特な味に なっていると思いますが。 笑っちゃったのは、トウコさんがかつて浜松みやげとして 「うなぎパイ」を渡したところ、相手から 「美味しいけれど(貰いすぎていて)あきちゃった」 と言われてトラウマになった話。 実は私は以前は静岡から出張で来る方が多い職場にいたので、 まさにこの通りで渡されるほうとして 「うなぎパイは美味しいけれどあきちゃった」 という気持ちがものすごくよくわかるのです(笑) けれどそういわれたトウコさんからしたら 「それ以降、おみやげ選びにいっそう命がけになった」 と、なるほどに傷つく一言だったんですね。 すみません。 まあしょうがないかなとも思う面もあります。 人それぞれ好みや環境の違いがありますし。 私も「うなぎパイ」「八ッ橋」は貰ってありがたくないけれど、 「萩の月」「マルセイバターサンド」なら何箱貰っても嬉しいです。 そんなん廻りの人間が知る由もないわけですが。 まあ貰う人渡す人、それぞれ個性がありますから、 そんななかでベスト・マッチングのおみやげの やり取りが出来た時は ホントにお互いに嬉しい、ってことですよね。 満を持して封印が解かれる禁断のスナック「キャンドル」とは…さよならキャンドル 清野とおる名無しなんでこんな話を今までどこにも出してこなかったのか。なにか事情があるに違いない。このインタビューを読むと、「キャンドル」の話がいかに危険か伝わってくる。 https://comic-days.com/blog/entry/goodbyecandle しかし清野マンガの読者は「そんなもんかかってこいだ」という感じでしょう。知りませんが…トビってそのトビか!トビ嬢は遥か高く! 櫻井ゆうすけ天沢聖司コミックDAYSの読切ページを眺めてて偶然見つけた作品。100万回読みたい王道学園ガール・ミーツ・ガールな展開が心地よかった…! 主人公がお嬢様学校で出会ったお嬢様には秘密があり、それが表題のトビに繋がってて「そういうことか〜!」となりました。 最後の最後にお嬢様がデレるところほんと完璧だなと思います。普通の異世界漫画家かと思いきや…この世界は不完全すぎる 左藤真通名無し※ネタバレを含むクチコミです。三つの歪み愛、交わる先の嘆息この愛を終わらせてくれないか 筒井いつきあうしぃ@カワイイマンガソゴールさんの1巻のクチコミで、この物語の不穏さがビシビシ伝わって来たので読んでみたのですが、4巻最後の最後までヤバかったです。 描かれる三人三様の歪み。その変遷の物語は、余りにも苦しすぎる。 女優である同級生・瞬(まどか)を崇拝する隠キャ・柚。彼女の偏執的な崇拝心は、その後、瞬の親友・幸子との「入れ替わり」を機に、迷走を始めます。瞬に振り回され、幸子とぶつかる柚の「らしくない」迷走の痛々しさ。 柚に罵られながらも手を差し伸べられる幸子。彼女の苦しみは、一言で言えば「永遠の罰」。この絶望感が、私には一番理解できました。 一方、最もゾッとするのが、瞬が抱える「コミュニケーション不全」。かなりずれている愛に、私の理解がとても及ばない。 三者三様の歪みの形は、それぞれに作用し合って感情の形を変え、一応の決着を見ます。しかしラストを見ると、あぁ……と嘆息。 最終話のサブタイトルは「もう懲り懲りなんだって」。アイドルと同クラ、天国と地獄 #1巻応援推しが隣で授業に集中できない! 筒井テツ 菅原こゆびあうしぃ@カワイイマンガそりゃ推しのアイドルと席が隣になれば、ドキドキよね〜入学した高校で、しかし彼女は悩み苦しむ。 「だって迷惑かけたく無い!」 熱烈なファンである一方、良識と善意のある主人公。ファンだと伝わってしまっても、距離感に戸惑ってキョドる感じは好感が持てる。いい奴だー。 しかし彼女のSNSには、何故か有名な「ガチ恋同担拒否勢」から、しつこいDMが。どこかで見られている……かなりの狂気を孕みつつ、しかしこれが意外に、あまりしんどくならない。主人公の優しさで、誰も悲しくならない展開。そして所々挟まれるアイドルの笑顔に、心洗われっぱなし。 その笑顔は、ファンだと告げつつ「同級生として」接する真摯な主人公に向けられる、信頼と友愛の笑顔。何と……何と尊いロマンシス!しかし舞台のアイドルの眩しさにも打たれる主人公……。 主人公の将来の夢とも絡む物語、先が楽しみ!今読めてよかった。葬送行進曲 ウチヤマユージnyaeこういう映画ありそう〜という感想が読んでてずっとありました。 元犯罪者の男がある事情で住む場所をなくし、嵐の日にゴミだらけの廃屋に雨宿りしたところ、実は老人がひとり住んでいて…というはなし。 刑期を終えて出所した元犯罪者の肩身の狭さや生きにくさ、扱いの難しさ、 家族のしがらみや独居老人のあり方、死に方をユーモアを交えて軽いタッチで描いています。 独り身で人生を終える可能性が今のところ高いですが、その時のために今からできることってたくさんあるなと感じます。何歳になっても柔らかい頭でいたいものです。最近「ひとりでしにたい」という漫画の影響もあり自分の死に方をより考えるようになりました。そういうタイミングでこれを読めてよかったかなと思います。 「そう来たか!」というひねりがあるラストも素晴らしい。神風おにいさーん!!神風おにいさんといっしょ。 うづきあお名無してまじ何者??? 「また神風に会いたい!という人はアンケートで…」ってあるけど会いたくない人この地球上にいないでしょ絶対また会いたいでしょ…!!!よくわからなさも含めていちばん好きな世界観です。ほどよい百合風味が小気味よい笑顔のたえない職場です。 くずしろ六文銭『笑顔のたえない職場です。』というタイトルから ブラック企業の話かな? と思ったら、残念な漫画家(主人公)×クールな編集担当者という、ちょっと愛が重くて面倒くさいイチャこら劇で良かったです。 安心しました。 不幸な子は一人もいなかったです。 ちょっと百合っぽい展開もあるのですが、そこまでガッツリじゃないのが自分にとって良かったです。 というか、職場、可愛い女の子しかでてこないので、第3者としては眺めているだけで眼福になります。 笑顔がたえない、そういうことかと。 ツンデレなアシスタントも、良いスパイスです。 主人公をうまいように転がす感じだったり、二人の漫才のような掛け合いが読んでいて面白いです。 主人公は残念な感じですが、漫画家としては才能ある感じなので、 どう成長して花開いていくのか、今後も楽しみです。<<1415161718>>