陸上マンガの感想・レビュー32件チ。が好きで、試しに読んでみたが魚豊…ひゃくえむ。 魚豊名無しチ。が好きで、試しに読んでみたが魚豊さんの漫画はやっぱり面白い。 シンプルな言葉がズンと来る感じが、重たくて良い。日本人は足が速くなったスプリンター 小山ゆう名無し100mを10秒切るというのは当時は夢のまた夢でした。 でも最近の日本人は10秒の壁を超えましたよね。 どんどん足が速くなっています。 あと1000年後とかは7秒ぐらいになっているのでしょう。 でもね、いつも思うんだけど足が早いなんて何の役にも立たないよね。 だって自転車の方が早いし、車の方がもっと早いからね。 僕は子供の頃から、この事実に気づいていたから、徒競走とか全く興味なかったのね。女子高生とオジサンの爽やかな恋愛恋は雨上がりのように 眉月じゅんstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi最初は何でこんな冴えないオジサンに恋するのか、設定に無理があるだろなーと思っていましたが、 主人公と一緒に店長の事を知っていくに連れ二人の恋を、応援したくなっていました。 くっつきそうでくっつかない感じもドキドキします。 タイトル通り爽やかで面白い漫画です。切なくも爽やかな気持ちになる物語。恋は雨上がりのように 眉月じゅんstarstarstarstar_borderstar_borderママ子冴えないおじさん店長に恋をする高校生あきらの、切なくも爽やかな気持ちになる物語。 高校生の恋愛の感覚と40代のバツイチ男性の恋愛の感覚って違うだろうなと思いながら読みましたが、どちらの気持ちも分かるし応援したくなりました。 あきらのキラキラ輝く未来へ旅立つ感じが、「雨宿り」と表現されたこの恋の結果で、なんだか胸が締め付けられました。 恋の結末もそうですが、同時に、登場人物それぞれの生き方や人との出会いを通して前へ進んでいく姿に元気をもらえる作品でした。 読んでる人いますか?恋は雨上がりのように 眉月じゅんK 読んだ人いますか??どん底から抜け、出会うはずのなかった仲間と走る!!ましろ日 香川まさひと 若狭星たか白黒の紙面に色が見えるマンガは初めてで胸が一杯になった。 5巻の表紙に惹かれて手にとったけど、純平と山崎が握ったロープが鮮やかな赤に見えた瞬間、これはすげえ作品を読んでるなと感じた。 山崎がブラインドマラソンに出会い、健常者だった頃と同じ風を切って走るという感覚を取り戻したように、読者も白黒の世界でランナー2人を繋ぐロープだけが色がついて見える体験は、簡単には得難い素晴らしい追体験だと思う。 そして単行本しか読んでない自分としては、正太郎の只者じゃないオーラがメチャクチャ気になる...! お前は一体何者なんだ〜!!恐るべき展開、そしてスプリンター 小山ゆう狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。 風呂ランJD本気で得る至福! #1巻応援ふろラン 石田裕揮あうしぃ@カワイイマンガ実はこの作品の前に『ゆめぐりっ!』という作品を読んだのですが、同じ東京下町の銭湯を楽しむ女子を描いて、こうも雰囲気が違ってくるのかと驚きました。 細かなペンタッチで描かれる下町と、そこを走ったり湯船で緩んだりする女子大生の肉感には、ふんわりキャッキャした『ゆめぐりっ!』とは違う、しっとりとした手触りがあります。 二人の女子大生は、銭湯を走って訪れる「風呂ラン」に興じる。風呂ランについてはネットでも知れるのですが、この作品でしか分からない事がありました。それは…… 走った後、湯船に入る瞬間の感覚。 それがひどく面白そうなので、ちょっと風呂ラン、試してみたくなるじゃないですか! 二人のランはかなりハードそう。しかしそのハードさからしか得られない至福がある。そして初心者女子の、上級者に追い付き並走したいという向上心が、意外にも熱い。どんな所でもついていく!だなんて百合百合しい……。 更に風情ある街の描写も多く、街歩き漫画の派生種としての楽しみ方も。何とも贅沢な一品なのです!懐かしい気持ちになった恋は雨上がりのように 眉月じゅんstarstarstarstarstar干し芋高校生の頃って、年上の男性に憧れて好きになることってあるなぁ。 と、自分自身の高校生活を思い出したりしました。 私は、女子校だったのですが、かっこいい体育の先生ではなく、しょぼくれたメガネをかけた卓球部の顧問の先生を好きだったりして、この人の良さは私しかわからないって思ってました。 朝礼の時に目があったり、授業中も私の机の隣に座ってお話したり、今では、考えられないのですが、先生の家の固定電話に電話して長話したり・・・。きっと先生も私のこと好きだったんじゃないかなぁ。 と昔の事を思い出した作品でした(笑)すべての熱を100mに捧げる男たちひゃくえむ。 魚豊starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)熱と才能と凡才、執着を描くのがめちゃくちゃ上手い。 ページをどんどんめくらされていく感覚になる。 生まれつき足が速いトガシ、100mで1位になる、それだけで他は何も要らない、全てがひっくり返るからだ。彼には才能があった。 そんなとき目の前に現れたのは一切の才能を感じさせないコミヤだったが…。 そんな二人の話。 才能に安堵し、才能に苦しみ、才能に囚われ、いつしか才能を失い、最後は胸の奥の奥、熱い気持ちだけが身体を支え、背中を押し、足を前に出させるのだ。 少年期から始まり大人に至るまでのすべてを100m陸上に捧げた男たちを描くこの話には痺れた。 全体を通して対比を描くのがとても上手い。 希望と絶望。 才能と凡才。 自分に対してついてしまう嘘と否応なくつきつけられる真実。 諦念と覚醒。 実際のスポーツの理論は分からないが、とにかく気持ちの側面を強く描いた漫画なので万人の心が揺れるはず。 4巻についていた過去の読切も面白かった。 主人公になるべくしてなった男とそうじゃないモブキャラ。 それでもモブキャラは諦めない、自分と積み重ねてきたものだけは自分を裏切りたくないからだ。 周囲の評価とか目線なんて関係ない、自分がどうしたいかだ。 テニスの漫画、素晴らしかった。 そしてもう一本の読切「執刀」もコメディとして抜群だった。 テニスの方でも感じた漫画の素晴らしいテンポ感がギャグでも生きていた。 いまから次回作が楽しみだ。 ドリーム。恋は雨上がりのように 眉月じゅん名無しファミレスの雇われ店長のおじさんが、17歳の美少女高校生に好かれる話です。夢のような話です(笑) しかし現実では全くありえない、とは言い切れない話で、自分にも何となく覚えがあります...。10代の女の子が大人の男性に憧れる気持ちが上手く描かれていると思います!とても爽やかな読後感恋は雨上がりのように 眉月じゅん名無し無口な17歳の女子高生が、アルバイト先のファミレス店長(バツイチ独身)に恋をする話。全国のオッサンが一度は妄想したことがある夢のようなシチュエーションだが、ストーリーとしては現実離れしておらず、過激なシーンも無いため淡々と読み進められる。登場人物は性格の良い人ばかりで、読後感はタイトル通りとても爽やかな良作。画力と繊細なトーンワークに裏打ちされた演出力恋は雨上がりのように 眉月じゅんTKD@マンガの虫表紙の目ヂカラに心を掴まれてジャケ買いし、内容を読んでさらに心を掴まれました。とにかく画力を活かした演出が抜群です。 キャラの作画はCLAMPの目ヂカラと矢沢あいのフェミニンな細身のシルエットを見事に融合させており奇跡的なバランスで成り立っています。 そして手の細かな演技や表情付けなどは週刊漫画とは思えないほど繊細に描写されており手の動きだけでキャラの悲痛な感情が伝わってきます。 背景に関しては繊細なトーンワークによる光の表現が特に素晴らしく、この現実感のあまりないキャラたちを違和感なく世界に溶け込ませています。 さらに、シリアスとギャグの配分が非常によく。80〜90年代のサンデーが好きだった人にはたまらない配分になっていると思います。店長がパトレイバーの後藤さんに似ていますがその辺りの感覚はパトレイバーに近いと思います。 ストーリーに関しても初めての挫折を経験した少女の鬱と中年の危機に差し掛かったおじさんの鬱という2種類の鬱を恋愛という誰にでもわかる主題を使いながら見事に描き切っています。 少女漫画が好きな人、そして少年漫画が好きな人、もちろん青年漫画が好きな人、どの層の人にもお勧めできる恋愛マンガです! マラソンと人生が融合した泣けるスポーツ漫画ですマラソンマン 井上正治名無し※ネタバレを含むクチコミです。人はなぜスポーツをするのか?(あるいはなぜ生きるのか?)ひゃくえむ。 魚豊いさお人はなぜスポーツをするのか? 簡単に見えるこの問いだが、全てのスポーツに通ずるような、真理となる答えを見つけるのは難しい。 人に注目されたいから? その答えは、マイナースポーツに対しては通じない。 ともに戦うことで他人と交流ができるから? その答えは、シングルスのスポーツに対しては通じない。 楽しいから? その答えは、確かに存在する、苦しいのにスポーツを続けている者らに対しては通じない。 冒頭の問いに対して、全てのスポーツに通ずる答えを求めるにあたって手がかりとなるのが、「100m走」であろう。 100mを走る。 道具は使わない。チームメイトもいない。速さを求めないなら、ほぼ誰にでもできる。あまりに単純で孤独に見えるスポーツ、それが100m走である。そんなスポーツで、日々最速の地位を求めて努力する選手がいる。 100m走に、彼らは何を求めるのだろうか?この極めてシンプルな、全てのスポーツの原型とも言うべきスポーツに通ずる答えであれば、それはきっと根源的で、真理に近いものであるだろう。 そしてその答えの真理性は、スポーツという枠組みを超えて、人生にまで通ずるものになるかもしれない。 すなわち、わたしたちは100m走を通じて冒頭の問いに思いをはせることで、こんな問いにも、少しだけ答えを垣間見ることができるかもしれない。 人はいずれ死ぬのに、なぜ生きるのか? という問いに。 主人公のトガシは小学生のころから足が速く、そのおかげで人気者でした。 しかし上に行くにつれて、日本トップレベルの速さまで手が届いたとしても、自分よりも速い人も現れるでしょう。 「一番足が速い人」という価値の維持のために人生の全てを捧げてきたのに、その価値が失われていくとしたら、その後、トガシの人生に残るものは何なのでしょうか? スポーツ漫画であり、哲学読本のような作品です。 ぜひ、その真理に触れてみてください。枯れたオッサンは読むべし恋は雨上がりのように 眉月じゅんあくあ冴えないオッサンに夢と希望を与えてくれる、素晴らしい恋愛モノであった……。つーかこのヒロインはヤバい。みずみずしいJKの魅力がこれでもかと詰まってて、二次元なのに三次元的な可愛さを感じる。台詞じゃなく、風景や表情やしぐさで語らせるのがとても上手くて、ついきゅんときてしまう。とにかく枯れたオッサンは読むべし。滾る。 実際女子高生が40代子ありのおっさんを好きになることはあるんだろうか恋は雨上がりのように 眉月じゅん恋は土砂降りこれ結構好きだけど女子高生が恋してるおっさんがほんとさえなくて、どこがいいんだろと思った。文学のような恋愛漫画。恋は雨上がりのように 眉月じゅん名無し※ネタバレを含むクチコミです。信じたくて信じられたくて信じたから走る。強く、速く、遠くへ。風が強く吹いている 三浦しをん 海野そら太名無し※ネタバレを含むクチコミです。 目指せ、パラリンピック!ブレードガール 片脚のランナー 重松成美名無し重松成美先生の新作。 病気で片足を失ったJKが、ハイテクな義足を手に入れてパラリンピックを目指す話。 導入部はまだヒロインが義足に出会っておらず、絶望のあまり反抗的な態度になるあたり、非常に感情移入しやすい。 そこから一気にやる気が出るシーンはドラマチック(やや演出過剰?)で、一気に引き込まれた。 続きが楽しみ。これはいいパラスポーツ作品になりそうブレードガール 片脚のランナー 重松成美sogor25テーマはスポ根っぽいけどBE・LOVE連載なだけに文脈は少女マンガ寄り。義足の専門的な話などもありつつ全体的に爽やかな画作り。言ったら幾らでも重い展開に出来るようなテーマなんだけど、例えば骨肉腫で右下腿を失ったっていう設定を説明だけに留めて、画面作りを明るく、かつ純粋に走ることに対する物語を中心に展開。パラリンピックを見据えた企画だろうし、極力ポジティブな物語にしようという描き方には好感が持てる。物語が進む中で主人公の鈴がカッコよく走るようになってくれることを期待。 1巻まで読了。片脚のランナーが風を起こす!!ブレードガール 片脚のランナー 重松成美名無し単行本で読むのを楽しみに待っていた作品。 少女マンガらしくSっぽいヒーローとは偶然出会い、出会い頭にタメ口を利かれる1話の展開は安心感があっていい。 走れば体が風を感じるのは健常者にとっては何でもないことだけど、そのことを「風が吹いたんじゃない あんたが風を起こしたんだ」と言う風見のセリフがとても印象的だった。 1巻の最後の引きはズルい!!笑 続きが超気になる 走りたくなる!かなたかける 高橋しんむずーっと走り続けるマンガ! 箱根といえば箱根駅伝ですがこれ小学生! 技術とか体力づくりとか難しいこと語るのは容易いですが「走るの楽しい!」をこれだけストレートに表現されるとこっちもスカッとします! 箱根駅伝すごくしんどそうであまり好きじゃないのですがこの作中のキャラみんな楽しそう。小学生が無邪気に走ってるのを見るのは和みます。十種競技の存在はこれで知ったデカスロン 山田芳裕starstarstarstarstarマンガトリツカレ男100m/走幅跳/砲丸投/走高跳/400m/110mH/円盤投/棒高跳/やり投/1500mの競技の総合得点で勝負する。キング・オブ・アスリートと言われるだけあり、矛盾した能力を駆使して勝負になる。 個人的にお気に入りのキャラは年ソウルオリンピック十種競技の金メダリストクリスチャン・シェンクと度胸星にも登場した大統領「ダン・オブライエン」 登場人物の魂の込もったセリフと絵が最高。最終回はそんなに好きじゃない... <<12>>
チ。が好きで、試しに読んでみたが魚豊さんの漫画はやっぱり面白い。 シンプルな言葉がズンと来る感じが、重たくて良い。