あの頃の熱き想いが甦る!!カラー原稿の完全再現に、描き下ろしを多数収録!また未掲載の原稿を収録し、豪華特典を多数満載したファン待望の「完全版」堂々発売!!
ハドラー率いる魔王軍が世界を襲う。侵略を阻止せんとカール王国と王女フローラが立ち向かう。そこには若きアバンの姿も! もうひとつの勇者物語、いま開幕!
1990年4月に発行された4コマ漫画劇場1。ドラゴンクエスト1から4の世界を中心に描くコメディー。「4コマ楽屋裏」では各漫画家ら本人が登場し、読者にコメントするコーナーがある。
第一巻の表紙だ!
『ダイの大冒険』最終回までに登場する、人物・魔王軍・モンスターたちに秘められた「物語」を徹底解剖! 主要キャラ20人には、今だからこそ言える三条陸先生と稲田浩司先生のコメントつき! さらに、『ダイ』の世界の歴史や呪文・技の分析、三条陸先生と芝田優作先生(『勇者アバンと獄炎の魔王』作画担当)の対談、稲田浩司先生へのインタビューなど、『ダイ』を深堀りする豪華コンテンツが盛りだくさん!
これは『ドラゴンクエストモンスターズテリーのワンダーランド』に限りなく近い、もう一人の主人公の物語です――…。
ドラゴンクエストVIをコミックに“完全移植”!!くり返し見る悪夢。穴の底に見た幻の大地…。大いなる発見に満ちた、ボッツの旅が今始まる!!
夢が大きな力となる!!
あの伝説(ドラゴンクエストVII)が、さらにスケールアップ!!“選ばれし者(アルス・キーファ・マリベル)”の“冒険(さだめ)”が動き出す!!
※こちらの商品には、アイテムコード【しぐさ書「だいこん」】はついておりません。※なつかしの「ドラクエ4コマ」が「ドラゴンクエストX」の世界を舞台に新たに復活!!5つの種族とモンスターたちのアストルティア・ギャグが炸裂だ~~!!
ゲーム内アイテム目当てではあったものの・・・
ルビスはこの時まだ神ではなかった!!精霊や妖精たちの国(イデーン)に展開する新たなドラクエ伝説!!
母なる大地アストルティア。この地で冒険者・ソウラは仲間と共に古代遺跡で「竜の卵」を発見。だが竜の卵奪取を企む3人組に襲われる!!この混乱の中、割れた卵から女の子が!?新たなドラゴンクエスト伝説開幕!!
大長編ファンタジ冒険活劇マンガ!!
「ロトの紋章」本編では語られなかった、アステア・ジャガン・カダルの珠玉のエピソードを、ここに記す――。
※こちらの商品には、ニンテンドー3DSソフト「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」のシリアルコードはついておりません。※「ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場」復刻企画第一弾!! 2005年に発売されたコミックス「ドラゴンクエストVIII 4コママンガ劇場」全3巻を1冊にぎゅぎゅっと濃縮!! 選りすぐりのネタを厳選して、あの作家陣が描くゼシカに、ククールに、ヤンガスにここでまた出会える!! 懐かしの笑いをもう一度!!
小学生の時分。まわりが、ジャンプやサンデーやマガジンで湧いていたころ、ひねくれ者だった自分は「ガンガン」を読んでいました。 というか、わりとクラスで、地味めの、いわゆるオタクっぽい輩は大体ガンガンだった。(あくまで個人的な感想です) 「魔法陣グルグル」「ハーメルンのバイオリン弾き」そしてこの「ロトの紋章」は当時、ガンガンの3大タイトルでした。 ジャンプで例えるなら「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」みたいなもんです。(ちょっと違うか) ジャンプでドラクエをベースにした「ダイの大冒険」がヒットしたので、エニックス(現:スクウェア・エニックス)のお膝元である、ガンガンで連載したのでしょうかね? ガンガンには、既にドラクエの「4コマ漫画」が掲載されているので、「ドラクエ要素」は結構あったのですが、 4コマがギャグならこっちはシリアス路線で、小学生ながら違う味を楽しんでました。 大人になった今、電子書籍でもう一度読み直してしまいました。 懐古厨といわれても、いい。 今読んでもホントに面白かったです。 著者いわく、電子版配信にあたって今風に加筆修正されているそうです。 その意欲スゴっ! なのですが、一方でストーリーの大筋は変わっていないので、 小さい頃読んだことある人でも、特段違和感はないように思います。 さて、本作の魅力ですが、個人的には2つあると思ってます 1つ目は、純然たる少年漫画であること。 2つ目はそれに加えて、人生の苦味とも言える要素があること。 私はこの2点だと思っております。 1点目は、とにかく少年漫画の王道。 ストーリーも有りてい言えば、修行して強くなって、悪い魔王を倒す。 んで、魔王は底なしに悪いやつ。という設定は、少年漫画そのものです。 更に、少年漫画ではド定番の「必殺技」もたくさんでてきて、特に賢者(賢王)の合体魔法は、ゲーム好きでもあった自分には胸アツな技でした。 小学生の頃はよくマネしたり、自分で考えたりしたものです。 敵キャラも、獣王、竜王、冥王など四天王のようにわかりすく強そうな感じで登場し、味方サイドも剣王、拳王、賢王という、これまた戦士、武闘家、賢者というわかりやすく職業が決まっているのが良い。 シンプルでわかりやすいのは、少年漫画としては大事ですね。 そして2点目は、これが割と大人になった今でも無理なく読めたところなのですが、上記のように少年漫画チックにしておきながら、人生の苦味ともいえる要素があって、例えば、重要な人物が結構死ぬということ。 しかもあっけなく。 少年漫画では、よくある 「実は死んでませんでした~(てってれー)」 みたいなことがなく、ガチで死にます。 ドラクエならザオラルがあるよね? 世界樹の葉があるよね? なんて、どこか思っていた節があったので、このガチな死は子供ながらにトラウマだったんですね。 ですが、今読むと、 「まぁそうだよなぁ」 世界救うのに、こっちの犠牲は0じゃすまないだろ、と妙に納得してしまいました。 トラウマから納得。 この加齢とともに変わってしまった感覚もどこか楽しかったです。 特に、タルキンの決死のメガンテから、賢王覚醒は今読んでも涙してしまいました。 もう1つは、主人公のアルスが魔人王ジャガンとの初戦闘で、 ボロ負けして、最後に「ビビる」シーン。これが鮮烈なんです。 少年漫画の主人公ならどんな逆境でも、物怖じせず、引かぬ、媚びぬ、突っ込むの精神(少なくともジャンプなら)だと思うのですが、 本作では上記のとおり、主人公であり勇者でありながら、あまりに人間的(まるでモブキャラのように)に死を恐怖する。 少年漫画の主人公が超人的な強さと精神力をもった次元の違う存在、ある種の絶対的なヒーローとして君臨するのに対して、 本作のアルスは違うんですね。 そこが、大人になった自分はグッときたのです。 そこらへんの子供と何も変わらない一人の少年なのに、勇者の家系に産まれた血の運命と、世界を救う使命だけで気を張って戦ってきたのかと思うと、その姿に腹の底から応援したくなるんです。 (上述の戦いの後、アルスが再起する姿も、また涙ものです。) 勇者一人じゃ何もできない。 だからこそ、仲間の助けが必要だということを理解させてくれます。 勇者とは単純な強さだけではなく、仲間を信じ、助けあい、逆境の中で奮い立たせられる力なんだと身にしみてわかります。 ラストシーンの全人類VS異魔神も、アルスのその姿が際立ちます。 懐かしい人も、初めての人も、ドラクエ好きな人も、ファンタジー漫画の定番としてぜひおすすめしたい作品です。 余談ですが、惜しむらくは、 電子版には、背表紙がないってことですかね。 キャラが行進?していく姿が一枚絵になる、あれが何気に好きだったんですけどね。それが、ちょっと残念でした。