アニメーターマンガの感想・レビュー34件<<12>>頑張ってないようでめちゃめちゃ頑張ってる主人公アオイホノオ 島本和彦名無しホノオ君の心理、行動にリアリティーがありすぎて忘れがちになるけど、在学中にデビューして連載してるんだから間違いなく天才だと思う。いちいちなんてことのない日常の思考が面白いから、そりゃ面白い漫画が書けるよな。 ほのぼの読めるお仕事マンガパラパラデイズ 宇仁田ゆみかしこアニメーターさんのお仕事は過酷なものだと思うけど、宇仁田ゆみさんが描くとほのぼのする。安心して読める。アニメーション版バクマン?バララッシュ 福島聡starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。昭和なエピソード満載で最高!!ブラック・ジャック創作秘話 吉本浩二 宮﨑克霧兵衛良かった点 ・美談とクズの間みたいなエピソードだらけで面白い。 ・「どれが一番はやくあがりますか」のエピソードは最高に良かった。 ・「砂かけ男」の回で壁村さんの「荒木・・・お前どっちの人間だ?」はむちゃくちゃいい 総評 ・俺がよくいってた喫茶店で話を聞いていたっぽいのがあって良かった。 厳選!読んでほしいこのマンガ「子供を殺してください」という親たち著者:鈴木マサカズ押川剛15巻まで刊行作品情報はこちら応援したくなる西荻窪ランスルー ゆき林檎大トロ主人公の女の子が向こう見ずだけどひたむきで応援したくなります。壁村さんファン必見のマンガブラック・ジャック創作秘話 吉本浩二 宮﨑克starstarstarstarstarマンガトリツカレ男週刊少年チャンピオンの有名編集長 壁村さんを取り扱っている数少ない漫画の1つ 内容はタイトル通りブラックジャックの創作秘話がメインになるが壁村さんのエピソードが読めるし、「週刊少年チャンピオン編集部の漫画」としての方が好き。 ジャンプやマガジンは編集長が当時を語る本出しているけどチャンピオンはそういうのが少ない 昔のインタビューぐらいしか残っていないのが残念だ 他に壁村さんが登場する漫画を教えて欲しい 過酷さと向き合いつつ少年漫画らしい熱さもあるアニメーターマンガデッド・オア・アニメーション 天望良一埔里アニメ監督になりたくて津軽の田舎から単身上京するところから始まるんだが、上京する1話目がまず泣けるし親父が渋いことを言う。 主人公の純はアニメーターとして雇ってもらいたくて制作会社に入社したけど、技量が足らず制作進行に移らされたり結構主人公が報われない。でも、仕事として描くなと言われても、上手いやつの絵を見て技を盗みながらいつか自分もアニメ制作をするための技術を磨いていくという努力が熱い。 大きいストーリーとしては純がアニメの監督を目指す原点になった作品を巡って尊敬する上司や敵対していたやつなど巻き込んだ話になっていく。 道半ばというところで連載が終わってしまったが、ただ物語としては綺麗な形で完結している。面白かったのでこの漫画も読んで欲しいし、次の作品も読みたい。『ブラック・ジャック』を連載していた時期の手塚治虫ブラック・ジャック創作秘話 吉本浩二 宮﨑克ハリネズミモモンガ『ブラック・ジャック』を連載していた(同時期に『ユニコ』『三つ目がとおる』『シュマリ』『火の鳥』『どろんこ先生』『ブッダ』『メタモルフォーゼ』も連載していたとか笑)ときの手塚治虫先生の様子を当時の編集やアシスタントに取材して漫画にしている。 面白さとしては主に、手塚治虫先生がどれだけ漫画にこだわりを持っていたかっていうことが知れるのが一つ、アシスタントや編集者がどれだけ振り回された(主に締め切りで)かの壮絶な話の面白さがもう一つ。 そして、何よりチャンピオンの壁村編集長のムチャクチャぶりがとても面白い。壁村編集長が一度スランプに陥った手塚先生を拾い上げた人でもあるんですが、居留守を使う赤塚不二夫の原稿を回収するために、電信柱をよじ登って部屋に入った話とかはほとんどヤクザみたいでめっちゃ笑えます。リアルと空想がかけ合わさってすごい世界になってる映像研には手を出すな! 大童澄瞳名無し「その妄想を畳んでください。掃除をしましょう」ってシーンがこの漫画の好きなところを象徴している。自分たちが創り出す世界をフィクションのものとして疑っていないし、むしろ現実を侵食しているのが違和感ないどころかワクワクさせる。 2巻も楽しみだな駄目だけどいいアオイホノオ 島本和彦oooまんが道とかは努力しまくってて自分が辛くなるけど、これはいい感じに駄目だからいいよね。かと言って何もしない訳でもないのがいい。<<12>>