この作画と原作の組み合わせは最高!とか逆に、最低!とか、

沢山の漫画家とタッグを組んできた、坂田信弘の作品の中から一つ挙げたいと思います。

個人的に最高だったと思う作品は、『奈緒子』(作画・中原裕)ですね。
坂田信弘の厳しさが、駅伝というテーマと噛み合って、最終回までひたすら真面目に誠実に走り抜けた印象があります。
ところが、続編の『奈緒子 新たなる疾風』では、坂田信弘の良くない部分が発揮されて「最低!」と言いたくなる気持ちにさせられましたね…。

奈緒子」は読んだことがないのですが、
坂田信弘の良くない部分が、というのはなんとなくわかるような気がします。
風の大地」で前半は無邪気な明るいキャラだった主人公が、
後半では物静かな哲学者みたいになったりした、あんな感じ?

坂田信弘だと「IMPACT(インパクト)」(作画・竜崎遼児
が好きですね。ゴルフに職人とか日本刀とかの要素がうまく融合した感じで。

そうですね沖田のように少し悟り感が出てくるというか。奈緒子の続編では辛い展開がたくさん起こって、キャラクターたちが坂田信弘の言いたいことを代弁する感じになってくのがキツかったです。

後に「坂田ゴルフ塾」という塾があることを知ったのですが、そこの指導方針というか思想が独特すぎて、それが漫画原作にも活かされてるんだなあと思いましたね。

坂田信弘の厳しさが

これはありますね。
賞賛も批判も受ける部分ですね。
結局はヒットしている坂田作品ですが、
確実に、ある種の「厳しさ」があるし、それが味を出しています。
嫌いな人は嫌う作風ですけれど。
かざま鋭二先生その他の作画の先生と上手く合うと
凄くいい漫画に仕上がると思います。
ただ同一作品とか続編で作風が激しく換わると読者はついていけないし。
それと坂田先生のポエマー的な表現は、読者からしたら
好き嫌いは分かれるでしょうね。

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奈緒子 新たなる疾風

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全国都道府県対抗駅伝の激闘から数か月。指導者を欠いたまま、独自の練習を続ける雄介たちのもとに、謎の男が現れた。彼は雄介たちの練習風景を見守り、彼らの運動能力を冷静に分析する。練習が終わり、ひとり猿岩まで走る雄介。その後について走ってきた男は、雄介に世界を目指すことを勧める…。

奈緒子

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雄介たちの小学校の運動会当日、健介は頼まれて奈緒子たち親子を磯釣に連れていく。健介は雄介に日本一のマラソンランナーになれと言い残し、出発するのだった。健介が現れないまま、運動会の種目は進んでいった。一方、健介は磯に渡ろうとした奈緒子が海へ落ちたのを助けようとして飛び込む……。日本海の小島・波切島を舞台に、壱岐大介・雄介と篠宮奈緒子の3人が織りなす宿命の愛のドラマ!!