片桐安十郎

今年の個人的ベスト10をざっくりとした感想と共に書くと

『君を死なせないための物語(ストーリア)』吟鳥子
地球に住むことかできなくなり人間が宇宙で暮らすこととなったおよそ100年後を舞台とした話。1巻を読み終わった後にこのタイトルはそういう事だったのか!!と鳥肌が立つ

キューティーミューティー』漫画 ふみふみこ 原作 さやわか
僕の好きなふみふみこ先生の新刊。可愛い絵柄でダウナー系というのが僕の好みなので凄い好きです。

悪魔を憐れむ歌梶本レイカ
コオリオニの梶本レイカ先生の最新作。今作は青年誌でなのでBL描写は薄めなのでわりかし読みやすいと思います。内容としてはサスペンス物となっています。ぜひ読んでみてください。

『にいちゃん』はらだ
僕の好きな作家のはらだ先生のBL作品。年上のお兄ちゃんとの歪な恋愛を描いた作品。禁断の愛を描いてる感じがしてドストライクに好み。ヒロインの女の子のさげずむ顔がとても良い。

『stand by me 描くえもん 』佐藤秀峰
売れない漫画家の元に突如未来の自分と名乗るおっさんがやってきて居候する話。漫画家のリアルな部分が出て良かったです。

真昼のポルボロン糸井のぞ
母親を死産で亡くし親戚の元で暮らしていた7歳の少女が夏休みの2ヶ月限定で実の父親の元で暮らすという話。
主人公の女の子はとても無口なのだが表情がコロコロ変わり可愛いし、父親は38歳独特の哀愁と可愛らしさがあって良い。

アマネギムナジウム古屋兎丸
動く球体関節人形の話。古屋兎丸が球体関節人形×ギムナジウムの漫画を描くなんて絶対面白いじゃんと思ったら案の定面白かった。作風と世界観がマッチしてて面白かったです。

魔術師A』意思強ナツ子
良いダウナー漫画、思春期の時に心の中で他人を見下しながらお前らと俺は違うと思ってる勘違い野郎の青春みたいなものを描いてて読んでていいモヤモヤがありました。

漫画として現れるであろうあらゆる恋のためのプロレゴメナ窓ハルカ
一コマ一コマが面白い。内容なんてものはないんだけどとにかく面白い。確か男性器を切断する漫画ばっか描いてる女の子と恋愛する話だったと思うけど話とかより世界観がシュールですごくいい。

明日ちゃんのセーラー服』博
可愛いは正義とにかくこれにつきる。多分今年1番可愛かった女の子だと思います。主人公の明日ちゃん以外も可愛いです。


こんな感じです

先生!

先生!

島田響は高校二年生。ある日、友達から頼まれたラブレターを間違えて伊藤先生の下駄箱に入れてしまったことから運命は動き出した。今まで恋をしたことがない響だが、女ギライでクールだけど本当は優しい伊藤先生に徐々に惹かれていき…?
にいちゃん

にいちゃん

幼い頃、よく遊んでくれた年の離れた近所のにいちゃん。優しくて、面白くて、何でもくれる名前も知らないおにいちゃん。でも、にいちゃんに触られているところをお母さんに見られて、にいちゃんどこかに行っちゃった。にいちゃん、どこに行っちゃったの…? BL界の鬼才・はらだによる初Canna Comicsがいよいよ発売! 「…ねえ、にいちゃん。にいちゃんのこと許して理解できるのは世界で唯一、俺しかいないよ?」
試し読み
魔術師A

魔術師A

「知ってた? 女ってここ穴があいてるから××なんだって この穴から大事なものが流れ出ちゃうから 女は××で××××なんだって」ビデオショップの奥、ホテルの浴室、夜の美術室、土管の陰、祈祷サークル…… 禁忌(タブー)を踏み越えた女子高生たちが迷い込んだ、目を背けたくなるほどの『美』の世界。チェコ国立芸術アカデミー卒、日本コミック界の極北に降臨した恐るべき新人のデビュー作。 ≪大森靖子 推薦!!≫ とくべつ強くなりたい女の子は、どんな汚い手を使っていても、美しい。気持ち悪くなきゃ、気持ちよくなれないし、強く生きるって、とても恥ずかしいことだから。黒歴史ポイントカードがあとひとつでいっぱいになるとき、それでも“とくべつ”になれなかったらどうしよう! この漫画に描かれたその焦燥は、いつまでも鮮烈です。
夏休み

夏休み

ごく普通の家族が過ごす、ありふれた夏の一日。何気ない日常の大切さを気づかせてくれる作品です。(月刊コミックビーム2020年5月号)
試し読み
リアル

リアル

バスケを辞めてから何もかも上手くいかなくなった男・野宮朋美。街でナンパした山下夏美をバイクに乗せ事故り、ケガを負わせてしまう。高校も辞めた野宮は、ある日、古ぼけた体育館で車いすの男・戸川清春と出会い1on1のバスケ勝負を挑む。体育館でのバスケ勝負から繋がった野宮と戸川。ひょんなことから西高バスケ部キャプテン高橋と賭けバスケ対決をすることに。結果、賭けに勝ち西高体育館の鍵をゲットする。その高橋がある日、トラックに轢かれてしまい…。 【デジタル版では紙版未収録のカラーイラストを特別収録】
アマネ†ギムナジウム

アマネ†ギムナジウム

宮方天音(27歳)。年齢=彼氏いない歴。門前仲町にある築80年の一軒家に住み、派遣社員をしながら、人形作家をしている。ある日、贔屓の画材屋から古い粘土を譲り受け、ドイツの全寮制の「ギムナジウム」をテーマにした7体の少年の人形を作り上げる。その粘土には秘密があるという店主の言葉を思い出し、天音が人形たちにキスをすると、光が放たれ、彼らが動き出した。
にいちゃん

にいちゃん

幼い頃、近所のにいちゃんに手を出され、現場を母親に見られてしまったゆい。それを境に、いつも遊び相手になってくれていたにいちゃんは姿を消し、親からは過保護なまでの監視を受けるようになってしまった。あれから時が経ち、にいちゃんを忘れられないゆいは、ある日もあてもなく街を徘徊し、そして、ついに再会の日がくる――。しかし、久しぶりに会ったにいちゃんは、昔のような優しいにいちゃんではなくなっていて……。 ふつうってなに まともってなに これはいけないこと…? BL界の鬼才・はらだが描く衝撃の禁断愛、ついに解禁――。
コオリオニ

コオリオニ

1990年代、北海道――全国を震撼させる警察の不祥事が明らかになっっていった……! 警察庁は相次ぐ拳銃事件の対策として全国的な銃器摘発キャンペーンを始めた。そのノルマをこなすため警察がヤクザと手を組むというデキレースも横行、そんな中にエースと呼ばれる男・鬼戸圭輔(きど けいすけ)がいた。彼は何人もの犯罪者を情報提供者として抱え、ノルマを超える多くの拳銃を"摘発"していった。そして彼は誠凛会(せいりんかい)の幹部・八敷 翔(やしき しょう)と出逢う。より大きい山を当てるために鬼戸は柏組(かしわぐみ)の武器庫に注目。八敷を潜入捜査に誘い、八敷は薬の密輸入を目溢しすることを条件に鬼戸と組んだ。2人は甘美な成功を期待して潜入捜査に乗り込むが――。話題沸騰の問題作の上巻、新たな描きおろし20Pを含め、ついに電子版で登場。
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