完結したマンガの感想・レビュー16053件<<468469470471472>>戦争をしてはいけないはだしのゲン 中沢啓治starstarstarstarstarくまぞうよくニュース等で「戦争の悲惨を後世に伝えなければなりません」と言われてるが、戦争体験を伝えられるひとがほとんど残っていないのだから、これはもう実際の被爆体験から生み出された作品を読み継いでいくことが、戦争を経験してない世代にとって、以前より重要な事になってきたんじゃないだろうか。 はだしのゲンは戦争の悲惨さ残酷さを知るのによい作品で、これからもずっと読まれ続けてほしい。大人になって読むたろーは感慨深い県立海空高校野球部員 山下たろ~くん こせきこうじ霧兵衛良かった点 ・たろーと辰巳の友情はいつ見てもいい 総評 ・球を投げている間に観客が長い解説をしたり、練習シーンがほとんどなかったり、冷静に見ると主人公がかなりやばい感じとか色々あるけど読むと感動する。これ読むとドラゴンボールを思い出すんだよな響~小説家になる方法~ 柳本光晴名無し響の対戦相手がどんどん強い権力者になってこれ以上強くなりそうにないとおもったら完結してた少女漫画のせいなのか?少女漫画のせいだからっ きらnyaeアナログな少女漫画家のタムコと、高校時代の友人沙耶、同じく友人で新しくタムコの担当編集者になった美衣子の3人。 高校時代にはまった「ハイスクールダイアリーズ」という少女漫画のそれぞれの推しキャラにそっくりの男性が現れて…といういかにも少女漫画な展開だが、 3人とももう30歳。現実がなにかを知っている分どこか冷静に俯瞰してしまい、いまのところラブコメ展開は起きない。 少女漫画にハマりすぎて恋愛経験がほぼないタムコと、 同棲予定だった彼に自らの裏切り行為によりフラれる沙耶、 一見家庭円満に思えるが、意外とストレスフルな生活を送っている美衣子。 自分にとっての幸せとはなにかを見つめながら、今までにない目線と切り口でアラサー女子たちの悲喜交交を見せてくれそうな期待の新連載。 1巻ではタムコと美衣子の仲がもとに戻ったかなと見せかけて、最後に「こ、これは…!!」という終わり方をしてくれちゃって続きが気になってしかたない!! 熱いサッカー青春マンガ!DAYS 安田剛士ノアサッカー未経験者のつくしがサッカー名門校聖蹟で活躍する青春マンガ! 人一倍の努力をし、驚異的なスピードで成長を成し遂げ試合出場をもぎ取ったつくしはチームの心臓へと変化していく。つくしの努力そして個性あふれるチームメイトを見逃すな! おすすめ漫画です。天才岡田あーみんの名作。お父さんは心配症 岡田あ~みんぽんたいつの時代に読んでも度肝を抜かれるセンスと勢い。永遠に受け継がれてほしい作品です。男女問わず万人に薦められるラブコメヒロインはじめました。 天倉ふゆsogor25格闘技を習ってたせいで戦闘力だけは高い、でも見た目性格諸々は可愛らしい主人公・小高峯さんのキャラクターがこれまでになく新鮮。お相手の芹沢くんの天然人たらしだけど誠意があって嫌味のない感じも良い。 小高峯さんのキャラは女の子らしさを求める旧来の少女マンガの主人公っぽい感じ。一方の芹沢くんも校内での扱われ方は少女マンガのイケメンらしい感じ。でもお互いどこか考え方がズレていて、それに小高峯さんの格闘技設定が加わって上手く噛み合ってる。男女問わず万人に薦められるラブコメ。 切ない・・・。神様がうそをつく。 尾崎かおり名無しなんて初々しくて、清々しくて、切なくて ・・・。 素敵な作品なんでしょう。 一冊読んだだけで、映画を見終わった感覚になりました。 小学生のひと夏の経験とは、言えないもっと大きくて深い感じ。 心が揺さぶられます。 是非、手にとって読んで欲しい!!相性あるよね~♪マンガに、編集って必要ですか? 青木U平名無し仕事には、‘’人‘’が必要。 その人によって、人生が変わると言っていい。 出会いによって、刺激を受け、生産性も上がるが、相性がある。 それを我慢しなきゃどうにもならないこともあるが、全てを第一印象だけで図ってはならない。 年齢を重ねてくると、感覚的なものが備わってきてうまく立ち回れるようになるが、漫画家と編集担当者は、1対1の関係でなかなか逃れられない。 出てくる登場人物が、皆個性的で、面白い。 私的には、妻のあずみさんがかっこよくて好き♪ 早く続きが読みたい!!と思わせてくれる作品。短い恋と大きな愛の話世界でいちばん優しい音楽 小沢真理ぺそそのタイトルの意味は恋人たちが睦み合う音のことなのですが、愛情に満ちた母子家庭を描く漫画のタイトルとしてこれ以上相応しいものはないと思います。 1巻は主人公・菫子の娘・のぞみの視点で始まります。中学生になる彼女にはボーイフレンドがいるのですが、恋人としての関係を重ねる中で母のことを見つめ直します。 良いところのお嬢さんだった菫子は、高校生の時に幼い頃、親子三人で住んでいた一軒家を訪ねます。するとそこで性格の悪い年上の男の子と出会い次第に惹かれていく…。 両親を亡くしている菫子、裕福な家庭で将来を期待されていた皓(あきら)。二人は駆け落ち同然で結婚し、貧しいながらも幸せな生活を送るのですが、菫子が身籠っている時に、皓を事故で喪ってしまう。 菫子と皓の短くも美しい恋人時代。そして、まだ女性の社会進出が進んでいなかった90年代の日本でシングルマザーとして働き子育てするのんのんの幼少期編。 どこを読んでも困難がばかりで、でも同時に大切な人たちの愛情でいっぱいで…温かくて切なくていつも胸が苦しくなります。一人暮らしが長いため、家族の良さを忘れがちなのですが、「世界でいちばん優しい音楽」がいつも思い出させてくれます。 結婚したらこんな風に子供を愛したいなと思わせてくれる素敵な作品です。 伝統と歴史のシンボルが東京のど真ん中に甦る!!江戸城再建 三浦正幸 黒川清作nyae国民にとって利便性を重視した施設や建造物ばかりが増える中、その存在自体を国民の手で守ってゆくべき新たなシンボルが必要であると考え、江戸城の再建を計画する男、堀川。 しかも当時と同じ完全木造建築として!ロマンがある!! 主人公は決して行き当たりばったりの夢みたいな話をしているのではなく、経済効果や建築技術の継承、日本の伝統に対する国民の意識向上など多方面から鑑みて、現実的かつ日本に必要不可欠な計画であると考えている。 しかしせっかくの歴史的建造物の再建、ただの観光スポットに成り下がるわけにはいかないが、主人公がいう「国民自身が守る」という意識を共有させるのは相当ハードルが高いように思う。 一話目の後ろに掲載のコラムも興味深い。江戸城があっての今の東京なんだとびっくり。 正直、城に関わる日本の歴史にほとんど関心がない自分だが、もし本当に東京に江戸城が…と考えるとワクワクする!タイトル通りの話(歓喜) 少年の初恋は美少女♂️でした。 小林キナ天沢聖司初恋の女の子が「女装していた少年」だった主人公・牛若が、転校先の高校でその少年・竜ヶ崎と再開するところからお話が始まるのですが、この竜ヶ崎がただもんじゃないwww 学校でも女装しているだけじゃなくて「女装部」なる部活も立ち上げて、色んな種類の女装少年たちとめくるめく女装ライフを送っているんです。 そしてなにより、めっっっちゃかわいいんですよ竜ヶ崎…!こんな可愛い子が女の子のはずがない。 そしてさらに可愛いのが、あんなに毛嫌いしているくせに女装した竜ヶ崎のことがまだ好きな牛若…!!「女装男子は男だろ!ありえね〜!!」と自分に言い聞かせるように振る舞ってはいますが、竜ヶ崎のことが好きなのはバレバレもう二人とも早く付き合って…頼むから。 登場人物・絵柄・コマ割り・背景・装飾、全てカリーノ(かわいい)なものだけで構成されているところも好き…! 1話を読めばこの作品の良さが完全にわかると思うのでぜひどうぞ…!かわいいは正義 https://comic.pixiv.net/works/5851 (画像は第1話より。久々に再会したときのこの表情!この第一声…!かわいいがすぎる…) https://i.imgur.com/kBglNij.png趣味にロードバイクはいかが?のりりん 鬼頭莫宏名無し『のりりん』という、なんともかわいらしい響きのあるタイトルですが、 ロードバイクの魅力をいろんな角度から描いた自転車漫画です。 ロードバイクと聞くと、本格的なレースに出て勝負するような激しいスポーツ漫画をイメージしますが、この作品は趣味寄りの漫画。 自転車嫌いの青年が、ロードバイクに初めて触れて、次第にその魅力にハマってゆくところから丁寧に描かれています。 初めて乗ったときのワクワク感、自転車と一体となったかのような高揚感…。 乗るとわかりますが、今まで見えていた世界がガラッと変わる感覚のある乗り物ですね。 未経験者の方でも、ついつい「ちょっとロードバイク買ってみようかな・・・?」と思ってしまうはず。 経験者であれば、初めてロードバイク買ったときのことを思い出し、倉庫にしまい込んだロードを引っ張り出して、また乗りたくなります。 また、作中の至るところに、ロードバイクの説明がちりばめられており、自転車選びやメンテナンスの仕方、運転テクニックからマナーまで学べるので、初心者にとって簡単な実用書として役に立つはずです。 電力マンの活躍漫画発電ドクター走る! ビッグ錠starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男現代人の社会を支える「電力」の安定供給の影に働く人々を取り上げた漫画。 学習漫画っぽい内容かなとおもったが、やはりビッグ錠が書いているだけあって、人情あり、感動ありでいい短編だった。『死がふた』の魅力が何なのかと言われると死がふたりを分かつまで たかしげ宙 DOUBLE-SANAGUMA自分はミリタリーものが好きなので、ひとつはDOUBLE-S先生の精緻なタッチで描かれる剣撃、ガン・アクションの迫力です。(伊吹が乗るバイクのアクションもスゴイ) 盲目の剣士、土方護が座頭市さながら変態的な強さの敵を次々斬り伏せていくのはやはり爽快です。 もうひとつは多くのキャラクターが登場する群像劇であるということです。 護と遙の年の差バディを中心に、「THE WALL」をはじめとする秘密自警団エレメンツネットワークのメンバーや、敵サイドのトゥルス一味、果てはクロスオーバー作品である『ジーザス』『闇のイージス』のキャラクターが乗り込んできて、ダイナミックに関係性が展開されていくのはワクワクします。 MARVELやDCの作品を読んでいるときのような奔放な賑やかさが感じられて、結果的にはヒーロークロスラインの企画が最もいい形で出力されたのが本作だったんじゃないかなと思っています。 無限の広がりを感じさせてくれた『死がふた』ワールド、いつかまたなんらかの形で見れたらいいな…と願っております。本当に伝えたい想いだけは上手く伝わらないようにできてた一端の子 深山はなsogor258篇からなる短編集の中に描かれているのは、自分の想いを相手に伝えられない女性たち。ある人は心の中で想いを叫び、ある人はまっすぐ言葉にして伝えたり、またある人は自分の想いに気付かず取り返しがつかなくなってから思い知る。そんな彼女たちのそれぞれの"愛"の物語。 登場人物の間で伝わらない分、彼女たちの想いが読者である私たちに重く圧し掛かってくる。250ページ超というボリューム以上に心にズシリとくる1冊。 和装イケメンの書生さんがいる日常川越の書生さん 幹本ヤエsogor25舞台は小江戸川越、実家の芋菓子屋に戻ってきた女子大生・香南の目の前に現れたのは、見知らぬ和装イケメン・和数馬。そして唐突に始まる始まる2人の(実家での)同居生活。 小江戸横丁の町並みとハリセン代わりのふ菓子棒を背景に広がる、袴姿の書生さんがいる日常。ただ残念ながらここは埼玉、そう簡単にラブコメ展開になるわけがなく、実家に戻ってきた香南のやさぐれと川越のローカルネタ多めの構成でお送りするこの作品。 それでもなんだかんだで香南と和数馬の親密度は緩やかに上がっていき、その様子を微笑ましく見ていられる。というか和数馬がとにかく姿もメンタルもイケメンで、彼のことを眺めてるだけでも癒やされる作品。 1巻まで読了果たしてひとは「ヒーロー」になれるのか?強制ヒーロー 宮下裕樹ANAGUMA民間人が犯罪者を逮捕し、その場で判決を下すっていう裁判員的な制度「徴正令」がテーマの本作。 徴正令の対象者に選出され「強制的に」ヒーローをやる羽目になった冴えないサラリーマン・青田とともに、読者は毎話さまざまな悪事を通じて善悪と正義について考えていくことになります。 なんといっても本作の魅力はとにかく地味ィ〜〜〜〜なこと!(※褒めてますよ!!!) 出てくる悪事はチカンとか下着ドロとか生活に密着したショボいものが多くて、だからこそ、そのしょーもない罪を犯したおそらく自分たちと大して差がないであろうひとの人生を、自分たちの意思で左右していいものかどうかがズッシリと(地味に)響いてきます。 なかでも、青田が大学時代好きだった先輩の結婚式で酔っ払って醜態を晒すっていう最悪のエピソードが僕は一番好きで。この回は本当にどうしようもない展開になっていくんですが、情けなさのリアリティが真に迫ってるんですよね…。 青田も主人公だからといってヒーローや「正義」にふさわしい人間では決してないんです。 登場人物全員、等身大のダサさと魅力を持っているので、読めば読むだけ親近感が湧いてきて、そんな彼らがなけなしの勇気を出して何かを決断した時、本当の意味でヒーローに「なろうとする」ときのカッコよさのギャップがじ〜んと沁みてくるんですよね。 3巻と短いですが、読み通せば「正義ってなんなんだろな〜」ということを薄ぼんやり日常の色んなシーンで考えるようになる…かもしれません。家出少女と神待ちかみまち 今日マチ子名無し※ネタバレを含むクチコミです。 フランス人がどうやって日本のコンテンツを摂取してるかフランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。 エルザ・ブランツキャップ推しこれ面白かった。向こうでも日本のアニメが放送されてて、今20代後半〜40歳くらいのひとはファンが多いっていうのはちょっと知ってたんだけど、実際どんな感じだったのか、漫画になっててわかりやすい。 『北斗の拳』がセリフ改変されてて全然別の話になってるのとか笑った。 あと初めてフランス語になったマンガが『AKIRA』だっていうのも勉強になった。大友克洋はバンド・デシネとかすでに読んでたって言うからある意味逆輸入と言うか…。興味深いです。 そういう雑学的な面白さと「どこの国もオタクは変わんないなぁ」っていうのが楽しめました(ザックリまとめちゃうのはちょっと危険かもだけど)。 スピリッツでやってる『ミンゴ』もそうだけど、こういうオタク国際マンガ、もっと増えたら面白そうです。旅のお供や長期休暇におすすめ独身OLのすべて まずりん名無しなぜかというと、薄くてもち運びやすく、読むのにそこそこ時間がかかるからです。 タイトルの通り、独身をこじらせて我が道を往くOL3人の女子の日常を描いた傑作です。 どう見ても人間とは言い難いフォルムをしていますが、毎日仕事して、遊んで、時には恋もして、一生懸命に生きています。 時には下品とも言える本音を漏らす、どころか前面に押し出して周囲をドン引きさせる様は、読んでいて気分がいいです。 一生連載続いて欲しいなぁ…まごうことなき漫画の最高傑作火の鳥 手塚治虫くまぞうこれぞ名作、これぞ最高峰だと、いつも思います。 「火の鳥」のスケールと、本質的な深さを併せ持つ漫画、これを越える漫画はそうそうないでしょう。 古い漫画ですが、老若男女問わず、どの年齢から読み始めても遅いということは決してありません! ラブコメかと思ったら違った僕はラブソングが歌えない 高井唯人名無しずっと気になっていた漫画。やっと読んだ。 あらずじに「ラノベの主人公VSエロゲーの主人公」とあったので 学園ラブコメハーレムものでヒロインを取り合うような話だと思って読み始めたら全然違くて、終始ぞわぞわとした怖さみたいなものがすごくあった。 とりあえず主人公ドンマイと声をかけてあげたい。 上下巻一気読み推奨。爽やかな青春白書ALEXANDRITE〈アレクサンドライト〉 成田美名子無用ノスケ子80年代少女まんがの金字塔、成田美名子の代表作「CHIPHER」に脇役として登場するアレクサンドラ・レバイン(美形!)が主役の漫画でございます。幼馴染のアンブローシアとの恋愛と、名門コロンビア大学での生活を中心に、N.Y.を舞台にオシャレかつ華やかなパーティ・ライフ!(大学の試験とかそれなりに苦労したりはしてますが)若者特有の悩みとか抱えながら、それぞれの道を進んでゆくのです!<<468469470471472>>
よくニュース等で「戦争の悲惨を後世に伝えなければなりません」と言われてるが、戦争体験を伝えられるひとがほとんど残っていないのだから、これはもう実際の被爆体験から生み出された作品を読み継いでいくことが、戦争を経験してない世代にとって、以前より重要な事になってきたんじゃないだろうか。 はだしのゲンは戦争の悲惨さ残酷さを知るのによい作品で、これからもずっと読まれ続けてほしい。