完結したマンガの感想・レビュー16053件<<470471472473474>>アラサーバリキャリ女子にYES! 槇村さとるaicoアラサーバリキャリ女子のあるあるだなぁと理解しやすかったです!漫画特有のキャラだったもう1人のみどりちゃんが自分に正直でまっすぐで素敵キャラだった!求道者「ウメハラ」の自伝的マンガウメハラ FIGHTING GAMERS! 梅原大吾 西出ケンゴロー 折笠格 友井マキ六文銭昨今、eスポーツなるものが盛んになり「プロゲーマー」という職業の地位もある程度認知を得てきたのでは?と感じます。 本作は、そんなプロゲーマーの、日本人元祖ともいえる梅原大吾(通称ウメハラ)の物語。 私自身ゲームが大好きだったこともあり、もう20年以上前に彼がストゼロⅢの世界大会で優勝(しかも圧倒的強さで)したころから、カリスマとして君臨しております。 なので、当時に近しい時代のことを描いているこの作品は、ファンとしては垂涎ものでした。 しかし、そうではない人ーつまり、ウメハラのことはよく知らない、ゲームはやらない人にとっても楽しめると断言できる、2つのポイントがあります。 まず、ウメハラという人間に魅力があることです。 どの業界においてもそうなのですが、先駆者としてメイキングロードした人物というのは、 知識やスキルが卓越しているだけでなく、なにかしらの美学ともいえる強烈な哲学を持っていると思うのです。 つまり、ウメハラの凄さというのは「ただゲームがうまい」ことにとどまらないところなのです。 プロとして誰よりも強ければいいわけじゃない。 勝つために何でもしていいわけではない。 より多くの観衆を沸かせ、業界を拡大させていくことに責任と使命感をもち、その上でさらなる高みを目指すという姿勢に魅了されるのです。 その思考法や意志力はビジネス書にもなるくらい、業界を超えて影響を与えております。 この自分を厳しく律し、道を極める姿は、ただのプロではない。 求道者だと感じております。 次に本作が楽しめるポイントは、ゲームを通した人間模様がしっかり描かれていることです。 ゲームって一人でやるものという印象があるかと思いますが、舞台はゲームセンターなので色んな人がいます。 学生から普段何やっているかわからない人まで。ホントに多種多様なのですが、そこではゲームが強ければ、バックグラウンド関係なく受け入れてくれる謎の寛容さがあります。 特に実話を元にした作品だからか、フィクションにはない人物の深みがあって、これが良い味出しているのです。 そういう人たちと時にライバルだったり、時に仲間として切磋琢磨しあって、強くなることに貪欲な姿勢は刺激をうけます。 生活削って何かに打ち込んでいる姿は、対象が何であれ純粋に胸アツくなるものです。 画力も高く、ゲーム描写の疾走感と臨場感たっぷりに描かれた演出にも惹きつけられ、これまでの人物描写と相まって、勝利した瞬間にはある種のカタルシスを覚えます。 また、現代のように昔は、eスポーツ(ないしはユーチューバー)などで周囲に知られるような活躍の場がなかったわけですから、 昔はこういう人がいて、自分はこういう人たちに鍛えられたのだ、ということを伝えたいウメハラの強い意志を感じます。 今のeスポーツ業界の発展があるのは、こういう人たちのおかげなのだ、というのを伝えたいのだと。 そこにもプロゲーマーの域を超えた「ウメハラ」の神髄がある気がしてなりません。 本作だけでなく、youtubeとかの動画サイトで「梅原大吾」と検索すれば、奇跡ともいえるゲームのうまさとか、講演会などで彼の思考の一端が聞けるものとか、いくらでも出てくるのであわせて見て欲しいです。多くの女の子に勇気を与えた漫画ぽちゃまに 平間要ナンシータイトルだけ知ってたけど、文字通りぽっちゃりマニアという意味なのか。 当時この漫画を励みにしていたぽっちゃり女子はたくさんいたんでしょうね……。 うーーーん。わかりますけどね、この可愛らしさで性格も優しくてぽっちゃりというよりふっくらしているだけ、もちろん肌のキメも細かくてマシュマロだねほんとに。顔が可愛ければこのくらいの体型が一番モテるんだろうと思いますけどちょっと話が初めからハッピーエンドならぬハッピースタート切りすぎてる感じがしました。強奪犯が従う絶対的な自分ルールジャンゴ! せきやてつじ 木葉功一名無し凄腕の犯罪プランナーであり実行犯の 乾仁悟こと通称・ジャンゴ。 50億円相当の金塊強奪成功目前だったが、 何者かの妨害が入り失敗し、仲間も1人死んだ。 逮捕されたジャンゴの前に、 妨害を入れた張本人である美女が現れる。 どうやらジャンゴを逮捕した警部の恋人らしい。 しかし美女が現れた目的は、 ジャンゴを脱走させる事。 そしてジャンゴと仲間になることだった。 ジャンゴと仲間達が、警察・ヤクザ・殺し屋、 そして謎の多い美女とが、 騙したり追いかけたり協力したり戦ったりする。 銃撃戦・カーチェイス・爆破などをしながら。 犯罪ジャンキーともいえるジャンゴという人間が 大胆不敵な行動で仲間も敵も作りながら 派手なスリル&アクションと独特な心境を見せ付けてくる。 バイブルにしたい!!着たい服がある 常喜寝太郎名無し私の心を代弁してくれているのか?と何度も思った。 私もよく『変な服着てるね。』って言われるし、・・・。 最初は、好きな服を着ているのに着ていることが恥ずかしかった。 自分に似合ってないんじゃないかって思ったから。 でも、着ているうちに周りの人から 『その洋服似合うのは〇〇ちゃんだけだよ。』 って言われるようになって、自信ももらえて。 両親の離婚のことも、いじめのことも私と同じ。 人生のバイブルにしたい! 何度も涙が出た。 最高に大好きな本♪これぞジャパニーズSFVERSION 坂口尚starstarstarstarstarさいろく今だとサイバーパンクと言われるものが流行った時代、大友克洋「AKIRA」や「幻魔大戦」などを代表としたジャパニーズアニメがSFで少年たちの夢を拡げていた頃の素晴らしいアートのような作品。 もちろんマンガとしてストーリーも面白いし絵も構図もキャラクターも坂口尚らしくてとても素晴らしい。 「石の花」と並ぶ坂口尚の傑作。味あるゆるさの化け猫漫画化け猫あんずちゃん いましろたかし猫あるくコミックボンボンで掲載されていたので、いましろ先生のいつものクセのある漫画とは違ってかなりマイルドなんですけど、化け猫がただ普通におっさんみたいに生活する緩くてシュールなこの漫画大好きです。 ザ・スチームパンク!!真・快傑蒸気探偵団 麻宮騎亜ANAGUMA「スチームパンク」という言葉を知る前にこのマンガを読んだので、「『蒸気探偵団』みたいな作品が好きなんだけどどうやって調べればいいんだ…!」というモヤモヤをしばらく抱えていた覚えがあります。 そのあときちんと『ビッグオー』とか『ブレードランナー』『銃夢』なんかを摂取しながら真っ当に育っていけたのも本作のおかげかもしれません。感謝。 レトロでインダストリアルな蒸気都市という世界観に加え、キャラクターのドラマがシッカリしているのが『蒸気探偵団』の大きな魅力です。 なかでも美少年怪盗ル・ブレッドと相棒ナースの蘭々のコンビはあとから超絶ファンが付いているというようなことを聞いて納得しました。(今思うと肩書を明記するだけですべてが腑に落ちるわけですが…) 全編通してフェティシズムと言うか、「こういうのが好き!!!」というひとへの心配りが利いているマンガです。 レトロフューチャーとかサイバーパンクとか、その辺が好きな人でまだチェックしていないのはもったいないので、読もう!!クチコミがないだと……。変態の奇才の描く怪作変ゼミ TAGRO名無しモーツーに久しぶりに番外編が来ていて、読んだので記念に書き込み。松隆が変態として成長したかと思ったが、まだギリギリ常識人枠(?)でよかった。 それはさておいて、変ゼミ。正式名:変態生理ゼミネールは出た当時、流行り物みたいな略称をしていたものだから「どうせタイトルに奇を衒ったゆるい4コマ」くらいに思ってた。が、なんとなく読んでみて、舐めてたなぁと実感した。世界観が変わった。そっかぁ、変態ってそういう次元なんだなとカルチャーショックを受けた。キャラがそれぞれ立っていて、人格があるのもこの作品の素敵で、厄介なところだ。 そんなふうに価値観をグラグラ揺らがされながら辿り着く、一つのIF的終着点である『終わりの季節』は感情がガリガリと削られる。変態のようなものを極めていってしまうということにはエンタメ以上に、危うさもあるのだ。 徹底してエンタメ的でありながら、その枠からはみ出ている。そんな作品だと思う裁判員制度導入から10年アストライアの天秤 小川悦司 竹内一郎starstarstarstarstarひさぴよ「アストライア」とは、ギリシャ神話に登場する正義の女神。善悪をはかるために手に持った天秤が、てんびん座の元となったとされています。 裁判員制度が導入された2009年頃、(私のような)よく理解ってない人向けに啓蒙的な裁判漫画がいくつか作られていました。「サマヨイザクラ」「裁判員の女神」などがそうです。その内の一作が、この「アストライアの天秤」になります。(最近だと「イチケイのカラス」でも取り上げられていました。) 作画は中華一番!の小川悦司先生。これまで料理マンガのイメージしかなかったのでとっても意外ですが、最初見た時は劇画タッチすぎて、誰の絵か一瞬わからなかったほど気合が入っています。 緊迫した面持ちのキャラクターばかり登場する娯楽要素の少ないマンガなので、「もし自分に裁判員の通達が来たらどうすれば良いか」などと考えながらシミュレーションして読むのが良いでしょう。いつか、裁判員に選ばれる日が来るときのために…。 恋愛もパン作りも料理も通ずるものがあるのかも。Bread&Butter 芦原妃名子Pom 34歳柚季と39歳原洋一、二人の恋愛と成長物語。 二人の会話に奥深さを感じたし、共感する部分も沢山あった。 暗くなりがちなところを逆にコミカルに描いていた印象で、読みやすかったし受け取めやすかった。 パンが何よりも美味しそうで、料理も恋愛も深いなあと感じたお話でした。 「わたしは死んでも良い人です」ひとりぼっちで恋をしてみた 田川とまたMiyake■1巻 天然キャラのコミカルな恋愛模様かと思いきや、ハードなヒューマンドラマだった。 締め付けられる面白さ。 家出してからのストーリーが、一気に引き込まれる。 友達もいるし母親も余裕はないけど優しいし、すぐに家に帰ると思ったらそんなことはなかった。 主人公は人間関係で失敗し続けることで、本気で追い込まれていたのが身に滲みてわかる。 「私の馬鹿は、人に笑顔を強いる凶器」 「怒らせても苦しませても傷つけても、私の周りは優しい人であふれてるから、みんな取り繕ってくれる…」 「じゃあ私から離れるべきだって、決意した」 人を好きだからこそ、その人の自然な笑顔が見たい。 でも、自分にはそれができない。 迷惑ばかりかけてしまう。 言葉にすると陳腐だけど、文字通り「死ぬほど」悩む有紗が、いつか自分を認められるように。 デキる大人になる、以外の道も多分ある。 ■2巻 千晶との生活が描かれる。 有紗は不器用で言葉も拙いけど、行動力と絵の力で、人に何か強くを伝える力があるなぁ。 魅力的だと思う。 有紗が拓の息子にバットでぶん殴られて流血するのが強烈だったな。 どうしても好きな家族を取り返したいのが伝わった。 有紗も自ら殴られに行くのが衝撃だったな…体張りすぎ。 じーさんの息子の顔描いて、笑顔になって、のシーンは好き。 千晶のでかい笑顔の絵描いて、千晶が涙流すシーンもとても良い。空想楽しむ東京史跡案内東京城址女子高生 山田果苗あうしぃ@カワイイマンガ東京の城址を求めて街を彷徨う、女子高生のあゆりと美音。微かな歴史の痕跡から、古を空想して楽しむ東京散歩。あゆりと一緒に「え、城どこ?」って言いながら、画面を睨んで楽しもう! ----- 江戸城を始め、東京には沢山の城があったと伝えられているが、それらは建造物どころか、基礎の遺構すら殆ど残っていない。必然的に東京の城址巡りは、画面的にはただの公園や社寺、街歩きになってしまう。 漫画としては危機的なこの状況を、面白く救ってくれるのは、城址マニアの美音や教師の田辺に「何じゃそりゃ!」と突っ込む、素人のあゆりの存在。 私達はあゆりと一緒に、分からないなりに目を凝らして、微かな遺構を見出し、歴史上の人物に想いを馳せる。そして城址の知識を得、歴史の醍醐味に魅せられて、街を見る目が変わった時、私達はもう一度、二度と、この作品を見返したくなるのだ。 「あそこの城址って、どんなだっけ?」と。 街の風景に「歴史」という四次元軸を与えて、古くて新しい感性を吹き込むこの作品。考え方としては、『ちづかマップ』が「古地図」によって土地の時間軸を遡行していくのと相似している。 都市の地層を、城址のかつての姿が見えるまで、めくっていく。この作品は、そんな考古学的妄想の産物なのだ。 ハルタ印の美しい画面は、緻密に描き込まれつつ整理され、眺めていて気持ちいい。ちょっと荒んでいたあゆりの心が、優しそうでいて結構毒舌な美音との会話と新たな興味で、次第に落ち着いてゆく様子も、併せて見つめていたい。 泣けた着たい服がある 常喜寝太郎名無し表紙のギャップのある絵がよく分かる話だった。自分とはどこまで定義されてるんだろう、なにをもって自分というのだろう、とか深く考えさせられる話だった。周りの人に恵まれていてありがたい限りだなぁと自身を振り返りよりほっこりした。「嘘から出たまこと」とか婚姻届に判を捺しただけですが 有生青春名無し※ネタバレを含むクチコミです。ニッチな題材だけど唆られる…本日のバーガー 花形怜 才谷ウメタロウ名無しハンバーガー漫画ということで範囲狭くない?と思ってしまう。 いやいや、ハンバーガーってアメリカのみのカルチャーフードじゃないそうなのです。 それは食べてみたいと思わせるハンバーガー多数。着眼点がニッチだけど唆られるのです! いま、ここで何かが動く ~流動する田島列島~田島列島短編集 ごあいさつ 田島列島影絵が趣味寡作故に何年も前から要注目の新人であり続ける田島列島選手もとうとう単行本が3タイトルになりました。そろそろ傾向といいますか、作家性がみえてきそうな気がします。 まあ、とにかく、留まることが嫌いなひとなんでしょう。生まれついて付与された性別からして変えてしまうひとが毎度登場するのも、毎度のこと親が突然家から出ていってしまうのも、まずテコでも動かなそうなものから率先して動かしてやろうとする気概がみられます。 今作も、まあ、いきなり不倫からの幕開けで、しかも、不倫された奥さんが不倫相手のアパートを訪ねに行く。さらに本妻が訪ねて来るというので同居人の姉さん(不倫相手)が家から出ていってしまうのが主人公の妹の境遇なわけです。もう初っ端から動きまくり。そして、はじめはこの事態を「昼ドラ」と形容して、一歩引いた目線で傍観していた妹がこんどは、くりかえし訪ねてくる本妻に心を動かされて、自らアクションを起こす。ただ受け身でいるのが嫌だといって自分のほうから積極的に奥さんに働きかけるんです。この「ただ受け身でいるのが嫌で自分のほうから積極的に働きかけようとする瞬間」こそが田島列島マンガにおける決定的な動きなのではないかと睨んでいます。 ひとというのはどう足掻いても外的作用からは逃れられない受動的な生き物ですから、積極性を発揮するといっても、けっきょくは何かを受けての積極なわけです。せいぜい外的作用の決壊を防ぐために土嚢を積むことしかできないといいますか、攻撃のない野球みたいなものですね。ピッチャーがどんなに踏ん張って最高のパフォーマンスをみせても、せいぜいゼロか失点によるマイナスしかないわけで、これでは試合は動きません。田島列島には、このテコでも動かない受動的な状況をどうにかしてでも覆してやりたいとする気概がみられるんです。 ただし、この転覆は極めて難しい。だからこそ、せめて、そのほかのものだけは自由に動けるようにしようとする。これはインタビューで言っていましたけど「キャラが勝手に動く」という言い方をされている。たしかに自分でキャラの動きを先に規定してしまえば、作者本人からしてみればキャラがそこでは自由に動きまわれない不自由が生じることになる。だから、しばらくのあいだ、キャラが自分から自由に動いてくれるのを待つ。それ故の寡作なのかもしれません。そうして待つことで、いま、ここで何か動くのを最前線で捉えようとしているんです。 あとは台詞、というか言葉についてもかなり辛辣な姿勢がみられます。田島列島マンガのキャラたちは互いに言葉を介そうとはしないんです。だからいつだってセリフは間の抜けたギャグのようになり、発した言葉は相手に届かず、会話は常に両者のあいだの宙を空転している。これも留まることが嫌いな田島列島ならではの仕様といいますか、感情というのは常に複雑に流動しているものなのに対して、言葉を発するというのは、そのとりとめのないものを無理やり型にはめるような作業なので、田島列島マンガのキャラは誰も言葉なんか信じてはいない。ただ、それでも、それでも、言葉を伝えなければならない瞬間というのはどうしてもある。『子供はわかってあげない』がそうだったように。ただ、好き、と言っても、それは胸の苦しくなるようなバカでかい感情を小さな型に無理やりはめただけでそれでは嘘になってしまう。ナンセンスなんです。それは朔田さんも重々承知なんです。だからこそ、その一言がなかなか口をついて出ない。でも、それでも、せいぜいゼロかマイナスしかなくても伝えなければならない瞬間があるんです。まさにそのとき、田島列島マンガで何かが動いている。テコでも動かないような何かが動いているんです。 尊いルミナス=ブルー 岩見樹代子名無し尊い系百合漫画最高峰なのでは??? ファインダー越しで美少女たちが好き嫌いをやるって最高で天才だなと思います。良い…スピカ ~羽海野チカ初期短編集~ 羽海野チカ名無し一話目を昔読んだ気がするのですが勘違いかも…。 そのくらい無条件に懐かしい気持ちになるんですよね 短編でもう登場人物がどうしようもなく愛おしくなっちゃう どの話もさすが羽海野チカって感じなので読んでほしいです 今読むべき漫画着たい服がある 常喜寝太郎名無し奇抜な格好をしている主人公が「なにあの人〜クスクス」と笑われる描写見るとすごく気が滅入るのですが、この漫画には必要で、この漫画は今必要とされる漫画かなと思います! あんまりもう人と変わっているということが虐げられる時世の流れではないと思うのでちょい違和感ある前半。しかし後半になるとん〜こういうことね!…と。 テーマが単純なように見えて深い… 個人的にはロジック部分より主人公の表情変化の方が良いなと思えたので、あえて推したい漫画ですね。 アムロとシャアだけじゃない!「ガンダム」を知ろう機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和 矢立肇 富野由悠季 大河原邦男さいろく安彦良和先生のガンダム。 これこそがORIGIN。本当にありがたい。 アニメの機動戦士ガンダムをちゃんと見れてなかった世代としてはガンダムがゲームやカードダスで一世を風靡しているにも関わらず本当のシナリオを全て理解出来ていなかった事が心残りというか悔しいというかだったんですが、このORIGINはアニメ版以上に安彦良和で(そりゃそうなんだけど)思っていたガンダムが本当に今描かれているんだと。 ものすごく古い時代のマンガだったらちょっと手を出しづらいとこあるじゃないですか、正直。 でもこれは最近になって描かれてるんですよ。ようやくガンダムを知る事ができる!と嬉しくなって読み始めたら見事に期待を上回る作品だった。 小さい頃、小学生低学年の頃はアニメも疎らに見てカードダスとかガン消しとかしか持ってなくて知識も乏しくて。。。そんな頃、悪役だったザビ家は馬鹿な悪いやつなんだと思ってたんですよ、ガルマのせいかもしれないけどさ。でもORIGIN読んだらドズルのファンになるよ、絶対。 ガンダムという日本が誇る壮大なスルメコンテンツを今になってこんなに丁寧な作品として出してくれた安彦先生とKADOKAWAに感謝したい。オノ・ナツメ風必殺仕置人さらい屋五葉 オノ・ナツメさいろく殺陣(たて)とかはないんだけど。 オノ・ナツメ作品で日本が舞台なのも珍しく、そのためか出てくるキャラクターの魅力がぐんと近く感じられる。 必殺仕事人ではなく仕置人の方なのは梅が仕置人の鉄になんとなく風貌が近いからっていうだけだけど、この裏稼業グループは仕置人のそれに似ている気もする。 ルパン3世っぽいとこもあるかな。主人公の政がそれっぽさが全くないのでオリジナリティは抜群。 ノイタミナでアニメ化もされていて一時期話題にもなったけど、この作品はそれだけ一般的でもある。でもオノ・ナツメらしさは満載なので是非読んでほしい。 死ぬまで恋は必要だ、男も女もGENTE オノ・ナツメさいろくとはルチアーノの言葉。ルチアーノのとは表紙の一番←の青いキャラ。 オノ・ナツメ作品を読み返しながらクチコミ書いていこうと思ったけどGENTEはその中でも少し異色。 連載誌のカラーが出ていると言えばなるほどという感じではあるんだけど。 簡単に言うと老眼鏡の初老のカッコいいオッサンを好む妻のため、新しいリストランテのオーナーであるロレンツォはスタッフを老眼鏡のベテランだらけにしてしまう。 いわゆる"枯れ専"のための作品なのだけどこれがまた素晴らしい。勝手に彼らの背景をいっぱい想像しながら妄想しつつ読んでいくと最高の作品と思えてくる。 GENTEはそんな枯れ専や腐女子にもオススメ。奇才いがらしみきおの描く「遊動民」誰でもないところからの眺め いがらしみきおさいろくSinkやI(アイ)が好きな人は好きなんじゃないかな 羊の木も面白かったけど不気味でしかたなかった、なのに読みたくなる中毒性みたいなものが強い作家だと思います。 遊動民っていう言葉はあとがきで先生が直接書いてた話からだけど、読んでるときはしばらく意味がわからなかったけど読み終わって「なるほど?」というぐらいには納得感が得られました。 でもほんとシュール…というかなんだろう?不気味さもそうだけど今作は「なんで」っていうのがわからなかったなー<<470471472473474>>
アラサーバリキャリ女子のあるあるだなぁと理解しやすかったです!漫画特有のキャラだったもう1人のみどりちゃんが自分に正直でまっすぐで素敵キャラだった!