完結したマンガの感想・レビュー16065件<<403404405406407>>地味魔法少女には向かない職業 片山陽介 斜線堂有紀名無しコマに対して人が小さくて、絵が読みづらい。妖精みたいなのも女の子も可愛くない。 ヤクザにブツって、古臭い。 セリフ回しもどこかで見たような既視感。 笑いどころも泣きどころもない。ハラハラもしない。 魔法少女被りしてるけど、早々に終わるのはこれでしょう。まずはやってみて、それから考えるインドへ馬鹿がやって来た 山松ゆうきちhysysk「インドになさそうなものを売ればお金持ちになれる」これは日本のベンチャー企業がアメリカの流行を日本に持ち込む「タイムマシン経営」と原理的には同じだし、ビジネスや経済の基本と言ってもいい。 違うのは計画がないこと。言葉も喋れないし、伝手もない。 我々はしばしば色々と計画を立てるが、結局やらずに終わることが多い。ほとんどの人がそうかも知れない。リスクが大きいとか、今じゃないとか、もうちょっと準備してからとか。 そういった発想をぶち壊して、とにかく何かを始めてみること、失敗にいちいちへこたれないことの大切さが描かれている。ポジティブ思考とも違う、生き物として強さ、しぶとさ。それを発揮せずに一生を終えるつもりか?と突きつけられるものがある。 漫画家だから漫画を売るのは分かるが、「次はうどんと漫才だ!」となるのもすご過ぎる。すごいんだけど、ある意味で「これでいいんだ」とも思えるので、閉塞感を打破したい人、勢いをつけたい人におすすめしたい(とはいえ若干のクズ耐性がないと読むのはきついかも)。魅力的な7人ワイルド7 望月三起也名無し※ネタバレを含むクチコミです。異種属ホテルと「見える」女子 #1巻応援神客万来! ねむようこあうしぃ@カワイイマンガ職を失った海野みちるが妙な縁で出会ったのは、「人ならざる者」が訪れるホテル。異種属が「見える」みちるは客室係となり、抜群の気遣い力でお客の要望に対応していく……優しさに溢れる「異種属ホテル」で、今日は「あの人」が癒される! ◉◉◉◉◉ ホテルに集まるお客は、神話・伝説・民話の登場人物達。普段は「らしさ」を気にして素の自分を隠している彼らは、ホテルとみちるの優しさと機転で自分を解放し、満足して帰っていく。なるほど、確かにそういう事思ってそう!というお話にうなずくし、エピソードの結末は優しい気持ちになる。 ●タピオカ ●ジェンダーフリー ●ビューティケア といった女性漫画的な題材がファンタジーと組み合わされ、ちょっと斬新。白場を活かしたあっさりとした画面と相まって、とてもおしゃれで愛らしい作品だ。カバーも含め、紙の本で持っていたい感じがする。(私は電子書籍ですが楽しめましたよ!) しかしホテルの大女将の「鬼の子」という言葉から、物語は新たな方向へ。何故みちるは人外の存在が見えるのか、という疑問に関わる、ちょっと緊張感のある展開の予感。次巻が待ち遠しい! 柔らかなポジティブさ月光 ウチヤマユージナベテツイントロダクションで読者に与えられる情報から、何やら不穏な空気が漂う物語だと最初は思ったりもしました。ただ、読後感は爽やかな物であり、作者のストーリーテラーとしての手腕の鮮やかさを称えたくなるのではないかと思います。 実際、作者の他の作品を読んでも、ストーリーのフックの掛け方であったり、伏線の回収の方法であったり、上手いなあと感心します。 些か古い言い方だとは思いますが、「社会派」と呼ばれるような作品だと思います。前向き過ぎないポジティブさを感じる作品であり、ここ最近のこの社会の風潮とか出来事に疲れているなあともし感じている方に読んでもらえたら、なんてことを考えたりもします。古い作品だからこそ10代に読んで欲しいGS美神 極楽大作戦!! 椎名高志名無しこのマンガの始まり、時代背景はバブル経済の絶頂期。地上げなんかが横行していた90年代。カネさえあれば何でも出来ると日本人が大きな勘違いをしていた時代です。 21世紀の十代からすれば歴史の教科書で読んだことがあるかな、という程度の認識でしょう。 それだけに、今になって読むと異世界感半端ないです。下手な転生ものやSF、ファンタジーなんか太刀打ちできないです。 そして、作者の椎名先生の出世作で、当時の彼が「面白い」と思ったものを全部詰め込んだ作品です。 特に物語やマンガを書くことを目標としている人ならば、その情熱や、それとは裏腹の冷静な伏線回収、オチの付け方はきっと目標になるはずです。 同時期サンデーで連載されていた、「H2」や「らんま1/2」に勝るとも劣らない名作だと思います。 グラップラー刃牙と同年連載開始なんですね。ハリスの旋風70年代後半版!?おれは鉄兵 ちばてつや名無し端的にいえば、人の道を外れたような野生児、本能のままに行動する悪ガキの成長を描いた物語が『俺は鉄平』。アラフィフ前後の方にとっては思い出の漫画として記憶に残している方も多いでしょう。 特になにごとにも囚われぬ鉄平の自由さに引き込まれた方も多いはず。 視聴率は低迷したもののゴールデンタイムで放送されたアニメの主題歌は有名、軽快なリズムから“カエル、カエル、カエルのおへそに花活けて~それでもダメならダイナマイト、ドン”このサビの転調が印象的でした。 アニメは見たことがあるけれど内容は覚えていない、主題歌は知っているけれど内容は覚えてない方は読んでみることをオススメします。 『ハリスの旋風』を1970年代後半にアレンジしたような印象の作品です。 サトラレの設定を活かしたスピンオフサトラレ~嘘つきたちの憂鬱~ 佐藤マコト 伊鳴優子名無し「サトラレ」って似たようなタイトルの作品があったな〜と思って読んでましたが、これスピンオフに近い作品だったのですね。私はサトラレは読んでなかったのですが、とても面白かったです。 まず、主人公のサトラレ千景ちゃんは天才だけど、多くの人には心を閉ざしていて心の中で不安であったり悪意のある罵詈雑言を日常的に周りに発信しています。 でも何か憎めないというか、思考にシンパシーを感じました。ちょっと面倒な子だけどたまに友達を心から心配する気持ちが漏れ出たときなど、かわいいところがあります。 また、サトラレを全面サポートする同世代の子たちは公務員という設定で、子供と大人の間の何とも言えない10代後半の気持ちや考え方がとてもリアルです。 新たな仲間や、思いもよらない敵対者が出てきて、千景はさらに心を振り回され始めるのですが、それが全部周りに伝わっている設定、それを優しくケアする未成年公務員たち、斬新な設定と笑いうまく取り入れた素晴らしい作品だと思いました。コンプライアンスは問題なし?XEVEC bose 下内遼太名無しXEVECという名前で思い出しましたが、2011年に「コンプライアンス-絶対法隷都市-」で、いろんな意味で有名になってしまった原作をリメイクした作品っぽいですね。 細かい設定は変更されてると思いますが、より法定物理バトル要素を強めているようで、結局は屁理屈&力技の戦いになっていて、エンタメとして面白いと思いました。 現実の法律に照らし合わせている部分が数多くあるので、トリビア的にも楽しめました。 奇しくも現実世界においても、屁理屈みたいな解釈で法律を捻じ曲げたりする、この漫画みたいなことが行われている今、読むべき作品と言えるかも知れません。 おもしろかった恋愛不感症ーホントはもっと感じたいー【単行本版】 anzu アキラ名無し見た目が派手で遊んで見られる主人公とクールに見える不器用な上司との恋。絵がとにかく美しくて気になっていた作品です。ベタベタな恋愛漫画でもなく、エロ漫画でもなく、話として読ませる内容でした。不器用で純粋に生きている人に読んでほしい作品です。恋愛不感症というタイトルとはちょっと違う内容とも感じましたが、面白かったです。 貴族の少女が過酷な運命に立ち向かうビオランテ 風間宏子名無し昔の少女漫画ですが、16世紀のイギリスを舞台にしたドラマチックな作品です。主人公のエルシーはある貴族の家に生まれた少女。エルシーは家族と幸せに暮らしていましたが、ある日突然に政治的な事件に巻きこまれ人生が大きく変わってしまいます。エルシーが彼女を敵視する勢力から執拗に狙われ、そのような生活の中でもエルシーは気高さを失わず、敵と戦おうとします。自分の身を懸けて他人を守ろうとするなど、少女とは思えないほどの勇敢さには驚かされます。エルシーの人柄に好感を抱いたり、助けたりする人が現れるのも理解できます。ちょっとご都合主義的なとこもありますが、引きの展開が上手い作品だと思いました。自意識過剰な主人公東京大学物語 江川達也名無しドラマで興味を持ち原作に入った口だが、原作の方が色んな意味において生々しく、はるかに面白かった。ルックス抜群にもかかわらず、遥と正対出来ず何かにつけ妄想に走ってしまう村上の自意識過剰な性格は、まるで自分の欠点を見せ付けられているかの様で、自分の生き方を見直すきっかけになった。教科書俺の空 本宮ひろ志名無し本宮ひろし先生の代表作。 このマンガ、今読んだらご都合主義と思われるかもしれませんが、当時の男性は多分に影響を受けました。 あのプロレスラーの大仁田厚も、俺らの頃の人生の教科書だったと言っています。 親バカ満開です!ときいろ家族 淡沢さわ名無し親バカ満開で、家族最高!家族大好き!が溢れています。 子育てが落ち着いた私の世代だと、なんだか懐かしく幸せな気持ちになります。 今から子育てするママたちにも、家族っていいな!と思ってもらえるのではないでしょうか? 絵もとてもキレイで、癒されます。女の本音を描いてるのにギスギスしてない右足と左足のあいだ 雁須磨子まろにが抹茶プリンセックスレスになってしまった新婚カップル。どうやら原因は旦那さんの心理的なものらしいけど、このまま話し合いもなく夫婦を続けていくのは難しいと焦った奥さんが強行手段に出ます。なんとカレーにバイアグラを仕込みます…!あらすじにすると笑っちゃうような無茶な内容みたいに感じますが、これが単行本のタイトルにもなっている「右足と左足のあいだ」というお話です。ラストはしみじみと感動するいい話でした〜。 色んな年代の女の子が登場する短編集なんですけど、どれも「あ、私もこんな風に思ったことある…」って共感しました。女の本音を描いてるのにギスギスしてないのがいいです。雁須磨子先生の漫画って難しい内容の話じゃないけど細やかなテクニック満載って感じで、これを楽しめるようになった自分は大人になったのかなってちょっと思いました。カレンさんと西先生の2人だからこそ描けた奇跡の1冊 #1巻応援私はカレン、日本に恋したフランス人 じゃんぽ~る西starstarstarstarstarnyae連載で少し読んでいたけど、1冊通して読むとまたこの本の良さがより沁みますね。 カレンさんが日本に関心を持って、日本に住みたいと思って、日本人と結婚して、そして旦那さんの手によってこの本ができたという事がいかに奇跡的かと思ってホロリとしました。フランス人女性が、ではなく「カレンさんが」というところが大事です。 外国人の目線から日本人も気づかなかった日本の面白さや変なところに気づくと言うパターンはよくあるけど、カレンさんの場合はまず「音響の良さ」から入ったというのが非常に面白いです。 録音した山手線のアナウンスを聞いて、日本を思って泣いたというエピソードは笑いました。でもほとんど家にいる生活をしている今、電車のアナウンスを聞くと出かけている気分になってかいいかもしれない! 世界情勢や戦後日本の歴史など、シリアスな面も含めてフラットな目線で勉強になるし、自分の国なのにまだまだ知らないことだらけだな…と改めて思い知った次第です。たぶんカレンさんの方が日本を知ってます。笑 ちなみに、じゃんぽ〜る西先生はデフォルメした作画が特徴的ですが、この人相当画力が高いんだな…というのがわかり、新たな発見となりました。 今でもバイブル花のあすか組!∞インフィニティ 高口里純kontokiirotomidoritoもーだめだー無理だーと思ってる時に読むと、うむ。自分は間違ってない、このままでいいんだと光を示してくれる漫画。 あすかちゃん、まだ、中学生なのにね。 戦24が好きなので、市花赤江那智辺りが出てくると興奮する。嘘くさいけど熱量に圧倒されるAKB49~恋愛禁止条例~ 宮島礼吏 元麻布ファクトリー 高橋ヒサシ名無しAKBに49人目がいるって夢を見て、それってAKB49じゃん!となり、一度手放したものの電子書籍で買い直しました。 なぜか夢に出てきたので久々に読んだら、やっぱり面白かったと言うやつです! ストーリーは嘘くさいです。 49人目男だし、ずっと女装してるし。 作者もあとがきで「この話は嘘くさいです」って言っているほど。 でもほぼ全国民がAKB48を知っているので登場してくる前田敦子とか高橋みなみは違和感なく受け入れられる。 しかも49人目が少年漫画の主人公の役回りを完璧にこなすのですごくアツい!実際29巻まで出てるし最高にうまく化学変化が起きてる漫画だと思います。長編のおすすめ作品! 焼きまんじゅう食べて死にたいお前はまだグンマを知らない 井田ヒロト野愛関東地方に住みついて長くなったものの、群馬を訪れたことはない。 高速道路で通過したことはある。下仁田を横目に「ネギのとこか」と思った記憶がある。花火大会に行ったら中止になって予定が潰れたと知人から聞かされたことがある。 それくらいの認識しかなかった。 こんな危険な場所なんて知らなかった!!!!焼きまんじゅう旨そうって思ってたけど県外なので食うと死ぬ!!!! 和算の大家関孝和!!!!誇る文豪田山花袋!!!!上毛かるたガチ勢と一戦交えたいなんて思ってごめんなさい。 でもね、故郷への誇りって素敵なものです。 わたしもど田舎出身なので自虐として出身地のお話をすることはあるけれど、やっぱりそこには愛と誇りがあるのです。 きっとグンマの人達もそう。だから栃木とバチバチしちゃうんだね。餃子もレモン牛乳も美味しいけど井森美幸も中山秀征も好きだからグンマ自信持ってねグンマ。焼きまんじゅう食べたいよ。グンマがなけりゃ静かなるドンの実写ドラマはなかったんだよ。 生まれ育った地に対してプラスでもマイナスでもどっち向きでもいいから、アイデンティティ抱えてる人って幸せだと思いますよ。帰る地があるということ、人に語るべきことがあるということ、幸せでしょ。 死んでもいいからわたしは焼きまんじゅう食うぞ。 悩めるリーマンに捧ぐ 全俺が泣いた娘の友達 萩原あさ美六文銭サラリーマンが娘の友達のJKと恋愛する話。 設定だけだと未成年との淫行問題で、やいのやいの言われそうだけど、この話は主人公のリーマンがいたって常識人だ。 それが悪いこととわかっているから、決して一線を越えようとしない。 まぁ、どっちがリアルなのかわからないけど(普通は、おっさんが女子高生に言い寄られたら、ノールックでいってしまうんでないの?) 主人公晃介はサラリーマンとしては優秀だが、仕事一筋で家庭を省みなかった結果、娘はひきこもりに。 その優秀な面も個人としての能力が優れているだけで、部下のコントロールがうまくない。いつも損な役回りを引き受けているという、典型的ないい人だ。 良き父として、良き上司として、理想の姿を無理してつくろっている。 仕事も家庭もいっぱいいっぱいな中、出会ったのが、娘の友達古都。 彼女といても、何一つ理想を押しつけてこない、自分が自分らしくいられることに安らぎを得て…という流れ。 全俺が泣いたのは、JKとの、この背徳な恋愛に純愛の姿を見つけたところではない。 3巻最後、添付画像にある晃介の慟哭だ。 誰かの期待に答え続けて、自分をすり減らして、すり減らして、すり減らして・・・ 絞り出した言葉 「父親でも、課長でもない俺は、いちゃいけないのか?」 もうこれね、泣きますよ。全俺が。 期待に応えられなきゃ存在しちゃダメなのかと。 エゴしかない社会で、要領悪く真面目でいい人が損をする社会。 そんな中で、安らぎを求めてはいけないのですかね? たとえそれが悪いことでも、ダメなんでしょうか? そうでなければ、誰が救ってくれるんでしょうか? 娘の友達とのイケナイ関係ばかりに焦点いきますが、本当は晃介のように疲れ切ったサラリーマンこそ共感できる作品だと思います。 今後、二人の関係が社内に暴露されてしまうような展開がおきそうで、晃介からますます目がはなせません。 ジャンプ+の楽しみ地獄楽 賀来ゆうじstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ジャンプ+で連載中の「地獄楽」、毎週楽しみに読んでいます。 個人的には「サマータイムレンダ」と同じくらい楽しみです。 死罪になった最強の忍である主人公画眉丸が、恩赦を得る条件として提示されたのは、帰ってきた者がいない極楽とも言われる奇妙な島へ行き「不老不死の仙薬」が得て、他にたくさんいる異能を持った囚人たちと競って一番に帰ってくることだった。 主人公や他の囚人、そして各囚人を見張っている処刑人である山田浅ェ門たちのそれぞれの戦闘も見ていて楽しいし、島の中に出現する謎の敵らしきもののデザインも視覚的にとても気持ちがいい、人によってはキモいとも言うかもしれない。 ぜひちょろっとでいいからアプリ、もしくは単行本で見てみてほしい。 幻想的な景色の中の不気味さ、特異な組み合わせなど楽しめます。 謎に包まれた島の実態はいかに—!?やめられないとまらないまいったカッパは目でわかる 桐島いつみ名無しなんとも言えない味わいのシュールなギャグマンガです。「カッパ笛」という謎の道具が存在し、カッパ笛を吹くとどこからともなくカッパが現れます。現れたカッパは特に呼び寄せた人を助けるわけでもないし、何か役に立つわけでもありません。常にマイペースなカッパが面白いです。人物はわりとしっかり描き込まれてるのに、カッパだけ単純な線でのほほんとした表情をしているのがまた良し。 江戸時代の寿司職人すしいち! 小川悦司名無し江戸前の握り寿司の人気店の主人・鯛介の寿司にかける情熱。いまや日本食の代表といえば寿司ですが、江戸時代の頃より握り寿司のテクニックは素晴らしいものがあったんだと感動を覚えました。ただ美味しいだけでなく、真心のこもった寿司職人の心意気が気持ち良い。キャラクターたちが、やや演技過剰な感じなのはご愛敬です。寿司バトルも面白いですが、歴史トリビアや日本文化の知識も身につくので勉強になります。梶原一騎さんに感謝します。吹けよ!カミカゼ 梶原一騎 古城武司名無し漫画原作者・梶原一騎さんは「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」を世に送り出し、私はいずれの作品も雑誌で、そしてテレビで夢中になって見ていました。その梶原さんの遺作「吹けよ!カミカゼ」も名作です。プロレスファンでありながらリアルタイムでは見ることのできなかった力道山、16文キックのジャイアント馬場が登場し、それだけでもお宝作品です。ストーリーも秀悦で、力道山がプロレスを教え込んだ神風大助が繰り広げる悪役レスラーとの激戦は、ついつい力が入ります。プロレスの礎をつくった頃の熱を感じさせてくれるこの作品を、ぜひ今のプロレスファンに読んでほしいと思います。<<403404405406407>>
コマに対して人が小さくて、絵が読みづらい。妖精みたいなのも女の子も可愛くない。 ヤクザにブツって、古臭い。 セリフ回しもどこかで見たような既視感。 笑いどころも泣きどころもない。ハラハラもしない。 魔法少女被りしてるけど、早々に終わるのはこれでしょう。