名無し

このマンガの始まり、時代背景はバブル経済の絶頂期。地上げなんかが横行していた90年代。カネさえあれば何でも出来ると日本人が大きな勘違いをしていた時代です。
21世紀の十代からすれば歴史の教科書で読んだことがあるかな、という程度の認識でしょう。
それだけに、今になって読むと異世界感半端ないです。下手な転生ものやSF、ファンタジーなんか太刀打ちできないです。
そして、作者の椎名先生の出世作で、当時の彼が「面白い」と思ったものを全部詰め込んだ作品です。
特に物語やマンガを書くことを目標としている人ならば、その情熱や、それとは裏腹の冷静な伏線回収、オチの付け方はきっと目標になるはずです。
同時期サンデーで連載されていた、「H2」や「らんま1/2」に勝るとも劣らない名作だと思います。
グラップラー刃牙と同年連載開始なんですね。

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古い作品だからこそ10代に読んで欲しいにコメントする
GS美神 極楽大作戦!!
あなたは時給250円で働けますか?
GS美神 極楽大作戦!! 椎名高志
名無し
あなたは時給250円で働けますか?  多くの人が無理だと言うでしょう。僕だって嫌です。しかし、『GS美神 極楽大作戦!!』の横島忠夫は、雇い主がもう辛坊たまらんいい女だったからという邪な理由だけで、この薄給バイトに命をかけます。かける事ができる男です。 『GS美神 極楽大作戦!!』は、美人で優秀で傲慢で強欲でボディコン(時代をうかがえる単語です)なゴーストスイーパー・美神玲子が笑いながら悪霊をしばき倒す、一言でいえばそんなマンガです。主人公は美神玲子ですが、主な読者であった中高生男子が感情移入していたのは、アルバイト・横島忠夫の方でした。 前述のように、横島君は労働基準法に真っ向から違反した驚異の時給250円(美神さん自身は大金持ち。大金持ちこそケチなものです)で赤貧生活を送っています。何度か「このままでは生活できない」と考えますが、美神さんの色香に迷ってやめることができない。下半身に非常に忠実です。そんな野獣のような横島君は、(人間として)汚い、いやしい、根性無し(エロは除く)の3拍子そろったダメ人間。プライドなんてものはとうになくし、もはや失うもののない彼は、それはもう、すがすがしいまでの本音を吐きだします。(師匠のようなものに、自分の力を信じろと言われて)「この世に自分ほど信じられんものがほかにあるかあああ」。(完全に追い詰められた状態で)「死ぬ前に一度全裸美女で満員の日本武道館でもみくちゃにされながら「ジョニー・B・グッド」を歌ってみたかったーーー」。中高生の心の底を代弁してくれた横島忠夫も、ゆっくりと成長していきます。ダメな部分があるからこそ、物語のだれよりも立派に成長する横島忠夫の姿に、“共感”から“憧れ”を感じるように変わっていくのです。
スクールバック
「糸目で京都弁」というだけで大ストライクなのに、お話も良いなんて!
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ナカタニエイト
ナカタニエイト
<ログライン> とある高校の用務員さんが、子供たちとやり取りする話。 <ここがオススメ!> 思わずジャケ買いをしてしまった作品。 見事にビンゴ。超好き。 なので、表紙だけで「ピン!」と来た人はまず読んでください。 きっとその「ピン!」は間違いありません。 表紙だけで「ピン!」と来なかった人に少しだけ補足します。 ・学校物です。 ・学生さんは基本的に優しいです。 ・ただ、それぞれ悩みを抱えています。 ・それはきっと大人から見れば取るに足りないことかもしれません。 ・ですが、それは本人からすれば重大な悩み事です。 ・そんな悩みを用務員の伏見さんが聞いてあげます。 ・解決するかはわかりません。 ・でも、「話を聞くこと」ができる大人な伏見さんが側にいます。 ・糸目用務員の伏見さんは、超絶綺麗だし格好良いしです。 ・説教臭さも学園物として見事なバランスです。 そんなお話です。 ぜひ読んでください。 <この作品が好きなら……> ・センチメンタル無反応 https://manba.co.jp/boards/168835 ・氷の城壁 https://manba.co.jp/boards/187345 ・四十九日のお終いに https://manba.co.jp/boards/177179
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