完結したマンガの感想・レビュー16105件<<243244245246247>>主役が美少女?違うよオッサンだよ? #推しを3行で推す浪漫三重奏 あわ箱みや・タケノコで煩悩退散させる巫女ちゃんとけしからんチチのドジッ子と黒幕不思議系少女と変態オッサンズのコラボレーションが魅力 ・表紙詐欺の類いですので、お好きな方は悦んでひっかかるが吉 ・穴があったら入れてしまえ的な性的な描写も ※ただし対象はオッ△%に限る魂を救ってくれる作品voiceful ナヲコ野愛好きなひとが幸せであればいい。自分の声なんて届かなくても、幸せでいてくれたらそれでいい。 でも、声が届いてしまったら。側にいたいと思ってしまったら。 ネットの中だけで活動する歌姫・ヒナ。ヒナの歌声に救われたひきこもりの少女・かなえ。 偶然の出会いにより、2人の距離が縮まっていきます。 誰かに届いていればそれでいい 歌声が聴けたらそれでいい ささやかな望みは、2人が出会うことによって膨らんでしまいます。 あなたが幸せであればそれでいい、でも側にいたい。あなたに聴いてほしい。 膨らみきった望みが行き着く先は、切実だけどシンプル。 多くを求めてしまっても、距離が近づいても離れても、根底にあるものは変わらないのです。 ナヲコ先生が描く結論は、いつだって優しくて確かなものです。 本当に本当に多くの人に読んでほしい。 魂の柔らかいところに優しく触れてくれる作品です。奥浩哉最新作、映画監督を目指す男子高校生が憧れのセクシー女優と出会い…GIGANT 奥浩哉マンバ【掲載誌】 ビッグコミックスペリオール2018年第1号(2017年12月8日発売)より連載開始 【代表作】 『GANTZ』 『いぬやしき』 【受賞歴】 『変』 ヤングジャンプ 青年漫画大賞 準入選 【公式ページなど】 奥浩哉 Twitter https://twitter.com/hiroya_oku?lang=ja GIGANT公式 Twitter https://twitter.com/gigant_superior 「ヒトノ賞味期限」はいつまでか?太陽のイヂワル 惣領冬実傑作短編集 惣領冬実starstarstarstarstarかしこ青年誌に掲載されたものだからか内容的にキレッキレな短編ばかりでした。特に「ヒトノ賞味期限」という話がいい。主人公には憧れの幼馴染みがいた。名前は亜砂子ちゃん。小さい頃から美人でいじめられっ子にも冷静に言い返すような頭のいい子だったけど、高校生になって普通の男の子に夢中になっている姿を見て主人公はガッカリしてしまう。当時のことを大人になって思い返して「人の賞味期限は他の誰かに勝手に心の奥底で決められてしまう」と感じたことを小説に書いたところ入選し、それを読んだ亜砂子ちゃんと再会することになり…。ちょうど人間の残酷さについて描かれた話を読みたいと思ってたのでいい作品に出会えてラッキーでした。 高校生イチ1-イチ- 山本英夫名無し「殺し屋1(イチ)」の序章的な作品。この連載があったからこそ「殺し屋1(イチ)」が生まれたんだなぁ…。高校時代のイチもいじめられっ子で一見気が弱そうなのと、あるトリガーが発動すると我を忘れて暴力を楽しんでしまうという基本設定は変わらない。ここから更に「殺し屋1(イチ)誕生編」に続きます。日本資本主義の父・渋沢栄一の人生を辿る新連載栄一 ~渋沢栄一伝~ 町田翠名無し2024年にはお札の顔になることが決まっている渋沢栄一の人生を描く新連載。 大河ドラマ(主演・吉沢亮)も決まっているということで、その予習という意味でもとても興味深い。 1話では幼少期の栄一(漫画では栄治郎)が、藍染の原料となる藍の栽培が盛んな地域で育ち、藍の栽培で日本一を目指すことを志します。 権力や理不尽な暴力に屈せず、こうと決めたら絶対に曲げないとても芯の強い子どもです。なので親もちょっとタジタジなようすがコミカルに描かれてます。渋沢栄一氏に関する細かい情報は知らないので、そんな子どもが今後どんな人生を歩むのか… 次回からはもう「青春篇」が始まるそうです。超金持ち女子校ってこんなんなんだ私立ブルジョワ学院女子高等部外部生物語 三島衛里子名無し子タイトルと表紙の雰囲気からお嬢様学園内の抗争を描いたギャグっぽいフィクションなのかな〜?と想像してたけど、どうやら作者本人の実体験をベースにした話のようです。立川のはずれに住んでいる公立中学出身の主人公が生まれた時から山手線の内側に住んでいるようなお嬢様達と親しくなるべく、猛勉強して私立ブルジョワ学院に入学し、本物の金持ちの生態に戸惑いつつ青春を謳歌していきます。 田舎者の自分からすると主人公ですら都会人なので最初はあまりネタを理解できていなかったのですが、主人公が学校生活に馴染んできた頃から面白くなってきました(3年間毎年修学旅行に行けるなんて流石ブルジョワだ!そんな学校が本当に存在するなんてにわかに信じられんけど!)。しかし文化祭の演劇で活躍していた赤毛の女の子が誰なのか分からないまま終わってしまうのは消化不良だったなぁ…。続編はないのだろうか? イチが殺し屋になったきっかけ殺し屋1(イチ)誕生編 山本英夫名無し「殺し屋1(イチ)」本格連載前のパイロット版。高校時代編「1-イチ-」で転校生を殴り殺したラスト後、少年院を出所したハタチ頃のエピソードが2つ収録されています。ただWikipediaによると「殺し屋1本編とはパラレルワールドの関係であるとされる」らしいです。でも読んでみて損はないと思う。女子選手だけのプロ野球チームメイプル戦記 川原泉かしこ宝塚が好きな製菓メーカーのオーナーの思い付きで女子だけで構成されたプロ野球チーム「メイプルス」が誕生し、巨人や阪神(をモチーフにした球団)と戦っていく漫画です。私は野球のルールを知らない無知な人間ですが、それでも読んでいて面白かった〜!!プロ野球選手の旦那さんに浮気されて腹が立った奥さんがメイプルスに入団して球場で戦ったりエピソードにユーモアがあるのはもちろんですが、男だらけの世界で女子が女子らしく戦っているのが何だか誇らしかったな。負けが込んでる状況でもニコニコ笑顔でいるのは勝利の秘訣かもしれない!色んな人にオススメしたくなる漫画でした。朝ドラでも行けそうな内容フイチン再見! 村上もとか名無し途中まで満州が舞台になるのがネックになりそうですが・・・。 女漫画家パイオニアの一人である上田トシコ先生の人生を長谷川町子、手塚治虫両先生など他大物との絡みも交えながら描く女性版まんが道と呼べる力作かと。 漫画界で立場を固めた晩年部がペースアップしたので、その辺りをもうちょっと読みたかった気がしますが、全10巻でまとまって手に取りやすい作品です。 主従関係ラブコメの世界を初体験した作品まもって守護月天! 桜野みねね六文銭「ロトの紋章」「ハーメルンのバイオリン弾き」のレビューでも書かせていただきましたが、私、ガンガンっ子なアラフォー。 90年代のガンガンといえば上記2作品に加えて「魔法陣グルグル」なんかが筆頭に上がって来るかと思いますが、個人的には本作をいれて四天王的に好きな作品でした。 (ホントは「南国少年パプワくん」「CHŌKOビースト!!」「PON!とキマイラ」「ライオンハート」「TWIN SIGNAL」「刻の大地」「突撃!パッパラ隊」「忍ペンまん丸」「浪漫倶楽部」などなどあります。ホントこの時代のガンガンが大好きでした。) さて本作の内容なのですが、一人暮らしをしている主人公のもとに、冒険家の父親から八角形のリング(支天輪という)が送られてくる。 その輪を覗くと、突如、一人の女性があらわれる。 彼女は、魔法のような不思議な力で主人をあらゆる不幸から守る、通称「守護月天」、名を「シャオリン(シャオ)」だという。 中国の戦国時代を経験している彼女は、現代の平和かつ技術の進歩した時代を目の当たりにして、色々戸惑っては空回りしっぱなし。 そして、この時代のこの世界では守る必要もないことに気づき、むしろ自分の存在が逆に迷惑だと判断して支天輪に戻ってしまう。 しかし、物悲しそうに一人暮らしをしている主人公の姿をみて、彼の孤独や寂しさから守ることを決意して、一緒に住むことになる・・・という流れ。 いわゆる主従ラブコメなのですが、当時これが自分にとって初体験でもあり、すごく新鮮でした。 また、シャオのド天然っぷりと、優しくて健気に主人を守ろうとする姿勢は、ホントに可愛くて、自分の中の何かのアビリティを解放された気分でした。 主従関係だとメイド服っぽい欧州風が多いですが、本作の中華風衣装もまた良いです。 三角関係、当て馬、おじゃま虫などいわゆるラブコメあるあるもふんだんにあるので、ラブコメ好きな人にぜひおすすめしたい作品です。 余談ですが、 SURFACE と聞いて、マイクロソフトのパソコンではなく 二人組の音楽ユニットを思いだせる人とはウマイ酒が飲めると思います。 というのも 「さぁ」 という楽曲が、本作のアニメのOPだったからです。 https://www.youtube.com/watch?v=I2ykU0wTci4 懐かしくて、たまに聞いてしまいます。みるみるアップデートされてくおっさんの姿が爽快! #1巻応援おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! 練馬ジムnyaeゲイの青年に出会ったことで古びたジェンダー観をアップデートしていくおっさんの姿が爽快なストーリー。おっさんがそのゲイの彼やその親に失礼な振る舞いをしても周りのひとたち(主に家族以外)が優しく対応してくれるのが救いですね。普通ならシカトされて終わりですから…。 おっさん本人も自分の間違いを認めて、萎縮せずに相手と積極的にコミュニケーションをとっていくのが偉いと思います。なかなかできることではない。とりあえず女性社員にお茶を入れさせようとしたことでなぜ怒られたのか教えてあげたいですね。 この漫画を読んでおっさんと同じく価値観のアップデートをしてくれる人が増えたらなと思いますが、この漫画を読む人はとっくにアップデートしてそうだな、というのも正直な感想。おっさんの息子、翔くんの今後が気になります!熱量だけは伝わった #推しを3行で推す鉄人ガンマ 山本康人野愛貞淑でお下劣で愛に溢れた幸せな夫婦のお話、でいいのだろうか。カテゴライズするのも馬鹿馬鹿しくなるくらいの熱量で気づけば真剣に読んでしまう。でも真剣に読むのも馬鹿馬鹿しくなるほど馬鹿馬鹿しいです。 照男の妻・オシリーナとの出会いのシーンがいちばん好き。なんで照男に聡明で美しい妻がいるんだろうと思ったけど、妻もちゃんとイカれてて好き。イカれてるけど常識も思いやりも持ち合わせてる素敵な女性です。 自己評価が低くて気弱でどスケベで、妻と子を愛する普通の男です。そんな男がとんでもない奇行をするからいいんです。共感するだの勇気が出るだの言う気はないけど、ぶっ飛んでて下品でパワフルなので体温は上がります! 落語に絡んだ飯の話噺めし 魚乃目三太マンガトリツカレ男魚乃目三太の食い物のマンガたまに読みたくなるので買った。奥さんに先立たれた売れない落語家とその娘が小料理屋を営業しつつ落語に絡んだ内容が展開される。落語がわからなくても単行本だと最初に今回の話に絡む噺の説明があるので問題なく楽しめる コンセプトは悪くなかったがTHIS IS IT! 制作進行東雲次郎 犬威赤彦 百瀬祐一郎名無しアニメで知られるSHIROBAKOが忖度して言ってなさそうな給与額とか女性声優へのセクハラとか業界の暗黒面に切り込んでるのは面白かったです(絵には和らげる綺麗さがあります)。 だけど途中から急に駆け足化して、打ち切り風にさっさと畳まれて、アニメ製作の実感に欠けるダイジェストになったのがもったいなかったです。一緒に成長したくなる #推しを3行で推すオリオン街 山本ルンルン野愛・ずるかったり意地悪だったりもするけど、自分で気づいて友達を大事にできるスモモやみどりが眩しい!あたたかい気持ちになりました。 ・スモモやみどりのファッションがかわいくて好き。レトロでカラフルでめちゃくちゃお洒落です。 ・スモモもみどりも他の子たちも友達想いで本当にいい子です。可愛くて優しい気持ちになる作品です! およそこの国で一番やばい警察署、歌舞伎町の話#1巻応援新宿BOX 奥道則 観月昴 観月昴六文銭もし警察官になって配属が歌舞伎町だったら、即リクナビNEXTに登録しそうな私です。 だって、どう考えてもやばそうな匂いしかしないでしょう。 暴力団、クスリ、闇取引・・・などなど、この国の闇が煮詰まってできたような街だと思うので、即死不可避だと思います。 本作の主人公は新米でそんな歌舞伎町に配属されながらも、ヤクザみたいな上司の下で働くお話。 1話単位で歌舞伎町でおきる様々な事件を解決していく流れ。 ハコヅメっぽいのですが、こっちはハコヅメ(闇)的な感じです。 平気で発泡したりするので、ホント日本か?と思ってしまうが、歌舞伎町ならありうるのでしょう。 新宿セブンの作家さんということで、この手の話は謎の安心感があります。(内容は、安心できませんが) 歌舞伎町で日々起きていること、少し垣間見てはいかがでしょうか。ほんとうに徘徊している徘徊先生 はしもとみつお 伴茶彰名無し沢木という老人が、ひとり徘徊するはなし。 どこからどう見ても立派な年寄りだが、身なりは小綺麗で頭もはっきりしている様子。しかしところどころで「ん?」という点が。しっかりしているのかボケているのか、よくわからない。あのコンビニのお姉さんの態度は何なんだ?笑アラサーになったつづ井さんの“今”裸一貫! つづ井さん つづ井nyaeCREAwebのコミックエッセイルームで、満を持して新連載を開始した「腐女子のつづ井さん」のつづ井さん。 前作のファンとしては待ってました!そしてお友達の方々も相変わらずのようでホッ。 腐女子+夢女子として進化していたつづ井さんの今後、再び目が離せません…! 10巻あたりからがアツい!GANTZ 奥浩哉名無し10巻くらいからがとても面白い。玄野の揺さぶられる心の動きが感情移入して読めてしまうのが面白い。すべての「大人の女の子」に読ませたい田辺聖子原作シリーズ 鴨居まさね 田辺聖子かしこ昔観た映画に「あんたがチーズなら私はマカロニ」というセリフがありましたが、そんくらい相性ぴったりですよ田辺聖子×鴨居まさねのコラボレーションは! 「大人女子」という言葉にはなんとなくモヤッとしてしまうんですが、田辺聖子さんの作品に登場する「大人の女の子」には素直に共感できます。それを鴨居まさね先生も忠実に再現しながらよりカラフルに魅せてくれてる気がする。全然悲しい話じゃなくていい話ばっかりなのに読んでると泣けてしまう。この涙は過去の泣きたかったけど泣けなかった出来事を精算する為のものなのかもしれない。 個人的には1巻の方が好きです。どれも面白かったけど強いて言うなら、元同僚で友達以上恋人未満の「せえへん仲」を謳歌してるアラフォー2人の『夢笛』という話が一番好きかも。でも2巻もあとがき的に『田辺先生に会ってきました』が収録されているので必読です!土方歳三の活躍を見たい人のための名作ゴールデンカムイ 野田サトルlibro※ネタバレを含むクチコミです。 コンビニレシピ×元ヤン派遣OL派遣社員あすかの元ヤンごはん 大島幸也野愛グルメ漫画って飯×何がいちばん面白いかの大喜利みたいなとこありますよね。 でも大体の属性は出尽くした感があるので、さらに要素盛り込んでるものが多い気がします。 コンビニ食材のみの料理×元ヤンの派遣OL なるほど、確かにこれは相性がいい! 正社員を目指し、元ヤンをひた隠しにする派遣OL・あかねがコンビニ食材だけで簡単なご飯を作って食べるお話です。 お仕事要素や恋愛要素もちょっと盛り込みつつ、肝心の料理がポテサラで飯食ってたりあんパンちぎったやつだったり。 めちゃくちゃ美味しそうってわけじゃないのがとてもいいです。そういうのがいいんです。 後輩の百恵やコンビニ店員の四宮さんのキャラも良くて楽しく読める作品でした。谷口ジロー先生の自伝風漫画家マンガ冬の動物園 谷口ジローかしこタイトルの「冬の動物園」から冬の時期に読むのにぴったりな短編集をイメージしていたところ、まさかの漫画家マンガでした。しかも谷口ジロー先生ご自身の自伝風というそれはそれですごく興味がそそられる内容でとても面白かったです。 主人公は高校を卒業してから京都にある小さな織物問屋に就職しますが、着物の図案がやりたかったのに希望の仕事が出来ないこともあり、友人の紹介で上京し漫画家のアシスタントを始めます。冬の動物園が出てくるのが1話目の京都時代だけなので、もしかしたら最初は読切のつもりだったのかもしれません。2話目から漫画家マンガになっていきますが、大人しい性格の主人公なのでまんが道のような若き漫画家青年の苦悩というより、その時代の空気感が描かれているといった方がいいかもしれません。 しかし病気の少女と出会って彼女の為にデビュー作を描き上げようとするところから熱い展開になっていきます。普通ならベタすぎるシュチュエーションですが谷口ジロー先生の作品には誠実さがあるので感動せずにはいられません。<<243244245246247>>
・タケノコで煩悩退散させる巫女ちゃんとけしからんチチのドジッ子と黒幕不思議系少女と変態オッサンズのコラボレーションが魅力 ・表紙詐欺の類いですので、お好きな方は悦んでひっかかるが吉 ・穴があったら入れてしまえ的な性的な描写も ※ただし対象はオッ△%に限る