完結したマンガの感想・レビュー16107件<<241242243244245>>褒めるひと 褒められるひとの感想 #推しを3行で推す褒めるひと 褒められるひと たけだのぞむポッティー・褒める、褒められるって大事 ・坂東さんの独特な褒めセンス、総務の連帯感 ・日々仕事にお疲れの皆さんにほっこりして欲しい作画の力が大きく漫画版を推したい悪の教典 烏山英司 貴志祐介 中村忠朗名無しサイコパス人物の暗躍を描くことがサスペンスホラーになっていました。 高校教師をそこに据えたのも面白かったです。作画が申し分なく、前半は頭脳戦っぽさがあり、良い意味でDEATH NOTE的な作品だったかなと。 後半は衝撃展開ですが、勢い任せになった感じでしたし、最後の最後のどんでん返しはこれほどのことをしでかして、その審判は有り得えないでしょう(漫画オリジナルらしいので唯一の蛇足)。まあそこも作画に助けられて一気に読めました。 キョドコ、どうなる。きみが心に棲みついた 新装版 天堂きりんPom ドラマは見ていないのだけど、絵も可愛いし読んでみたら、大分闇が深いぞ。 キョドコを脅す(?)星名さんも、何があって怖い人になってしまったのか。。 キョドコも、惑わされないでー!ってなる。 上下で終わらないだろうと思ってたら、やはり”S”に続くみたいなので、読んでみよう。 試験中落描きしてたオタクは読んどくべきDKオタクコメディ!#推しを3行で推す土田と花岡 みずひらたか私は大学受験に備えて漫画を我慢しまくったところセンター試験の前日に猛烈にドラゴンボールが読みたくなってしまい、予備校帰りにゲオで立ち読みしてから翌日試験を受け、その後の大学受験の試験中はずっと超サイヤ人の落描きしていた人間でして……そのためこの『土田と花岡』の「解答用紙に描いた落描きがやたら上手く描けて悩む」というバナー広告に見事に釣られまんまと1巻を購入してしまいましたが最高でした。 土田と花岡のかけ合い(※内心でのツッコミも含む)が本ッ当〜に絶妙で読んでて抜群の心地よさ…! 強面のDK絵師・土田のギャップ萌えぶりもさることながら、自分の絵(なかなかに伸びしろがある……というか伸びしろしかない)絵に自信を持ってる花岡とそれを温かく見守っている優しい世界がよかったです! #推しを3行で推す https://twitter.com/nonno0588/status/1387735296372920320?s=20 (落描きは机か問題用紙に描こうな土田) フリーレン風味のユルくてシュールなコメディ漫画ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア 山田鐘人サミアド※ネタバレを含むクチコミです。二月の勝者 ―絶対合格の教室―の感想 #推しを3行で推す二月の勝者 ー絶対合格の教室ー 高瀬志帆名無し・中学受験怖すぎ。 ・受験の裏事情が面白い。 ・中学受験に挑む小6の1年間、熱いです。まさか電子版が出るとは…にっぽん競馬伝 あべ善太 篠原とおるピサ朗ウマ娘効果かは判断できないが、マジか!?と驚いた。 説明しておくとこの漫画の原作者であるあべ善太氏は、味いちもんめや寄席芸人伝の原作者で、競馬好きとしても知られた方で、本作は純粋に競馬題材として原作を担当された作品。 存在だけは知っていた物の、他作品に比べて全く見かけず、読めなかったのだが、最近電書化した事からこの度読んだが、中々面白かった。 大体は競馬記者の今西記者が狂言回しとなって、様々な競馬に関わる人々のあれこれを描いていく一話完結物だが、エピソードによって主演も変わるので、これと言った主人公は不在にも感じる。 また登場する馬は、ほぼエピソードの為に作られた架空馬だが、明らかに現実の馬のエピソードを参照しており、参照馬の名前は大抵触れられていて、インターネットも無い時代で年代の近い馬はともかく、過去の馬の資料をしっかり拾ってるのには驚く。 しかし凄いのは競馬文化のあれこれを余すことなく描き切ろう、と言わんばかりに扱ってる競馬の題材が広い事である。 騎手や調教師、馬具の職人、馬主に馬にドラマを感じる観客、そういったものを題材にするのは競馬漫画ではありがちだが、なんとこの作品、地見屋(当たり馬券を拾って換金する人)や、馬場造園課(芝の手入れ人)に至るまで題材にしているのである。 コレは正直驚いた、特に地見屋なんて自分が競馬をやってた時期には見なくなっていたし、違法行為スレスレなので否定的な目線を持っていたからだ。 しかしとにかくそういう部類の人間に至るまで題材にして、しっかり人情ドラマに仕立てている辺り、流石はあべ善太と言わざるを得ない。 面白いのは、あべ善太氏は懐古主義的というか最新テクノロジーを嫌っていたふしも有るためか、消えゆく文化と分かりつつも馬券の窓口購入を題材にして話を作っているのだが、コレが結構解説されていて、ある意味貴重な史料になっていた。 流石に現在とは競馬を取り巻く事情も変わっているが、競馬場の中も外もよく観察されているのが分かり、視点も見事で作者の競馬愛が伝わってくる。 人気的には芳しくなかったのかもしれないが、こうやって電書版がでる辺り一定の評価はされていた作品だと思う。 静かで雰囲気が良い素敵な本書店員 波山個間子 黒谷知也む雰囲気良さそうだなと読み始めました。 書店員 波山さんの話ですが、波山さんはブックアドバイザーで本当にある書籍の話をします。 作中でこの本は面白い、とかこの本はオススメ、とか。 読んでてストーリーも丁寧で面白いですが出てくる書籍の方が気になってしまって! 実際に読んでみようかなという気分になります。ストーリー上で出てくる本とか物って気になりますよね…。 とても好きな感じの本でした。20代の畑中純1970年代記 「まんだら屋の良太」誕生まで 畑中純かしこ結婚してもうすぐ子供が産まれるって時に役所にいったら「去年の年収27万?!お産だってもっとかかりますよ!生活保護を申請しますか?」と言われたけど「漫画がブレイク寸前なんです!そのうちドーンと税金払いますから!」と言い返して、その後『まんだら屋の良太』を描いたというエピソードが印象的でした。畑中純という人は学歴はないかもしれないけど文化的教養がある人で、だから『まんだら屋の良太』もエロ全開だけど生理的に不快にならず面白く読めるんだなと思いました。「梶井基次郎も志賀直哉もつげ義春も温泉にいく話があるけど、オレは温泉の側からくる人間を眺めたい」という意図があったのも知れてよかったです。刺青女刑事と麻薬組織の女頭領 #推しを3行で推す龍子 かきざき和美あうしぃ@カワイイマンガ①背中に金の龍の刺青を持つ警視庁の女刑事は麻薬組織の日本支部の女社長と対峙する。 ②居合の達人の刑事はどんな男も必殺。一方女ボスの強さも圧倒的。二人にしか到達できない境地で殺し合うという百合がある。 ③劇画調の画面も筋肉描写も美麗さがあり、初見の印象以上に読みやすかった。 漫画村と戦った弁護士が描くリアル弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい 武村勇治 ゆうきまひろ兎来栄寿マンガに対して大きな愛を持ち、漫画村などの違法アップロードサイトに強い危機感を覚え、コンテンツ産業を守るために実際に漫画村やファスト映画と戦ってきた中島博之弁護士。何と、その中島弁護士が原作者となっている作品です。 しかも、この作品の序盤では違法マンガアップロードサイト「漫画谷」と法的に戦っていく様子が描かれます。 もちろんフィクションなので脚色してある部分はありますが、海外にサーバーを置く違法アップロードサイトに対してどのように法的な責任を追及していくのかの一部始終を漫画として読めるのは凄いことで、このエピソードだけでもコンテンツ産業に携わる方・興味がある方は必読です。 その他にも、巷で話題になっているSNSを使ってお金やプレゼントを配るという名目で金を稼ぐ悪徳集団との戦いなど近年の社会情勢を色濃く反映した内容になっており、リテラシーを上げるために小中学生に読ませても良い内容です。なぜ、海賊版サイトでマンガを読んではいけないかということも教えられそうです。 今後も様々なテーマを面白く、学べるように描いて行けそうで楽しみです。 なお、作品の印税収入は海賊版サイト撲滅のために使われるそうですので、ぜひ支援のためにも買って読んでみてください。姉妹漫才がええんやて #1巻応援おねぇちゃん日和 ネリ夫あうしぃ@カワイイマンガ『よつばと』あずまきよひこ先生の前作『あずまんが大王』は多くの方がご存知かと思いますが、あれに出てくる「大阪」って、おいしいキャラですよね。 関西弁を喋るけれどほんわかしてて、お笑いのネタは出来ないけれども天然ネタを常に提供する、愛らしい子。あの子がもし、漫才ネタを提供できるとしたら……? 『おねぇちゃん日和』の高校生の姉・茜は関西弁でどこかぼーっとしていて、黒髪の容姿含め雰囲気が少し大阪に似ている。しかし彼女は、積極的にネタを仕掛ける。 繰り出すのはシュールなボケだったり、自己中で偉そうなボケだったり、それっぽい事を言うかと思えば完全に計算外のボケをかましたり……とにかくボケ。ボケをかます。 それを受け止めるのは、中学生の妹・芽恵(ちえ・ちーちゃん)。奔放な姉のボケに対してのツッコミは、概ね冷静。ボケの内容には驚きつつも、姉がボケをかます事に驚きは無い様子。 日々のやり取りが天然の漫才やコントになっている姉妹の、自然な笑いとツーカー感が楽しい!池田貴というロッカーについてアイデン&ティティ32 みうらじゅんナベテツ※ネタバレを含むクチコミです。 崩し方が見事宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 伊藤亰名無しギャグ漫画にはもったいないほど作画力があり、ストーリーの真面目っぽい時はSFロボットの王道と錯覚しそうになるのですが、それを必ずブチ壊してくるギャグ、とりわけ近年の現実社会への風刺っぽいのがツボに入って笑える作品でした。 完全にマンネリ化する前にほどよく完結させているのも好感が持てます。 際限なきエスカレーション…!おさなづま 森高夕次 あきやまひできtoyoneko「おさなづま」は,原作:森高夕次(コージィ城倉),作画:あきやまひでき(現在は「アキヤマヒデキ」)がアクションに連載していた漫画です その内容は,表紙や,タイトルからは,全く想像もできないようなものです すなわち,この作品のストーリーは,天才漫画家ハタイチコ先生(16歳のおさなづま)が,ダンナ(37歳)から虐待されながらも,その才能を遺憾なく発揮し,傑作漫画「めぐみのピアノ」(「めぐピ」)を描き,その「めぐピ」が売れに売れて売れまくるという,ただそれだけのものです しかし,この「売れに売れて売れまくる」という部分がこの作品の何よりの魅力! ハタ先生は,苦難とかスランプにぶち当たることなく(ただし初期はダンナの妨害とかあります),その才能を延々と発揮しづつけ,めぐピは際限なく売れ続けます 売れまくる様子がどんどんエスカレートしていく様は,単純に楽しく,ストレスなしでずっと読み続けられます アニメ化にあたっての視聴率推移とかも派手すぎて最高でした ある意味で「なろう」に通ずるものがあるかもしれません 全10巻がKindle Unlimitedで読めますので,読んだことない方は是非ご一読を! …先ほど「ストレスなし」と書きましたが,ダンナの存在は,ある意味ストレスかもしれません しかし,これは物語構成上,どうしても必要不可欠な部分。何となく予想はつくと思いますが,ぜひ最後までお読みいただければと思います全方位愛に溢れたお料理漫画おるすばんごはん 王嶋環野愛忙しいママのために晩ご飯を作ってあげたいふーかちゃん。 危ないから火は使っちゃダメ!お野菜も食べなきゃダメ!難しかったらママに連絡してねというママ。 ふーかちゃんに簡単で適当なレシピを教えてくれるおばあちゃん(幽霊)。 全方位愛に溢れた素敵なお料理漫画です。料理する方も食べる方もお互いを想っていて心があたたかくなります。 おばあちゃんの思いつきレシピがほとんどですが、初心者戸惑いがち案件(適当な大きさってどれくらい?塩もみ?水切り?)にもちゃんと配慮してくれるので初心者向け料理本としても役立ちそうです。 凝った料理を何品も作らなくても、心もお腹も満たされるご飯ってできるんですよね。 優しい気持ちになれる作品でした。 近未来警察ロボットドラマ機動警察パトレイバー ゆうきまさみ名無し※ネタバレを含むクチコミです。絵がとても綺麗屍人荘の殺人 ミヨカワ将 今村昌弘名無しそれによってキャラものとして魅力あるのが大きく、一巻ラスト展開は衝撃的ですし、放置せずに最後に繋げて来たのも良かったと思います。 ミステリーものとしては悪くはないのですが平凡であり、外のゾンビパニックが舞台装置ってだけでほぼリンクせず、勝手に解決していたのは肩透かしでしたが。 原作だと続編につながるらしく、同じ作画でマンガ化されてるのに期待したいです。変なエネルギーに満ちた初期短編集チクサクコール うすた京介短編集 うすた京介あほえもんうすた京介の初期短編集だが、謎のUFOマンが登場する「それいけ未確認飛行男性」という作品には、まさにうすた京介のルーツといえる要素が集約されていたと思う。作品ごとに著者自身による解説コラムが書いてあり、当時の心境などが事細かに書かれていてよかった。タイトル「チクサクコール」には、特に深い意味はないとのこと。 元刑事が義理の息子とサウナ探偵デビュー?探偵はサウナで謎をととのえる たうみまゆ 吉岡梅名無しこういう頭がいい変人にまともな人間が振り回される漫画大好きです。原作が小説みたいなのでそっちも読みたいしなんならドラマ化とかもされそう。 定年退職した元敏腕刑事が娘の夫・龍二(元部下で現刑事)に探偵業を始めると言い出し、困惑させるという話。 1話では龍二が解決済みの事件を例に出し推理力を試そうとしたところ、サウナへ行ってととのってからひらめきたいという流れに。そして見事に犯人を言い当てるのでした。今後は探偵として実際の事件を追ったりするんですかね。でも全体的にほのぼのコメディっぽいのでどうなんだろう。いずれにしても楽しみです。引きこもりの習性がよく分かる。め~てるの気持ち 奥浩哉starstarstarstarstar干し芋母親が亡くなってから15年間引きこもり生活を続けている30歳、キスの経験もない童貞の慎太郎。 部屋から出てきて欲しいと毎日懇願する父親の安二郎に、ハゲで、年を取ったそんな親父に彼女が出来るはずない、もし、出来たら部屋から出ると約束する。しかし、父親には、密かに1年間付き合っている20代でかわいく、優しい、はるかがいて、結婚することに・・・。 そして、結婚して間もなく、がんを患っていた安二郎は他界してしまう。 引きこもりを続ける慎太郎をどうにか外の世界に連れ出そうと思っていた安二郎の意思を引き継いで、はるかが奮闘する。 そんな、はるかに好意を抱いた慎太郎は、少しずつ心を許していく。 引きこもりの慎太郎の心の変化が面白い!! 何をやるにも、ドキドキハラハラ。安二郎の事を好きなはるかに自分を好きになってもらうには、父親のように禿げさせてしまえばいいと思い、髪の毛を刈って、はるかに大笑いされて、落ち込んで部屋から3日出てこなかったり、はるかへの好きの気持ちが止まらずにドアの隙間から「はるかすきだ」と書いた紙を出してみたり、気持ちを受け入れてもらえなかったら、「出ていけ」と書いた紙を大量にドアの隙間に挟んだり。 繊細で、行動も極端。傷つきやすく、対話も上手くできないので扱いも大変。そんな、慎太郎を義母として懸命に引きこもりから立ち直らせていく物語。ロボ×百合の最高傑作! #推しを3行で推すタンデムLOVER カサハラテツローstarstarstarstarstarnyae・これ電子化して欲しいなー!百合×メカ漫画の中でもとくに名作だと思います。 ・カサハラ先生の描くメカがとにかく好きです!デザインが素晴らしいし、本当に細かいところまでこだわって描いてるのがわかるので実在してないのが不思議なくらいです。 ・細くて華奢な女の子たちが戦闘用ロボのパイロットになるべく日々努力している姿が美しいです。そして彼女たちの友情と恋。オムニバスなので様々な組み合わせの百合を楽しめます。 終のひとの感想 #推しを3行で推す終のひと 清水俊名無し・ここ10話くらいどれも面白い。今回の社葬編は特によかった ・仕事漫画とありがちな勧善懲悪ではなく顧客にどう寄り添うかを基本に葬儀をとりおこなう難しさが描いてありいい ・絵も地味でスカッとするシーンはほとんどないですがいつか行うことになる葬儀や葬儀屋選びにの参考になるのではないでしょうかラーメン箸をゴルフクラブに持ち替えた小池さんホアー!!小池さん 藤子不二雄(A)かしこもちろん「ラーメン大好き小池さん」は知ってるけど、元々はどの漫画の登場人物なのかとか全く知らないんだよな…。『ホアー!!小池さん』では突然現れたゴルフ好きなおじさんとして登場して、驚くべきことに一度もラーメンが出てこないまま終わる。普通そのキャラは捨てないよね…!!A先生にとって「小池さん=ラーメン」じゃないんだなぁ…。とにかくA先生が楽しんで描いてることが分かる漫画でした。ちなみにWikipediaを見たら小池さんが主役になってる漫画が結構あるっぽい。へぇ〜!<<241242243244245>>
・褒める、褒められるって大事 ・坂東さんの独特な褒めセンス、総務の連帯感 ・日々仕事にお疲れの皆さんにほっこりして欲しい