青年マンガの感想・レビュー15378件<<9293949596>>もしもあの頃に戻れたら。18=80(エイティーン エイティ) 岩渕竜子Pom この物語の着地点は何処なんだろう。 80歳の幸子が死んでしまったら18歳になっていた。 やり残したことが、人への執着ってのが深いなと思った。 幸子さんが息子君に会えてから、色々と話も動き始めた。お隣さんの仙太郎の人生も中々過酷で悲しい。 仙太郎も良かったと思う人生を送ってほしいなぁ。。 現実は人生やり直せないから、もし18歳に戻れたら自分どうする?何する?と思いながら作品を読んでました。壮絶なステージへの道君は武道館に立てない 多田基生starstarstarstarstar_borderNano私はステージでキラキラ輝くアイドルが好きなんですが…この作品は私たち目線では見えない裏の、闇の部分がかなり色濃く描かれています。読んでてハラハラするし、主人公咲也加のことを考えると辛いです。タイトルからもきつそうな内容だと思ってはいたんですが、想像以上でした…。 とにかく咲也加のこれまでの努力が報われてほしいし、幸せになってほしいと願わずにはいられません。岡田史子さんの話去年の雪 村岡栄一starstarstarstarstarかしこ萩尾望都先生の著書でも岡田史子さんの話はありましたが、そこでも孤高の天才として書かれていたのでどんな方だったのか想像できずにいました。村岡栄一さんはデビュー前から付き合いがあり、岡田さんの作品がCOMに掲載されたのも村岡さんとの縁によるものだったんですね。「去年の雪」では村岡さんの目線による、作家ではない1人の人間としての岡田史子さんが描かれていますが、それでもすごく感性の鋭い方だったということが分かりました。とても貴重なエピソードを形にして頂いて感謝です。もっと家族や師匠である永島慎二先生のことを描くつもりだったけど病気によりそれが叶わなくなってしまったそう。単行本の最後にあった村岡さん直筆の「最後まで読んでくれてありがとう」というメッセージに心打たれました。かつて漫画アプリ「マンガUP!」を通じて連載を見届けた読者の感想チルドレン 三浦みう名無し※ネタバレを含むクチコミです。 魔法少女になりたかった女の子のお話魔法少女シェリーちゃん 三浦みう名無し※ネタバレを含むクチコミです。「合法体罰」で先生が救いようのないクソガキをぶっ飛ばしていく!!【連載版】鉄槌教師【タテヨミ】 チェ・ヨンテク ハン・ガラムstarstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。ロックに自由に駆け抜ける幕末ロマンシスお伊勢参り!! #読切応援果てのパレード 須賀晶starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 青春を逃すなやめろ好きになってしまう もりぐちあきら野愛※ネタバレを含むクチコミです。動物の言葉を通訳してくれるコッペくん♫コッペくんとしんぱいいぬ やじまけんじぺそなんだかみたことある絵だなあと思ったら猫のおふくちゃんと同じ方でした✨動物と人間の通訳をしてくれるコッペくんのおかげで、動物たちがどんなこと考えているのかわかってほっこりします♫地味に3話の「(カフェ山奥という名前を見て)店の位置情報を店名にしちゃうのすごい」というコッペくんのコメントに笑っちゃいました。突っ込みが冴えてる〜!😂亡き親父と息子の確執。父と懇意の謎の少年めくり、めぐる 中陸なかstarstarstarstarstarたか古書店を営んでいた父との間に確執を抱えたまま父と死に別れた息子・樹。父の三回忌をバックレ店に飛び込んだ樹だったが、そこへ父のことを「柊平さん」と呼び親しい間柄だった様子の自分とそう歳は変わらない少年・土屋と出会う。 いや〜〜〜〜〜もうこんだけでお腹いっぱい!!!好きです……。父と息子の確執なんてなんぼあってもいいですからね。土屋が1話の中で何回「柊平さん」って言ったか数えたくなるくらい名前呼びすぎ。そんなことして樹のこと煽るなよな〜(ニッコリ) 土屋くんがエヴァのカヲルくんとか、ふたつのスピカの秋とか、スキローの志摩くんみたいな、ハンサムな見た目以上に内面から「特別な男の子」という印象を与えるタイプの男の子で否が応でもでも惹かれてしまう…! こんな自分好みの作品を見落としていたなんて忸怩たる思いです。来週単行本上下巻が出るようなので絶対買うしまた感想書きます! 【追記】 アマゾンで過去作を見てみたら、なんと『たゆたう種子』の作者の方でした!一般漫画なのに、雨に降られて男の子が上裸になるシーンがあってドキッとしたらそういうことだったんですね。気づかない人は気づかない、さりげないファンサービスだったとはありがとうございます!!! 結局乙女心と秋のカモ しばたさび名無し結局タカスナさんは元々何をやっていたんだ?笑ったしないと出られない部屋 衣織名無し同じ作者の「おとなりさん」も好きだったので新作嬉しいです。デスゲーム脳な彼氏おもしろすぎたいつ読んでもロリコンだな俺はロリコンじゃない! 雨蘭名無し※ネタバレを含むクチコミです。 長嶋有(ブルボン小林)原作小説、同名小説の外伝マンガ #読切応援ぼくは落ち着きがない 衿沢世衣子 長嶋有名無し世間知らずなもので、長嶋有という作家が大江健三郎賞受や芥川賞を受賞していることも、別名がブルボン小林なことも(こっちの名前はちょっとだけ聞いたことある)知らず、衿沢世衣子先生の読み切りとして読みました。調べてみたらそもそも原作の装丁画を衿沢世衣子先生が担当されていました。 作中で女子高生がガラケーを使ってると思ったら、小説が連載されていたのは2000年代末で、当時の世界観のまま新規に外伝が描かれているようです。 図書部と文芸部と図書委員が図書室の中で繊細なパワーバランスを保っている学校のお話。 本作は図書委員派閥に属するの女子・能見さんの視点で描かれる全3話の読切で、彼女が主人公に選ばれたのは原作者が思い入れのあるキャラだったからとのこと。 全3話で能見さんがカウンター越しに見ている図書室での日常をランダムに切り取っていて、そのざっくばらんな感じが心地よかったです。 知らない学校の知らない子たちの繊細微妙な人間関係を完全なる部外者として覗き見してる感じが気楽で楽しくもあり、懐かしくもありました。タイトル通りすぎる #読切応援やめろ好きになってしまう もりぐちあきらstarstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。売王(バイキング)の感想 #推しを3行で推す売王(バイキング) 土山しげる 梶研吾starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 表紙の感じやタイトルで邪道と同じピカレスクロマンかなと思ったらちょっといい話の内容だった ・特に好きなところは? 舞台は現代なのに主人公の爺さんの髪型が丁髷だったのと納得がいくようないかないようなラスト。土山しげる先生以外では読者を納得させることできないかな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 数年に一度寝る前に読むと最高なマンガではあるのは間違いないと思います おもしれー女…!俺の尿路結石と高橋さん 箕田海道名無し※ネタバレを含むクチコミです。″好き″こそパワー! #1巻応援SPUNK - スパンク! - 新井英樹 鏡ゆみこ兎来栄寿いま私は……『SPUNK - スパンク! 』が大好き!! この楽しいは譲らない!! 難しいことを平易に、子供でも解るように変換して伝えられることこそが真の賢さであるという風に言われることがあります。部分的には解らなくもありません。 しかし、世の中にはどう頑張っても単純化できない(あるいはすべきでない)複雑なものも存在します。それは、まさしく新井英樹作品のようなものです。 新井英樹さん待望の最新作『SPUNK - スパンク! 』を3行でまとめろと言われれば、まあできなくはないでしょう。あらすじに書かれている情報をまとめて呈することは可能です。しかし、本作は第1話だけでもあまりに膨大な情報量が詰まっています。3行まとめでは、そこに存在する数多の機微を欠いてしまうわけです。 主人公の栗田夏菜が、幼い頃から人形より怪獣やゾンビが好きで、男子と遊ぶのが好きだったこと。 絵やマンガやロックや映画が好きだったこと。 吉田戦車や岡崎京子の良さが解る中学生で、自分でもマンガを描いてたこと。 男子とばかり遊んでいたら、女子グループからイジメられたこと。それに対して、全校集会で校長と取引して大々的に反抗したこと。 自分と同じ白線の上を歩くのが好きな返り血塗れの女(彼氏を刺殺した直後)の「譲るなJK どんと行け人生こっからだ」という言葉が心に刻まれていること。その女は次の瞬間トラックに跳ねられ潰れ肉片となったこと。それを見て何故だか元気を貰って笑ったこと。 その夏にナンパして来た男とホテルで初体験を済ませたこと。その頃に酒・タバコ・薬も一通り通ってお金のために法律無視のバイトも色々とやったこと。 高校卒業後は映画を撮りたくなり専門学校に通い始めたこと。 その後、六本木のクラブでホステスとして働く中で暴力団の若頭に気に入られたこと。 その若頭が実はドMであり、そこから女王様としての道に開眼していったこと。 縦横無尽にS道を驀進する自分が大好きであること。 これでもかなり端折っており、実際の第1話ではより濃密な人生が詰め込まれています。ひとつひとつの表情や、手指の演技に明確な意志がたくさん込められています。この文章を読むより、1,2巻をまとめて買ってそれを読み通し味わって欲しいです。切に。 そうした複雑さこそ世界や人間の在り方や本質に迫り相似している部分でもあります。人は往々にしてシンプルで解りやすい答えや飲み込みやすいものを欲します。しかしながら、こうした複雑で咀嚼も嚥下もし難いものと全力で格闘し、自分のものにしていく時間は人生において非常に大切であろうと思います。 『SPUNK - スパンク!』1話が世に出たときのキャッチフレーズ、「『好き』をナメるな」という言葉が私は心底大好きです。 人間の好きという気持ちから発せられるエネルギーを信じているから。 自分自身も、好きだけを突き詰めて生きてきたから。 他者の好きを突き詰め煮詰めたものが、大好きだから。 嫌いが生むものより、好きが生むものの方が強くて素晴らしいことが圧倒的に多いから。 わざわざ嫌いなものに自分から近付いていって誰も(自分も)幸せにしないことに貴重な人生の時間を費やすより、自分の好きな対象を愛することに1秒でも多く使った方が皆幸せになるのに、と常々思っています。故に、この作品の主人公・夏菜の自分の感情にとことん素直で好きを貪欲に突き詰める生き方は大変痛快で大好きです。 そして、本作の鍵となる人物は夏菜と対照的な冬実。SMバーの面接に行ったところで「私ごときが」と、入門を躊躇している彼女。名前の字面からして夏と冬で、性格的にもイメージそのままで奔放な夏菜に対して真面目で大人しく抑圧的な冬実は、夏菜から見ても理解しがたくつまらない存在です。しかし、常連客のひとりは冬実の潜在能力を感じ取っており、冬実の変化と共に物語はドライヴ感を増して疾走していきます。疾走感マシマシのパートの一連のセリフは、声に出して読みたくなる魅力があります。そして、読んでいるだけで新しい扉が開けるようなパワーが宿されています。 「SMも人生も笑いである」 「切実と滑稽の世界へようこそ」 酸いも甘いも散々噛み分けた先にある人の生の境地が、ここにはあります。SMバーを訪れる客たちも、それぞれ物語の主人公になれるような人生を背負っています。普通なら悲劇と呼ばれる話であっても、笑い話として笑い飛ばし蹴り飛ばす。そんな力強さと優しさに満ち溢れていて、読むとSPUNKを与えられます。 普通のマンガの主要人物たちには幸せになって欲しいなと思うことが多いのですが、彼女たちに関してはもう幸も不幸もすべて人生の一部であり等価値で何が起こってもいいし、どっちでも面白いと思えます。ただただ、見ていたい。何とも不思議な読み心地です。 雑誌で読んでいても十分面白いのですが、『SPUNK - スパンク!』は単行本になってこの世界だけに集中・没入して読むのが最も楽しめるなと感じました。1,2巻が同時発売となった理由も、よく解ります。2冊まとめて買って一気に読むことを強く推奨します。続きが気になった方は、新発売のビーム最新号で続きを読むこともできます。 『ザ・ワールド・イズ・マイン』、『なぎさにて』、『SCATTER あなたがここにいてほしい』、『ひとのこ』など超大な物語を経てこの個々人の物語に辿り着いているその意味も、読むことで言葉でなく心で伝わることでしょう。アイドルで有り続けるため「努力」とは?君は武道館に立てない 多田基生starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 幸せになってほしい日向の手のひら 西原梨花starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。島さんの人柄にほっとします。島さん 川野ようぶんどうstarstarstarstarstarこめつぶ1話がテンポ良く読みやすいです。 登場人物には人間味があり、コンビニの仕事もかなりリアリティに描かれています。 島さん訳ありなのかな・・・ 設定は、夜間コンビニですが、働いたことがある人なら共感できるであろう仕事のあるあるや人間模様が見どころ。 現代社会の人間関係の難しさも色々描かれていて、それを島さんの人柄で解決していくストーリーが本当に気持ち良くてハマりました。子供や若者やお年寄りにも心から寄り添えるような島さんの人柄にあこがれます。大卒の真面目な男が、知らない世界に足を踏み入れた話半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム― 山本隆一郎 草下シンヤstarstarstar_borderstar_borderstar_borderこめつぶ※ネタバレを含むクチコミです。 推理モノです。変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶパッと見普通の一軒家。 よくよーく見ると違和感のある一軒家。 窓の無い部屋、変に増設された部屋、家の間取りからその家の怖い過去が明らかになるのかな、と読み進めたくなるミステリー要素が満載です。 なんで?なんで?の展開に、実際に子供が死体を運んでたの?殺し屋の家なの?と色々ツッコミどころがあるのが気になる。オカルトチックで面白いですが、高いお金払ってわざわざこんな家を建てるなんてある意味すごい! マンガだけど推理小説を読んでいるようで面白いです。ボクらはみんな生きてゆく!の感想 #推しを3行で推すボクらはみんな生きてゆく! あきやまひでき アキヤマヒデキstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中も読んでいたがまとめて読むとより面白かった。初期は猟に慣れていないか手探りで獲物をとっていたらが後半になればなるほど慣れていく様などが面白いし、うなぎ漁などの都市型の狩猟方法などもよかった。あと主人公が罠がなぜダメなのかを考え続けている面も良かった ・特に好きなところは? イノシシのK子。単行本のおまけでも少し描かれてたが、K子の行く末が良いものであって欲しい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 連載中は主人公の大部分の良識と少しのズレを楽しむ感じでしたがまとめて読むと単純に猟の話だけではなく地方都市と猟の関係性などがより深くわかって面白かった。やはりK子にイノシシを食わせて共食いになってしまうがK子はわかってないんだろうなあのシーンは素晴らしい <<9293949596>>
この物語の着地点は何処なんだろう。 80歳の幸子が死んでしまったら18歳になっていた。 やり残したことが、人への執着ってのが深いなと思った。 幸子さんが息子君に会えてから、色々と話も動き始めた。お隣さんの仙太郎の人生も中々過酷で悲しい。 仙太郎も良かったと思う人生を送ってほしいなぁ。。 現実は人生やり直せないから、もし18歳に戻れたら自分どうする?何する?と思いながら作品を読んでました。