青年マンガの感想・レビュー15408件<<481482483484485>>これも一つのけもフレ虎子、あんまり壊しちゃだめだよ ぬじまさいろく動物の名前と特徴を持った登場人物たちがワンサカ出てきてエロ可愛いバカコメディ。みたいな感じ。 「怪異と乙女と神隠し」の連載を楽しみに過ごしていて他の作品読んでみようと思って手を出したけど方向性全然違ってこれはこれで良かったー https://manba.co.jp/boards/113421 最後の打ち切り感はすごいけどそこもまた嫌いじゃない。 わかる人にはわかるかもしれない「ばくおん!!」に似た空気がありました。桃尻女が最高な漫画鮫肌男と桃尻女 望月峯太郎nyae自分は映画から知った人間で、原作が望月峯太郎とは長い間知らなかった(というか漫画原作であることすら知らず)。 映画も観てないんですが、もっと若い男女がウェーイしてる漫画だと勝手に思っていたら全然違った。女の子のほうは若いけど相手の男はパッと見おじさん。まあ年齢のこととかは別に内容にはそんなに関係ないですが、読んでてなにより「絵が上手いな」という感想が先にくる。 出会ったばかりの男女が色々あってヤクザや親戚から追われてとにかく逃げ回る話なんですけど、女の子の美しさとエロさばかりが気になってしまう。 で、原作を知った上で映画はどうなのか…と思って調べたら色々違ってそうで観る気は起きなかった。静かに淡々と、でも心底ゾッとするサスペンス。レッド・シンブル やまじえびねnyae※ネタバレを含むクチコミです。哀愁荒野だな哀愁荒野 梶原一騎 松久由宇starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男年代的には「哀愁荒野」の方が古いのだが倉科遼の「女帝」を先に読んでしまったので見方がおかしくなっている可能性がある あらすじは、小料理屋を営む花輪京子のところに傷害事件を起こし刑務所に服役していた腹違いの兄・花輪竜之介が戻ってくるところからはじまる。 花輪京子と花輪竜之介は異母兄弟でお互い思いながら話が続くと思ったら、途中から花輪京子が夜の銀座でのし上がっていく話になっていく。 梶原一騎の独特の雰囲気を持つセリフ回しを楽しめるならおすすめ。 原作が梶原一騎なんだけどなぜか雁屋哲っぽさを感じた 将棋マンガは数あれど永世乙女の戦い方 くずしろ 香川愛生女流三段sogor25"女流棋士"に絞って描いているのは新しい。タイトルの「永世乙女の戦い方」も、純粋な将棋の対局としての戦いという意味ももちろんあるだろうけど、棋士を目指していくのか、女流棋士として活動するのか、将棋のプロとしての異なる"生き方"という意味も含まれてそう。 くずしろさんって新規のキャラを出す時に作中で関係性を組み立てるのではなく、既に関係性のあるキャラを出して掛け合いの中で盛り上がりまで全速力で持ってくのが上手いなぁと感じていて、特に今作はバトルの要素がある分特にその上手さが際立つ。 将棋の盤上の状態というよりも対局の状況・趨勢を2人の闘いとして躍動的に魅せる画面作りをしてくれているので、将棋に詳しくなくても対局に引き込まれる。 そして絵力と合わせてセリフの力も強い。1ページ目からもう破壊力抜群。 にしても、強い言葉を使ってそのまんま強く見えるんだからずるい。 1巻まで読了テンポよく読めて世界に入り込めちゃうダンス・ダンス・ダンスール ジョージ朝倉aico朝倉ジョージさんの漫画は昔から好きなので、そのダンスものとか神!!芸術ものの漫画が個人的に好きです。朝倉さんの漫画はいつもテンポよく読んで世界に入り込める感じ。また言葉遣いがツボることが多くて、告白フラグ!とかかわいすぎって個人的にツボリました!うちにも来てくれ!!巨乳JKにライフハックを教えるおじさんドヤ顔有益情報提供おじさん(読切) 田中チヌ名無し昭和の忘れ形見のおじさんが、呼ばれても居ないのに爆乳JKの元にあらわれて有益な豆知識を授けるだけのお話。なんだろう…スナックバス江と同じソウルを感じた。めっちゃ好きwww 「エピソード一覧」 ・トマトを切ろう ・蚊を殺そう ・コードの絡まりをほどこう ・電池の消耗を抑えよう ・こむら返りを治そう ・心の涙を流そう ウェブで読めるのでぜひ読んでおじさんのファンになってください…! https://ynjn.jp/app/title/1032/viewer/66246 悪が勝利した世界でエリート怪人は…ヒーロー。 吉田優希ましゅまろ※ネタバレを含むクチコミです。色々と惜しいホルスの手 関達也名無し医者漫画のパイオニア的なブラックジャックに始まり、 「神の手」と言われるような名医を主人公にした 医療漫画は色々とある。 コンマ数秒数ミリ単位でのミスすら許されない、 失敗すれば死に直結するという過酷で非常な世界。 いや、失敗しなくても助からないだろうという、 手の施しようがない患者たちを前にして、 医療漫画の名医たちは、 的確な診断、冷静な判断、 超人的な体力と精神、機械のように正確な技術、 生の尊重と愛。 それらを複合させた色々な医療ドラマを それぞれの「神の手」を中心に見せてくれた。 「ホルスの手」の主人公は色々な面で優秀な医者だが、 最大の武器は端的に言えば「スピード」。 題名の通りに、なるほどそういう意味で神の手か、 と納得させられる、スピードがまさに倍増する 具体的な特技「神の手・ホルスの手」を持つ。 実はこの神の手は、第一話では披露されていない。 第二話でその武器「神の手」は発揮される。 種明かしをしてしまえば「それだけーっ」だとも いえる特技特徴なのだが、逆に言えば 「誰もが納得するスピードが倍増する技術」 なのだ。 まさに文字通りで、一目でそれが納得できて、 それが出来るなら最強の「神の手」なのでは と思わせる技術が披露される。 そして、それは色々な手術シーンに応用できて 面白い医療漫画にすることが可能な技術で、 これは面白い漫画になるかも、と思った。 実は第一話を読んだ感想としては 「そんなに期待しないで読んだけれど もしかしたらこの先は面白くなるかもな」 と言った感じだった。 で第二話で「ホルスの手」の正体を見て 「あれ、これ以外と面白くなるかも」 と思った。 で、実際に回を追うごとに色々な状況での 様々なホルスの手が披露された。 だが、なにか少しづつ私が期待した展開と違った。 あくまでも私的な感想だが、 盛り上げ方が好みと違うというか。 患者さんが搬送されてくるあたりから ものすごくスピード線が多い絵が連続して、 緊迫感があるシーンが出てくるのだけれど、 そのまま神の手披露まで一気に走る感じで 逆になんだか話が軽いように感じてしまって。 もう少し緩急をつけてくれたほうが盛り上がれるのにな、 という感じというか。 このあたりは好みの問題だと思うが、自分としては せっかく「ホルスの手」という面白い神の手をもつ 主人公の漫画に出合えたのに 「惜しい・・」と思ってしまった。島本先生とるーみっくアオイホノオ 島本和彦名無しゲッサンで先月、今月号とホノオがうる星やつらの劇場版一作目「オンリー・ユー」を観てわーわー言ってる回なので本当に面白い。 この間NHKでやってたるーみっくアニメの特番にも島本先生が出てたけど、これについてホノオと同じくらいのテンションでアツく語っててタイムリーだなと思いました(偶然かどうかはわかりませんが)。 あまりにも語るので周りの人になだめられてたくらいです。 ただ、自分は島本先生の気持ちはものすごくわかるし、同じ漫画家、さらには同じ雑誌の連載作家としてしか語れないところがたくさんあると思います。 なので、次は島本先生だけに語ってもらう特番を組むといいと思います。 以上です。 なかいま強が描く沖縄カーリング物語!南風原カーリングストーンズ なかいま強ましゅまろ初めてなかいま強先生の作品を読んだのですが、廃れたスポーツ娯楽施設というリアリティのある舞台設定と癖の強いキャラが上手いこと噛み合ってて、最高に読みやすかったです。沖縄でカーリングってめちゃめちゃ続きが気になります…! >【1話のあらすじ】 沖縄・南風原(はえばる)町にある、バッティングセンターやボーリング場などを有する総合娯楽施設「スポーツワールドサザンヒル」。多数ある施設の中で、唯一客入りが悪いのが、アイススケート場だった。やる気のないスケート部門の部長・根間実が、専務に集客を指示されたあとスケート場を訪れると、1人の女性が颯爽と滑っていた。北海道から移住してきたという二風谷直歩(にふたになほ)は、実にある相談を持ちかける…。 >その後、実が便利にこき使っている野球部の後輩・あつし(いつも口が空いているスケート場のアルバイト)と辰平(リーゼントのなんでも屋)と雑談しているとき、実はふと「カーリングって知ってちょーみ?」と2人に尋ねる。有難くもなければ良心もない、詐欺師で偽坊主の罰当たりストーリーゴールデンボーズ マツリセイシロウ 兎塚クニアキmampuku詐欺師の男が財宝目当てになぜか寺の住職になりすますお話。綱渡りのスリルで先が気になるだけでなく、コミカルで読みやすくもあります。 仏教のありがたいお話とかは全くないものの、お寺のシステムとかいろいろ勉強にはなりますね。詐欺師としてのスキルを駆使して、「偽坊主」に疑いの目を向ける檀家たちを煙に巻く様はうっかり感心してしまいましたすべての人に勧められる作品ではありませんが…性なる死想 早見純かしこもし自分がポックリ死んで田舎から親が遺品の整理に来て見つかったら一番ヤバいと思う漫画が早見純かな…。なんせタコシェで買ったサイン入りだし、どんだけ好きだったの?!うちの子どうしたの?!ってビックリさせそう。それでも持ち続けなければならない、必ず本棚の片隅にいて欲しいと思う、そういう作品です。漫画を読んで人が殺せるくらいの狂気を感じたのは初めて。誰かと共有したい訳でもない。自分だけの秘密の悪を持ちたい人は覚悟して読んで下さい。 "やり直せない過去"を取り戻す物語妻、小学生になる。 村田椰融sogor25タイトルだけ見るとちょっと勘違いされるかもしれないけど、この作品は主人公の妻が"若返って小学生になる"という物語ではない。それだけを念頭に置いて、まずは試し読みで1話を読んでみてほしい。今作は「ネーム大賞」という、読み切りのネームのみで評価を行うマンガ賞で入賞した作品を元に連載が開始された作品で。1話はその際に入賞したネームがベースとなって描かれている。そのため、1話自体が読み切りとして非常に完成度が高く、1話を読んでもらえれば作品の魅力は十分に感じ取ってもらえると思う。 私個人としてはこの作品は"やり直せない過去を取り戻す物語"だと思っている。主人公の圭介と一人娘の麻衣、そして"小学生"の妻、貴恵。どうやっても過去は元には戻らないけど、今からならまた3人での幸せを見つけることができる。この家族には"奇跡"が起きてその幸せを掴むチャンスを得たわけだけど、"奇跡"なんかがなくても未来はいくらだってやり直すことができる。そんなことをこの作品、そして"小学生"の貴恵から言われているような気がする。 3巻まで読了ドラマ化やぞ〜!マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~ タナカカツキ名無し画像はモーニングより 今週のモーニングでストレス溜まってる方が整った時ひとしおって言ってた 自分どうしても水風呂入れないんだけど今度試してみようかしら…長男の苦悩...長男の時代 小池一夫 川崎のぼるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。 ウザ怖カワイイ「猫ならざる猫」の生態CreepyCat 猫と私の奇妙な生活 コットンバレントANAGUMAツイ4で連載のホラーポップな4コマがついに単行本になりました! 作者のコットンバレント先生はタイ在住のイラストレーターさんで、このカワイらしい絵柄で繰り出されるシュールかつ不気味でカワイイ猫(?)の生き様がもうたまりません。 増殖、怪光線、変形能力などなどスペックの高すぎるクリーピーキャットに振り回される人間の滑稽な有り様にクスクス笑いながらも「お、俺も猫的なものに翻弄されてぇ…!」と思わずにはいられなくなります。怖くてウザいのにカワイイんだな…形が猫だから…。 飼い主のフローラさんもキレイでちょっと抜けてるところもあって最高です。 まずは読んでみてほしい。 https://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/CreepyCat/ また、おマヌケな展開ばかりかと思いきや1巻のラストでは普通にゾクッとするキャラが出てきたり…。 とにかくずっと浸っていたくなる世界観のマンガです! タイで鳴らしたあの店の店長も激オシだぞ!!(読めん) https://twitter.com/animate_otani/status/1204652781073653761自信を持ってあらゆる人に薦められる野田彩子作品ダブル 野田彩子sogor25同じ劇団に所属している俳優仲間で、しかも同じアパートの隣同士に住んでいる2人、宝田多家良と鴨島友仁。多家良は一度演技に入ると類稀なる才能を発揮するが、自活力が皆無で日々の生活も友仁に頼りっぱなし。しかし多家良が友仁を頼っているのは生活面だけではない。劇団以外の演技の仕事も入り始めている多家良の劇団のほうの稽古の代役、それも友仁が務める。友仁は言う。「多家良の代役を演じられるのは俺だけだ。」そして「多家良の芝居は俺を裏切ることで完成する」と。 いわゆるバディものではあるのだが、純粋に対等な立ち位置というわけではなく、かつ演劇というテーマだからこそ成り立つ共依存の関係性が面白い。演技の場面と相まって、多家良と友仁、2人の人間的魅力が随所から伝わってくる。演劇の外における2人以外の人間との関わりのある開かれた空間と演劇の中の閉じられた、特に多家良と友仁の2人だけが共有する空間とのメリハリがあり、2人の醸し出す特異な空気感が感じられる。 これまでも「わたしの宇宙」「いかづち遠く海が鳴る」「潜熱」と凝った設定と独特の雰囲気の作品を描いてきた野田彩子さんだけど、個人的にはこれまでの作品はややニッチな読者層に向けられた作品が多かった印象がある。その中で登場したこの作品、意図的かどうかはわからないけど、一気に広い読者層に届きうる方向に舵を切り始めたように感じる。演劇がテーマということもあり、ドラマ化なんかして一気に人気に火がついたりしたら読者冥利に尽きるんだけど、関係者の皆様いかがでしょうか? 1巻まで読了ブルージャイアントBLUE GIANT 石塚真一名無し面白かった。 はむり町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味 鈴木マサカズnyae町田生まれ町田育ち、そして町田で死んでゆく(となぜか決まってる)アラフォーおっさん二人組の町田呑み漫画。 幼馴染のおっさんふたりがただただ食べて飲んで他愛のない話をしてるだけ。仲が良くて微笑ましい。見た目はおっさんだけど頭の中はそこまで古くない43歳という絶妙な年齢がポイント。 なにか口に入れるとき「はむり」と書くのが地味にツボでした。 ちょっと喧嘩しちゃったときに、馴染みの中華屋で同じテーブルに餃子おかれて一緒に食べろって言われた回が特に良かった。 各話のおわりにある著者のコラムも必読。なんとなくほんわかとした人柄が現れているような癒やし系コラムです。ポン子と過ごす夏休みぽんこつポン子 矢寺圭太猫あるく田舎暮らしのおじいちゃんとメイドロボポン子のあったかくてノスタルジックな物語。 よくある設定だし最初の頃はなんとも気に留めずにパラパラ読んでいたのだが、気がつくと「あれ?この夏休みが終わると孫が帰っちゃうの?夏終わったらどうなるの?」なんて心配になっていてすっかりハマっまっていました。 ポン子もおじいちゃんも、村の人達もみんな優しくてめちゃくちゃ癒されています。 そしてこの物語が終わるとしたら最後は悲しいラストじゃなくてハッピーに終わって欲しいなと思いました。ブラックジャックみたいDr.コトー診療所 山田貴敏やむちゃ孤島に訳あり外科医がやってきた!?満足な医療設備も無いこの島で、若い彼に何ができるのか…? ドラマを先に観ていたので、吉岡秀隆さんの、のほほーんとしてかわいい雰囲気そのままだぁ~と思いながら読んでました。ナイスキャストでしたね‼ 漫画は作者が事故後の療養の為休載しているようですが、再開は宣言されているということなのでもうしばらくの辛抱です(希望) 以蔵の気持ち人斬り 平田弘史starstarstarstarstarウマタロ1969年公開の映画「人斬り」公開と同時に発表された作品であり、映画を基にした劇画作品。幕末に人斬りと呼ばれ、恐れられた岡田以蔵の生涯とはどんなものであったか。近年、イケメン風以蔵があふれる世になり嘆かわしい限りだが、平田弘史の劇画で読んでこそ、以蔵が本来背負った悲哀がより理解できるというもの。記号化された以蔵を追いかけてばかりいる若者には「これを読みなさい!」と言いたい。喝!ゲスくないお泊まりマンガ東京No Vacancy 犬上すくねstarstarstarstarstar_borderかしこ東京出張の度にホテルの空室がなくて困るサラリーマンの主人公。しかし必ず美女が一夜の宿を提供してくれる。そう!毎回ラッキーなシュチュエーションに恵まれる主人公なのですが、まったくゲスさがないのがいいですね。大人な関係にもなったりするけどクリーンな印象を持つマンガです。絵柄の力もあるのかな?一つのエピソードが3部構成(男性視点、女性視点、一夜の後)になってて、どの視点でもドキドキします。あとがきに「犬上すくね版の孤独のグルメが読みたい!」という担当氏の言葉から発想したと書いてて面白かったです。<<481482483484485>>
動物の名前と特徴を持った登場人物たちがワンサカ出てきてエロ可愛いバカコメディ。みたいな感じ。 「怪異と乙女と神隠し」の連載を楽しみに過ごしていて他の作品読んでみようと思って手を出したけど方向性全然違ってこれはこれで良かったー https://manba.co.jp/boards/113421 最後の打ち切り感はすごいけどそこもまた嫌いじゃない。 わかる人にはわかるかもしれない「ばくおん!!」に似た空気がありました。