ネタバレ
ましゅまろ

世界を守る最後のヒーローを倒し悪が勝利した世の中で、エリート怪人は退屈していた。そんなとき、公園のブランコで眼鏡を忘れたおじさんと出会って世間話をする…というお話。

めちゃくちゃ穏やかで好き!
ヒーローものでありながら、主人公は怪人側で、しかもある意味ポストアポカリプス。

これもまたある種の「心地よい破滅」を描いた作品に当たるのかもしれない。

おじさんは「タケダ」を名乗る怪人に多くを語ったわけではないけれど、言外にクビになったのがタケダら怪人のせいであることが伝わってくるところや、タケダにとっての幸福である「刺激」が再び失われてしまったオチも切ない。

じんわりくるとてもいい読切だった。

おじさんのデフォルメがタケダに比べて比較的リアルで、そのデフォルメで描かれた人情モノのお話をぜひ読んでみたい。

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ドランク・インベーダー

ドランク・インベーダー

中世ヨーロッパレベルの酒造技術しかない世界に、現代のお酒を持ち込んだら――。ある日、異世界と行き来できるようになってしまった日本。異世界の広大な土地や資源を手に入れたいと考えた政府は、“武力”ではなく、現代の“お酒”で異世界の人々を支配することを目論む。この計画に巻き込まれた、無類の酒好きダメ大学生・トウジ。彼は、自分が持つ圧倒的な酒の知識と技で、政府の計画を阻むことができるのか!?

悪が勝利した世界でエリート怪人は…にコメントする
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