青年マンガの感想・レビュー15397件<<349350351352353>>うまく説明できないけど好き屋上のきりん 泥水真水名無し雰囲気がすごく良かった。嘘つきはお母さんからの遺伝かも…って話したあとに、取り繕ったように嘘って言ったところが好き。 最後に登場した屋上のキリンがなんとも言えないくらい切ない。これって…R 秋波聖名無し※ネタバレを含むクチコミです。幸せになってほしい若ハゲの絶望 腋野怜太名無し絵柄で「あ、この人青野くんの人だ!」とわかりました!しかも扉絵のパターン一緒w もう絶対に幸せになってもらわないと困るカップル。前作同様、魅力的な女子を描くのが上手い方だなと思いました。りんごちゃんを傷つけるやつは何人たりとも許さねぇって感じです。主人公もりんごちゃんを好きな気持ちとプライドを保ちたい気持ちがぐちゃぐちゃになってるのが見てて切なくて笑えました。日本と違うベルリンの日常生活記ベルリンうわの空 香山哲名無し絵がパラッパラッパーみたいだなと思って手にとったらポップで面白そうだったので読んでみた。 ドイツは日本と違ってどぎつい広告がなかったり、恵まれない人に優しかったりと、余裕とあたたかみのある描写がとても印象的でした。 西部開拓時代を女ガンマンが征く!BLACK TIGER ブラックティガー 秋本治名無しこち亀ファンで、毛色は違うけどどうかなと思いましたが面白い。 幕末の日本で、ティガーが謎のパワードスーツの弱点に気づいて撃退するシーンがとくに好きです。 ふたりソロキャンプ54話話を読んでふたりソロキャンプ 出端祐大名無し※ネタバレを含むクチコミです。ケンカ百合、いつ卓球する?花と星 鈴菌カリオあうしぃ@カワイイマンガ卓球の有望選手だった花井さんは、中学時代ずっと勝てなかった相手を気に病んで、卓球を辞めてしまう。高校では違うことをするつもりだったのに、入学初日にその因縁の相手、星野さんと出会ってしまう。星野さんもまた、卓球を辞めていた。 ★★★ ムッツリ何を考えているか分からない星野さんに、強く突っかかる花井さん、そこに星野さんの幼馴染を挟む物語。基本花井さんと星野さんがアホなので、何処かおかしな展開とエキセントリックな雰囲気になる。 それでも花井さんの劣等感、表現下手な星野さんのもどかしさにジリジリする。 さらに初めての感情に戸惑う花井さんと、恋愛上手に見えて心が御せない星野さんの幼馴染が衝突する、幾つかのシーンが胸にくる。 長年抱えたライバルへの想いと、そこから始まる激しい感情が、とにかくエモいとしか言えない。ようやく最後、二人が卓球台を挟んで対峙するシーンを、見逃すな! (卓球漫画としての専門性はあまりないので、そこには期待しないで、ケンカ百合の極地を目撃せよ!) 最高の気分で寝れそうなマンガ人間必勝法 山松ゆうきち 能登廉starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男寝る前に何気なく読んだら最高の気分で寝ることが出来そうな短編ばかりだった。「異常に強い男」「トランプ麻雀」「超人間とC体験」「秘密兵器は背番号42」「競輪必勝法」を収録。とあるが特に好きなのは無茶苦茶な訳のわからなさがある「超人間とC体験」といとこ同士の腐れ縁が続いていく「競輪必勝法」だな 閉ざされた村、淫猥なしきたり、謎の祭、ううっ…花園メリーゴーランド 柏木ハルコnyae※ネタバレを含むクチコミです。アフタヌーン2021年3号で最終回マージナル・オペレーション キムラダイスケ 芝村裕吏名無し※ネタバレを含むクチコミです。 閲覧注意かもしれない初期代表作マイナス 完全版 山崎紗也夏名無し※ネタバレを含むクチコミです。一度読んでみるとハマるはず♬九龍ジェネリックロマンス 眉月じゅんstarstarstarstarstar干し芋入り口は、分かりやすかったのに、ドンドン謎が深まり蟻地獄にハマっていく感じ。 一度読みだしたら、抜けられなくなるはず。 誰が本物で、誰がクローンで、みんなが生活している九龍の街の現実は? 『完全』じゃなくて『絶対』って?! ジェネリックテラって?! クローンの人生は、誰の人生?! 早く続きが読みたくってしょうがない。食品メーカーの新入社員の配属先は北海道の牧場…!牧場OL 丸井まおぺそ「牧場OL」というわかりやすいタイトルと可愛らしい絵に惹かれて読んでみました。「読む前は可愛い女の子が可愛いことをしているだけのほのぼのマンガかな?」と予想していたのですが、想像以上にガッツリ牧場でのお仕事が説得力たっぷりに描かれていました! (あとがきで作者の丸井まお先生がご自分の地元を描いたとコメントされていて納得しました) 出てくる登場人物たちがみんなユニークで、わかりやすいテンプレ的なキャラ付けではないのが良いですね。 主人公の南もベトナム人実習生のスアン先輩も結構いい性格しているところが素敵です✨ 手塩にかけて育てた牛たちを出荷しなくてはいけない辛さを初めて体験した南ちゃんが、心の整理がつかないまま乗り越えていく姿がとても印象的でした。 ラーメンじゃなくて格闘マンガじゃねーか!!カタメン 山本隆一郎名無し昨日新刊ページをを見てて、(おっ、LOSERSの人の新作、ラーメン漫画なのかー)と、ラーメン発見伝みたいなのを期待して購入したら格闘マンガで草。あらすじをよく読んだらちゃんと最後に「熱血ラーメン格闘マンガ!」って書いてあったわww ラーメン作りに取り組む主人公の熱量がすごいのに味とか食材とか具体性がなくてふわふわな一方で、挑んできたプロの格闘家達を次々ほぼワンパンで倒していくのがシュールでじわじわ笑いがこみ上げてくるのが最高! 娘が小学生とは思えない話し方や、将太の寿司の笹寿司ばりに根性腐ってる社長があっという間に(しかもよくわからないうちに)改心したり、最高のラーメン作る親父さんが出会ってソッコーで亡くなるとこが好き・・・めちゃくちゃいいギャグ漫画。 一応、作品内容は「ラーメン半分、格闘半分」って分量だったけど、どう見ても格闘マンガが描きたいのが隠しきれてなくてホント草。 最後に「完」って書いてあったしストーリーもキッチリ終わってるけど、巻数のナンバリングは「1巻」なのが気になった。これまさか続くのか・・・?だったら嬉しいワカコさんと同じ店選びたい大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店 新久千映 猫原ねんず野愛ワカコ酒を読んでいるひとはもちろん、読んでいないひとも楽しめる作品。そして、酒呑みはもちろん呑まないひともきっと楽しめると思います。 大衆酒場の料理人ワカオが丁寧に作った料理が、酒呑みたちの舌と心を満たしていきます。 感動的なエピソードや超高級食材が出てくる訳ではないし、登場するメニューは冷やしトマトや竜田揚げなど大衆酒場ならではのざっかけない料理が多いです。だからこそ、身近に感じられるしワカオのあたたかさが伝わるんです。 こんな店見つけたら誰かに教えたくなっちゃう、でも秘密にしておきたくもなっちゃう。 そしてこんな素敵なお店、ワカコさんがほっとくはずないんだよな。 正統派で綺麗な猫原ねんず先生の絵柄に、みんなおなじみのワカコさんがプシューっと登場するのがなんとも面白いです。 鮭で日本酒を楽しむ青年のエピソードはワカコ酒好きならニヤっとしちゃう。ヤバいくらい格好良い先行読切!#DRCL midnight children(読切) 坂本眞一 ブラム・ストーカー名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ほんわかする♬明日の恋と空模様 伊藤正臣starstarstarstarstar干し芋雨の日、強風の日、雪の日・・・。 お天気によって気分も変わるもの。 それぞれにジンクスがあったり、気持ちが落ち着かなかったり。 そんな、お天気と恋のお話がリンクして紡がれたオムニバス作品集。 ほのぼのしたお話が多くて、可愛らしい恋心がちらほら見えて、素直な自分に戻れる感じ。 『雪の日の最終回』が好き。 『土砂降りアイデンティティ』は自分に似ているなぁ。不登校児の恐ろしすぎる秘密とは収斂 我如古史也名無し※ネタバレを含むクチコミです。フレッシュでエロティック?な新連載山本直樹 最新作品集 山本直樹名無し※ネタバレを含むクチコミです。 戦争中の国のリアリティ軍バリ! 韓国兵役実戦部隊 イ・ヒョンソク イ・ユジョンhysysk韓国人の友人に話の流れで徴兵制について聞いてみたことがある。 「ああ、韓国人男性が飲み会で絶対盛り上がる話で、韓国人女性が一番聞きたくない話ですね」 宿舎の寝室が寒く、新人は特に寒い入口付近で寝て階級が上がると奥の方で寝られるとか、軍楽隊の楽器で殴られたとか、やはり武勇伝的というか体育会系的な話で、確かに盛り上がる人とうんざりする人に分かれそう。 この漫画はフィクションだけど、北朝鮮の潜水艦が座礁して、特殊工作員が韓国に上陸したというのは実際にあったことだ(漫画よりも凄惨)。日本の戦争漫画は自分が生まれる前に起きたことなので、完全に切り離して読めてしまうけど、アニメを観てゲームで遊んでいる自分と同じようなタイプの人が、一転して生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれる様子には背筋が凍る。 原作者は日本への留学経験もあり、宮台真司のゼミに所属していたそうだ。宮台が徴兵制の是非について言及するようになったのも彼との出会いがきっかけらしい。電子版には対談が掲載されていないので、読みたい人は紙(1巻しか出てない)を手に入れよう。チェーザレという男がイタリア統一を目指す話チェーザレ 破壊の創造者 惣領冬実 原基晶名無しマキャベリがチェーザレを『君主論』の主人公にしていたことをきっかけに読み始めました。本書はチェーザレの行動力や意志力の素晴らしさがよく伝わる内容です。これはいい三十路の役者漫画だ!ダブル 野田彩子starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)これはいい! 現時点で三話まで読んだけど、これからどんどん面白くなりそう! 高橋一生みがあってめっちゃいい。 二話あたりから勝手にあの声で台詞が再生され始めてしまった。 「わたしの宇宙」 「いかづち遠く海が鳴る」 「潜熱」 の野田彩子の新連載。 https://viewer.heros-web.com/episode/10834108156642488617 いまだ無名の天才役者・宝田多家良と、同じ劇団で彼の才能を見出して絶望し彼を世界一の俳優にするべく奔走する役者仲間(友人)の鴨島友仁。 世界はまだ天才を発見していない。 が、明らかな天才の片鱗はそこかしこにばら撒かれ少しずつバレ始める。 自分より明らかに突出した才能を持つ人がいたら、その人がその才能以外の社会生活能力が欠如していたら、どうにかうまくいくよう手伝いたくなる、光の当たるところまで押し上げたくなるという気持ちは分かりたくないが、すごく分かる。 二人の関係性は光と影というよりは、光と光の影というような感じ。 相反するものではなく、二人は共生し追随していく形がしっくりくる。 人前に出て脚光を浴びるのは宝田多家良だが、ある意味で前を行き手を引くのは鴨島友仁なのだ。いや、二人にはそうであってほしい。 事務所のマネージャー冷田一恵は一見クールな反面、冷ややかに熱い情念を持っていて、それが宝田多家良に対しての感想に現れててグッとくる。 淡々としているようで宝田多家良の魅力に冷静に熱を上げている。 これはとてもいいものだ! 細部にいたるまで褒め挙げ連ねるそれはもはやファンやオタクのようだ。 おかげで宝田多家良がそれほどまでに魅力があり、世界にバレるのを待っているような説得力が生まれている。 野田彩子さんは人と人の関係性、間にある空気、感情の機微、隠した感情と表れる表情を描くのが上手だな~と思っていたのだけど、なんて言えばいいのか今作でそれがより立体的になっているような気がする。 「わたしの宇宙」「いかづち遠く海が鳴る」のような少し変わった設定のSFめいたものでもなく、「潜熱」のような限定的な関係性でもない、その一歩先の、地に足の着いた社会や影響力、人生のような部分を描いているからかもしれない。 天才と、彼を取り巻く人々、その人生。 この作品を毎月webでの更新を待つか、単行本で一気に読むか迷うけど、うーん、これは毎月チェックしてしまうかな~。 楽しみ! 夜な夜な赤ちゃんが集うスナック「バブンスキー」バブバブスナック バブンスキー ~ぼんこママがのぞく赤ちゃんの世界~ ルノアール兄弟名無し異次元空間に存在するスナック「バブンスキー」では夜な夜な赤ちゃんが集まって乳階堂(ミルク)を飲みながら日頃のうっぷんを晴らしている…。 絶対面白いって分かってるからかなりハードル上げてたつもりだけどやっぱり笑ってしまいました。しゃべる赤ちゃんが可愛いことは言うまでもありませんが、個人的にツボだったのは全身イクメン家「絆絆 絆(きずき きずな)」です。すでに息子は高2だけど未だに育休中というヤバいやつ…。爆笑必至です。期待しすぎた…ホームルーム 千代名無しドラマ化するくらい人気なんだなと期待値を上げすぎて読んでしまったのが失敗だった。それと一気読みよりするよりも連載を追いながら読む方が面白みが倍増しそうなタイプの作品だなとも思った。ラブリンのキャラクターは好き。やってることは気持ち悪いし、もはや犯罪だけど何となく憎めないところがある。この作者さんの次回作は超楽しみ。次は絶対連載を追いながら読みたいです。<<349350351352353>>
雰囲気がすごく良かった。嘘つきはお母さんからの遺伝かも…って話したあとに、取り繕ったように嘘って言ったところが好き。 最後に登場した屋上のキリンがなんとも言えないくらい切ない。