青年マンガの感想・レビュー15397件<<350351352353354>>藝大受験に落ちた私が古傷の痛みに耐えながらブルーピリオドを読むブルーピリオド 山口つばさhysysk※ネタバレを含むクチコミです。普段は見えないコンビニ本部のお仕事コンビニいちばん!!【完全版】 末田雄一郎 人見恵史hysyskたまにコンビニに行くと、本部から指導に来たっぽい人がレジに入ってくるのが好きなのだけど、あれがますます好きになる。 元々グループ会社のホテルで勤務していた瀬尾がコンビニ部門に配属され、ショップリードとして各店舗を回りながら問題を解決していく。一見ほんわかした雰囲気ながら、鋭い観察眼が光る読み味は『総務部総務課 山口六平太』にも通じる。現場の泥臭さと本部のシビアなビジネスの両方を描いているのがめちゃくちゃ面白い。 他の業種からのインスピレーション、店員の様子や周囲の環境、競合とのやり取りや社内の人間関係など、原作者が実際にコンビニ店長を経験していたからこそのリアリティ(9〜13巻に経験談がある)。本当にやってるかどうかは知らないけど、おでんのスープの濃さを天候によって変えるとか、ルーティンに見えるような仕事にも工夫の余地は沢山あることに気付かされる。まさに創業社長物語だな創業社長 牛次郎 川本コオstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男牛次郎/川本コオのコンビの会社マンガで過去に「鯨魂」を読んでいて面白いことは知っていたので読んでみた。タイトルの通り、猪狩功が終戦後の焼け野原から商売を始め、色々な困難を克服しながら着実に事業を伸ばしていく話 かなり強引な部分もあるが全5巻で短く読みやすい。5巻中盤までは猪狩功の信念を元に事業での問題を解決しながら成功していくがそれ以降の急激な展開も含めて創業社長物語なんだなと思う。 「なに?」感ふりむけばアザラシ とく村長名無しキュートなアザラシが神出鬼没に現れる漫画。 アザラシ本人は何もしてないんだけど、なんだかんだで出会った女の子たちに幸運をもたらしてゆきます。 あらすじにある通りほっこり系として読めばいいんだろうけどどこか「一体なんなんだこれは?」という戸惑いは常に拭えない。言い過ぎとは思うけど、あいまいみーにも通じる「なに?」感はある。 めっちゃ面白い!!!無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ フジカワユカ 理不尽な孫の手 シロタカ名無し異世界ものたくさんあるのでどれも同じなのでは?と思ってましたが読んでみると面白い! 異世界まではもう本当に底辺ランクの引きこもりニート それが異世界に行って本当に生き直すとは! 姿形は子供なのに異世界では現世の記憶を持ってるので中身おじさんの少年が主人公です。 その主人公が異世界で成長して、本気出して頑張る! ストーリーも絵も良いのでなんの疑問も持たずスラスラと読めてしまいます。 4巻まで一気に買ってしまった! 個人的に少年の中身のおじさんがたまにチラチラ出てくるところが面白いです。 感覚的には読んでる私たちの立場に近い、ちょっと達観視してる。 でもたまに異世界で感動したり傷ついたりすることで、これが非現実じゃない と実感するとこがうまいと思ってしまいますね。2巻も期待の靴職人マンガアンリの靴 かわもとまいなかやま自分は「衣食住」でぶっちゃけ「衣」にしか興味が無い人間です。 それ故に「衣」をテーマにした作品は大好きなジャンルです。 この作品は若い靴職人のアンリが依頼人に寄り添い、その人に適した靴をオーダメイドで提供する、オーソドックスな職人マンガのフォーマットではあります。 ただ、妙なところがリアルで良いです。 1話で子供の靴を(結果的に)飴玉一つで修理してあげるのですが、結果的に「お金なくて苦しい・・・」それがわりと慢性的に続いているのも、ご都合主義じゃなく良い 第4話の『革屋さんにいこう!』ではガッツリ革について教えてくれていて面白い 1巻では「あと、もう一足ぐらい作ってほしかったな・・・(ちょっと消化不良)」と思っていたのですが、巻末に2巻の予告がついていました 「いやー、これ絶対おもしろくなるヤツ!」 先に描いたとおりアンリは人に寄り添う職人、2巻で出てくるおじいちゃんは技術を極める職人っぽい! どんなテーマの作品でもこのぶつかり合いは化学反応をおこし、この作品読み応えをもう一段階引き上げてくれることでしょう! つまり 「2巻はよ・・・えっ!?ハルタを購読すればいい・・・確かに・・・!」 楽しみなのです噂に名高い「ばちあたり麻雀」がやっと読めた中年死刑囚 山松ゆうきちマンガトリツカレ男収録されている「中年死刑囚」「ぞうりばきのランナー」「一本書きの久仁ちゃん」「整形」「少年Z」どれも面白いがやっぱり「ばちあたり麻雀」が一番よかった。 知ったきっかけは「聖☆おにいさん」が不謹慎だという話をみている最中にこれが不謹慎だったら山松ゆうきちの麻雀マンガの方がやばいぞというのをみて気になっていた。 内容は1995年の第三次世界大戦後、世界中は荒廃したが神はこの惨状を見捨てておらず、イエスとマホメットと孔子とブッダが復活をして第三次世界大戦の被害を受けなかった日本でくるがいまいちうまく布教ができない。お互いの存在が邪魔なので真の神を決めるため麻雀で決着をつけようという内容。麻雀で勝負しようというくだりが良くて「日本という国で麻雀が流行ってる。今からみんなでルールを覚えて対決しよう」という強引なところから各自の修行シーン、麻雀をしながら各自の関連した小ネタをやり続けていく。そんな感じが続いていきなんとなく終わる。 誰も選ばずみんなでご飯を食べててほしい鳴沢くんはおいしい顔に恋してる 山田怜野愛自分で作った料理を自分で食べてももちろん幸せだけど、誰かに美味しく食べてもらえたらそれも幸せ。 美味しそうな顔してたくさん食べてくれたらこの上ない幸せ。毎日ご飯作るよって思っちゃう。 鳴沢くんは人よりそんな気持ちが強い男の子です。 額の傷と目つきの悪さで恐れられているけれど、料理作りが大好きで美味しく食べる女の子の顔に恋をしちゃうというノーマルっちゃノーマルだけど極端な性癖をお持ちの方です。 とは言っても鳴沢くんはただただ美味しい料理を振る舞い、ジュリエッタ&冬子&ハルの美味しい顔3大美女が食べる様子を恍惚と見守るのみ。 なんて平和なハーレムものなんだ!とこちらも美味しい顔になっちゃいます。 鳴沢くんの料理食べたらみんな幸せな顔になっちゃうだろうな。 冬子と一緒に食べるロールパンサンドがめちゃくちゃ美味しそうで再現したくなったし、悟りを開いた状態で揚げたトンカツがたまらなくて久しぶりに家で揚げ物を作ったのでした。ザワさん以外の野球部員も可愛いじゃないか高校球児 ザワさん 三島衛里子かしこ自分が高校生の頃は野球部の人ってなんか怖くて近寄りがたかったなぁ。自分が運動音痴なのもあってスポーツに全く興味がなかったので、高校三年間のうちに野球部が甲子園に出場した年もあったけど応援に行かなかった。久しぶりに高校球児ザワさんを読んでやっぱり行っておくべきだったなと後悔しました。あと大人目線で読むと野球部員達が可愛いくてしょうがないですね!私が好きな野球部員は①楠本②都澤(兄)③長谷川です。ダンジョンに雇われる…ダンジョンの中のひと 双見酔まくらダンジョンに雇われる冒険者、そして同僚(モンスター)たちとの心温まる交流とダンジョンの裏事情をゆるやかなリズムで描いた作品です。 久々に読む手が止められなくなる良作に出会えました。今後とも作者さんを応援したいと思います。 これはnice yuri. #1巻応援じょしまん。 吉田丸悠あうしぃ@カワイイマンガ前の方のクチコミでこの作品が「百合」かどうか断定されてなかったのですが、1巻最後まで読んでみたら、とても良い百合でした。 1話では、接点の無かったギャルと地味メガネ、二人のJKが漫画の師弟関係となり、更には苗字呼び捨ての友人関係へと進みます。私はここまでで、この作品は「女性同士の尊い関係性物語=百合」になると信じて購入(勿論恋愛関係になるとは限らないので、かなり距離の近い親友=ロマンシスの可能性も高い)。 少女漫画家志望のギャルは、エロ漫画家である地味メガネのアシスタントをしながら、ネームのダメ出しをされる日々。創作に本気になればなるほど、互いを認めてゆき、心許す。いいですねエモいですねぇ……。 そしてラストのアレですよ。 もうこの物語、漫画家物語としても百合物語としても、尊いものになる予感しかないわけです。 漫画を「好き」という気持ち、プロの拘りと本気で取り組む事、真剣な創作現場と同志への思い……百合漫画としてでなくても、熱いものが充満しているこの作品、1巻にして至高。 それにしても、恋と性に踏み込めない二人がぶつかり合ったら……やっぱりそれは、百合なんでなかろうか?100%可愛い!人類を滅亡させてはいけません 高畑弓 蒲夕二名無し可愛い漫画! テンションの高いよつばとって感じですね リリンちゃんが宇宙人幼女なので普通の花火浴衣回の話もちょっとベターから逸れて違った感じになってる気がします!知性からユーモアが生まれる決してマネしないでください。 蛇蔵hysysk理系大学の日常を描きながら、合間にしっかり役立つ知識(ねじ山がつぶれたねじを回す方法とか、偉人のエピソードとか)が入ってくるので知らず知らずのうちに勉強になる。 普段使ってしまいがちなゆるふわな言葉に厳密さを求めるところなど、知性や技術力から生み出される飛び抜けたバカさ加減が面白く、しかもこういう人たちが実際にいるのがすごい(東大で作られてた柿ピーの柿とピーナッツを仕分けるロボットとか)。日本版『The Big Ban Theory』みたいな感じかも。NHKでドラマ化もされてたし。 手洗いのエピソードが新型コロナの流行で話題になったけど、巻を追うごとに理系的発想が会話やストーリーに馴染んでいったのでもっともっと続いて欲しかった。『天地創造デザイン部』も最高だけどね! https://twitter.com/nyorozo/status/1243478579402248192?s=20 経理の夏谷さん最新話読んで経理の夏谷さんはガマンできない 財政ろろ名無し※ネタバレを含むクチコミです。いま日本一行きたいバー今宵のよいこちゃん 松田舞名無し小4の女の子がカウンターに立って接客してくれるバーとか行きたすぎ… 宵子ちゃんが宿題してるところ見てるだけでもいい。本日のバーガー最終回読んで本日のバーガー 花形怜 才谷ウメタロウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 飛田漱先生〜〜!! これはいいファンタジー魔法使いの運び屋さん 飛田漱ななし※ネタバレを含むクチコミです。異世界転生のチート系神さまSHOPでチートの香り 金田正太郎 鈴木イゾ 佐々木さざめきさいろく他の異世界転生もののチート系をあまり知らないけど(正直流し読みしてしまって記憶にあんまり残ってないというのもある)本作も例に漏れずチートで「商品」を扱える感じ。 絵は上手いし女子も可愛いのだけどどうも最近の流行り絵柄は印象に残りづらいんだよなぁ…と本作も思ってしまう。 5巻まで出ていて完結していて、というところで手にとってみたが、砂漠の国っぽい雰囲気のキャラクターたちやヒロインなどは割と好みだし、物語もテンポや展開は悪くなかった。 終始上から目線な書き方になってしまったけど、悪くはなかったです。 転生モノあんま好きじゃないのですが最後までスッキリ読めて良かったかな。咲がまさかの男体化!?咲-Saki- re:KING’s TILE DRAW 小林立 極楽院櫻子名無し世にも珍しい男体化スピンオフ…!!電子書籍のあらすじに原作の『咲-Saki-』について一切書かれてないからスピンオフって気づかないまま読んでる人いそう。 やっぱ麻雀って女子高生より男子高校生の方がやってるイメージ強いから正直違和感はほぼなかった、すごい。 元々男性読者向けの作品であろう原作がどうして男体化することになったのかスゲー気になる。一体どの読者層狙ってるんだ。 生まれた以上避けて通れないひとりでしにたい カレー沢薫 ドネリー美咲さいろくこれは万人に、特に日本人の長男長女のための参考書だった。 カレー沢薫先生、ギャグ以外も描けるんですね… ギャグテイストではあるけれど、めちゃくちゃ重たい課題なだけにすごく読みやすく描かれていて助かります。超ためになります。 読んでる途中で親に連絡してしまう人がいっぱいいそう。 だってこんな事考えてなかったもの。知らなかった。 でも知らなかったで済まされないよ!読んで学ぼう、本当に。こういう時代だから、特に緊急事態宣言出てるから、ふたりソロキャンプ読むのは最高ふたりソロキャンプ 出端祐大名無しふたりソロキャンプを読んで「めしぬま」読んでめしぬま。 あみだむく名無し飯沼と結婚したら 何でもおいしく 食べてくれるから 最高だと思う 「この会社に好きな人がいます」最新話を読んでこの会社に好きな人がいます 榎本あかまる名無し※ネタバレを含むクチコミです。たとえ世界が終わっても変わらないもの世界が終わったあとの漫画家と編集者 さのさくらnyaeおそらくなにかウイルス的なもので世の中が荒廃し、多くの人が亡くなってしまった世界で、生き残った人たちがどう生きるか。 それは意外と、いまと変わらないかもしれない? 主人公の漫画家志望の女性・真野さんと、編集者の男性・K澤さんがひたすら連載を目指して打ち合わせをしているところが描かれます。しかしネタを出すにも「もうそれはあるんだよな…」というものばかり。これ、今と対して変わらないな…?(そういう話の中に実在の作品名が出てきたりするのが笑える) ただ、ところどころになにか得体のしれない不安感は漂っていて、例えば編集のK澤さんの正体が謎なところ。漫画編集であることは間違いないようですが、意図的に顔を見せないように描かれているし、過去に何が秘密を持っていそう。そこが読んでいてずっとこわい。あとは、現在進行系でどんどん人が死んでいっているのが話の流れでわかること。 そういう世界観でありながら、ネタ出しのためにしてるふたりの会話が面白くて、感心する所も多いです。死生観について話しているところでは思わず「あ〜」という声が出た。 ページ数もあまり多くなくサクッと読めるのでおすすめしたい。<<350351352353354>>
※ネタバレを含むクチコミです。