おそらくなにかウイルス的なもので世の中が荒廃し、多くの人が亡くなってしまった世界で、生き残った人たちがどう生きるか。
それは意外と、いまと変わらないかもしれない?

主人公の漫画家志望の女性・真野さんと、編集者の男性・K澤さんがひたすら連載を目指して打ち合わせをしているところが描かれます。しかしネタを出すにも「もうそれはあるんだよな…」というものばかり。これ、今と対して変わらないな…?(そういう話の中に実在の作品名が出てきたりするのが笑える)

ただ、ところどころになにか得体のしれない不安感は漂っていて、例えば編集のK澤さんの正体が謎なところ。漫画編集であることは間違いないようですが、意図的に顔を見せないように描かれているし、過去に何が秘密を持っていそう。そこが読んでいてずっとこわい。あとは、現在進行系でどんどん人が死んでいっているのが話の流れでわかること。
そういう世界観でありながら、ネタ出しのためにしてるふたりの会話が面白くて、感心する所も多いです。死生観について話しているところでは思わず「あ〜」という声が出た

ページ数もあまり多くなくサクッと読めるのでおすすめしたい。

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せかいがおわったあとのまんがかとへんしゅうしゃ
世界が終わったあとの漫画家と編集者
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ただの飯フレです

ただの飯フレです

「セフレじゃなくて……メフレ!!!」ひとり外食ができないOL・春川。特に困ってはいないけど……最近なんだか、ごはんがつまらない。マッチングアプリで友達を探してみたけれど、来たのはヤリモクばかり。そんな通知にウンザリしていたある日、不思議な雰囲気の男性から連絡があって……? 平凡オトナ女子×爬虫類顔ピアス男子、肩肘張らない“お隣さん的キョリ感”の二人が探す「恋人」でも「セフレ」でもない“ちょうどいい”距離感とは――? マッチングアプリから始まった二人の、一味ちがうごはんマンガ――!!!

ログインできない

ログインできない

ログインできなくなったゲームの画面を眺めていた放課後、冬川は隣のクラスの委員長・春田に話しかけられた。ひょんなことからオンラインゲームでフレンドになった二人。親の離婚で、どこか他人と距離をおくようになっていた冬川は、距離感ゼロの春田に次第に惹かれていくが…。『JKさんちのサルトルさん』のさのさくらが描く特別読み切り!

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