青年マンガの感想・レビュー15394件<<322323324325326>>完全に表紙買いだったけどよかったないしょの予習 森井暁正名無しまず表紙がエロい。大事なことです。そして肝心な内容ですがこれまたよかったです。お互いに彼氏彼女がいる高校生の男女2人が本命と緊張しないように色んな予習をするという話なんですが、普通にキスシーンがエロかったりするだけじゃなくて、本命との関係が2人とも複雑なので単なる浮気だろ…と断言できないところが面白いです。作者さんは吉田基已と青山景がお好きらしいですが、この名前でピンと来られる方は多いはず。これは2巻で関係がどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になりますね。全てのギャルは良い手玉に取りたい黒木屋さん ポロロッカ天沢聖司最初の方だけちょっと読んでみた。黒木屋さんか元優等生なのかキュンとしますね…!ラブコメの相手役である正直男が(告白以外)グイグイで、平然と女子の胸に手を突っ込むところにシビれるあこがれるゥ!切なくも爽やかな感動を呼ぶ、リバーサイドストーリー花に問ひたまへ さそうあきらstarstarstarstarstarひさぴよ「ここは何もないところさ でもね 何があっても水が流してくれるのさーーー」 多摩川近郊の町を舞台に、視覚障害者の青年・一太郎と、生活に困窮する女性・ちはやの、二人の心の交流を描いた物語。 ヒロインである「ちはや」を通し、視覚障害者の現実を知ることができると同時に、ちはやが抱える生活環境の苦しさにも直面させられる。 ちはやの家は、母親が居なくなり父子家庭でアル中となった父親をちはやが世話をして、家計を支えるため、ひたすらに働けども貧しい状態から抜け出せない。心が荒みきって、他人を助ける余裕など全くない状況から物語が始まることからも、この『花に問ひたまへ』が視覚障害者側の綺麗事だけで描こうとしていないことが伺える。 1話目での一太郎と出会いは、非常に気まずいシーンとなっている。早朝、急いで仕事に向かうちはやが、鬼のような形相でエスカレーターを駆け上がって、一太郎の持つ白杖を蹴り落としてしまうのだ。罪悪感を感じながらも、何もせずに立ち去ってしまうちはや。その後、町中のコンビニで一太郎に”発見“されてしまい、彼の優しさによって、ちはやの心は徐々に変わり始める…。 私たちは、障害者の物語と言えば、助けられるのは障害者の役割だと決めつけがちだが、この物語において本質的に手を差し伸べられているのは、ヒロインのちはやの方である。視覚障害者である一太郎が、ちはやにとってのヒーローのような存在となっている事が、人は目だけでモノを見るわけではない、ということを体現しているように思う。 視覚障害者にしかわからないことも、綺麗事抜きで読者に伝わりやすいように描かれていて、リアリティを持って伝わってくる。ヒューマンドラマとしても、ラブストーリーとしても上質な作品でありながら、障害を持つ人たちの日常を考えるきっかけを与えてくれる作品でもある。 ※ちなみに、冒頭でアリの巣を覗いてるお婆さんは、さそうあきら珠玉短編集「子供の情景」に登場する人物だったりする美少女×粘液に騙されて読んでみてほしいナイショの戸黒さん 詩原ヒロ野愛わたしはゲロを吐く女の子がとても好きなので、開始数ページで戸黒さんに心奪われました。 思春期の真っ只中、かわいい女の子がゲロ吐いてるとこ見たらまかり間違って好きになっちゃうよな〜あらすじに書いてあった粘液がついた消しゴムってそういうことか〜と思っていたら、粘液ってそういうこと?戸黒さんはただの病弱な女の子って訳じゃない? と、さらに心を掴まれました。 なんてフェティッシュな作品なんだ…変な性癖に目覚めちゃったらどうしてくれるんだ…最高すぎます。 絵のシズル感がものすごいので、戸黒さんはめちゃくちゃかわいいですし、粘液の正体はめちゃくちゃ気持ちわるいですし、東海林くんとともに感情を揺さぶられること間違いなしです。 ギャグの感じが絶妙ふぐマン 徳弘正也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男主人公の竹田虎ノ助が性格で悩み、同僚のマッドサイエンティストに頼み虎の遺伝子を組み込もうとするが間違って虎フグの遺伝子が組み込まれる。 竹田虎ノ助と女性がらみの良い話が多いがマッドサイエンティストの木村昌也と所長の森河真一郎のボケとツッコミが最高だった。狂四郎2030のようなマンガを描ける作者が「真剣にギャグを描く」を言ってるだけあってすごいサイエンスギャグ漫画だった。本当に途中で終わったのが残念だ... ちばてつや先生の人生の名エピソードがたっぷり!あしあと ちばてつや追想短編集 ちばてつやstarstarstarstarstarかしこ満州引き揚げや赤い虫の話はひねもすのたり日記にも描いてあったので、ちばてつや先生ご自身が人生を語られる時に欠かせないエピソードなんだなと思いました。日本へ向かう船の中で友達のキョウちゃんが亡くなるシーンはやっぱり何度読んでも辛いし、編集さんとキャッチボールをしていたら体調が回復するシーンは何度読んでも面白いです。今回「トモガキ」を読んでちば先生がトキワ荘グループと交流するきっかけになった話を初めて知りました!めちゃめちゃ面白いですね!ちば先生がふざけて大怪我してしまい、石ノ森章太郎先生や赤塚不二夫先生らトキワ荘のメンバーが描きかけの原稿のペン入れと仕上げをしてくれることになるんですが、本当に「もう!ちば先生ったら何してるの!爆笑」みたいなふざけた理由で大怪我してて笑っちゃいました。でも一歩間違えば二度と漫画を描けなくなっていたような大怪我なのでヒヤリもしますが、笑いあり涙ありの素敵なエピソードでした。オリンピックの意味、そして表現とお金。オリンピア・キュクロス ヤマザキマリnyaeたぶん、2020年東京オリンピック開催が決まったことがこの連載が始まるきっかけになったと思うんですが、決して「オリンピック万歳!」的な内容ではなく、元は神に捧げる祭事であったところから、いかに経済効果を上げるかが目的となってきたこと、そしてアスリートは「国のために戦い、そして結果を出す」ことが当たり前になっているのは何故か、ということがメッセージのひとつとなってます。 メインのストーリーとしては、古代ギリシャの壺絵師を生業とするオタクの青年が、自分が好きなこと・やりたいことと他人に期待されることの違いに悩み、ひょんなことから様々な時代の日本へタイムスリップし(どっかで見たな)、スポーツをすることの意義やオリンピックのあり方、表現と感動、そして経済を学び、そしてそこで得た知識やアイデアを地元の村の繁栄に役立ててゆきます。 こうあるべきと押し付けるようなものではないですが、今はオリンピックに少し重きを置きすぎというか、お金や勝ち負けよりももっと優先してもいいことってあるんじゃないかな、という作者の願いが、とくにあとがきを読むことで伝わります。 確かに、選手たちはいちいち国を背負いすぎだし、他人に「夢と勇気」を与えることが目的なの変じゃない?君がやりたいからやってるんじゃないの?と個人的にも思います。 (全員がそうじゃないかもですが)好きで、楽しくて始めたはずのスポーツが、いつしか重圧になってしまい、結果を残さなければ存在意義すら失いかねない。 5巻の羽海野チカさんとの対談でもありましたが、世界的なスポーツ大会の舞台に立っている姿を見るだけで「偉い、尊い、優勝!」ってなっても良いはず。どんな結果であろうと選手に文句をつける人はそれなりの権利があるんでしょうね?という話です。 この漫画はまだ続いてますしどういう着地をするかは分かりませんが、オリンピックというものについて色々思うところがある人には読んで欲しいかなと思います。 普通の異世界漫画家かと思いきや…この世界は不完全すぎる 左藤真通名無し※ネタバレを含むクチコミです。久しぶりに読み返した黄門さま~助さんの憂鬱~ 徳弘正也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中読んでいたはずなんだがラストがどうなってたか全く覚えていなかったので読み返した。内容としては「水戸光圀の諸国漫遊世直し」がベースでその実態は光圀のスリルを味わうための旅で、その旅に主人公が助さんとして加わる。 水戸光圀がクズなのか良い奴なのかも掴みきれない感じでシリアスな話でも適度のギャグやツッコミが入るので読みやすかった。きっとこれは純粋な恋の物語 #1巻応援一人暮らし、熱を出す。恋を知る。 だーくsogor25クリスマスの夜に熱を出し、会社を休むことになってしまったサラリーマンの井上。 1人家で寝込む孤独に耐えきれず、体調不良についてSNSに投稿してしまった彼でしたが、見ず知らずのアカウントから連絡があり、朦朧としながらそのアカウントとやり取りをするうちに、そのアカウントの主であった金髪ギャル・が家に看病しに現れるという導入の作品です。 かなり変化球気味の導入から始まる作品で、その後も第1話の中だけでいろんな展開を見せるので、1話だけ読むとかなりトリッキーな作品に見えるかもしれません。 しかしながら、1巻を通して読んでみると(2人の出会いの特殊さを除けば)登場人物のすごく純粋な感情に溢れている恋物語だということが分かってきます。 万人に受け入れられる作品ではないかもしれませんが、刺さる人には刺さる内容だと思うので どういう作品か気になった人は是非単行本で読んでみてほしい作品です 1巻まで読了 胸糞が悪くなる怨み屋本舗 栗原正尚名無し金の為に個人的に恨みがある訳でもない人間を破滅、もしくは殺害しといて 依頼主に説教までかます主人公達に嫌悪感 主人公達が返り討ちに合って自ら殺して下さいと懇願する位の拷問される話の方が読者に受けそう 三つの歪み愛、交わる先の嘆息この愛を終わらせてくれないか 筒井いつきあうしぃ@カワイイマンガソゴールさんの1巻のクチコミで、この物語の不穏さがビシビシ伝わって来たので読んでみたのですが、4巻最後の最後までヤバかったです。 描かれる三人三様の歪み。その変遷の物語は、余りにも苦しすぎる。 女優である同級生・瞬(まどか)を崇拝する隠キャ・柚。彼女の偏執的な崇拝心は、その後、瞬の親友・幸子との「入れ替わり」を機に、迷走を始めます。瞬に振り回され、幸子とぶつかる柚の「らしくない」迷走の痛々しさ。 柚に罵られながらも手を差し伸べられる幸子。彼女の苦しみは、一言で言えば「永遠の罰」。この絶望感が、私には一番理解できました。 一方、最もゾッとするのが、瞬が抱える「コミュニケーション不全」。かなりずれている愛に、私の理解がとても及ばない。 三者三様の歪みの形は、それぞれに作用し合って感情の形を変え、一応の決着を見ます。しかしラストを見ると、あぁ……と嘆息。 最終話のサブタイトルは「もう懲り懲りなんだって」。すごい漫画を読んだチ。―地球の運動について― 魚豊名無し※ネタバレを含むクチコミです。 課長の寿命が縮みそうな激辛グルメ漫画激辛課長 前田悠明太子読切から見事、連載を勝ち取った新たなグルメ漫画。その名も「激辛課長」…!読んでるだけで辛い! http://www.moae.jp/comic/reiwaproject/4 良い上司でいるために、辛いもの好きの部下・新城さんに合わせて激辛料理を食べる羽目になる課長。毎度天国からお迎えがきそうな勢いなので、食べるたびに寿命が縮まってるような気がします。 連載第1話のお店は、下北沢のマジックスパイス! https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13004603/ スープカレーの店で有名だけど、激辛料理の店としては認識していなかったな。自分は辛いものは苦手な方なので、間違っても試したりはしないですが… 「辛い」を表現するのにこんなバリエーションがあるのかという驚きで、少し興味が湧いてしまったのは否定できない。 読んだら激辛グルメに目覚めてしまうかも?地図にない場所とは#1巻応援地図にない場所 安藤ゆき六文銭『町田くんの世界』が控え目にいっても、スゴイ好きだったので、最新作待ってましたとばかりに読みました。 町田くんが無理しない等身大でいる感じがしましたが、 こちらの主人公・悠人は無理して大変なことになっている感じ。 頭の良い兄、イケメンの弟、そのどちらも中途半端なことに悩み、 はやくも人生終わったと絶望している。 中学生くらいだと、この2つが絶対的な価値基準になりがちですから、この悩みは共感できますね。 反面、天才と称されたバレリーナだったお隣のお姉さん・琥珀は、もう頑張る理由がないからと、怪我をしたと嘘をついてまで引退する。 頑張る理由…喜ばせたかった母親が亡くなったから。 何もかも捨てて才能以上のことをやっただけ、と言う姿は、プロの世界の厳しさを感じグッときました。 この対比が良いですね。 ただ、全く違うというわけではなく、ところどころお互い共感できている部分があるので接点がないわけじゃないのも良い。 根っこは同じなのかな?と思う。 自分の能力に限界を感じている悠人。 人生全てをかけていたバレエを辞めた琥珀。 それぞれ、今後何を目指すべきなのか、目指していくのか。 まだわからない。 二人が出会ったことで新しいスタートきった感じでしょうか。 「地図にない場所」というタイトルと相まって、今後(特に二人の関係性)が気になります。リアル飯からファンタジーを紡ぐ #読切応援お持ち帰りですか!? クマリネあうしぃ@カワイイマンガ『粉もんロード』でクマリネ先生が見せてくれたのは、シビアな現実に潜む胸踊る冒険譚でした。 危険で厳しい現実世界。でもそこには優しい人と美味しい飯がある。それで元気になるし、冒険できる。 『お持ち帰りですか!?』では、心を持て余した元戦場カメラマンが描かれる。女を取っ替え引っ替えする下衆な男。彼に複雑な思いを抱く編集者は、美味い飯を提供して彼に活力を与える。 二人のやっていることは芸能スクープ取り。どこまでも下衆だ。でも好きな飯を語る男、そして俊敏さを取り戻す男は魅力的だ。 飯を食うことは、大してお綺麗な事でもない事が語られる。綺麗事でない、生きている実感。飯をがっつく、味わう充実感。それだけのことで、バディはどこまでも輝ける。実際にあるお店の美味しい飯から、バディの下衆だけれど一級のファンタジーが生まれる。 いつか連載希望です! 絶対読んだほうが良い…!日本の新しい子育てバイブル。子育てアフロ田中 のりつけ雅春名無し結婚アフロ田中のたまにある子育て回をまとめた本作。 連載を読んでいて、毎回毎回感動してました。子育てのリアルがここにある、と…!たぶんツイッターなどでも度々話題になっていたかと思うのですが、それが1冊でまとめて読めるというのはかなり価値があると思います。 もちろんアフロ田中なので、笑いながら読めます、でも時に共感しすぎて泣けたりするかも。 妊娠、出産、子育てするにあたりバイブルと呼ばれる本っていくつかあると思うんですけど、今日からこの漫画もそのラインナップに入れるべきです。本気で言ってます!近づきすぎた偶像のリアル彼女のイデア 冬芽沙也あうしぃ@カワイイマンガ憧れの女優と偶々知り合ってしまった女子高生。二人が不器用に関係を築く物語は、互いの本心が見えてくる程、愛しくなる。 誰もが認める凛として華やかな女優の、誰にも見せない本性は、あけすけな様子が可愛らしい。しかし、それは崇拝している女子高生にとっては、触れたくないものだった。 何故か女優が向ける、信頼と親愛。自信の無さと偶像視が邪魔をして、それを受け止められない女子高生。しかし目の前の人への新たな感情は止められない。 薄汚い芸能界の人間模様は、二人の信頼関係を強固にする。二人がどうしようもなく接近する時の、甘やかさ。美麗な画面に増幅され、何度もときめいてしまう。 二人の幸せを祈りたくなる尊い百合漫画として、最高の作品だ。鬼ネタに外れなし!鬼門街 KARMA 永田晃一名無し鬼の力を手に入れた主人公が父親を殺されかけ、復讐するというわりとありそうな展開とネタ。 でも面白い、試し読みのつもりがすでに3巻まで読んでしまいました。 「デスノート」とか「亜人」に近い気がします。 能力ものだけど後ろにスタンドのように一人一人鬼がいて、その鬼付き同士が戦い始めます。 互いにどんな鬼の力を持ってるかわからないので騙し騙されの要素もあって面白い!KARUMAでない無印の方を読んでいないのですがこっちだけでも面白く読めちゃってます。 やっぱり鬼ネタにハズレなし!そう思います。 張り込み飯 with 元戦場カメラマンお持ち帰りですか!? クマリネ名無し張り込み中に食べるご飯がメチャクチャ美味しそう!・・・なんだけど、新人記者の主人公と十五が男女の関係になりそうな気配や十五の壮絶な戦場での体験といったご飯以外の他の部分の主張が強すぎて、「うまそ〜!」っていう気持ちがあっという間に霧散した・・・。個人的にはもうちょっとご飯に集中させてほしい世界の変化を感じる作品はっぴーえんど-新型コロナ編- 魚戸おさむ 大津秀一ナベテツ去年完結した作品ですが、短期集中連載で戻って来ました。 コロナ禍において終末医療のあり方も変わるのでしょうが、4回の集中連載で、我々にも起こり得るであろう物語を提示してくれていました。 この1年、世界は大きく変わりました。望んだ結果ではなくても、無縁でいられた人間は皆無でしょうし、大袈裟ではなく生き方や死に方に関わることでした。 コロナに関わらず、最終章では選択を突きつけられる。そのことを考える、少しだけ早いかもしれない教材かもしれませんが、きっと得るものがあるんじゃないかと思います。 今だからこそ、考えるテキストとして素晴らしいタイトルだと感じました。これは憑かれたい貧乏神…!!貧々福々ナズナさま! 稲葉そーへー名無しYJ41号から連載スタートした稲葉そーへー先生の新連載!! 「主人公・孝雄に憑いた貧乏神のナズナ様は、何かが壊れるという対価と引き換えに願いを叶えてくれる。叶った願いに対し、孝雄が『福あり(※幸せ)』と感じた分だけナズナ様は手帳にハンコを推すことができ、それが貯まると福の神になれる」というあらすじ。 満員電車で寄っかかってきたオッサンをすっ転ばしたらめっちゃハンコ貯まったの笑いました。 ナズナ様のノリがしらたまくんの葵ちゃんに似てて可愛い…!癒やされます。ヤンジャンを読む楽しみが増えました。 【第1話】 https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156688890478 自殺島の前日譚無法島 森恒二六文銭自殺島が好きだったので本作も最新刊(2021年4月現在の最新4巻)まで読了。 読んだ感想は・・・自殺島とほぼイコールですね。 自殺島が自殺志願者が集まったのに対し、凶悪犯のみが集められている設定。 また、主人公が、元々野球で基礎体力があるのも前回とは異なる点かな。ポテンシャルがこちらのほうが高い。 ただ相変わらず、この島でヒャッハーする輩がいて、主人公たちと相対していき、自分たちは自分たちのコミュニティで根をはっていく流れ。 どちらかというと自殺島の、漁したり狩猟したりのサバイバル部分が好きだったので、本作はそれよりも抗争が多めで(まぁ、無法島なので)全体的にちょっと重めですね。 主人公は冤罪ですが、他の登場人物は色々抱えてここに来ているので、それに悩み苦しむ感じなど暗い展開が多いです。 ただ、段々と、主人公に無実の罪をなすりつけた張本人がでてきたり、抗争相手のジンボ組織が内紛で瓦解しかけてきたりと、物語が大きく動きはじめた感じがあるので、今後が更に楽しみになってきましたね。 自殺島とどうつながっていくのかな? 自殺島で使っていた道具が、実はこの作品の〇〇とかだったら胸アツですね。 島耕作シリーズの中で一番好き島耕作の優雅な1日 弘兼憲史霧兵衛良かった点 ・バブル時代の雰囲気と超うまそうな店の紹介と映画の紹介がメインの漫画 ・一昔前の名店/名画を知ることができる 総評 ・作者の弘兼憲史が書く飯漫画がどれもうまそう。この辺の知識が黄昏流星群の料理回に反映されているのかな<<322323324325326>>
まず表紙がエロい。大事なことです。そして肝心な内容ですがこれまたよかったです。お互いに彼氏彼女がいる高校生の男女2人が本命と緊張しないように色んな予習をするという話なんですが、普通にキスシーンがエロかったりするだけじゃなくて、本命との関係が2人とも複雑なので単なる浮気だろ…と断言できないところが面白いです。作者さんは吉田基已と青山景がお好きらしいですが、この名前でピンと来られる方は多いはず。これは2巻で関係がどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になりますね。