青年マンガの感想・レビュー15392件<<298299300301302>>辛辣系沖縄シュノーケリング #推しを3行で推す海色マーチ ミナミトあうしぃ@カワイイマンガ①沖縄でシュノーケリングに興じる中二女子達の夏。 ②考え無し女子×毒舌女子の遣り取りはカワイイ絵の割に辛辣だけど、漫才を見ているような笑いが。 ③沖縄の美しい海や魚と共にシュノーケリングの楽しさも、危険も描いていて充実している。 #マンバ読書会 #推しを3行で推す心温まる宇佐美ファミリーのお話。転がる姉弟 森つぶみPom ファミリーの話に私は弱い。。 胸にくるものが、考えさせられるものがある。 特に私は、祖父母の回にグッときました。 このご時世で気軽に会えなくなった自分の家族を思い出すような優しい漫画だなと思います。 父の再婚相手の連れ子の光志郎と父の娘、みなとが姉弟になっていく過程もとても良い。 優しさが溢れる、心がゆっくりと温かくなる素敵なお話でした。たまに読み返したくなる獣国志 ルノアール兄弟starstarstarstarstarマンガトリツカレ男一見三国志っぽい感じはするけど登場人物の名前だけ特に三国志は関係ない。劉備は人間だが、関羽はセントバーナード、張飛はセイウチ、曹操は学生、孫策はとある業界の革命児、周瑜はリスというよくわからない構成で劉備/曹操/孫策が自分自身の野望のために戦い続けるがよくわからない感じで終わってしまった。何回読んでも内容を覚えていないので毎回新鮮な気持ちで楽しめる 後ろの方に「ルノアール兄弟」の昔のマンガも掲載されている楠木ひかるさんって、、芭蕉と曾良と○○と 楠木ひかる若林 はる絵がかわいいのとイケメン、、、、 ひかるさんのえがらすきー ディザインズ好きな人話そうディザインズ 五十嵐大介名無しとにかく絵がかっこいいからいつまでも眺めてられる。話も説明的じゃないのがいい。僕は影響されてボールペンで絵を描き始めました。天才博士!美女スパイ! そしてTVゲーム!!!ユッカ 祥人サミアド※ネタバレを含むクチコミです。不幸につけ込む悪夢の「偽装家族」ナイトメア・ファミリー 七野ワビせんnyaeポップな絵で救いようのない悪夢を描きますよね。 主人公の美月はどこかで拾った子供のキキとぺぺと引き連れて、不幸せな家を狙って宗教の勧誘。自身が崇拝する月人様のために言葉巧みに入会まで誘います。 美月の正体はゲスい宗教家ですが、キキとぺぺのことは道具くらいにしか思ってないのかと思いきや、まだ幼いふたりを献身的に世話する様子はとてもじゃないけど悪夢とはかけ離れている。まるで本物の家族のよう。 胸糞とは言い切れない、なんともいえない空気だけど魅入ってしまう漫画です…! ハレムを舞台に描かれるエキゾチック・ロマンオダリスク 市川ラク名無しアスマンスカヤ帝国のハレムには、皇帝(スルタン)に貢がれた女奴隷(オダリスク)たちが暮らしている。 彼女らが「出世」するときには、皇帝のお夜伽の相手をし、世継ぎを産むという使命を果たさなければなりません。 オダリスクの1人・マハスティは、男子禁制のハレムに唯一出入りできる宦官(去勢された男性)と秘密の恋をしていましたが、ある日スルタンのお夜伽の相手として選ばれてしまう、という第1話。 奴隷という立場でありながら、恵まれた環境のハレム。しかし、課せられた使命に背くことはできない。マハスティが犯した罪がこのあとの話ででどう展開するのかヒヤヒヤするものの、絵と世界観の美しさ、そしてマハスティと宦官長の絡みのエロスに夢中です。ラブレターのダメ出しから始まるギャグ漫画ラブレター筆記学 時田夏名名無し片思いをしている水島君の下駄箱にラブレターを入れたら「お前のラブレターは35点だ」と切り捨てられてしまったが、今度は主人公の下駄箱にまるで進研ゼミ漫画のような「ラブレター筆記学」の販促DMが水島君から届き、主人公が水島君からラブレター筆記学を学ぶことになるギャグ漫画。面白いのに今回は電子版にしか載らないのか…!絵の拙さはあるけど、誰が読んでも「フフッ」ってなっちゃうと思うなぁ〜!次回作も楽しみにしてます。寄って撮って仲良くなる! #1巻応援ぱち☆ もいろみあうしぃ@カワイイマンガ慣れないうちは人物撮影って恥ずかしくて、それを拗らせてしまう気持ち分かるなぁ、と懐かしい気持ちになりました。 スマホで写真を撮るのが好きなロモと、一眼レフを持つが人を撮るのが苦手な硝子(れんず)。ロモが硝子にぐいぐい迫り、関係を構築しながら、インスタントカメラ好きな名月、モデル志望でスタイリストの腕があるめぐの女子四人で同好会設立。 四人それぞれの興味は、早速硝子がロモを撮影するくだりで上手く噛み合い始めます。今後、四人がどんな撮影を見せてくれるのか楽しみです。 硝子の心の変化は、ロモを撮影するスタイルに表れます。人物撮影でよく言われるのは、モデルとの心の距離感。友人になりたての二人が見せる撮影の試行錯誤は、技術に留まらない関係性の試行錯誤。硝子の心の動きに、私の中の陰キャが喜んでしまいます。 カワイイ絵と美しい光景。実在の場所をもじった舞台、写真やカメラの話題(硝子のカメラのメーカーにワイ狂喜乱舞)、さらにロモと硝子のフルネームまでネタは豊富。何より撮りたい写真への拘りがすでに見えて、メンバーそれぞれの成長が楽しみな作品でもあります。 カメラマニアとしては、スマホが優秀なのは認める。 「クーの世界」読んでみたクーの世界 小田ひで次かしこ※ネタバレを含むクチコミです。仏教世界を垣間見るようだ…K 谷口ジロー 遠崎史朗名無し登山趣味だったんですがコロナ禍により登れていません。 気持ちだけでも山漫画読みたいな〜と漁りはじめました! 山漫画なんですがもはや仏教の世界を覗いている気分になりますね。集中し、耐え、生きて帰れないかもしれないのに山へと登り続ける…。 作中K(ケイ)は神のように扱われますが本人の考えることは登山家としてどう対処するか、それだけ。 そしてだいたい山で滑落してしまった、もしくは動けなくなった登山者を助けることだけを目標に動いている。 ストイックすぎます! 感動と緊張と達成感が伝わってくる作品。 名作でした。ムーコじゃないけどムーコみたいな犬と飼い主、そして猫きりもやびより みずしな孝之名無しムーコの次の新連載も、犬!しかもでかい!まっしろもふもふ。名前はモヤ。グレート・ピレニーズという犬種らしいです。 飼い主は絵本作家でいつも締切に追われているひよりさん。 そしてモヤに遊ぼう攻撃を受けてブチ切れる猫のキリさんの3人ぐらしを描いた漫画です。 ひよりさんに「おっきい赤ちゃん」と呼ばれているモヤ、犬好きにはたまらなく可愛いです(飼うのは大変そうです)。 心を持たない連続殺人鬼「脳男」をめぐ…脳男 外薗昌也 首藤瓜於名無し心を持たない連続殺人鬼「脳男」をめぐるサスペンス・アクション。原作未読ながら、コミカライズが外薗昌也というのは最適だと思える内容だった。代表作「犬神」のように、人を超越した存在がいて、純粋で真っ直ぐな人物と出会って心を開いてくみたいな関係を描くのが上手い。脳男と女医さんの会話シーンは全部好き。1巻で終わりなのがちょっと勿体ない。2巻くらいの長さにしてればもっと面白くなってた気がする。 かわいい☆ホラーかわいい☆ 紀ノ目starstarstarstarstar_bordernyae※ネタバレを含むクチコミです。短いけど抜群におもしろい #読切応援ピカピカ 西村野道名無しハルタがやってる新人賞「八咫烏杯」受賞作。 最新号に載っている3作の中で、ダントツに短い作品だったんですけど個人的にはいちばん好きでした。どこにでもある日常風景の中に、とんでもない非日常が唐突に現れるんですけど、その描き方が上手いな〜と素人ながらに感心してしまいました。絵もとても上手いと思います。 小説家と"猫又"のドタバタ同居コメディ🐾猫のまにまに 宇島葉名無し作者の4年半ぶりの連載らしいです。 弱っている猫を拾ったら、じつは猫又だった、という話です。しかし、その猫又は同情を買うために弱ったふりをしていた上に、人間の姿に变化もできる。自分を可愛いと信じて疑わず(確かに可愛いことには違いない)、主人公の真田尾さんは困惑するばかり…でもまんざらでもなさそう。 多忙で真面目な小説家さんと、自由奔放な猫又ちゃんのドタバタ同居コメディです。作者が初めてLINEマンガで連載した短編集幻怪地帯 伊藤潤二名無しあとがきを読んで知ったのですが、作者が初めてLINEマンガで連載したものをまとめた短編集らしいです。LINEマンガで連載したことによって何が今までと変わるかというと、紙の雑誌と違い電子ではページ数の制限がない。それにより、ネーム制作時にページ数に合わせて内容を削ったりする必要がなく、胸躍ったとのこと。 だからといってものすごく長いものが出来上がっているわけでもないですが、そういう意味ではこれまでの中でものびのびと描かれた作品ということになるのかなと思いました。 ただあとがきのなかでも言及されていますが、好きなページ数でのびのびと描いたら面白くなるのかというと、そうとも限らないですよね。漫画って難しい。すごい伊藤潤二オタクみたいな人が読んだらなにか思うところがあるのかは気になります。個人的には4編全部面白かったですけど。 面白いというか、伊藤潤二作品を読んでて常々思うのは「読みやすい」ということ。この短編集とかとくに、表紙があまりキャッチーじゃないので表紙だけ見て買う人ってそんなに多くないのかなと勝手に思ってます。だけど、実際に読むとその読みやすさに驚きます。 最後の「まどろみ」がいちばん好きです。男の子×男の子?変 奥浩哉starstarstarstarstar_borderかしこ身長2mのイケメン男子高校生・鈴木一郎が、女の子みたいに可愛い同級生の男の子・佐藤ゆうきに恋しちゃうラブコメ。1巻から面白かった。マジで一瞬で読み終わった。佐藤が可愛くてたまんないし、鈴木が佐藤に異常にメロメロで変な言動ばっかりしてるから何やっても面白くて笑ってばかりだった。ただ最終回があまりにも呆気なく終わるのにはびっくりした。だから次作の「HEN」にも出てきて大団円的なエンディングを迎えるのかぁと納得した。やっぱり両方とも読まないとダメなやつだったんだ。 連載前の読み切りも収録されてて「変」と「HEN」の元になった作品もあった。奥先生が山本直樹先生のアシスタントをしていたことは知ってたけど、超初期の作品は大友克洋っぽいのは知らなかった。デビュー時からこんなに絵が上手いなんて…!どの作品もタイトルが漢字一文字(「糸」とか「缶」とか)なのがまたカッコいいです。 ややずぼら優勢な #1巻応援ずぼら先輩とまじめちゃん 東385あうしぃ@カワイイマンガいい加減な人が羨ましい。あなたこれちゃんとしてるの誰だか分かってる?と言いつつ憎めなくて何かと手を貸してしまう……そんな関係性をこの作品では、コミカルに楽しく描いています。 同じ会社の新卒・まじめちゃんと三年目のずぼら先輩。ずぼら先輩はとにかくだらしなくて、隣の部屋に住むまじめちゃんは何とか先輩をきちんとさせるべく、奮闘する。 百合マンガで例えると『2DK、Gペン、目覚まし時計。』の、奈々美ちゃんがかえちゃんを甲斐甲斐しくお世話するシーンだけをギュッと詰め込んだ感じ。ずぼら先輩に洗脳されつつ惹かれてしまうまじめちゃんがやや劣勢な感じですが、まじめちゃんにすっかり寄りかかり安心しているずぼら先輩の感情も愛らしい。 読む人は、どちらに感情移入するのだろう……かく言う私はまじめちゃんの気持ちが分かりつつ、部屋の中ではパンイチで過ごしたいずぼら先輩の気持ちもよく分かる、複雑な百合男子心なのでした。 (百合マンガだと『社畜さんと家出少女』とかも近い感じです)耽美が炸裂している山田章博初期作品集人魚變生 山田章博名無し帯にも書いてありましたがデビュー作である『ぱだんぱだん』が読めるのがセールスポイントなのかな。9pしかないのに危険な女とそれに惹かれる男、という世界観が完成していてすごいです。 個人的に一番好きだったのは表題作の「人魚變生」(「へんしょう」と読む)。船医の男が船上で人魚を捕まえた話をバーで怪しげな人物(女とも男ともわからないところが素敵!)に語るところから始まるのですが、白黒でバチッと、それでいて艶かしくやわらかな絵作りに一気に引き込まれてしまいました。人魚の美しさ、読んでくれとしか言えない。 繊細な画面がずっと味わえる素晴らしい読書体験でした。フィクションが粛清された世界とは…伽と遊撃 有間しのぶ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 女の子×女の子HEN 奥浩哉かしこモデル業もこなす超絶美人だけど性格が悪い女子高生・吉田ちずるが、小動物のように可憐な転校生・山田あずみに恋しちゃうラブコメ。3巻くらいから面白くなってきてそこからは一気でした。何でもあり!な展開が楽しかったです。でもクライマックスで前作「変」のキャラクター達が当たり前のようにストーリーに合流してくるので、読む順番を間違えたことを後悔しました…。読んでなくても面白かったけど、これを読んだら「変」を読まずにはいられないと思います。ままならぬ二人の銀塩生活 #1巻応援ぎんしお少々 若鶏にこみあうしぃ@カワイイマンガカメラ趣味には大きく二つの指向がある。一つは最新の機材で厳密な撮影を行う指向、もう一つはゆるさや味わいを求める指向。この作品の指向は、後者。 この作品に登場するのはフィルムカメラ。主人公が別れの間際に姉から貰ったのは、トイカメラと呼ばれる物。トイ=おもちゃだが、撮るのが簡単という訳では無い。普通のカメラに慣れていると戸惑う代物で、失敗も多く……というのは作中の通り。 ままならないこのカメラを託された高校生の妹は、入学の桜の下で美少女と出会う。 性格の明暗はあるものの、二人ともどこか不器用。二人の会話の拙さ、思いが言葉にならない感じは、もどかしいが自分の普段の会話を見ている気がする。 二人は撮る/撮られるの関係性を通じて仲をじんわりと深めていく。この二人にそれぞれの、離れて暮らしている姉を加えた四者の関係は、「離れている」事で色々な事が少しずつ繋がったり、分かったりするのが面白い。 それぞれが心に抱える「ままならなさ」と、フィルムカメラの微妙な間・もどかしさ・味わい・待つ楽しみなどが絡み合い、そのもどかしさがクセになるような、不思議で楽しい読み味だった。<<298299300301302>>
①沖縄でシュノーケリングに興じる中二女子達の夏。 ②考え無し女子×毒舌女子の遣り取りはカワイイ絵の割に辛辣だけど、漫才を見ているような笑いが。 ③沖縄の美しい海や魚と共にシュノーケリングの楽しさも、危険も描いていて充実している。 #マンバ読書会 #推しを3行で推す