青年マンガの感想・レビュー15380件<<118119120121122>>いきなり!1カ月大阪西成ドヤ街生活西成ユートピア ワダユウキ 國友公司名無し※ネタバレを含むクチコミです。校庭の宇宙人校庭の宇宙人 コンドウ十画starstarstarstarstar名無し本当に感動しました。 表し方がすごく上手く、何度も読み返したくなる作品です。 校庭と宇宙人という一見何の関連のない単語同士を合わせて描くのが天才だなと思いました。 特に意外な展開で読者の涙腺を崩壊させてくるところが素晴らしいなと思いました。年1ペースだけど24巻が出たぞーセントールの悩み 村山慶さいろく24巻が出た。 時事ネタっぽくジェンダーの話が出てきた。 だがそれが逆に違和感があるぐらいに本作は元々センシティブなのだ、そういう目で見るなという方が無理である(エロいとは一言も言っていない) 色んな性癖が拗れる人を産出しているであろう本作、昔は奇異の目で見られていたかもしれないが今は「命は皆平等である」または平等であるべき、というメッセージが感じられる(勝手な解釈です) 私は委員長が「妹たちを幸せにするのは自分自身のエゴだ」と言うシーンが印象に残っていた。 主人公のセントールよりもモブ達が人気あるんじゃないかなという気がする、そんな亜人JC(JK)達の物語。感想バンパイアハンターD 菊地秀行 鷹木骰子名無し北海魔行の下巻の作画が悪くなりますが良い 続きが気になるし、怖い!変な家 雨穴 綾野暁名無し※ネタバレを含むクチコミです。マンガで楽しむ干将・莫耶無名の剣 中国幻想選 鮫島圓兎来栄寿『蓬莱トリビュート 中国怪奇幻想選』に始まり、『竜王の娘 中国幻想選』、『狐の掟 中国幻想選』に続く中国古典が原作となるシリーズの最新巻が1年半ぶりに発売となりました。 「無名の剣」(原作:『捜神記』) 「母大蟲」(原作:『萬暦野獲編』) 「僧侠」(原作:『西陽雑俎』) 「弓勝負」(原作:『朝野僉載』) 「怖がりの老師」(原作:『閲微草堂筆記』) 「ある男の善行」(原作:『閲微草堂筆記』) の6編が収録されています(「僧侠」、「怖がりの老師」は『蓬莱トリビュート』からの再録)。 中国古典を原典に忠実にコミカライズするのではなく、大胆な解釈と現代風アレンジを施して提供する有名作といえば何と言っても『封神演義』ですが、鮫島さんのマンガ力の高さや魅力的な絵はまるで短編で『封神演義』的なことをやり続けているような感覚です。 本巻で個人的に最も好きなのは、表題作にもなっている「無名の剣」。古典やRPGなどが好きな方であれば、一度は耳にしたことがあるであろう名剣干将・莫耶にまつわるお話です。『捜神記』を原作にした本作は、旅人と楚王とのやり取りに改変があり屈指の見どころとなっています。とりわけその時の旅人の表情が、鮫島さんの味がよく出ており堪りません。 「母大蟲」の、傍若無人ヒロインぶりも現代的な感じで呈されると人気の出そうなキャラだなあと思います。スナック感覚で殺される方はたまったものではないでしょうけれど。 「弓勝負」は二編に分割されており片方は「督君謀と王霊智」、もう片方は「飛衛と紀昌」。師弟の在り方が対比的なふたつが並べられることで、単独でも楽しめる作品の味わいが相乗効果で増しています。紀昌と飛衛は、中島敦の「名人伝」でも有名な弓の名手ですが、贅沢を言えば不射之射のところまで鮫島さんの絵で見てみたかったです。 「ある男の善行」は、白無常・黒無常のデザインがひたすら好きです。 このシリーズを期に中国古典に興味が出る人もきっと多いでしょうし、意義のあるコミカライズだと思います。特に中国古典に強い興味がない人でも純粋に現代のエンターテインメントとして楽しめますし、その深奥には何百年・何千年経っても色褪せず残り続けるであろう人間世界における真理や普遍性が宿っているので、一度手にとって見てはいかがでしょうか。あか抜けない雰囲気をした親戚のお姉ちゃん噓をつく人 史セツキstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ親戚のお姉ちゃんが、突然家にやってきた。 このことを、他の人には話しては行けないと親はいう。 お姉ちゃんの登場を境に、主人公の男の子の生活は大きく変わり始める。 そんなあらすじです。 詳細としては、学校の授業で、「中国では一人っ子政策を行っています」と習った政策について、実情の一部を描いた漫画です。 とはいえ、学校の授業で習ったときも「農村部では二人でもOKで、都会だけ一人だった」とか「それでも産む人はいた」とか、いろいろ聞いた気がするものの、よく覚えていないので調べてみたら、広大な中国ではケースバイケースが多いと判明しさらにわからなくなってきたので、「実情の一部」と書きました。 どうやら、制度的には二人目を産めなくはないけど、産んだとバレたら夫婦の給料がカット(税金が増える)されたり、病院やらなんやらでの費用が増えたり、産んだと公に知られた場合の不利益がものすごかったようで、それで一人だけということだったみたいです。 作中でも、大人がひそひそ話し合っているシーンが出てきます。 さらに地域や年代でも、いろいろ条件が変わるようです。 作中のように、20年近く前の都市部だと、厳しかったのでしょうか。 表面的な理解をするのも少し大変なのですが、皆幸あれ!と思わず願ってしまう漫画です。 復讐の連鎖か、それ以上なのか #1巻応援最果てに惑う モモヤマハト兎来栄寿成年向け雑誌でも一般誌でも活躍しているモモヤマハトさんによる一般誌最新作。 モモヤマハトさんは何と言っても心を抉るような展開を得意としていますし、本作も1話からそういった方向へと疾駆していく設定です。 7年前に最愛の妹である由里が強姦され自殺してしまったことを受け、犯人である塾講師を殺して刑務所に入っていた主人公・一馬。出所後、既に生きていることに未練はなく、すぐに由里のもとへ行こうと思っていたところで殺した男の娘と思しき少女・椎花と出逢い関係を持ち始めていきます。 死ぬつもりだったにも関わらず母親からは 「あなたは十分苦しんだ これからは自分の幸せだけを考えなさい また家族で一緒に頑張っていこう」 と精一杯の笑顔で生を願われ、そして自分が憎むべき仇であろう椎花と逢って精神がグチャグチャになる主人公とその行く末が見どころです。椎花は椎花で他にもいろいろな背景があり、どこに進むにしても地獄。 今回は表紙絵も綺麗で売れ感もありますし、モモヤマハトさんのラフな線が重なって味になっている絵が好きです。 精神的なダメージを負うのはほほ確実としても、サスペンスとして続きが気になる構成です。今までの作品が好きだった方も、そうでない方にもお薦めします。小さきものたちの世界ハクメイとミコチ 樫木祐人starstarstarstarstar_borderゆゆゆかわいらしい絵柄、身長9cmの小人たち、虫が新聞配達に、乗り物に、小さいはずの野菜が大きく見えて、小人だから子供のように思っていたら飲酒や喫煙も有りで。 「ハクメイとミコチ」は、日常系というか、絵本というか、不思議なテンポで綴られる、小さきものたちの世界。 ほのぼのしていて、よく書き込まれたコマからさらに小さな人たちの世界が伝わってきて、すごく良いです。 どのくらい良いかというと、現在11巻も刊行されているのに、最新刊でもAmazonのレビューはそのぶれない世界観や絵柄、そして作風を褒め称える方々が多いほどです。 お好きな方は一度読んだら沼にズブズブです。 おすすめです。姪っ子大好きな叔父さんと叔父さんが大好きな二人の生活かわいすぎる人よ! 綿野マイコstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi題名通り、かわいい二人。可愛くてきれいな叔父さんはメイちゃんの自慢だし可愛くて優しいメイちゃんは、叔父さんの自慢。ほっこりしててでもギャグっぽさもあって面白い。過去になにかありそうだけど・・続きが気になる ブラックすぎるこの会社・・フレンドリーな取り立て屋さん きたみまゆ ロキチキンstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi突然、見た目チンピラな人が会社に乗り込んで来たと思いきや、コンクリート詰めにされて鎮められるとしたらどの海がいい?って超フレンドリーに聞かれてもそりゃ困る(笑)理不尽な上司に一喝したりと一風変わった取り立てやさん。試し読み部分だけだけど続きがどうなるのか楽しみ。 Verhalen van meisjes.すいんぐ!! 佐倉おりこElsa Raisanen楽しめる以外の何物でもない、表層的な作品である。 作者が繊細さを武器に読者を自由に操り、自分のこだわりや排除を押し付けるのは悲しいことです。 作者の軽薄で執拗な思いつきや押しつけが、読者や登場人物に命を吹き込まない一体の人形のようでありつづければ、それは悲しく残念なだけです。美味しく食べてる姿は可愛い!!先輩、美味しいですか? みかん氏starstarstarstar_borderstar_borderママ子女の子っぽいご飯って女子中高生が気にしそうなワードだなぁ。 しょっぱい茶色いご飯は美味しい!正義だ!! 男性に興味がなく、美味しいご飯が大好きな主人公。 しつこい同級生に彼氏を紹介するつもりが、手違いで彼女として美しい先輩を紹介することに。 謎めいた先輩と食事したり、お料理したり。 偽装のお付き合いだけど先輩には隠し事があるみたい。 ゆりゆりしたお二方のやいとり、ほわほわしてる中にも緊張感がありドキドキです 思い込み激しすぎ、イタ嬢メガロザリア みやまるんstarstarstarstar_borderstar_borderママ子読んでいくと表紙に納得。 親に捨てられ孤児院でも酷い仕打ち。 逃げ出して、なんとか生きて来たのに食べ物を盗んだことがばれて投獄される。 そこで魔女と出会い、人生が一変。 何もかもがうまくいくことで運命に味方されてると思い込む。 目的に合わない、邪魔になると少しでも思った人は容赦なく切り捨て殺していく。 こんなに不審死が続いてバレないわけがない。 この先どうなりますやら。幕末博徒譚 #1巻応援真剣にシす 盛田賢司 グループSNE 河端ジュン一 西岡拓哉兎来栄寿皆さん、ギャンブルマンガは好きですか。私は好きです。時に命や命以上のものを賭け、知力を尽くしてバチバチにぶつかり合う様は手に汗握ります。 本作は、幕末を舞台にしたギャンブルマンガ。主人公の医者・夜市(やいち)が「天下博徒御前仕合」に出る権利を持つ博徒の最高峰「真剣士」を目指し、1万両献上の条件を達成すべく江戸時代に実際に行える賭博勝負がテンポよく次々と行われていきます。 ギャンブルにつきもののイカサマももちろんありますし、一方で心理戦に偏った勝負もあり見応えがあります。1巻ではサイコロや花札といったメジャーなものもあれば、ちょっと奇抜な種目も。 ギャンブルマンガでよくあるのが相手を暴の力で圧倒して不戦勝にするか負けても反故にしてしまえば良いのでは? という状況。それをケアした上で外連味とエンタメ性を最大限に与えた『嘘喰い』という先達もいますが、本作でも博打で負けた相手の武力行使に対しては用心棒の左門次といういぶし銀なサブキャラクターを配置することで上手く解決しています。普段は好々爺然としていながら、いざというときの格好良さたるや。『青色ストライプ』好きだったマンとしては、森田賢司さんの真剣での殺陣の良さに感じ入ります。 今後も色々な江戸時代ならではの博打が出てくると思いますし、「天下博徒御前仕合」に出てくる真剣士たち、あるいは外ツ国の者たちとの勝負はこれまで以上に熱くなるはずなので期待しています。ロボット的な近未来ファンタジー?メカニカル バディ ユニバース 加藤拓弐starstarstarstarstar_borderゆゆゆアンドロイドに育てられた少年と、その育て親のアンドロイド、そして周囲の人達のお話です。 メカニカルの発達は現実世界を上回っているようで、さまざまなメカニカルなバディがでてきます。 育て親のアンドロイドは、赤ちゃんがロボットフェイスを怖がるからと、女性の顔スキンをつけてあげるような、心やさしい「おふくロイド」です。 スキンはほかにもいろいろあるようで、お金持ちの人たちはいろいろ着せて楽しむんだそうです。 閑話休題。 息子は息子で、人に好かれやすい性格の子に育ったようで、見ていてほのぼのします(なんらかの戦争の後なので、突然の戦いや銃撃はありますが)。 ほかにもガハハ系オバチャンの過去とか、突然現れるお嬢様とか、いろいろな伏線がばらまかれている感じです。 前日譚らしいので、本編につながる布石がきっとたくさんあるのでしょう。 ちなみに無印と1.0がありますが、こちらは「マンガUP」アプリだと読み切り編とあるほう、Twitterマンガのまとめに当たる方みたいです。 「魔のものたち」といい、この作者さんのマンガは独得の世界観でおもしろいです。 https://twitter.com/isiyumi/status/1178603846198673408 まとめモーメント 「メカニカル バディ ユニバース【ver.TRIAL】」 https://twitter.com/i/events/1561701146129203200 定番ストーリーなのにグッとくる迷子犬とわたしたち ゴトウユキコかしこさすがゴトウユキコ。面白かった〜。泣けた。子供が主人公だからかゴトウユキコ作品にしてはピュア度が高い気がした。この子達は中学生になったらきっとバラバラになっちゃう気がする。だからこそ3人でいた思い出はずっと残るんじゃないかな。続編を描くとしたら芽生ちゃんを主人公に紡木たくみたいな世界観でやってほしい。絶対合う!!下ネタ以外もちゃんと面白いニニンがシノブ伝 古賀亮一野愛なつかしい!と言ってもリアルタイムで知っていたわけではないのですが、90年代後半〜00年代初頭のノリがたまらないです。あの時代を生きたひとなら間違いなくなつかしい!と思うはずです。 見習い忍者の忍が修行に励むドタバタコメディーですが、ストーリー以上にギャグの詰め込み方が濃密です。 下ネタばっかりと見せかけて小ボケ小ネタが満載で、一話読むだけで結構お腹いっぱいになります。 女子高生の下着をもってこい!とかに目が行くけど、腕だけ分身してたり下ネタ以外もちゃんと面白いです。 こういう情報量多くて脳味噌沸いちゃうようなギャグ漫画もいいですね。とにかく楽しい。牛丼、しかも吉野家のが食べたくなる吉野家兄弟 ヨコオタロウ 秋鹿ユギリ六文銭松屋、すき家、吉野家が並んでたら迷わず吉野家を選ぶくらい、吉野家の牛丼が好きです。 他のはあまりそうならないのですが、吉野家だけは、なぜか無性に食べたくなるときがあるんですよね。 麻薬でも入っているんでしょうか?(入ってません。) 少し前に吉野家のマーケティングのエライ人が 「生娘シャブ漬け戦略」 とか称して炎上してましたが、このネーミングがアレであったとしても、中毒性という点においては納得してしまいます。 本作も、そんな吉野家に取り憑かれたサラリーマンが主人公で、絵もそうなのですが、吉野家の牛丼の素晴らしさについて語る部分が共感しかなくて、読んでて無性に食べたくなります。 そして、原作者がゲームの『ドラッグオンドラグーン』『NieR:Automata』で一躍有名になったゲームクリエイターの「ヨコオタロウ」氏というからびっくりしました。 『君死ニタマフ事ナカレ』の漫画原作もされてましたが、こちらは、まだつくっているゲームの世界観と近しいので理解できましたが、こういうアットホームなグルメものも描けるのかと驚きました。 御本人のnoteにも、その経緯が書いてありましたが、宣伝でも何でもなく好きだから描けるものは、打算がないぶん純粋ですね。 その点でも興味深い作品でした。 彼女は、なぜ親友を殺してしまったのかadabana 徒花 NON名無し※ネタバレを含むクチコミです。素っ裸せいかつwラララ 金田一蓮十郎starstarstarstar_borderstar_bordermotomiリストラされて、彼女に振られてお先真っ暗だった霧島君。再就職は自宅では素っ裸がデフォの石村さんの旦那様!酔った勢いで書類にサインをしていたけど、実は婚姻届だったというハチャメチャラブコメディー。石村さんの謎めいた部分は何なのか、二人の関係も気になります。明治、大正、昭和、を駆け抜けた男猛き黄金の国 高橋是清 本宮ひろ志名無し二、二六事件まで、書いてほしいな。 これはハマるスナックバス江 フォビドゥン澁川starstarstarstar_borderstar_bordermotomi正直、絵は好みではないけどバス江ママに惹かれ試し読み。とにかく笑えます。下ネタ、時事ネタもいけど、ザ・ギャグ漫画といった感じなのでギャグマンガ好きならおすすめです。恐るべしAIiメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。<<118119120121122>>
※ネタバレを含むクチコミです。