少年マンガの感想・レビュー7876件<<194195196197198>>怪獣デザインの絶妙な気持ち悪さ怪獣8号 松本直也名無し怪獣8号の敵は、絶妙に気持ち悪いモンスターが多い。 どこから生まれてどこから来てるのか謎だらけで、ヒト形が多いのも気になる。怨霊めいた不気味さがあるだけに元は人間だったりするのだろうか。 見た目だけで言えば、2巻「相模原討伐戦」に登場するキノコ型の怪獣は「蓮コラ」みたいなブツブツが苦手な私にはきつかった。本体だけでも気持ち悪いのに余獣ウジャウジャ出てきたところで直視できず…。トライポフォビアの自覚がある人は特に閲覧注意。懐かしくなって読んだ魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 松井優征マス主人公のネウロが助手の弥子といっしょに様々な事件の謎を解く話。 犯人が豹変するシーンが好き。発想がいい人間の歌 古田静蘭名無し『群青のバトロ』古田静蘭の読切。自分を普通の人間扱いしてくれるアンチコメ(と歌うこと)が好きな主人公っていう発想がすごくよかった。やっぱ面白いなこの人のマンガ決して完璧なヒーローではないタイガーマスク 梶原一騎 辻なおきneko※ネタバレを含むクチコミです。 鳥肌たった...絶対流行る!奈落の仔 辻田大誠YuRi【公式】※ネタバレを含むクチコミです。ワンピース感とオリジナリティ群青のバトロ 古田静蘭ななしまずカラー絵がすごく良い。なんとなく五十嵐大介っぽさを感じる。 そして本編の絵の線の感じや白黒ハッキリした塗りは尾田栄一郎や吾峠呼世晴っぽい。 けど描き文字やキャラデザはオリジナリティがある。 物語は、「残虐なヴァイキングに統治された「兵士か奴隷」しかいない町・ギブロン。主人公・バトロは「ギブロンで1番偉い奴に会いに来た」と、少年漫画の主人公らしいセリフで兵士をぶっ倒すが、ゾゲボ(1番偉い奴)が町に戻ってくるまで奴隷として過ごすことに決める」というあらすじ。 この主人公・バトロには「ゾゲボが戻るまでビビらず仲良くしてくれよな」と言ったりするところがあり、こういう強い力を持ちながら「お前が言うな」というボケをカマすところはルフィーに似ているなと思った。 もしここで周囲の人間が極度にデフォルメされた変顔になってツッコミを入れたら、それはもうワンピースでしかないが、群青のバトロはそういうことはしない。 ルフィーはシリアスに振る舞うこともあるけれど、基本的に無邪気に喜怒哀楽をハッキリ示し、熱く怒ったりする。一方、バトロはもう少しクールな男で、笑ったりスッとぼけはするけれど、激しい怒りや熱は内側に隠し、淡々と振る舞っているような印象を受けた。 最初から最後までスラスラ読めたし、最後のオチには笑った。 ファンタジー少年漫画として大きな瑕疵のない、完成された作品だと思う。 個人的には、「バトロが伝説の男と似ている」という設定がうまく活かせていないように感じた。本来だったらもっとワクワクできる設定なんだけど、あとづけ感・蛇足感が強くて「バトロかっけー」とはならなかった。 ワンピースのようなヒット作の要素を、うまく自分のものにすることが出来るのは本当にすごい才能だと思う。ポテンシャルをビンビン感じるので、このままさらにオリジナリティを磨いていって超面白い作品を描いてほしい。 『週刊少年ジャンプ 2019年38号』 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019034D01_57.html今読んでほしいシルベストリ戦のこと #マンバ読書会からくりサーカス 藤田和日郎黒賀村在住※ネタバレを含むクチコミです。 個人的にワンピース越え!読めば読むほど面白い!BLEACH カラー版 久保帯人YuRi【公式】※ネタバレを含むクチコミです。良すぎた #読切応援二番目の運命 幌山あき名無し※ネタバレを含むクチコミです。教育の場でのワケ判らんギャグが生む笑い泣きシンマイ新田イズム 上野祥吾 ひらけい名無し主人公は若い新米教師だが、教師ものドラマによくある 熱血漢とか愛に溢れた人情家、でもない、という感じ。 「学校を支配するのが目的」というワケ判らんヤツ。 同僚教師も教え子たちも振り回されまくる。 それでも毎回なんだかんだで問題解決でハッピーエンド? だがけしてギャグ漫画だからなあ、というノリだけでもない。 理解不能な傍若無人キャラの新米教師だが、 そのシュールなギャグ行動が実はその裏に 深い人間愛があっての行動だったのか、と 思わせられ、ちょっと感動しそうな話だったりしたり。 と、思っているとそこからさらに 「あ、それはナイナ、ウン」 と思うような流れもあったりして(笑) この漫画を読んで、シュールなギャグに笑い泣きするのも、 自分は間違って解釈しているのかもと思いながらも 感動して涙を浮かべるのも、 どちらに感じるかは、読んだ人次第。 答えらしきものに飛びつかないねじの人々 若木民喜hysysk学校生活で生まれる疑問と、そこからつながる哲学的な話題への接続が自然で、キャラクターも魅力的。主人公には熱血さがなく、かといって冷笑的でもなく、ちょうどいい淡白さで無理やり答えらしきものに飛びつかないのが良い。 それだけに3巻の展開はキャラクターが動いて思索しているというよりは、作者の考えに誘導しているようであまり好きになれない(キャラクターでなくメタな作者と編集者らしき影が話を進めている)。作品が続くためには色んな条件が絡んでくるとは思うが、2巻までのテンションでもっとじっくり読みたかった。ポンポンのいる優しい生活 #完結応援つくも神ポンポン 中田いくみぺそ自分が子供の頃の夏休みを思い出して、懐かしさと同じくらい切なくなってしまう素敵なお話でした。 小さな町の商店街でおばあちゃんの手芸屋さんを継いで店主をしている坊ちゃんの前に、店先に置いてあったマスコット人形のポンポンが付喪神となってやってきた! ポンポンは坊ちゃんやお隣の喫茶店のお姉さん小夜ちゃんや、常連さんたちと毎日楽しくおしゃべりしつつ、夏服を買ったりラジオ体操に行ったりお盆に退屈したりして楽しい夏休みを過ごします。 柔らかい絵柄と優しいお話に胸がキュンキュンしっぱなし…。 小さい子が楽しく元気に暮らしてるお話って読んでいて本当に癒されます。まさか!あの名前が、、、め組の大吾 救国のオレンジ 曽田正人 冨山玖呂ゆっきー※ネタバレを含むクチコミです。 頑張って続いてくれ…仄見える少年 後藤冬吾 松浦健人mampuku掲載順はドベ付近ながら安定して面白く、主人公含むキャラもいい味を出しているので、辛抱強く続いてほしい作品ですね。画力も高くてバトルが読みやすいです。 アンケート層にウケが悪いのは絵や雰囲気が全体的に重くて暗めだからでしょうか。全身凶器女性警官サイボーグ改造警察如月冥 杉浦价祐名無し※ネタバレを含むクチコミです。1話が一番面白かった「デコ弁」漫画ニコべん! 角光名無し料理漫画、しかも男の子がデコ弁を作る話って面白そうと思って全巻買って読んだけど1話が一番面白かった。タコさんウインナーを醤油差しにするアイデアすごい!作中に登場した弁当の完成写真が巻末についてるところも良い! ただ学園ラブコメのノリが臭くて寒くて自分には合わなかった。 時々起こる試練みたいなのもあんまり説得力がないというか…リアリティレベルが無茶苦茶というか…別の意味で面白かった。 一眼レフぶっ壊すとか、家族経営の弁当屋が主人公が考えた細かい作業を要するデコ弁を大喜びするとか。 一番謎だったのがヤンキーのやつ。 ヤンキーがパシリの母親に1週間弁当作らせる←? 作ってる主人公はデコ弁じゃない「普通の弁当」を作るのが辛い←おもしろい ヤンキーが好きな犬をデコ弁で作ってヤンキーが主人公を認めて会心←??? 弁当の調理パートはすごく描写が細かくて読み応えがあったし、出来上がったお弁当もすごく美味しそうなだけに、もしお弁当作りに真剣にフォーカスした漫画だったらもっと面白くなってウケたんじゃないかなと思う。 (まあチャンピオンで連載してたっぽいので、ラブコメは無理やりにでも入れなきゃだめだったんだろうな…) 後半全然弁当作らないまま父親とも和解せずに終わってしまい本当に残念。 いずれ鳥田が弁当の写真撮る予定だったのかなとか想像してしまう。 あとがきによると作者がラブコメ描けて満足そうなんで良かったのかな。 ブラクロ休載の『すきま』を埋めてくれたのか… #読切応援DELETE 福田健太郎名無しテトリスみたいにブロック落としをして隙間を埋めるゲーム「DELETE」の世界チャンピオンの女の子とその彼氏が主人公の短編ホラー。現実世界でも『すきま』を見つけると執拗に埋めようとするヒロインの不気味さとかわいさが読み進めるエネルギーになっています。 彼女に向き合う彼氏の最後の答えはどこか歪んでますけど美しい。作品そのものも15Pのなかにギュッとまとまっていて『すきま』の無い仕上がりだと感じました。 そしてなによりブラクロの休載で出来た本誌の『すきま』を埋めるために描かれたことに感動です。すごいコンセプト。怪病医ラムネ怪病医ラムネ 阿呆トロ名無し今、アニメで放送している漫画で、ストレスなどで、心に取り憑く『怪』により、目からマヨネーズが出るなどの奇妙な病にかかった患者を、怪病医ラムネが治す医療ファンタジーです。 シナリオがしっかりしていて、原作の漫画も絵がきれいで、面白いです! また、登場するキャラクターが個性あって、素敵なので、ぜひ、見てほしいです!オススメです!肘や膝からマシンガンが出るやつ!!改造警察如月冥 杉浦价祐名無し※ネタバレを含むクチコミです。 NはNullのNのあとに読むとどうしてもね眠らないでタエちゃん 中村ゆきひろヌルエヌヌルエヌのほうが真価を発揮してるなと思っちゃいますね。 でもこっちもこっちで好きです。ドジゆえのちょいエロハプニングも多少起こりますけど、男子がほぼ出てこない漫画なのでタエちゃんのしょうもなさに集中できました。テンポもいいし、小ネタも多いし、しっかり者の妹がとくに好き。 もしかしたら出るはずの2巻が出てないのかな… ヌルエヌもそうですけどこの作家さん本当に実力あるのに残念な結果になりがちなんだな。ファンなので単行本を買って応援したいです。オリンピック並のローペースだけど生涯大事にしたいマンガよつばと! あずまきよひこさいろく電子書籍がないので未だに紙で続きを買っている唯一のマンガ(浦沢直樹は新作まだ読んでないしバガボンドは続き出ないし…) そして自分を偽らずに言うと好きな漫画TOP5には入る作品。 隣の三姉妹は見た目も中身も可愛いし(みうらちゃんも)、ジャンボはでっかくてなにげにオシャレ、やんだはたまにいいトスを上げるし、ばーちゃんはかっけえ。 そんな周りの人たち+よつばととーちゃんのなんのこともない日々の出来事を柔らかくマンガにしている、っていう感じ。 あずまんが大王も好きだったし面白かったし評価されているのでそれもオススメですが、これは全く違うジャンルの幅広い層に支持される一つの名作です。結構新しい漫画のスタイルな気がするよつばと! あずまきよひこ狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。 タツキ先生の読切で一番好き予言のナユタ 藤本タツキたか「世界を滅ぼす悪魔の子」という予言の元に生まれてきた妹・ユタと、ナユタをなんとかして守ろうとする兄・ケンジの物語。 予言通り人の心を持たず、残酷で、理解不能な言葉を操るナユタの姿が不気味で最高。そして暮らしぶりは日本っぽいのに魔法が存在している奇妙な世界観がたまらない。3ページめの裏路地に置かれたシルバーカーの生活感がすごく好き。 ファイアパンチと同じく厳しい立場で生きる兄妹の話だけど、こちらは救いがある終わり方でホッとした。 後半、人の言葉を話せないユタちゃんから最高のセリフが飛び出すので読んで確かめてください。 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156674241158単行本化してくれ!NはNullのN 中村ゆきひろヌルエヌこれ別チャンの連載の中でもかなり好きなやつだったのですが、単行本化の知らせが来ないので悲しみに暮れています。めちゃくちゃ面白いですよね? まさか別のところに移籍して連載してるなんてことはないですよね(作者のツイッターを見る限りはなさそう)。 単行本化など何かしら情報が入ったらぜひ教えて下さい。<<194195196197198>>
怪獣8号の敵は、絶妙に気持ち悪いモンスターが多い。 どこから生まれてどこから来てるのか謎だらけで、ヒト形が多いのも気になる。怨霊めいた不気味さがあるだけに元は人間だったりするのだろうか。 見た目だけで言えば、2巻「相模原討伐戦」に登場するキノコ型の怪獣は「蓮コラ」みたいなブツブツが苦手な私にはきつかった。本体だけでも気持ち悪いのに余獣ウジャウジャ出てきたところで直視できず…。トライポフォビアの自覚がある人は特に閲覧注意。