あいつとララバイ
青春がきらめくのなら、ちょっとだけ不良(ワル)がいい――。『シャコタン・ブギ』へと続く、不朽の名作バイク・ロマン!バイクとケンカ、そして女のコに夢中――。菱木研二(ひしき・けんじ)、16歳。ただいま横浜西高(ダブリの)1年生!道路に突然飛び出して、勝手にカワサキ750RS・ZIIの後ろに飛び乗った女のコ――佐藤友美(ともみ)に一目ボレ。男が恋する気持ちを決めたのなら……ゴーインなくらいに引き寄せるだけ!男心にグッとくる、大傑作の青春コメディ!
平凡な大学生・修一の恋愛(えっち)体験記。シチュエーションは声を出すと、となりの部屋に聞こえてしまうような個室限定!? 声だしNGを強いられた女子たちは、我慢すればするほど乱れまくる。らめぇ…となりに聞こえちゃう――!【ミナ・漫画喫茶編】大学のサークル内でいちばん可愛いミナ。とうぜん彼女を狙っているヤツはいっぱいいる。修一もその他大勢の中の一人だったが、ある日チャンスが巡ってくる。居酒屋からの帰り道、酔っぱらったミナをホテル…………に連れ込む勇気はなく、漫画喫茶で介抱することに。酔いつぶれたミナは、ミニスカートのくせに不用心で、まるで誘っているかのようだった。いつまでも「いい人」ではいられない修一は、とうとうスカートの中に手を伸ばす!!
とある田舎町で暮らす女子高生の朝比奈千代丸。家が農家である彼女は、畑を荒らす野生動物を捕獲するため18歳にして「わな猟免許」を所持している。農作物を守るため、千代丸さんは今日もクールに害獣捕獲……。リアル農家マンガ家・緑山のぶひろが贈る、害獣駆除の現場をリアルに、わかりやすく、そしてかわいく描いた業界初の罠猟コミックです!
大学生の一花は、物置で手にした手鏡を通し異世界のセシルという少年と交流していた。そんなある日、姉の華恋が突然失踪し、同じタイミングで手鏡も消えてしまう。1年後、一花は偶然見つかった手鏡を手にした途端、異世界へと飛ばされていた。そこにいたのは年上に成長したセシルと、なぜか一花と名乗り聖女となっていた華恋でー!?姉に名前や思い出を奪われた世界で、運命を切り開いていく異世界溺愛ファンタジー開幕! 分冊版第1弾。※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
失踪した姉のことを心配していたローは、姉を捜索している刑事のマークと遭遇する。マークは彼女の居場所を探すため、ローにマザー・アース (ME)いう製薬会社に潜入し、「マルセル」という麻薬の情報を探ってほしいと頼む。保安チームの一員としてMEで働き始めたローは、会長・Aと出会い、彼が危険な男だと知りながらも惹かれてしまい…。二人の関係が深まれば深まるほど、Aが失踪事件と関わっていることに気付くが、それでもAから離れられないロー。果たして二人の結末は!? 【本コミックは、いわゆる成人向けコミックではありませんが、一部暴力的または性的な描写が含まれておりますので、ご購入はご自身の判断と責任において行なって下さい。】
社交界一の美女と謳われる伯爵家令嬢・ダミエ。長年想ってきた幼馴染に告白するも散々な振られ方をされてしまい、衝動的に“遊び人”と名高い宮廷騎士団長・アーカードと一夜を明かす。熱い夜を共にするも、一夜限りの関係だと思ったダミエは彼の前からそそくさと姿を消した。しかしその数日後、アーカードが屋敷を訪ねて来て…? 「あなたと過ごしたあの日の夜は、特別な夜だった」 自分に靡かないダミエを手懐けたいアーカードと、必死に反発するダミエ。しかし何度も求められるうちにダミエは──。一夜限りの関係から始まる、俺様騎士団長との溺愛物語。
ひょんなことから、アスガルドで暮らすことになった留学神のロキ・ラウフェイソン。最高神の好意で気性の荒い娘トール・オディンソンと一緒に住むことになったが、そのトールの雷鎚「ミョルニル」が一夜にして消え、その犯人として疑われることに。絶対探し出せというトールの脅迫にやむを得ず従うことになったが、その過程で出会った美しい女神たちと熱く豪快に関係を深め合っていく――!
完璧な俺が…なんで地味男なんかに興奮してるんだ…!?ヤリチンナルシスト×脱いだらエロいモサ男の、いじっぱりBL開幕!――外面は良く人気者だが、内心では他人に点数をつけて見下してきた梶。自分に釣り合う最高のネコはいないかと、理想を追い求め続けていた。そんなある日、冴えない同僚・深見と一緒に泊まりの出張へ行くことに。こいつとだけは無人島で2人になってもヤるわけない――そう思っていたのに、風呂上りの深見は見違えるように可愛くて…色っぽい!?流されるままに抱いたカラダは、0点どころか100点満点で…!※この作品は「やたらやらしい深見くん」の過激な表現を抑えた再編集版です。重複購入にご注意ください。
ここは新宿の奥深い路地裏のむこうにある、裏新宿と呼ばれるスラム街。美堂蛮(みどうばん)と天野銀次(あまのぎんじ)の二人は裏新宿にある無限城に近いHonkyTonkで奪回屋を営んでいた。依頼人からの希望で奪回を引き受ける彼らの信条は(奪われたら奪い返せ!)だ。それぞれの能力をフルに生かして、さまざまな依頼を引き受け、奪回率は100%である。激しいバトルの中で、笑あり、涙あり、お色気ありのアクション活劇で大ヒットのなり、1999年から2007年の8年間多くのファンを魅了した。途中アニメ化も行われている。この超エンターテイメントドラマをゴマブックスがお送りします。
「奪られたら奪り還せ」が信条の無敵二人組!主人公・美堂蛮と天野銀次がそれぞれの強み(能力)をフル活用して、情にも厚い2人の男が引き受ける様々な依頼を解決する!
ある日、愛読していたロマンスファンタジー小説のモブキャラ・ヘスティアに憑依した主人公。小説のメインキャラクター達を遠目から眺めて楽しみ、ついに小説はエンディングを迎えた。物語が終われば現実世界に戻るものと思っていたが、現実の世界に戻ることはなく、小説の世界で生き続けて1年が過ぎた。そんな中、一番愛情を注いでいた2番手キャラクター・カエルスの死を目の当たりにする。そのショックから立ち直れないでいると、突然小説のエンディング直後にタイムリープした。そして、主人公は推しのカエルスを守るため、小説の世界を奔走する。
ネットで話題騒然!! 「恋するシロクマ」がついにコミック化!! アザラシを好きになってしまったシロクマくん。彼の恋は成就するのか? 純白のラブストーリーがいま、はじまる…!!
昔に好きだったバイク漫画(の多い)先生がいました。 その先生があるインタビューで 「かつてバイク漫画を描いて漫画編集部に持ち込んでも ああ雰囲気漫画ね、で終わらされてしまってばかりだった」 みたいなことを言っていました。 先生御自身では自分の漫画を雰囲気漫画とは 思っていなかったようでしたし、雰囲気漫画というものを あまり肯定しない考えのようでした。 雰囲気漫画とは何か、の定義も難しいのですが・・ ですが、私自身はその先生の作品を 雰囲気がいい漫画、と思って好んで読んでいたので、 その記事を読んで微妙な気分になったことを覚えています。 その先生は楠みちはる先生ではないのですが、 楠先生は良い雰囲気の漫画を描く先生であり、 「あいつとララバイ」はその典型であり、 後の「シャコタン★ブギ」「湾岸ミッドナイト」 に続く雰囲気漫画の先駆けではないかと思っています。 あいつとララバイは話の流れに色々なバイク関係の話が 絡んできますが、わりと細かい部分は雰囲気で作られています。 論理的だとかメカニックな根拠があると言い切れるほどの 話の展開は少なく、あえていうなら 「それでも面白い」「そのほうが楽しい」 と思わせる感じでストーリーが走っていきます。 研二君が超絶テクニックでパトカーを躱すシーンとか、 具体的な描写はありません。 けれど1コマづつやページ全体の流れとかを上手く描いて なんだかおもしろい流れを見せてくれて、読んでる側としては その流れに乗って楽しめて納得しちゃうんです。 まさにその漫画の雰囲気に乗ったモン勝ちの世界。 リアリティを超えてバイクに思い入れが深まってしまう。 良い意味の雰囲気漫画を読ませてくれました。 そしてララバイにしろシャコタンにしろミッドナイトにしろ、 そういう雰囲気に乗ったことを読者に後々までけして 後悔させないだけの面白さがあると思います。 今になって思えば、ララバイの時代ですらすでに 旧車になりつつあったZⅡが最新バイクよりも 速く走る姿を描きながら読者を納得させていました。 そう思わせる雰囲気がそこにありました。 その手法をそのまんま湾岸ミッドナイトでも踏襲し、 それでいて飽きさせぬ色畔ぬ漫画を描いているのですから 楠先生は凄いですね。