六年前――。戦国時代に生まれた古武術・陣内流柔術を引っさげ、アメリカへ旅立った高校生がいた。以後、消息不明となったその格闘家(オトコ)が今、日本に堂々帰国を果たす!!男の名は、真島零!!格闘伝説が更なる進化を遂げる!!!
ソムリエール
「はい。だから私も運命になんか負けません。」両親を失いながらも篤志家の援助により大学の醸造科を卒業した樹カナ。自らも出身である施設で、子供達とワインを造っていた彼女の元に届いた、ある“理不尽な申し出”とは…?
新・味いちもんめ
「藤村」から西新橋の料亭「桜花楼」に移った伊橋。合理主義を唱える副社長兼“立板”のやり方に戸惑いと憤りを感じつつも“起爆剤”として奮闘中。ある日のこと、仕事を終えた伊橋は、熊野の部屋に呼び出された。熊野によると、彼が修行時代に世話になった西新橋の老舗料亭「桜花楼」が、腕の立つ板前を助っ人に求めているという。先代への義理もあり、また、伊橋に頼りきりの渡辺をひとりだちさせたいとも思っていた熊野は、伊橋に“助”に行くよう持ちかける。話を聞いた伊橋は、これも修行のうち、と「桜花楼」に行くことを決意するが、その「桜花楼」の板場は、イビツな構図が支配していて……?
東大法学部卒の警視庁キャリア官僚、加えて見事な美貌と脚線美を併せ持つ美女・薬師寺涼子(やくしじ・りょうこ・27)。性格は高飛車で協調性のかけらもない女王様体質。日本最大の警備保障会社JACES(ジャセス)の社長令嬢で次期オーナーの地位を利用して、警察内部でもやりたい放題。従順なノンキャリ部下、泉田準一郎(いずみだ・じゅんいちろう)を従えて、常識では考えられない怪奇事件を見事解決!今回の敵は、トルコの古代神話で伝えられる妖獣バレオロザキス。どうするお涼さん!?「魔天楼」編。
スクープのたまご
老舗出版社・千石社の入社2年目社員、信田日向子24歳。体調を崩した同期社員のかわりに、急遽「週刊千石」編集部へ異動が決まる。「絶対無理!」怯える気持ちを押し隠し、未解決の殺人事件やアイドルのスキャンダル写真のたれ込みなど、ハードな取材に挑戦する日向子。日向子は毀誉褒貶かまびすしい週刊誌の仕事に、自分なりの意義を見出していくことができるのか?【第1話収録】
「もう限界?やっぱガキだなお前」十年分の恋心をぶつけて迫ったけど、キスも触り方も、オトナには敵わなくて…っ――子役でブレイクして以来、芸能界で活躍し続ける女優・堂森れな。実は超一途で、十年前に共演した俳優・鳴海倫太郎に片思い継続中。ようやく再共演が決まって舞い上がってたけど、昔と別人のように冷たい倫太郎に傷ついて…。めげずにアタックしていたら、突然のキス――「こんなキスで蕩けた顔するなんてガキだな」なんて突き放されたけど、あきらめたくない…。ひとりのオンナとして、振り向かせてみせる――!!
超貧乏メイド・ニーナは冷血暴君と呼ばれる国王セティスと結婚! ついにいちゃいちゃ新婚生活がスタート♪…すると思いきや、ニーナとセティスの関係は、キス以上の進展なし…。そんなある日、セティスからデートのお誘いが! 久々のデートに喜ぶニーナだけど、セティスにはなにか二人きりになりたい理由があるようで…!? ちょっと大人でドキドキな初夜編、スタート!! ※ネクストFから過去に発行されていた同名作品と同様の内容です。重複購入にご注意ください。
主人公・江戸城本丸は、勉強と運動が不得意、喧嘩も弱くイジメられっ子だった・・。だがある時、家にあった大魔法百科で「魔法使いのタルるート」を召喚!魔法を悪用してイタズラや騒動を巻き起こしていたが、ライバルに勝つためにタルるートとの魔法特訓をすることに・・!?
イベント会社に勤めるアラサー佐久間 凛は担当するプロジェクトの関係で、警備会社の責任者 入江琥太郎と再会する。琥太郎はヤクザの息子で学生時代に真剣に付き合っていたが、一方的にひどい言葉で別れを告げられ、凛にとってトラウマになるくらいツラい恋となった。再会した琥太郎は、昔よりも体格がよくなり洗練された「大人の男」になっていた!一目見て、未だにまだ好きな気持ちがあることに気付いた凛。その気持ちを隠すように強気の態度に出ていたら、琥太郎に強引にキスされた!?キスはだんだんと深くなっていき、強引に押し倒されてしまう!?昔と同じように感じる部分を琥太郎に愛撫されるとビクンと体が反応してしまって…。
4年間付き合った不倫相手にフラれて傷心中の凛子。もう恋はしない…と思っていた矢先、社内のモテ女子・優愛が新しい部下となる。優愛はなぜか周りの男性には目もくれず、凛子に猛アピール!? 「私、他の人じゃダメなんです」「だから、勘違いしていいんですよ?」 ドキッとするような言葉に、凛子の心は揺さぶられまくりで…!? クールな先輩×あざと可愛い後輩の胸きゅんガールズオフィスラブ!
17歳の女子高生アイランは非行少女で不良グループ「西城エンペラー」の総長をやっている。他グループとの勢力争いの最中に偶然3人の子供の精霊と知り合い何度も追い返すものの失敗し、ついにその子供たちの母親になってしまう。その日から彼女は『不良グループの新米ヤンキーママ総長』として育児とグループ抗争の二刀流で孤軍奮闘していく。
奪われたのは両親、故郷、一族の宝物――「許さない…この報いは必ず」 精霊の魔力を継ぐ少女・レイラの胸に宿るは、赤く燃えたぎる復讐心! 全てを奪った王都に復讐するため、男装して潜入した騎士部隊。そこで出会った仲間の協力も得て、かつて奪われた輝精石を発見! しかし奪還するには更に過酷な運命が待ち構えていて…
原作者の死去に伴い、新たな原作を付けた上で続編として始まった味いちもんめだが、正直「何故続編にした?」としか言いようがない。 原作者の料理知識自体は豊富なのだろうし、あべ善太ではない以上舞台を一新する必要もまぁわかる、煮方の伊橋を追い回しにするのも引き延ばしや成長物語色を強くする措置だろうし、決してそこまで話のレベルが低いわけではない。 しかしとにかく違和感が悪い意味で強すぎる、無印はそもそも後2,3年で終わる予定だったのが見え隠れする伏線が貼られ始めていたので、成長物語にするには5巻前に原作者が死んでいるならともかく、死去したタイミングから言ってもかなり無理があるし、 性別を理由にしたくは無いが、無印では風俗や競馬、落語といった親父臭い、男臭いネタも有ったのに原作者が女性だからか舞台が変わったからかそれらはほぼ無し。 ただ、これに関しては一応時代的にも風俗ネタは扱いにくくなっていた時期ではあろうので、判断が難しいが。 そもそも無印でこれらのともすれば低俗な話を用いたネタをあべ善太氏が好んでいたのは、引き出しもあるにせよ無印は反権威主義的な色彩を帯びているエピソードも多いが、連載の長期化や説教臭い回を出す度に自分自身が権威化することを恐れていたのではないかと思える部分が有り、新・味いちもんめは後半になるほど、上からの言葉と感じられ説教臭い回が素直に受け取れなくなっていて、もしも意図的に自らの権威化に注意を払っていたのなら原作者の力量に差を感じざるを得ない。 無印キャラの再登場も少なく、やはり別物として見るべきなのだろうけど、別物として見るにはタイトルも作画も味いちもんめである以上無理があり、その違和感を上手く擦り合わるのも失敗していて後半になるほど話の良さより違和感が気になってしまう。 ただし無印は良くも悪くも古い時代の作風で、こちらの方が時代に合わせようとしている感も有るので、こちらの方が合う読者も居そうではある。