あらすじ○蔵書目録○[ちょっとHな学園モノ]葉二寝具 粕取[決壊! 阻止限界点]黄金運動[令和 新作落語選]河童亭アンコ[超攻合身!]白魔シジル[単貌の神]半澤判子絵[狂王ガルザーシリーズ4]ガトー・イーグルドン[マクラゾウシ]寒暈浮橋[試験小説]枡田 ×[アシッドガール]ヴィクター研西[キラキラ 星]軽朽[性悪説]平等院アドレナリン[そういう世界に]無妄空兵世の中のあらゆる要素を凝縮して極限まで圧縮した時に滴り落ちてくる、たったひとしずく。そんな作品の単行本がもう10冊目。感謝。
本棚に秘められた宇宙。 文字列がビジュアル化すると、個性的な本たちの一群はカオスと化す。 最近、会話もなくなった娘の趣向をしろうと部屋に忍び入り、本を読む父。 タイムリミットは娘の帰宅時間。 大丈夫、父にはビジュアル化されるタイプの速読術がついている! 休日なのか平日なのかわからないけれど、娘より帰宅が早いタイプの父らしい。 ちょっと癖のある趣向を持つ娘の本棚が、父によって次々とビジュアライゼーション! というかたちで、突拍子もない一話完結型短編が次々と現れる。 いやほんとに突拍子もない設定&展開で、読んでいると自分がおかしいような気がしてくる。 『マチ姉さんの妄想アワー』もマチ姉さんの妄想ということで、突拍子もない昔話やおとぎ話が繰り出されていたけど、本作は舞台が世紀末からSFから恋愛モノから推理モノから色んな方向から小話がやってくる。 理解が追いつかず、99話の龍造寺先生よろしく、「っひゃっひゃっひゃ」と言う気持ちになる。 毎話毎話、発想力がすごい。 ちなみに私は、世紀末世界を舞台にした「93話」のトニオバギーの話が好きだ。