西暦202X年。世界中で爆発的な人気を誇る公道レースが、日本に存在した。レースの名は「MFG」。第3戦「ザ・ペニンシュラ真鶴」は予選が決着。そして決勝へ‥‥。ターボを搭載したハチロクで、さらなるジャンプアップを期すカナタ。そんな彼に決勝前日、アクシデントが訪れる。それはカナタが「MFG」で迎えるはじめての試練。真価が問われる「ザ・ペニンシュラ真鶴」決勝スタート!! 黄信号が灯ったハチロク旋風! カナタは逆境で輝く!! 累計250万部突破!! 『頭文字D』に続く新公道最速伝説、第10巻! もう一度、86でアツくなろう!
頭文字Dは認められない非合法競技だったのが一転、MFGという人気モータースポーツとして独自の発展をした物語。あの藤原拓海の教え子片桐夏向がMFGに1シーズン限定参戦する、クルマは当然"86"。このシンプルなカタチがよかった。22巻と比較的短く終わるので読みやすい。頭文字Dが好きな人は面白く読めるはず。高橋啓介も出てくるし、その教え子もライバルとして出てくるよ。