あらすじ西暦202X年。世界中で爆発的な人気を誇る公道レースが、日本に存在した。レースの名は「MFG」。開幕戦で9位とヒト桁順位に食い込んだカナタは、第2戦「芦ノ湖GT」に挑む。新しいマシンをひっさげた前園和宏や、開幕戦不在の天才ドライバー・沢渡光輝など、強力なライバルたちが予選に挑むのだった――。
頭文字Dは認められない非合法競技だったのが一転、MFGという人気モータースポーツとして独自の発展をした物語。あの藤原拓海の教え子片桐夏向がMFGに1シーズン限定参戦する、クルマは当然"86"。このシンプルなカタチがよかった。22巻と比較的短く終わるので読みやすい。頭文字Dが好きな人は面白く読めるはず。高橋啓介も出てくるし、その教え子もライバルとして出てくるよ。