あらすじ西暦202X年。車の自動運転が普及した日本で公道の自動車レース「MFG」が開催されていた。ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなど最速を誇るマシンが次々に参戦する中、イギリスのレーシングスクールを卒業したドライバー、片桐夏向はトヨタ86GTで出場する。夏向は、開幕戦予選を天才的なドライビングテクニックで勝ち上がると、決勝でも異次元の速さを見せつけるのだった。新公道最速伝説、爆走中!
頭文字Dは認められない非合法競技だったのが一転、MFGという人気モータースポーツとして独自の発展をした物語。あの藤原拓海の教え子片桐夏向がMFGに1シーズン限定参戦する、クルマは当然"86"。このシンプルなカタチがよかった。22巻と比較的短く終わるので読みやすい。頭文字Dが好きな人は面白く読めるはず。高橋啓介も出てくるし、その教え子もライバルとして出てくるよ。