あらすじ第5巻 「宿題合宿ばい」夏休みも終盤になり、宿題が真っ白の昭広。昭広たちボンクラ4人組と秀才・西尾君はボロ寺で宿題合宿をやることになった。そこへ現れたのは人使いの荒い坊さんだった──。「さよなら兄ちゃん」母ちゃんの代わりに佐賀へやってきた昭広の兄・義則。ばあちゃんと昭広の貧乏暮らしに驚く義則は、昭広に自分が佐賀に残るから広島へ帰って母と暮らせと言うのだった。その言葉に昭広は…?
おばあちゃんの生きる知恵、人生の教訓などが詰まっていて、時々読み返したくなるマンガ。すでに「佐賀のがばいばあちゃん」が一躍ブームとなった頃から十数年経つけど、今は露出も減って、時代とともに少しずつ忘れ去られているように思えて寂しい。島田洋七さん自身は、現在も講演を続けられているそうだが最近はコロナ禍で色々大変らしい…。 原作や映画、テレビなどで、島田洋七さんの語りを聞いたことがある人は、ある程度内容を知っているだろうけど、マンガ版はまた違った素晴らしさがあるので是非読んでみてほしい。石川サブロウ先生の作風と相性が良いのもあるが、原作の良さを完璧に活かした上で、一つのマンガ作品としての完成度が非常に高い。だいたい1話完結の話なので途中からはどの巻から読んでも良いと思う。Kindle Unlimitedやスキマでも読める。