あらすじ第7巻 「オレのカープ」昭広の愛犬・カープ。川で溺れていた女の子を助け、一躍有名になったカープ。最初は飼い主として鼻が高く気持ちいい毎日を過ごしていたが、次第に嫉妬に変わっていく。ある日、カープがいなくなったことに気が付いた昭広は、懸命にカープを探すが…。 「東京の秀才君」東京から来た秀才君は田舎が大嫌いだった。セミ、鳥の声はうるさいし、夜はカエルの声に悩まされる。でも一番嫌いなのは… 昭広たちだ。そんな秀才君と昭広たちのひと夏のお話し。
おばあちゃんの生きる知恵、人生の教訓などが詰まっていて、時々読み返したくなるマンガ。すでに「佐賀のがばいばあちゃん」が一躍ブームとなった頃から十数年経つけど、今は露出も減って、時代とともに少しずつ忘れ去られているように思えて寂しい。島田洋七さん自身は、現在も講演を続けられているそうだが最近はコロナ禍で色々大変らしい…。 原作や映画、テレビなどで、島田洋七さんの語りを聞いたことがある人は、ある程度内容を知っているだろうけど、マンガ版はまた違った素晴らしさがあるので是非読んでみてほしい。石川サブロウ先生の作風と相性が良いのもあるが、原作の良さを完璧に活かした上で、一つのマンガ作品としての完成度が非常に高い。だいたい1話完結の話なので途中からはどの巻から読んでも良いと思う。Kindle Unlimitedやスキマでも読める。