冷戦下、北極海を潜航するアメリカ海軍の原子力潜水艦から核ミサイルが発射され、迎撃に出た中国・ソ連との間に核戦争が勃発。わずか40分で戦争は終結し、全世界の主要都市はほぼ全滅する。日本も東京を失うが大阪に臨時首都を置き、国連からの要請で、災害地救援という名目のもとに自衛隊をカリフォルニアに派兵。主人公、陸上自衛隊士官・馬場一平は仙台から南下し崩壊し放射能に汚染された東京へ婚約者の消息を探しに出かけるが・・・・。
冷戦下、北極海を潜航するアメリカ海軍の原子力潜水艦から核ミサイルが発射され、迎撃に出た中国・ソ連との間に核戦争が勃発。わずか40分で戦争は終結し、全世界の主要都市はほぼ全滅する。日本も東京を失うが大阪に臨時首都を置き、国連からの要請で、災害地救援という名目のもとに自衛隊をカリフォルニアに派兵。主人公、陸上自衛隊士官・馬場一平は仙台から南下し崩壊し放射能に汚染された東京へ婚約者の消息を探しに出かけるが・・・・。
クリスマスを一人むなしくコンビニバイトに費やした日野三春は、その夜、黒いサンタ服の男に遭遇する。「悪い子の所には、黒いサンタがやって来る」そう語る男に「悪い子」だと告げられた三春は、突如、サンタの袋に“捕食”され…!? 気づけばそこは、世にも奇妙なサンタの会社!! 悪い子は、サンタのために強制就労!? 手厚い待遇で可愛い同僚もいるけれど、この仕事夢(ホワイト)か悪夢(ブラック)か!!?
▼第1話/南極転勤▼第2話/開発部の青びょうたん▼第3話/危険地帯▼第4話/浮上型雪上車▼第5話/エンジニアにとって▼第6話/憧れの大地▼第7話/観測旅行(フィールドワーク)▼第8話/半壊小舎とブリザード▼第9話/人と人…▼第10話/ケダモノBLUES●主な登場人物/高木太朗(自動車や雪上車のエンジンを開発する会社・ニスズのエンジニア。南極越冬隊設営機械班の一員に任命され、1年半の南極勤務に就く)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者。太朗と組んで仕事をする。とぼけたところもあるが腕は確かで、頼りになる人。34歳)●あらすじ/ニスズ社は自動車開発と共に、南極観測隊の使用する雪上車のエンジン開発も手掛けている。その整備にはプロのエンジニアが必要とされ、ニスズは毎年選りすぐりの精鋭を南極昭和基地に送り込んでいた。そして今年、1年半の長期に及ぶその任務を託されたのが、若手エンジニアの高木太朗だ。太朗は突然の転勤辞令に大いに戸惑うが、不安と希望を胸に南極へ向かう(第1話)。●本巻の特徴/何から何まで初体験となる、極寒の地での仕事と生活。太朗は様々な分野での技術者集団である「設営」の面々や、変わり者の多い「学者」たちと共に、閉ざされた環境での人間関係の難しさや自然の驚異と闘いながら、大きく成長していく。綿密な取材をもとに、通常我々が知ることのできない場所での物語をリアルに描いた、ヒューマニズム溢れる作品の第1集。●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、天谷(設営主任)、田代源(設営班の大工の棟梁)、吉野(前年から南極にいるニスズの社員。太朗の先輩)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、芦沢広樹(協調性に乏しい生物学者)、滝川綾(女性生物学者)、西岡由美子(氷山気水圏専攻の学生。極端な男嫌いで知られる変わり者)、理恵(太朗の恋人。日本で太朗の帰りを待つ)
アメリカ海軍から発射された核ミサイルをソ連/中国が迎撃し40分で戦争が終わったところから始まる。核戦争で壊滅的になったアメリカへ災害地支援という形で自衛隊が上陸した辺りから最後まで多少中だるみはしたが面白かった。 ちょっとラストが急だったな