オオカミが出てきた日
満月がやけに大きく見える、ある夏の夜。静かな別荘地の森の中で、少女は感じていた。それはとても不思議な、心地よい気分。なんだか自分が自分で無いような心地……。原因不明の奇病「タヌキ」にかかってしまった少女と男が、「オオカミ」になってしまった姉を追い、白昼夢のような一日を体験する。福山庸治が描く、幻想的な傑作長編!
とりっくトリップ★ぱらパラだいす
クチコミなし
守と攻の兄弟は、ある日、守の机の中にあったサイコロを振った途端、眩い光に包まれる。そして、目を覚ますとそこは、夢と冒険の世界・エルディニーンだった!!しかし、魔王の降臨祭の儀式で呼び出された兄弟は、それぞれ、兄・守は性格も変わってしまった魔王に、弟・攻は、猫の耳とシッポが生えた勇者になっていた。魔王は世界を滅ぼそうとし、人々は勇者をもって魔王を倒すのが降臨祭の“ルール”…。だが攻は、魔王となった守を倒すのではなく、魔王をやめさせるために、仲間と共に旅立つ!!