あらすじ大宸帝国と隣国・寛との戦は、もう一方の隣国・康も介入してきたことで混沌をきわめていた。戦いが苛烈さを増していくなか、小玉は大切な部下である樹華を失い、自身も傷が悪化し戦場へと出られなくなってしまう。大宸帝国が落ちる幻を見るほどに小玉が弱っていく一方、皇宮では文林が立太子問題で揺れていた。激動のなか、夫婦の絆が試される…。小玉と文林、すれ違い続ける二人の未来は!?
小玉は元将軍で度量も胸もでかい! この時代としてはかなり偏った価値観の持ち主ではあるけど悩み傷つきながら文林を支える姿がまっすぐでいて健気です 文林は小玉の部下であったが、後続に血が流れており戦乱後皇帝に。 ちょっと歪んだ性格だけどイケメンだから許す(笑)だけど、言葉が足りな過ぎて優しさがかえって傷つけてしまうことも・・・ この二人の関係は一般的な夫婦の幸せの形とは似ても似つかないだろうけど、男女の愛を越えた人生の戦友としての強い絆が最後まで続いてほしいな。