あらすじ美濃より偵察に来た明智光秀とともに、今川軍の侵攻を食い止めようとする織田信長。少数の軍勢で、今川の大軍を退けさせるために信長が命じた策とは。一方、信長の父・信秀亡き後、一族衆たちは信行を跡目として立たせようと企てていた。そんな一族衆に対して、信長は信秀の死を公表し、葬式を執り行うと宣言する! 国のため、民のため、信長の苛烈さが増す、第10巻!!
織田信長の幼少期から、亡くなるまでの一代期を、生き生きと描いてあります。うつけとカモフラージュをして尾張を守りながら着実に力を蓄え、仲間に信頼されるまでにいったのは、信長の人に愛される度量の広さと、物事に囚われない自由な心にありました。毎回その次はどうつながるのかと、楽しみに読んでいます。