あらすじ交通事故に遭い、突然の死を迎える桜子。その瞬間桜子は、いつか会った老人の姿を見、声を聞く。「予知夢を見る者は魂が彷徨う事になる」「不幸の連鎖が成立した」老人の姿は髪の長い頃の自分の姿となり、桜子はその中に吸い込まれる。夢の女は、予知夢の力であり、運命でもあった。
昌幸さんが少しずつゆずに心を開いて、ラブラブになっていく様子が読んでいてとても楽しい。悪夢のせいでゆずに冷たい態度をとってしまっていた昌幸さんですが、それは悪夢から逃げていたということなのでしょうね。ゆずの真っ直さと強さが昌幸さんを動かし、悪夢に立ち向かわせていきます。 ゆずが大人しそうな外見に反してぐいぐいと引っ張っていく行動派なところが、繊細な昌幸さんにはぴったりなんだと思います。ラブラブになってからの昌幸さんは大変あまーいです。このギャップにドキドキ。 そして悪夢の中で昌幸さんを殺す女はゆずなのか、別人なのか、悪夢が現実となるのか、そうしたミステリーの要素が入っているところも、この漫画の面白さです。